写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2429列車 「 甲55 都営地下鉄12-600形(12-851f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

うれしート、なるサービスが開始される旨の

アナウンスがありましたJR西日本

 

大阪と奈良を結ぶ路線を走る221系の1両を

のれんで間仕切りして有料座席とする内容は

良いのですが…

 

無改造なただの座席、という点が何ともケチな

仕様に思えてしまいます。

 

京阪のプレミアムカー程の気合いがあれば

課金してみようか、という気にもなりますが

流石に無改造で課金はちょっと…

 

せめてAシートばりのサービスにならんかった

ものかなぁ、と思えてなりません。

 

着座料金が50円くらいなら考えなくも無いと

思いますが、車両をのれんで仕切っただけで

座席はそのままなのに、料金は300円必要と

いう話なのだそうでございます。

 

大鉄局のケチくさい伝統を匂わす発表に、肩が

ガクンと下がる気分でございます。

 

所でこの、うれしート。

 

ネーミングはさておき、我々は実際

大回り乗車でも利用が可能なのでしょうかね。

 

10月からサービス開始と伺いますうれしート。

 

利用が芳しく無くガラガラ車内なわびしートに

ならない様にと願います。

 

 

さて、今回の更新は25日に、川車から出場を

果たした都営地下鉄12-600形の甲種輸送

つきましての撮影報告でございます。

 

前日の5085レには、次位無動でPFが付き

情報力の弱いワタクシでもピンと来る事が

出来ました。

 

甲種輸送大好きな身の上としましてはこれを

逃す訳には参りません。

 

サクサクッとお仕事を調整しもって翌日の昼に

中抜けするチャンスを捻出しておきました。

 

 

2023-08-25 9866列車

まさかのドン曇りで暗い露出の中を走り去る

EF65 2065牽引の12-600形でございます。

 

気が逸ってしまい、パンタを架線柱に引っ掛け

没になるコマでございますが、見せコマとして

巻頭に据えさせていただきました。

 

今年度一発目の甲種が3月の12-831fでクリプレ

2101が牽引、第二弾の12-841fはカラシが牽引

でございました。

 

そして今回は2065の登板と、12-600形は

何かしら釜運が強そうでございますね。

 

 

今月の甲種輸送、ワタクシが参戦するのはこの

都営12-600で最後となります。

 

そんな思い入れのある最終ネタでございます。

 

どうせなら晴れカット!と考えていたのですが

蓋を開けてみますと…

 

 

2023-08-25 5070列車

おどろおどろしい暗雲が頭上に立ち込めます

裏調子を、満載のコンテナを誇らしげに牽く

EF210-167でございます。

 

黒雲を強調すべく、露出を落として

撮影致しました。

 

ショバへ向かう道中はこんな雲などまるで嘘

みたいに晴れ渡り、車の窓へ痛い程の陽光が

射し込んでおりました。

 

ならば、という訳でウキウキ気分で晴れショバ

としてこちらへ布陣したのですが、現着して

ビックリ。

 

めっちゃ低い位置に雲が垂れ込み夕闇も斯くや

という暗さとなりました。

 

え、さっきまでこんな雲無かったやん!?と

思いながらも、状況が変わる訳ではありません

から諦めてカメラの設定を弄ります。

 

もっと光を〜…と臨終のゲーテみたいな台詞が

心中に響きますが、実際にはゴロゴロゴロンと

遠雷が辺りに轟き渡りました。

 

 

2023-08-25 9866列車

定刻。

 

甲種輸送が姿を見せてくれましたので、毎度の

ご挨拶として遠目から一コマ切ります。

 

ですが暗い上に被写体が銀地ですから、車種が

全くもって判別つきません。

 

PFは釜番も読めるのに。

 

 

2023-08-25 9866列車

続きましてはレンズを引き戻し、おやつコマで

保険を掛けます、が。

 

う、裏被りやんけー!

 

まさかのサンダバがダバダバして来まして

愕然と致します。

 

でもシャッター切らねば、と覚悟を決めて

撮影致しました。

 

2023-08-25 9866列車

今回の〆。

 

そんでもって決めコマでございますコチラ。

 

弱視男性として知られますワタクシは、カメラ

のファインダーから覗く被写体と裏被りした

サンダバの見分けが付かないまんま構図を決め

撮影しておりました。

 

結果的には無事に撮影出来ましたが、心中では

ケツを切ったのか!?と焦っておりました。

 

弱視男性の辛い所でございます…

 

弱視と申しますれば。

 

身長同様に視力が極端に低いワタクシ。

 

普段からメガネを愛用しておりますが、運転中

汗が目に入って来ますと車を停めてメガネを

外し、汗を拭います。

 

外したメガネはダッシュボード上に置くのです

が、汗を拭い去りメガネをかけ直すと

 

熱っつい!

 

メガネの蔓に熱が集積し、危うく火傷しそうな

熱さとなっておりました。

 

弱視男性の辛い所でございます…

 

 

裏調子では親しいお仲間さんと終始ご一緒して

いただき、楽しく過ごさせていただきました。

 

この場をお借りして御礼申し上げます。

 

いやしかし…

雨に見舞われる事なく撮影出来ましたのは

幸いだったと思います。

 

暑いのも大概にして欲しいのですが、積乱雲の

活発な躍動にも辟易させられる夏の撮影で

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!