写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1236列車 「 甲70+71 JR北海道H100形気動車(16-27)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 
 
甲種輸送が世間の皆様に知れ渡る事態となりました
今朝のワイドショー。
 
それも良い意味では無く、悪い印象を与える事となり
一部の撮り鉄さん方は
ひりついていらっしゃる様でございます。
 
結果的には何をどう言い訳してみた所で、今の
情勢下であれだけの人がホーム上で
カメラを構えた事が覆る訳では無い為、撮影者を
叩くのではなく、他人の振り見て我が振り直せと
ばかりに今後に活かしていければ良いと考えます。
 
今回の件により、近い将来において撮り鉄への門戸は
広く開かれている割に、ネタの撮影者が減少すると
いう事態が懸念されます。
 
今は雑誌やwebで容易に取得出来るネタスジも
統制されてやがては入手出来るのが一部の凄い方と
その取り巻きに限定されていくのでは無いか、と
考えるのでございます。
 
この一件で最も割を食ったのが
JR貨物と東日本ですからね…
 
 
さて、今回の更新は首都圏のフィーバーとは無縁な
本日実施されました関西発の甲種輸送につきまして
撮影致しましたご報告をさせていただきます。
 
量産先行車が導入された際には2両でございました
JR北海道のH100形ですが、今回は一挙12両が
投入される事となりました。
 
釜込み13両という久々の長い編成となる本日の
甲種輸送を、さて何処で撮影するかと会社で思案して
おりますと急な仕事が舞い込みました。
 
慌てて処理を行い、取り敢えず手近な線路そばへ
駆け付けましたらば本番の10分前…
 
結局はいつもの場所にていつもの構図を組む事と
なってしまいました。
 
駆けつけられただけマシでございましょう。
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520192950j:plain

2020-05-20 8561列車
両運転台の車両がズラリと12両も連なります
H100形の甲種輸送を牽引しますのは、お馴染み
富山の赤い稲妻、EF510-2でございます。
 
壮観でございますね。
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520193433j:plain

2020-05-20 223系V54編成他12両

現着してすぐに撮影しておりました練習電。


 この時は曇りながらも陽が射していい具合の露出が
期待できそうだったのですが、このすぐ後に再び
陽射しはかき消えてしまいました。
 
お天気ばかりはどうしようもございませんが
本番でこの陽射しがあればなぁ…
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520193720j:plain

2020-05-20 8561列車

表題を引いた構図でもう一度。


本番では陽射しが思う様に得られませんので
ISOを上げて絞りを開放し、露出を確保しております。
 
お陰で何とか格好がついたかな、とは思いますが。
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520194037j:plain

2020-05-20 8561列車
恐らく甲種輸送の時くらいしか実現しないでしょう
EF510とH100形のコラボ。
 
北海道内でもJR貨物は列車を走らせておりますが
道内ではEF510は走れませんからコレっきりとなる
杭合わせでございます。
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520194302j:plain

2020-05-20 8561列車
オマケ。
 
今回の落成から2次ロットの製造となりました
H100形。
 
およそ60両という数の製造が為されるそうで
ございますので、今後も長ーい編成の甲種輸送
目に出来るのかも知れません。
 
 

f:id:kyouhisiho2008:20200520194530j:plain

2020-05-20 3095列車
今回の〆。
 
8561レを撮影後すぐに後ろからやって来ます定期の
貨物列車、3095レ。
 
この列車は甲種輸送のお尻を突く様に走って来ますが
向日町でしばらく運転停車をする為に、その間に
8561レは京都貨物へ退避します。
 
偶然ながら、日付と同じ釜番号のEF510-20が
牽引に当たりましたので今回の〆に採用して
結びとさせていただきます。
 
 
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!