この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
4月に入りましてお仕事が一層ハードな
状況となってしまい、継続した鉄活が
出来るかどうかの瀬戸際ってな具合に
なって参りました。
今まで、日中に抜けてのチョイ鉄では
その分皆が帰った後に一人残って残業を
していたのでございますが、他の従業員も
残業し始めましたのでございます。
これでは抜けた分の穴埋めは早朝出勤でしか
賄う事が出来ません。
貴重な朝練の時間まで削られる事となり
5日も美味しそうなネタへの参戦が
ふいになってしまいました。
その分、これは!というネタにだけは
参戦させていただこうと思い、鋭意
業務に励むのでございます。
さて、今回の更新は本日撮影して参りました
DD200の甲種輸送につきましてのご報告で
ございます。
15両目となります今回はお天気が
芳しくなく、お陽さまの姿が見えません。
そこで、晴れれば逆光となる構図で
仕留めるべくホームグラウンドへと
出掛けてみました。
関西で自走する姿を撮影する機会が
無くなってしまいましたロクヨンセン、
EF64 1026が初めて本線を走る事となる
DD200-15のエスコートを務めます。
現在、川重ではまだ製造中のDD200が
3両も確認されております。
そろそろ世間様も飽きてきたのか、参戦者は
少ない様で調子踏切での撮影者もワタクシを
含めて僅か3名でございました。
本番前の練習電には北陸へ向かう
特急の姿を捉えております。
この練習電で露出の具合を見て
カメラの設定を確実なものと
するのでございます。
心持ちオーバー気味でございますので
設定を修正して本番に挑みます。
ですが今回、本番を迎えるにあたって
少々の懸念がございました。
それは何か、と申しますと
ここ調子踏切でダイヤ改正後に甲種を
撮影するのはお初でございまして
被られやしないか、との懸念が拭えません。
実は本日、従来のダイヤから遅スジへ変わり
ひょっとして対向の列車に撮影が
妨げられるかも知れない…と
不安だったのでございます。
本番のファーストショットは日の丸から。
定刻となり、踏切が鳴動します。
上り列車、つまりは甲種輸送を指す
矢印が踏切に表示されますが、直後に
下りの表示も点灯しました!
ほぼ同時の矢印点灯という事で
居合わせました一同の顔から血の気が
引いていきます。
これはモロ被りでは?との不安を
抱いたまま、前方から来る甲種を見つめ
被らぬように低速で来い、と願います。
願いが通じたのか、下り列車は外側を
特急が、内側を普電が並走して
通過し、まだ遠くの位置で甲種と
離合を果たします。
助かった…と安堵の息を吐きながら
祝砲の様な気分でシャッターを切ったのが
この日の丸カットでございました。
表題の一つ前のコマでございます。
線路脇の羽子板がロクヨンセンに掛かるので
このコマは次点落ちと致しました。
微々たる違いの様にも思うのですが
牽引機は出来るだけスッキリと見せたい
コダワリなのでございます。
このあと、表題を撮影してすぐに踏切の
バーへと駆け寄ります。
2両編成ですので、後打ちまでの時間が
短く忙しい撮影でございます。
久しぶりにベスト構図で後打ちを仕留めました。
とは申しましても、現在ここは工事の最中で
線路脇にロープが張られ資材が置かれて些か
煩い足元となります。
この辺のゴチャついた感があるのも、ここに
撮影者が少なかった理由なのかもしれません。
ワタクシはあまり気にしませんが。
オマケ。
例年ですと今時分から桜が咲き綻ぶ
所でございますが、今年はいつになく
開花が早く、既に葉桜の様相を呈して
しまいました。
そんな桜の樹と、奥に見える菜の花を
添えてオマケに後打ちをもう一写して
この日の撮影を終えております。
おかげで本日も残業を抱えてしまい
更新が少し遅くなってしましました。
お待ちいただきました読者の皆様には
伏してお詫びを申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!