この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
TSEが見られますよ。
ロイヤルを撮影すべく布陣致しましたショバで
歓談しておりました折、競馬氏からそんな話が
出て来ました。
おります2000系試作気動車、通称TSEと既に
除籍されているDE10が、塀越しに見られる
かもという話でございます。
ロイヤル撮影の行程を終え、帰り道でちょっと
寄れば見られるかも知れませんがどうします?
という競馬氏からのご提案にワタクシと盟友
ブログ友氏は飛びつきまして、オマケツアーが
始まったのでございます。
題して、
覗き見!多度津工場こっそり訪問ツアー。
ツアー費用は0円でございますが、高ーい塀を
パスしなければなりませんので身長が2m以上
無ければいけません。
右下に塀が写りますが、TSEと連結された四国
釜のDE10 1095を拝む事が出来ました。
2023年2月にはまだ稼働していたDE10 1139を
撮影しておりましたので、これで今回と合わせ
最後の四国DE10を2両、撮影する事が
叶いました。
2024-02-23 多度津工場の動輪
多度津工場へ向かう道すがら、入口にはSLの
動輪をオブジェとした工場看板がありました。
競馬氏が気を利かせて下さり助手席から一コマ
記念に撮影致します。
ここから車を走らせて工場敷地を回り込み
先ずは離れた位置からDE10及びTSEとのご対面
となりました。
サイド構図からだと編成?撮影が出来ました。
DE10 1095もですが、拙ブログでは2000系の
試作車両であるTSEも初の撮影でございます。
振り子式の気動車は従来だと、エンジンの回転
が振り子を邪魔してしまい気動車への採用は
困難だったそうでございます。
それを富士重工が1989年に考案した方式で
世界初の振り子式気動車が誕生、その車両こそ
2000系TSEなのでございます。
TSEのTはトランス、従来の在り方を超越した
存在を意味しております。
因みに、残りのSEは四国エクスプレスの
イニシャルなのでございます。
決して撮り鉄のスケベなエロ親父、の頭文字
ではありませんよ?
巻頭コマを撮影する為に敷地外縁を回り込むと
奥にはスイッチャーと連結したキハ54の姿も。
ただ、このスイッチャーとキハ54との間には
何やら気になる存在がございました。
確認すべく望遠を伸ばしてみます。
あら、ヒ600形じゃないですかー!!
ワタクシは宇高連絡船に乗船する際に見て以来
の再会となる、控車の姿がそこにありました。
する際に釜が船に入らなくても入換が可能な
様にと大量に居たヒ600形、その最終車にして
最後の稼働車ヒ852でございます。
控車ヒ600形は連絡船の廃止と共にほぼ全車が
廃車解体され、現存するのは連絡船に関する
博物館に収蔵された数両と、多度津工場構内で
稼働するこの1両のみでございます。
双頭連結器に改造され構内入換でDCやECを
スイッチャーと共に運搬する余生ですが、再び
その姿を目にする事が出来ましたのも嬉しく
競馬氏には感謝でございました。
多度津工場覗き見ツアーはこれで終了し、我々
一行は関西へ向かって車を走らせる事に。
いよいよ遠征も最後となりますが、その前に
適当な所で腹拵えをする事となりました。
ならばちょっと寄り道を、という話に
なりまして。
この旅の〆。
EF65 2080が牽引する高松へ向かう定期貨物を
停車中に狙います。
釜の停止位置は駅からの照明が届かないので
手持ち低速SSではこれが限界。
夜間撮影をする事になるとは思っておらず
準備不足な残念撮影でございますが、この旅で
初の貨物列車撮影ですから一コマ切っておこう
と思いました。
撮影後は国道2号へ合流しまして前年も2月に
お仲間の鉄追人氏の案内でお邪魔致しました
こちらへ。
腹拵え兼打ち上げでございます。
2024-02-23 昨年に続き2度目の…
20時を回っておりましたので、田舎の店だと
閉店しているのではないか?という懸念もあり
競馬氏から不安な声が聞こえましたが大丈夫。
実は2月の山口・広島弾丸遠征の帰り道でこの
お店が22時を過ぎても開いていた事は確認して
おりました。
ですので安心して訪問致しましたが、店内で
従業員の元お姉さんに聞いてみましたらば
このお店、24h営業なのだそうでございます。
天下の幹線道路沿いにあるだけあって、便利な
お店の模様でございますね。
2024-02-23 ホルモン定食
名物はホルモンうどんなのですが、ワタクシは
昼飯に讃岐うどんをいただいておりましたので
流石にうどんは外したくて今回はご覧の内容で
オーダー致しました。
定食と謳うだけはあり、白米とオマケ的な汁が
セットされております。
やよい軒や松の屋で白米お代わりフリーな食事
に慣れてしまうと、ご飯が1杯だけというのは
お腹に寂しい所でございますが、昼飯が未だに
胃袋を占拠していましたのでこれでOK。
コスパ高い夕食を楽しみながら、歓談に耽って
遠征の〆とさせていただきました。
最後になりましたが、
お付き合いいただきました盟友ブログ友氏と
長駆の運転をして下さいました競馬氏には
心より感謝を申し上げます。
来年もロイヤル四国クルーズが施行、という
話も中の人から聞こえております。
ワタクシが参戦するか否かは未知数で
ございますが、機会がありましたらば皆さんと
また旅に出たいなぁと思う夜でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!