この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
誰!?
あなた、車、売る?
お布団のシーツを裸で身体に巻いて
ワタクシだけではない筈でございます。
こんな事を申してもピンと来る方は
関西人以外にはいらっしゃらないでしょうね。
関西でもローカルCMは多く、はなてん中古車
センターのちょっとHな雰囲気や関西電気保安協会の
節回しなど、アクの強い内容が多い特徴があります。
また、CMの数秒だけ流れるメロディを作曲する
手腕に優れたキダタロー氏の存在も欠かせません。
一度聴いたら忘れない、という訳では無いのですが
繰り返し耳にするとすんなり馴染むローカルCMの
メロディには、不思議と魅力を感じます。
そんな関西ローカルCMにおいて、もう存在しない
サンダスケート、という施設のCMがございました。
大きぃな空へ~♪と流れる歌に合わせて屋外リンクで
大勢の客が滑っている光景が映されるのですが
最後に施設名を特徴的なメロディーで歌い上げます。
「サァンダァスケェエト~♪」という節回しで
子供の頃の私はサンダースケートという施設だと
勘違いしておりました。
随分とカッコいい名前だ、と思っておりますと
親から訂正されて初めてサンダ、という
地名である事を知ったのでございます。
さて、今回の更新は本日撮影しておりました
甲種輸送につきましてのご報告でございます。
秋晴れの夕暮れ、咲き誇るコスモスに見送られ
EF65 2096に牽引された6500形の第1編成が
関西を後に致します。
昨日の甲種輸送と配給をお御所ブロガー氏や
親しい鉄仲間氏がここで撮影されていらっしゃり
その画像がTwitterに投稿されておりました。
予想では、その画像を見た鉄さんがきっと
ここへ大挙して集まり、賑わうに違いないと
ワタクシも便乗してみた次第でございます。
練習電でございます。
本番の10分ほど前、ギラリの位置を
確認する為に撮影しておりました。
この画像では2,3両目辺りに反射が来ております。
という事はこの構図で引き付ければ6500形の
特徴であります側面の青いラインが
消えないだろうと、構図を組んでおりました。
表題の一つ前のコマでございます。
丁度コスモスが咲き誇る時期になり
裏調子のいつもの立ち位置からコスモスを
絡める位置へ変えましての撮影でございました。
恐らく11月に入りますとこのスジ、山影に陽が沈み
露出が取れなくなってしまいます。
この日だからこそのコスモス絡み、という
季節限定なネタ撮影が出来ました。
オマケショットその1。
釜と6500形の連結面を中心にしたスナップ撮影で
甲種輸送っぽさを演出してみたのですが、出来は
中途半端でございますね。
この場所は普段の甲種輸送ですと
精々ワタクシと数名といった程度でございます。
今までもコスモスと絡めた撮影をしておりますが
人が集まる、という程の事はございません。
ですが、この日は前日に大御所ブロガー氏と
ビッグネーム氏がこぞってネットへアップされ
その知名度と写真の素敵な具合を見た方々が
引き寄せられるだろうと予想しておりました。
結果、物凄い鉄さんの数でございます。
それでも関東の主要撮影地等に比べれば
知れているのですが、ずらりと並んだ鉄さん達が
壮観でございました。
次の甲種輸送はもう少し早い時間帯ですから
ここももっと賑わうのかも知れませんね。
オマケショットその2。
都営地下鉄三田線に導入されます新形式として
近畿車両で落成致しました6500形。
事前に得られました近畿車輌での製造風景では
前面の特徴的なブラックフェイスが判るのですが
甲種輸送では側面の一部にまで養生が為されまして
全くその素顔を伺う事が出来ません。
今後はこの編成が各種試験に供されてデータを取り
2022年度に営業運転へ導入されるのだそうでして
その頃に量産車が相次いで落成するのでしょう。
所で、この6500形が登場するまで、ワタクシは
都営三田線をさんだ線だと思っておりました。
サンダスケートの例からも、関西では三田と書いて
さんだ、と読むのが当たり前だったのでございます。
よもや、みた線であろうとは夢にも思わず
お仲間との会話で得意げにさんだ線の新車が~と
話していた数日前の自分の後頭部を
ハリセンで叩きたい、そんな気分でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!