写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2629列車 「 多度津のヌシ?DE10 1095を狙う 2024・2月 ロイヤル撮影吶ゲ機遠征その9 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

TSEが見られますよ。

 

ロイヤルを撮影すべく布陣致しましたショバで

歓談しておりました折、競馬氏からそんな話が

出て来ました。

 

何でもJR四国多度津工場構内で保存されて

おります2000系試作気動車、通称TSEと既に

除籍されているDE10が、塀越しに見られる

かもという話でございます。

 

ロイヤル撮影の行程を終え、帰り道でちょっと

寄れば見られるかも知れませんがどうします?

 

という競馬氏からのご提案にワタクシと盟友

ブログ友氏は飛びつきまして、オマケツアーが

始まったのでございます。

 

題して、

覗き見!多度津工場こっそり訪問ツアー。

 

ツアー費用は0円でございますが、高ーい塀を

パスしなければなりませんので身長が2m以上

無ければいけません。

 

 

2024-02-23 DE10 1095+2000系TSE

右下に塀が写りますが、TSEと連結された四国

釜のDE10 1095を拝む事が出来ました。

 

2023年2月にはまだ稼働していたDE10 1139を

撮影しておりましたので、これで今回と合わせ

最後の四国DE10を2両、撮影する事が

叶いました。

 

 

   2024-02-23    多度津工場の動輪

 

多度津工場へ向かう道すがら、入口にはSLの

動輪をオブジェとした工場看板がありました。

 

競馬氏が気を利かせて下さり助手席から一コマ

記念に撮影致します。

 

ここから車を走らせて工場敷地を回り込み

先ずは離れた位置からDE10及びTSEとのご対面

となりました。

 

 

2024-02-23 DE10 1095+2000系TSE

サイド構図からだと編成?撮影が出来ました。

 

DE10 1095もですが、拙ブログでは2000系の

試作車両であるTSEも初の撮影でございます。

 

振り子式の気動車は従来だと、エンジンの回転

が振り子を邪魔してしまい気動車への採用は

困難だったそうでございます。

 

それを富士重工が1989年に考案した方式で

世界初の振り子式気動車が誕生、その車両こそ

2000系TSEなのでございます。

 

TSEのTはトランス、従来の在り方を超越した

存在を意味しております。

 

因みに、残りのSEは四国エクスプレスの

イニシャルなのでございます。

 

決して撮り鉄のスケベなエロ親父、の頭文字

ではありませんよ?

 

 

2024-02-23 多度津工場構内を覗く

巻頭コマを撮影する為に敷地外縁を回り込むと

奥にはスイッチャーと連結したキハ54の姿も。

 

ただ、このスイッチャーとキハ54との間には

何やら気になる存在がございました。

 

確認すべく望遠を伸ばしてみます。

 

 

2024-02-23  入換機+ヒ600形+キハ54形

あら、ヒ600形じゃないですかー!!

 

ワタクシは宇高連絡船に乗船する際に見て以来

の再会となる、控車の姿がそこにありました。

 

かつて、宇高連絡船青函連絡船で車両を航送

する際に釜が船に入らなくても入換が可能な

様にと大量に居たヒ600形、その最終車にして

最後の稼働車ヒ852でございます。

 

控車ヒ600形は連絡船の廃止と共にほぼ全車が

廃車解体され、現存するのは連絡船に関する

博物館に収蔵された数両と、多度津工場構内で

稼働するこの1両のみでございます。

 

双頭連結器に改造され構内入換でDCやECを

スイッチャーと共に運搬する余生ですが、再び

その姿を目にする事が出来ましたのも嬉しく

競馬氏には感謝でございました。

 

 

多度津工場覗き見ツアーはこれで終了し、我々

一行は関西へ向かって車を走らせる事に。

 

いよいよ遠征も最後となりますが、その前に

適当な所で腹拵えをする事となりました。

 

ならばちょっと寄り道を、という話に

なりまして。

 

 

2024-02-23 75列車

この旅の〆。

 

EF65 2080が牽引する高松へ向かう定期貨物を

停車中に狙います。

 

釜の停止位置は駅からの照明が届かないので

手持ち低速SSではこれが限界。

 

夜間撮影をする事になるとは思っておらず

準備不足な残念撮影でございますが、この旅で

初の貨物列車撮影ですから一コマ切っておこう

と思いました。

 

 

撮影後は国道2号へ合流しまして前年も2月に

お仲間の鉄追人氏の案内でお邪魔致しました

こちらへ。

 

腹拵え兼打ち上げでございます。

 

 

  2024-02-23    昨年に続き2度目の…

 

20時を回っておりましたので、田舎の店だと

閉店しているのではないか?という懸念もあり

競馬氏から不安な声が聞こえましたが大丈夫。

 

実は2月の山口・広島弾丸遠征の帰り道でこの

お店が22時を過ぎても開いていた事は確認して

おりました。

 

ですので安心して訪問致しましたが、店内で

従業員の元お姉さんに聞いてみましたらば

このお店、24h営業なのだそうでございます。

 

天下の幹線道路沿いにあるだけあって、便利な

お店の模様でございますね。

 

 

    2024-02-23    ホルモン定食

 

名物はホルモンうどんなのですが、ワタクシは

昼飯に讃岐うどんをいただいておりましたので

流石にうどんは外したくて今回はご覧の内容で

オーダー致しました。

 

定食と謳うだけはあり、白米とオマケ的な汁が

セットされております。

 

やよい軒や松の屋で白米お代わりフリーな食事

に慣れてしまうと、ご飯が1杯だけというのは

お腹に寂しい所でございますが、昼飯が未だに

胃袋を占拠していましたのでこれでOK。

 

コスパ高い夕食を楽しみながら、歓談に耽って

遠征の〆とさせていただきました。

 

最後になりましたが、

お付き合いいただきました盟友ブログ友氏と

長駆の運転をして下さいました競馬氏には

心より感謝を申し上げます。

 

 

来年もロイヤル四国クルーズが施行、という

話も中の人から聞こえております。

 

ワタクシが参戦するか否かは未知数で

ございますが、機会がありましたらば皆さんと

また旅に出たいなぁと思う夜でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!