写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2445列車 「 御坊工臨の返空をエロ光で狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

月曜と申しますのは大変に憂鬱でございます。

 

お休みが週に一度しかない、ワタクシみたいな

勤労奴隷にとりましてはこれからの6日間が

果てなく続く長い登り坂みたいに思えて、つい

気分が滅入ってしまいます。

 

退勤時間を迎え、お仕事から一旦は離脱しても

明朝には再びここへ来て働いている訳です。

 

やってられませんね…

 

 

さて、今回の更新は働く意欲が減退してしまう

今日この頃なワタクシの気分転換としまして

エロ光に輝くDD51工臨を眺め元気になろう

と目論見ました記事でございます。

 

時は7月下旬。

 

早朝に工臨返空があるやで、と教えていただき

我らが聖地・調子踏切へ向かいました。

 

 

2023-07-27 工8896列車

DD51 1192が牽引します、御坊工臨返空

高度の低い早朝の光線に車体を輝かせる中で

仕留める事が出来ました。

 

いわゆるエロ光でございます。

 

ええ露光、が語源ともエロ本グラビアの様な

オレンジ光線が由来とも言われますエロ光。

 

判然としないその理由はさておき、工臨返空

エロ光で撮影出来る機会は意外にも乏しく

限られた季節の限られた天候により初めて

成り立つのでございます。

 

 

2023-07-27 工8896列車

撮影の開始となりますのは、遠方に赤い車体が

見えた所からでございます。

 

踏切が鳴り出し、遮断棒が下がって暫くあと。

 

カーブを曲がってDD51の姿が見えて来ますと

気分がグッと高揚致します。

 

歓談していた周囲の鉄仲間さんも静かになり

一様にファインダーを覗きながら、その時を

みじろぎせずに待つのでございます。

 

そして。

 

 

2023-07-27 工8896列車

決めのコマでございます。

 

切り位置に列車がやって来た瞬間シャッターを

押込み、エロ光な工臨返空を仕留める事が

叶いました。

 

御坊工臨、と記載せねばそれと判らぬ編成は

在り来りな定尺チキ2両でございますが

聖地でご来光を浴びる姿は神々しくもあり

大変嬉しい成果となりました。

 

 

2023-07-27 工8896列車

オマケ。

 

勿体無い精神を発揮して、後姿も撮影しちゃう

ワタクシでございます。

 

定位置となるこのポジションからですとご覧の

様に、構図右側に架線柱が鎮座まします残念な

結果となります。

 

故にこのコマは

あくまでもオマケでございます。

 

 

2023-07-27 56列車

今回の〆。

 

太陽がすっかり昇りきりました日中には吹田の

EF210-350が牽く56レを狙っておりました。

 

工臨返空を撮影した立ち位置と同じ場所にての

撮影でございますが、陽が昇ってからですと

早朝とはまた異なる表情を見せます聖地。

 

普段は中々ワタクシに撮影機会が無い、56レを

この日は病院受診に託けて狙ってみました。

 

 

お仕事で草臥れた夕べ。

 

撮影した自身の成果を眺め、明日への活力に

なるのでございます。

 

はぁ、お仕事行きたくねぇ…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!