この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
拙ブログの被写体は普段ワタクシが撮りたいと
思う列車を撮影しております。
当たり前でございますね。
では、撮りたいとは思わない列車もあるのか?
そう問われますと、当然ながらハイと答えて
しまいます。
興味が湧かない、或いは薄い列車は中々撮影の
対象とはなりません。
無理矢理に撮りたく無い被写体を狙っても
気が乗らなければコマの無駄打ちとなります。
ですが、ブログやSNSを通して鉄仲間の皆様が
撮影された被写体を見ている内に、興味が湧き
いつの間にか熱心に狙う被写体となる、そんな
経験もまた数多く体験させていただきました。
今回ジョイント致しました熊のブロガー氏も
また、ワタクシにとってそんな得難い仲間の
一人なのでございます。
氏の日々の投稿を拝見しておりますと、GWに
訪問したばかりの東紀州へまた行きたくなって
くるので、閲覧には覚悟が必要でございます。
さて、今回の更新はキハ120-12が亀山へと
戻ります配給列車を狙いましたご報告と
なっております。
熊さん氏と調子踏切へ来ました目的は、此方で
ございまして時間潰しを兼ねた貨物の撮影を
終え、裏調子に向かいました。
配給列車は短編成かつ、光線を側面に当てたい
思惑がございまして裏の方へ回わってみたので
ございます。
午後の調子踏切は上り構図がド逆光ですし
サントリーバックな構図の西谷踏切だと保線用
の細いタイローが張られております。
他に好みの構図で仕留められる手近なショバも
ございませんし、お馴染みではありますが
裏調子へやって参りました。
その代わりに巻頭コマは趣向を変えまして
こんな感じで始めさせていただきます。
オマケ。
網干から牽引したトワ釜PFよりキハ120-12を
引き継ぎ、ミハソから亀山までエスコートする
いいクイーンことDD51 1191。
その横ッ面を狙っての撮影でございます。
キハ120も切れてしまいましたが凸に牽かれる
姿が確認出来ますので、配給列車だと判るかと
存じます。
何故にこのコマから記事を始めたのか、それは
最後に判明する事となりましょう。
いえすみません、大した理由じゃ無いです…
挨拶ショットは望遠で、という訳で先ずは
列車を視認出来る位置に構図を組んで撮影開始
となりました。
川の袂に一人、撮影者が布陣されていますが
気にせず掲載致します。
ここまで望遠ですと後姿な事もあり、人物の
特定は無理でしょう。
続いて、焦点距離はそのままに構図をずらして
編成を抜いてみます。
キハに影落ちが酷いわ足回りに柵が掛かるわ、
サンダバのカメオ出演があるわ、と散々な成果
なのですが…
これもまた記事を賑やかにする為のコマですし
ヨシ!としておきました。
本命はこの次でございます。
レンズを引いて素早く構図を合わせてピントを
置き直し、撮影致しました決めのコマ。
満足いく撮影でございます。
ほんの数秒、サンダバが遅ければこのコマで
裏被り案件となる所でございました。
これはきっと、ご一緒した熊さん氏の功徳が
発揮されたのに違いありますまい。
氏に感謝でございます!
この後は惰性で、オマケとなる巻頭コマを切り
振り向きましてケツを狙います。
トワ釜PFの際には75レにブロックされた為に
今回お初となりますキハ120-12のケツ打ち。
今回の〆。
こちらも無事に撮影する事が出来ました。
亀山車の紫帯、紫顔がしっかり拝めましたケツ
撮影を終えましてホクホク気分でございます。
ここまでご同道となりましたサロン熊野路氏は
撮影をこれで終え、帰路へ向けて南進すると
いう事でございます。
またお会いしましょう!と別れの挨拶を交わし
走り去る氏を見送りました。
あっさりした別れの様に書いておりますが、
実際にあっさりしております。
50ガラミのオッサンが手を取り合い見つめ合う
涙ながらの離別シーンなんぞ、周囲は勿論我々
当人同士も望んではおりませんからねぇ。
明けて翌日。
この日はKE65の甲種輸送を目当てに佃踏切へ
布陣致しましたが、お目当ては遅延。
待っている間に向こうから見慣れた赤い車両が
接近してきました。
アレはDD51!しかもクイーンじゃないか!
真なるオマケ。
前日にキハ120-12を亀山に届けた釜の返却と
なります単機回送に遭遇致しました。
本番撮影の前で広角ズームを付けていた為に
この様な、オマケ感が満載となります構図での
撮影でございました。
今更ですが、右上の看板をもっと構図に
入れ込めば面白い写真になっていたかも知れず
撮影後に地団駄を踏んでおります。
ワタクシも今年で撮り鉄に復帰してはや7年、
気がつけば多くの鉄仲間に恵まれた環境と
なりました。
願わくば、爺さんとなっても皆様と共に撮影を
楽しみ、親交を深めたいものでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!