この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日は徹頭徹尾非鉄な一日と
なりましたワタクシ。
つまり、シキの返却も撮影には参戦が
叶いませんでした…
ちょっと抱えていた難題が片付いた為
明日こそは何がしかの鉄活がしたいと
模索する夜でございます。
さて、今回の更新は特大貨物輸送を
狙いましたご報告の後編となります。
安治川口で発車前の特大貨物を撮影し
移動致しました我々一行、その目的は
こちらでございました。
DE10 1743がシキ801を牽引しまして
吹貨タから京都貨物へ向かう列車を
停車中に長時間露光にて狙いました。
余命幾ばくも無いDE10、ひょっとして
これが最後の臨貨牽引となるのか、と
いう事でこの夜の大本命として狙う為
吹貨タへやって参りました。
停止位置からシキ801には架線柱が
掛かりますが、何とか編成も抜けての
撮影が叶い大満足でございます。
では、このコマへ至るまでの経緯を
少し時を巻き戻しましてご報告を続け
させていただきます。
安治川口で長時間露光での撮影を終え
その際、西九条で撮影待ちをされます
撮り鉄さんに話しかけられました。
シキが速い速度で通過するから撮影が
難しい、と仰る氏に対しワタクシは
速度が遅いと思う旨をご説明しまして
余裕シャクシャクでございました。
また、氏が撮影されたであろう陸送や
地下鉄などの写真を見せていただき
待ち時間も退屈せずに済みました。
その後、にせ京都人氏と東淀川駅へ
布陣し直します。
寒かったので、居合わせた鉄さんと
3人でコーンスープを飲みながら暖を
取りつつの撮影でございました。
本番前の練習レとして東タへ向かう
Mc250-5が先頭に立つSRCを
仕留めました。
先月もここで骨状態なSRCを狙って
おりましたが、今回は肉付きの素な
姿でございます。
ギリギリ構図に収まる際どい撮影では
ありますが、なぁに撮れればそれで
勝ちなのじゃよ。と自身を無理矢理
納得させておきます。
お次は本番。
止まるか否かの勝負でございます。
予想以上の速度で眼前を過ぎ去ります
EF210-331牽引の特大貨物輸送。
もう1コマくらい撮影出来るかと余裕を
咬ましておりましたが、このコマしか
撮れませんでした。
西九条の氏に調子こいた事を吹き込み
今更ながらに反省でございます。
それでもケツ打ちは逃さず狙います。
吹貨タへ向け、闇夜を駆け抜けて行く
シキ801を見送りまして我々も移動を
開始致します。
居合わせた鉄氏にお別れし、駅から
外へ出て車に戻り一路吹田へ。
吹貨の停車位置を勘違いして、つい
西側出発線へ行ってしまい何も無い
西出発線を見て呆然とするワタクシへ
冷静なにせ京都人氏からツッコミが。
慌てて東出発線へ向かいまして構図を
組むべく線路傍へ向かいますが、
そこへJRのヘルメットを被る男性が
近づいて来ました。
え、撮影ダメよ、とか怒られるの！？
とビビりましたが、どうやら映像制作
の会社の方だそうでインタビューを
申し込まれました。
今回の〆。
巻頭コマから少し露出を下げてみた
最後の撮影でございます。
狙い通りに編成が抜けまして、大変
良き撮影となりました。
撮影後のインタビューではシキ撮影へ
挑む期待と、撮影後のシキの印象に
ついて応答したのですが…
ワタクシはお仕事柄、何本かテレビに
出演させていただいておりまして
俳優の辰巳琢郎氏とも共演した経験が
ございます。
そんな過去映像を観た友人からとある
指摘を受けまして。
その指摘と申しますのが…
緊張してるんやろうけど、ポヤシって
インタビューに答える時は何故か関東
イントネーションで話すのな、と。
この夜も、やはり収録後になって
自身が関東イントネーションだった
事に思い至り、汗顔甚だしい夜と
なりました。
インタビューは何回受けても慣れない
ワタクシでございます…
因みに何の映像なのかは秘密だそうで
もしかしたら皆様がご覧の番組に
ワタクシや、にせ京都人氏が出演を
果たす事になるやも知れません。
関東イントネーションで話すオッサン
が映りましたら、それは緊張し切った
ワタクシかも知れませんね…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
