この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
鉄道の写真を撮影して何が楽しいのか?
撮り鉄の皆様それぞれに答えがあるでしょう。
ワタクシにも、勿論その答えがございます。
一つは、自身の思い描く絵を写し撮る楽しさ。
一つは数年、数十年後に見返す記録としての
楽しさ。
更には撮影を介して出会い、育まれる鉄仲間の
皆様との絆。
そうしたものが沿線へと駆り立てます。
さて、今回の更新は安治川口からやって来ます
レール輸送/配給についてのご報告となります。
またかよ、と呆れ気味な皆様が
多数いらっしゃる事かと拝察致しますが
ワタクシ、このレール関連の列車が大好きで
普段はこんなのばかり撮影しておりまして…
この日は梅小路配給を中心に据えまして
撮影に挑んでおりました。
カツカツ構図となりました、主題の配給は
トワ釜、EF65 1124が牽引しております。
トワイライト客車も無くなり、大サロの牽引も
しない割にこの塗装を堅持する意味が丸で
解らないのですが、何故か全検後もトワ釜の
まんまで活躍しております。
この日は定尺チキ6両を率いて、京都貨物から
向日町へ向かいました。
表題でトワ釜が牽引したチキは、安治川口から
京都貨物までは貨物列車として輸送されます。
押桃のEF210-310が軽やかに牽引して行く姿を
記録しておりました。
この撮影がこの日のスタートでございまして
1182レの撮影後に桂川橋梁へ移動して
配給の撮影に備えます。
レールを運び終え、単機になって吹田へ戻る
EF210-310も仕留めておりました。
この当時はまだダイヤ改正の前でしたから
レールを輸送する列車の番号も1182レと
1881レで表記しております。
改正後は定期列車から予定臨へ格下げ?となり
8182レ、8183レへ番号も変遷致しました。
オマケ。
表題の撮影後は後打ちを狙い、オマケとして
添えております。
レールを積んだチキを連ねて牽引する
イロモノ機関車の後ろ姿は、注目を浴びずに
裏方へ従事する直向きさを感じさせます。
工臨と申しますと注目を集める事もありますが
こうした裏稼業な地味列車には意外と誰も
目を向けず、撮影も一人でまったりな機会が
多いのでございます。
でも偶には大サロの先頭に立ち、
なんちゃって正調編成を見てみたい様にも
思う所でございます。
5年ほど前に婚活列車で牽引して以来、
大サロの牽引からは外れておりますからねぇ…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!