写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2359列車 「 キハ120-12の亀山配給を狙う 2023・5月 熊さんジョイントツアーその4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

拙ブログの被写体は普段ワタクシが撮りたいと

思う列車を撮影しております。

 

当たり前でございますね。

 

では、撮りたいとは思わない列車もあるのか?

そう問われますと、当然ながらハイと答えて

しまいます。

 

興味が湧かない、或いは薄い列車は中々撮影の

対象とはなりません。

 

無理矢理に撮りたく無い被写体を狙っても

気が乗らなければコマの無駄打ちとなります。

 

ですが、ブログやSNSを通して鉄仲間の皆様が

撮影された被写体を見ている内に、興味が湧き

いつの間にか熱心に狙う被写体となる、そんな

経験もまた数多く体験させていただきました。

 

今回ジョイント致しました熊のブロガー氏も

また、ワタクシにとってそんな得難い仲間の

一人なのでございます。

 

氏の日々の投稿を拝見しておりますと、GWに

訪問したばかりの東紀州へまた行きたくなって

くるので、閲覧には覚悟が必要でございます。

 

 

さて、今回の更新はキハ120-12が亀山へと

戻ります配給列車を狙いましたご報告と

なっております。

 

熊さん氏と調子踏切へ来ました目的は、此方で

ございまして時間潰しを兼ねた貨物の撮影を

終え、裏調子に向かいました。

 

配給列車は短編成かつ、光線を側面に当てたい

思惑がございまして裏の方へ回わってみたので

ございます。

 

午後の調子踏切は上り構図がド逆光ですし

サントリーバックな構図の西谷踏切だと保線用

の細いタイローが張られております。

 

他に好みの構図で仕留められる手近なショバも

ございませんし、お馴染みではありますが

裏調子へやって参りました。

 

その代わりに巻頭コマは趣向を変えまして

こんな感じで始めさせていただきます。

 

 

2023-05-21 配8732列車

オマケ。

 

網干から牽引したトワ釜PFよりキハ120-12を

引き継ぎ、ミハソから亀山までエスコートする

いいクイーンことDD51 1191。

 

その横ッ面を狙っての撮影でございます。

 

キハ120も切れてしまいましたが凸に牽かれる

姿が確認出来ますので、配給列車だと判るかと

存じます。

 

 

何故にこのコマから記事を始めたのか、それは

最後に判明する事となりましょう。

 

いえすみません、大した理由じゃ無いです…

 

 

2023-05-21 配8732列車

挨拶ショットは望遠で、という訳で先ずは

列車を視認出来る位置に構図を組んで撮影開始

となりました。

 

川の袂に一人、撮影者が布陣されていますが

気にせず掲載致します。

 

ここまで望遠ですと後姿な事もあり、人物の

特定は無理でしょう。

 

 

2023-05-21 配8732列車

続いて、焦点距離はそのままに構図をずらして

編成を抜いてみます。

 

キハに影落ちが酷いわ足回りに柵が掛かるわ、

サンダバのカメオ出演があるわ、と散々な成果

なのですが…

 

これもまた記事を賑やかにする為のコマですし

ヨシ!としておきました。

 

本命はこの次でございます。

 

 

2023-05-21 配8732列車

レンズを引いて素早く構図を合わせてピントを

置き直し、撮影致しました決めのコマ。

 

満足いく撮影でございます。

 

ほんの数秒、サンダバが遅ければこのコマで

裏被り案件となる所でございました。

 

これはきっと、ご一緒した熊さん氏の功徳が

発揮されたのに違いありますまい。

 

氏に感謝でございます!

 

 

この後は惰性で、オマケとなる巻頭コマを切り

振り向きましてケツを狙います。

 

トワ釜PFの際には75レにブロックされた為に

今回お初となりますキハ120-12のケツ打ち。

 

 

2023-05-21 配8732列車

今回の〆。

 

こちらも無事に撮影する事が出来ました。

 

亀山車の紫帯、紫顔がしっかり拝めましたケツ

撮影を終えましてホクホク気分でございます。

 

ここまでご同道となりましたサロン熊野路氏は

撮影をこれで終え、帰路へ向けて南進すると

いう事でございます。

 

またお会いしましょう!と別れの挨拶を交わし

走り去る氏を見送りました。

 

あっさりした別れの様に書いておりますが、

実際にあっさりしております。

 

50ガラミのオッサンが手を取り合い見つめ合う

涙ながらの離別シーンなんぞ、周囲は勿論我々

当人同士も望んではおりませんからねぇ。

 

 

明けて翌日。

 

この日はKE65の甲種輸送を目当てに佃踏切へ

布陣致しましたが、お目当ては遅延。

 

待っている間に向こうから見慣れた赤い車両が

接近してきました。

 

アレはDD51!しかもクイーンじゃないか!

 

 

2023-05-22 単8735列車

真なるオマケ。

 

前日にキハ120-12を亀山に届けた釜の返却と

なります単機回送に遭遇致しました。

 

本番撮影の前で広角ズームを付けていた為に

この様な、オマケ感が満載となります構図での

撮影でございました。

 

今更ですが、右上の看板をもっと構図に

入れ込めば面白い写真になっていたかも知れず

撮影後に地団駄を踏んでおります。

 

 

ワタクシも今年で撮り鉄に復帰してはや7年、

気がつけば多くの鉄仲間に恵まれた環境と

なりました。

 

願わくば、爺さんとなっても皆様と共に撮影を

楽しみ、親交を深めたいものでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!