写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1763列車 「 甲132 東京メトロ17000系(17188f)の甲種輸送を狙う」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

夕飯の準備をしながらふと、手が

空きましたのでついでに浴槽も洗って

おこう、と思い付きました。


お鍋に火をかけて煮込むだけの簡単な

作業でございます。


空いた時間を有効活用すべく、マルチ

タスクだぜぇなんて思いながら浴槽を

洗い終え、シャワーで洗剤を流すべく

蛇口を開けます。

 

その際に、ズボンのポッケから車の

鍵が元気よくまろび出まして、それを

拾う為にシャワーヘッドを床へ置いて

しまいました。


ウチのシャワーヘッドは陽気で激しい

ダンサーでございまして、気を抜いて

手を離すと突然踊り始めるのを、つい

忘れておりまして…


この時もやはり勢いよく踊り出して、

ワタクシ頭からお湯を引っ被り

ずぶ濡れになってしまいました。


アホな事してんなぁ、と我ながら

呆れつつ着替えました所で、あ!と

思い出したのでございます。


夕飯の準備中だった事に。


お鍋に火をかけていた事に!!


そんな訳で今夜の夕飯はマクドになり

子供達が大変喜んでおります…



さて、今回の更新は近畿車輛から

落成致しました17000系の8本目を

撮影致しましたご報告でございます。



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2021-10-29 9866列車

EF65 2138に牽引されて関西を離れる

東京メトロ17000系を、夕闇迫る中

辛うじて仕留められました。 


機次位の17188号車は斜陽を受けて

側面がギラリ眩しく輝いております。


ですが、広角構図ですからチラリと

顔の様子も伺えまして、凛々しくも

愛らしい吊り目とエビ茶色のオデコで

形式も判別可能でございます。

 

編成後方は山影が迫りくるものの

ギリギリで編成端も影から抜けます

撮影が叶いました。


いやいや、ほんま今回はヒヤヒヤと

させられます攻防となりました。

 

 

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2021-10-29 683系6両+3両

現着して早速の練習電には、北陸へと

かっ飛んで行きます特急を狙います。 


この時点では、まだ陽も少しは余裕が

ありましたので懸念はすれども心配は

無用な撮影でございました。


少し間を置きまして、本番前最後の

列車線を走る練習電がやって来ます。



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2021-10-29 223系4両+8両

甲種輸送スジの直前に来ます新快速で

いつも構図や露出の最終確認を行い

不備がないかを洗い出します。 


この列車では、既に10両目の半ばまで

影落ち被害が発生しているのが判り

懸念は焦りへと変化致しました。


やべ、列車が遅延とかしたらケツが

影に食われるやん…と。


そんな折に調子踏切から、踏切の鳴る

音が聞こえて参りました。


よし、列車が来る!と、カメラを

構えて息を飲みつつ待ちます。



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2021-10-29 321系7両

このスジではよく甲種と並走して来る

緩行線の普電が通過致します。


あれ、甲種は?


既に定刻を過ぎ、しかしながら未だ

列車のやって来る気配もありません。


か、影やばいって…早よ来てぇな…と

祈る様に待っての本番となりました。



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2021-10-29 17000系17088号車

オマケ。


毎度の最後尾、特検票の貼られた窓を

意識して狙いましたコマをオマケに

据えておきます。

 

結局、列車は7分弱の遅延で通過して

巻頭コマの、辛うじて仕留める事が

出来たという感じになりました。 


この撮影後僅か2分程で、山影は辺りを

覆いましたので恐らく次のこのスジは

もう陽が沈んだ後となりましょう。


今月最後の甲種撮影でございましたが

今年最後の陽が当たる近車落成甲種を

撮影出来た、という事にもなります。



これからの3ヶ月程は、夕方撮影が

非常に厳しいシーズンとなります。


失敗の無い様、気を引き締めた撮影に

取り組まねばなりません。


出来るかなぁ…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!