写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達332 「 ハコ釜万歳! 広島更新色のロクヨンセンを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

東の方では久方ぶりに列車番号の頭に

「召」が付く臨時列車が運転されましたが、

その陰では総合車両製作所から出場した

東急2020系の甲種を原色化まもない

EF65 2065号機が牽引という、

素晴らしいネタ日でございました。

 

その一方でこちら、関西は著名撮影地である

長岡京ー山崎の某所に高いフェンスが

設けられ、撮影地が突然ひとつ

無くなるという悲劇に見舞われております。

 

撮影地の確保は重要でございますが、

公道からの撮影の場合、

撮影させていただいている、という

気持ちで謙虚に行動しなければ地元の方への

迷惑となり、悪評から撮影地が物理的に

潰されるという事にもなりかねません。

 

良識のある行動を取らねば、と改めて自身を

見直す機会となりました。

 

 

さて、今回は前回記事の最後で思わせぶりな

事?を書き込んでおきながら何ですが、

本来の予定を急遽変更致しまして、

本日撮影したネタを記事とさせていただきます。

 

JR化以降に製造された機関車は

そのデザインが車種に関わらず台形の様な

形状でございますが、国鉄時代に製造され、

今なお活躍する機関車は長方形の

箱型をしております。

 

この箱型機関車のシルエットが私は

とても好きでして、事ある毎に

記事としてネタにさせていただいております。

 

そんなハコ釜のひとつに、愛知機関区に

集中配置されているEF64 1000番台という

機関車がございます。

 

いわゆるロクヨンセン、と呼ぶ釜でございます。

 

関西で愛知機関区所属のEF64 1000を

撮影するとなると、伯備線運用の

送り込みとして設定されている

8864レ、8865レの2スジしかございません。

 

このうち、復路となる8864レは

吹田貨物(タ)を17:57に発車する為、

日暮れの早い今の時期では沿線での

撮影は厳しくなります。

 

ですので、日のある時間帯に走る往路の8865レが、

唯一撮影可能なスジ、という事になります。

 

 

前置きが長くなりましたが、そんな8865レに本日は2両しかない

広島更新色をまとう1046号機が充当されましたので、

喜び勇んでの撮影をと、沿線へ出向いて参りました。

 

 

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2017-11-28 8865列車  京都貨物ー向日町(操)

 

いつもであれば桂川橋梁から狙うのですが、本日足を運びますと

ピーカンのお天気ですが、どうもトップライト気味に感じました。

 

以前に比べ、日の傾きが変わっている様に感じます。

 

そこで、河岸を変えて下津林の築堤から狙う事と致しました。

 

それでも微妙にサイドが弱く、

折角の広島更新色が強調出来ておりませんね。

 

 

本日はコキ100、101が計6両、付いてやってきております。

 

 

 

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2017-11-28 281系HA609編成  京都貨物ー向日町(操)

 

練習電に撮影した281系でしたが、シャッターの切り位置には

ご覧の様に、架線柱の影が見事正中線に入ってしまいます。

 

練習撮影しておいて良かった~、と胸を撫で下ろしながら立ち位置を変更、

恐らく影が入らない位置へと移動いたします。

 

 

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2017-11-28 223系W24編成  向日町(操)ー京都貨物

 

この回送線は本線と並走する単線でございまして、

反対側からも列車がやって参ります。

 

これを後打ちすれば、次の立ち位置での影が把握できるのです。

 

 

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2017-11-28 223系W24編成  向日町(操)ー京都貨物(後打ち)

 

という訳で、この位置だと影が入らない事が判りましたので、

無事に表題を撮影する事が出来ました。

 

 

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2017-11-28 コキ101-9  京都貨物ー向日町(操)

 

今回8865レでやってきたコキは、

車票によると30日の配給列車で吹田を発って

南陽へ向かう事が判りました。

 

空車回送だそうです。

 

 

やはりハコ釜の風情は素敵でございます。

 

これからも機会ある毎に出向き、狙って参りたく思っております。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!