この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
月曜と申しますのは大変に憂鬱でございます。
お休みが週に一度しかない、ワタクシみたいな
勤労奴隷にとりましてはこれからの6日間が
果てなく続く長い登り坂みたいに思えて、つい
気分が滅入ってしまいます。
退勤時間を迎え、お仕事から一旦は離脱しても
明朝には再びここへ来て働いている訳です。
やってられませんね…
さて、今回の更新は働く意欲が減退してしまう
今日この頃なワタクシの気分転換としまして
と目論見ました記事でございます。
時は7月下旬。
我らが聖地・調子踏切へ向かいました。
高度の低い早朝の光線に車体を輝かせる中で
仕留める事が出来ました。
いわゆるエロ光でございます。
ええ露光、が語源ともエロ本グラビアの様な
オレンジ光線が由来とも言われますエロ光。
エロ光で撮影出来る機会は意外にも乏しく
限られた季節の限られた天候により初めて
成り立つのでございます。
撮影の開始となりますのは、遠方に赤い車体が
見えた所からでございます。
踏切が鳴り出し、遮断棒が下がって暫くあと。
カーブを曲がってDD51の姿が見えて来ますと
気分がグッと高揚致します。
歓談していた周囲の鉄仲間さんも静かになり
一様にファインダーを覗きながら、その時を
みじろぎせずに待つのでございます。
そして。
決めのコマでございます。
切り位置に列車がやって来た瞬間シャッターを
叶いました。
御坊工臨、と記載せねばそれと判らぬ編成は
在り来りな定尺チキ2両でございますが
聖地でご来光を浴びる姿は神々しくもあり
大変嬉しい成果となりました。
オマケ。
勿体無い精神を発揮して、後姿も撮影しちゃう
ワタクシでございます。
定位置となるこのポジションからですとご覧の
様に、構図右側に架線柱が鎮座まします残念な
結果となります。
故にこのコマは
あくまでもオマケでございます。
今回の〆。
太陽がすっかり昇りきりました日中には吹田の
EF210-350が牽く56レを狙っておりました。
撮影でございますが、陽が昇ってからですと
早朝とはまた異なる表情を見せます聖地。
普段は中々ワタクシに撮影機会が無い、56レを
この日は病院受診に託けて狙ってみました。
お仕事で草臥れた夕べ。
撮影した自身の成果を眺め、明日への活力に
なるのでございます。
はぁ、お仕事行きたくねぇ…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!