この列車へご乗車いただき、
ありがとうございます。
8075レを白鳥信号場で仕留め、さぁ帰宅を
しようと車へ戻ってふと思い出しました。
電車で来たお仲間氏は徒歩で駅まで戻るの
辛いのではなかろうか、と。
そこで、氏に連絡して関西まで一緒に
乗って行くか?と尋ねますと、この後は
名古屋へ向かうので最寄り駅まで乗せて
欲しい、との旨でございました。
最寄り駅はワタクシの帰宅と逆方向では
ありますが、大した距離でもありませんし
ノブリスオブリージュの精神(笑)で、
小汚いマイカーへ乗っていただきました。
で、最寄りの永和駅に着きました折に
ここで上りの凸貨物が撮影出来るのでは!
という事に思い至ります。
行きがけの駄賃的な撮影にはなりますが
凸撮影に来て凸を逃すのは癪なので、
駅撮り上等で仕留めよう、と二人で永和の
ホームへお邪魔する事となりました。
最初に撮影致しましたのは、この日の
日付けネタとなります211系、しかも
レアな国鉄時代に製造された編成を仕留め
ラッキーな気分となりました。
光線的にも構図的にも厳しい撮影では
ありますが、今では大変希少な存在となる
東海の国鉄車でございます。
贅沢は申せません…
続きましては名古屋へ向かう4連の普電を
仕留めました。
最早この時間には太陽も鈴鹿山脈の
向こうへと消え、昼と夜の狭間の時間が
永和駅を包み込んでおります。
刻一刻と明るさが損なわれ、撮影に要する
SSが下がって参ります。
早く来て〜、と凸の来訪を待ち侘びながら
試し打ちをして露出設定を思案する、
そんな状況でございました。
来た!
DD51 857の牽引でお目当ての貨物列車が
永和駅の待避線へ滑り込んで参りました。
駅の灯りも乏しく暗い露出で、釜の
足回りさえ碌に見えない様な仕上がりでは
ございますが、黄昏カットが最末期の
DD51を強く印象づけられました。
オマケ。
引いた構図でも、と欲を掻きましたが
残念、おブレ様となりました…
2084レは永和駅にて旅客列車を退避する為
停車するのですが、停止位置がホームから
飛び出した先にあるので入線シーンしか
撮影出来ません。
もう少しSSを下げて明るさを確保すべき
だったと後悔するものの、それで決めの
コマがブレますと意味がありません。
ここは痛し痒しな所でございますね。
これにて
関西本線で凸を狙う1日の行程が全て終了
致しまして、氏と別れ関西へと戻る事と
なりました。
氏を永和駅まで送らなければ多分、撮影は
しなかったであろう2084レをこうして
仕留められましたのは、正に情けは他人の
為ならず、を地で行く結果でございます。
ご同道いただきました氏に感謝申し上げ、
遠征の末尾と代えさせていただきます。
あ、氏にいつぞやのエロくないエロ小説を
お褒めいただき、大変嬉しく感じました事
併せて記させていただきます。
第二弾、いずれやりますね。
いずれ、ですよ?
それでは、この列車へご乗車いただき
ありがとうございました!