写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1402列車 「 キハ120-11の網干出場配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

変節、心変わり、と申しますと余り良いイメージは

湧かずに、信用の無い身勝手な印象を与えます。

 

ですので、女心と秋の空、と申します慣用句は

女性に対して失礼な物言いの様にも思えます。

 

女性の皆さんが実際には容易に変節される

訳では無く、また男性でも変節に抵抗の無い

人物がいるのも知っておりますのでそもそも

女心、という物言いがアカンのでしょうね。

 

秋の空の様に目まぐるしく状況が変わる様を

現すのであれば、山の手線車両と秋の空とか

流行らない料理屋の味と秋の空なんていう

言い方ではダメでしょうかね。

 

 

さて、今回の更新は先週の撮影となります

配給列車につきましてのご報告となります。

 

この日は西武40000系甲種輸送を撮影する予定で

ございまして、その前に配給もあるで、と教えて

いただいたので2本立てで撮影を敢行致しました。

 

その成果がコチラ、まさに奇跡の晴れカットとなる

有り難い撮影でございました。

 

 

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2020-10-30 配8732列車

DD51 1192が牽引するキハ120-11の出場配給を

狙いました。

 

直前まで雲の影に沈んでいたのですが、通過する

その寸前にサーッと雲が引きましてまるで舞台の

スポットライトの様に列車へ陽が当たりました。

 

背景は勿論、エキセンで構える鉄さん方までも

未だ影の中という、中々無い絵面が見られます

機会となったのでございます。 

 

 

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2020-10-30 223系J7編成

現着して最初に仕留めましたのは223系の普電で

この時はまだ全景が雲の影にありました。

 

ですのでそれなりに対応した露出での撮影となり

何だか垢抜けない出来栄えになっております。

 

6連のJ編成なんかは新快速運用に就きませんので

急電帯では無く、E233の国府津車みたく湘南帯を

巻いても面白いのにな、と最近は思います。

 

ちょっと見てみたくないですか?

湘南帯の223系とか。

 

 

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2020-10-30 4071列車

北陸方面へ向かう定期の貨物列車、この日は

EF510-15が先頭に立ちました。

 

本番の少し前、この釜の通過時は雲が一刻

引きまして晴れ間の中での撮影でございました。

 

ですが通過後にすぐ小振りな雲の群れが押し寄せ

状況は目まぐるしく変わります。

 

晴れなら晴、曇るなら曇りとはっきりすれば

露出を固定しておけるのですが、クルクルと変化する

状況では中々決められません。

 

そこで意を決して晴れに賭けて露出を固定、

本番に備える事に致しました。 

 

定刻となり、イオンストレートのはるか遠くに

DD51の明るいヘッドライトが見えます。

 

まだ、雲の影は抜けず辺りは暗いまま。

 

このままでは露出設定が暗すぎて写りが悪く

まともな写真になりません。

 

判断に迷いますが、ここでふと空を見上げますと

雲が丁度抜けようとしておりました。

 

 

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2020-10-30 配8732列車

今回の〆。

 

撮り鉄の神様を信じてここは晴れ設定のまま

ファインダーを睨んでカメラを構えますと、列車の

到来に合わせて影がササーッと引いていきます。

 

よっしゃ、勝利や!と心中でガッツポーズを拵えつつ

シャッターを押し込み撮影を決める事が出来ました。

 

実は今回撮影しましたDD51 1192は随分と久しぶりに

出会いました釜でございます。

 

この夏はずっと1183や1193といった釜が相手になり

1192の撮影機会に恵まれなかったのでございます。

 

ですので久々の1192との再会を、こんな形で

決められたのがとても嬉しく、有り難い撮影だと

感じる次第でございます。

 

 

株価にしろお天気にしろ、ころころと

変わる状況はほんまに困るなぁ、と撮影を通じて

体感する今日この頃でございます(笑)

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!