写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2294列車 「 桜×定尺チキ!鷹取工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

機関車、いわゆる釜が好きなワタクシ

でございますが、中でも内燃機関

有するDLに殊更魅力を感じます。

 

ELよりもゴツゴツした外観や排気煙を

噴く姿、エンジンを唸らせる迫力に

幼少期から惹かれておりました。

 

内燃機関、と申しますと先ごろJR西が

水素を使用した燃料電池車両の導入を

検討する、というニュースが

流れました。

 

JR東は実証実験中、東海も実用化へ

研究を始めている中の事。

 

2030年代に車両更新のピークを迎える

西のキハ達が、今後の成果次第では

電池車へ代わっていく事になるので

しょうか。

 

内燃機関を有する車両、というのも

やがてはSLみたいな動態保存などの

対象となるのかもしれませんね。

 

 

さて、今回の更新は桜舞い散り始めた

頃に撮影しておりました、工臨

つきましてのご報告となります。

 

この日は日曜。

 

お昼前にワタクシの縄張り付近を走る

工臨がある、と教えていただきまして

ショバへと向かいました。

 

未だ桜の花が残ります時期でしたから

花と絡めての撮影を企図致します。

 

 

2023-04-02 工9393列車

背後に桜を背負わせDD51 1192が牽く

鷹取工臨を狙う構図を組みました。

 

雲が薄く陽を覆う空模様でしたので

ピーカンだと側面黒潰れとなります

このショバへ布陣致しました。

 

それでも多少は影が出てますね。

 

 

2023-04-02 221系B3編成

待ち時間の間に撮影しました普電は

改正後も東海道・山陽の運用に就く

221系B編成でございます。

 

裏山崎と呼ばれますこの構図では長い

編成の方が格好つくのですが、待つ間

には適当な列車が来ませんでした。

 

その代わりと申しましょうか、黒くて

ゴツいバイクに跨るお兄ちゃんが傍に

来ていきなり、あ!難波さん。と声を

ワタクシへ掛けて来ました。

 

誰かしら?と訝しんでおりますと

ヘルメットを取ったお兄ちゃんは2年程

前まで調子でよく会っていた鉄さん。

 

当時は高校生だった彼もいつの間にか

ゴツいバイクを駆る大学生として

成長されていらっしゃいました。

 

何処で工臨を撮ろうかと、バイクで

流していたらワタクシを見つけたのだ

そうでございます。

 

近況を伺いながら若い方の活躍を

羨ましく思っておりますと、アッと

いう間に時間が過ぎて工臨到来の時刻

となりました。

 

 

2023-04-02 工9393列車

挨拶ショットは左手に菜の花も交えて

カーブに差し掛かる列車を狙います。

 

実はこの時、ワタクシの背中を悪寒に

似た嫌な気配がよぎりまして。

 

慌ててレンズを引きながら想定よりも

奥の方へ構図を組み直し、巻頭コマを

撮影致しました。

 

 

2023-04-02 工9393列車

巻頭コマから引きながらの連写でもう

一度仕留めます。

 

凸が腹をいい感じに晒してくれる角度

となり、積載されたレールもよく見え

狙い通りのコマとなりました。

 

が。

 

本命はもうちょい引きの構図だったの

ですけれど、背後から無慈悲な特急が

テポドンみたいな速度で迫り…

 

 

2023-04-02 683系…

被られてしまいました。

 

慈悲は無い、と言わんばかりの見事な

被りっぷりでございます。

 

あーあ。

 

 

2023-04-02 工9393列車

今回の〆。

 

ケツ打ち構図にも桜を配しまして

執念く狙ってみました。

 

本来狙いたかった構図こそ残念な結果

とはなりましたが、桜×定尺チキを

仕留める課題は何とかクリア出来たと

思っております。

 

この撮影を終えまして久々の再会と

なりましたお兄ちゃんと別れ、一人で

昼食タイムと相成りました。

 

山崎で撮影した後のお昼、と申します

とやはりアレでございましょう。

 

 

2023-04-02    唐揚げ定食

 

オマケ。

 

セットのミニうどんを華麗にカレーへ

変更致しましての、お馴染みカラ定で

打ち上げでございます。

 

白米は随分と小盛りに見えますが実際

に小盛りでございます。

 

が、おかわりし放題でございますから

お腹が膨らみ過ぎてヤバい!という

寸前まで白米を詰め込ませていただき

ました。

 

唐揚げは外側がカリカリで中身は大変

ジューシーでございます。

 

しかも下味がしっかり出ておりまして

一口食べればご飯一杯が余裕で入る

美味さとなります。

 

もうね、この唐揚げ定食を食べずして

山崎での撮影は出来ませんわ。

 

そんな訳でお腹を満たしまして午前の

鉄活を終えました。

 

さぁ、お次は午後の部でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!