写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1257列車 「 甲51 JR西日本 MTT(マルチプルタイタンパー)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

とうとう近畿も梅雨入りをしたのだそうで、空模様は

昨日と打って変わり愚図ついております。

 

明日の撮影は雨の中での参戦となりそうでございます。

 

 

さて、今回の更新は昨夜実施されました保線機械の

甲種輸送を撮影しておりますご報告となります。

 

3月に年度が替わる甲種輸送シーンですが、今年度は

早くも3件目となりますJR西のMTT甲種。

 

毎度ながら安治川口を発するスジでございまして

今回は行き先が天王寺となっておりました。

 

列車は安治川口→吹貨タ→天王寺のルートを

取るのですが、南海電鉄の甲種と同様、天王寺までの

事業免許が無いJR貨物では牽引が出来ませんので、

JR西に業務委託をしております。

 

つまり、吹貨タから天王寺までの区間DD51

牽引するという事で、今回も日付が変わって遅くまで

撮影する事となりました。

 

 

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2020-06-09 9590列車

安治川口から吹貨タまでの牽引はEF66 130が担当、

前回に引き続き鮫の登板となりました。

 

前回の3月下旬に実施されました西明石行きの

甲種輸送では、随分と撮影者が少なくてご一緒した

関東から来られたバリ鉄の方と首を傾げて

いたのですが、今回はそこそこ盛況でございます。

 

 

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2020-06-09 9590列車

引いた構図でもう一度。

 

夜の繁華街を颯爽と駆け抜けますのは

特殊な貨物列車でございます。

 

鉄軌道上を走るものの、車籍が無い為に

他の鉄道車両とは区別されます保線機械。

 

運行時には信号を閉塞して作業に当たる為、他の

鉄道車両と一緒に走る機会の無い、真の意味での

縁の下の力持ちな存在なのでございます。

 

 

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2020-06-09 9590列車

バックショットはブレてしまいました…

 

保線機械が鉄道車両に牽引されて線路上を

走る姿はオイソレとは見られない、レアなシーン

なのでございます。

 

と、ワタクシ一人、マニアックな貨物ネタに

興奮しておりました。

 

 

実は今回もここでの撮影前には安治川口へ向かい

出発前の列車を撮影しようと目論みました。

 

何気に安治川口までの電車賃って結構するので

こんな時でもないと行かないのでございます。

 

 

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2020-06-09 HD300-21+HD300-19

安治川口駅に着きますと、見慣れないザリガニが2匹

連なって停まっておりました。

 

どうやらここで入替え作業に活躍するHD300が

所属先の岡山へ戻る為に、交代要員として現れた

車輌と一緒に留置されている様子。

 

そのおかげでマルタイの姿はほとんど見えず

矢印の下辺りにチラッと黄色い姿が

見受けられる程度でございました。

 

 

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2020-06-09 2072列車

吹田貨物ターミナルへ到着するこの夜の

2072レには、全検上がりのピッカピカな車体を

輝かせた白桃が連結されておりました。

 

牽引機はEF210-103、次位無動にEF210-113が付く

お得な撮影となりました練習レ。

 

ここへは鮫の部を終えて次の部に参戦すべく

やって参りました。

 

安治川口からここまでは、毎回マルタイ甲種で

お会いします関東からいらした貨物バリ鉄さんと

歓談しながらの道中でしたが

ここからはピンでの鉄活でございます。

 

 

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2020-06-09 DD51 1191

 

世闇を切り裂く赤い車体、DD51が単機で

やって参りました。

 

元画像が小さいのでトリミングをかまし

見栄え良くしておりますがご了承ください。

 

見ておりますとこのDD51、吹貨西にてホイッスルを

鳴らしてゆっくりと動いている様子。

 

どうやらこの後の甲種輸送

この釜が担当する様でございます。

 

いよいよ日付が変わり、本番の時間が

やって参りました。

 

先日の配9321レでは凸の走行シーンを止められず

苦い思いをしたのですが、果たして今回は!?

 

 

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2020-06-10 9953列車

 

DD51 1191に牽引されて天王寺へと向かいます

マルタイ御一行さま。

 

ダミープラグが起動した際のシンジ君ばりに

止まれ止まれ止まれ止まれぇっ!と心中で叫びつつ

シャッターを切りました所、辛うじて納得のいく

撮影をする事が出来ました。

 

 

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2020-06-10 9953列車

今回の〆。

 

先頭部の側窓に特検票が貼付されていますのが

いかにも甲種輸送っぽいマルタイの後ろ姿。

 

凸に牽かれて天王寺を目指します。

 

 

今後は草木も眠る深夜帯にその姿を軌道上へ現して

タイ・タンパーを活かしたレールの矯正等に

活躍するのでございましょう。

 

こうして撮影しておりますと、車両だけでなく

MTTやBRなどの保線機械にも興味が出てきてしまいます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!