この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
1127(いいニーナ)の日だそうでございます。
鉄にしか解らない語呂合わせなのですが、国宝機との
呼び声も高い我らのEF66 27が、先日のTX甲種に
引き続きネタ列車の先頭に立つ事となりました。
滋賀や岐阜などは生憎の曇天となりましたが
平日ながらも沿線の各所で、多くの撮影者が
繰り出していたそうでございます。
さて、今回の更新はそんな注目の列車となりました
シキ800形の展示返却となります回送を狙いました
ご報告となります。
前日の段階で国宝機ニーナ様が登板する事が確定し
何とか撮影したいと目論んでおりましたこの列車。
しかしながら京都貨物を出発するのが6時過ぎと
まだ暗い時間帯で、尚且つお仕事のスケジュール的に
仕事場へは8:40には着かなければなりません。
判断致しまして、陸橋からの俯瞰構図を組む事に
決め、撮影地へと向かいました。
所が、空は今にも降り出しそうな曇天模様で
露出も一向に上がりそうにありません。
陸橋の俯瞰構図は画角が狭く、相応のSSが無いと
私の腕では厳しいと感じました。
そんな折、脳内でフランスの某アントワネット嬢が
屈託無く囁きます。
「露出が無ければ流して撮ればいいじゃない」
なるほど、という訳で急遽構図を変更し、低速SSで
仕留める方向へとシフト致しました。
飾るに相応しい列車となりました9862レ。
7時前にもかかわらず尚暗い露出の中でしたが
辛うじてこの素敵な一瞬を記録する事が出来ました。
E261系の甲種では守山での刺客となりました
223系の普電を、練習電として狙います。
列車後方に見えます陸橋はこの撮影での
当初の目的地でございました。
列車に合わせてカメラを振りながら、ズームを
編成に合わせようと苦心致しました
ファーストショットですが、カツカツでございます。
表題の次のコマでございます。
釜に焦点を当てながらシャッターを
切ってしまいましたので、表題や
ファーストショットではシキがブレております。
が、このコマで何とかシキも止められました。
オマケ。
後打ちも狙います。
こちらはシキのお尻に意識が向きまして
釜がブレブレとなってしまいました。
私にとりましてシキ800形を撮影する最期の機会が
この様なシビアな条件となりましたのは些か残念な
気も致しますが、挑戦し甲斐のある撮影でした。
この撮影の後、急いで仕事場へと向かったのですが
高速のICへ着くまでに渋滞に巻き込まれ、15分の
遅刻をやらかしてしまいました…
昨日、父親の容態を記しました所、多くの皆様から
メールやSNSで温かなお言葉をいただきました。
とても心強く、感謝の気持ちで一杯でございます。
残念ながら父親は本日の午前中に息を引き取り
今しばらくは葬儀の手配などで小忙しくなります。
急な事だったとは申しましても、EF200や
シキ800形の様にしっかりとした形で父親との
お別れをする事が出来ましたので、胸を張って
私も役目を果たす所存でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!