写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1264列車 「 短キヤの米原工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

梅雨の晴れ間なのでしょうか、快晴となりました日中

鋭い暑さには堪えますが湿気が少なくて過ごしやすい

一日となりました。

 

JR北海道旭川区に所属するキハ40形が1両、集客の

為なのでしょう、キハ400形として急行運用に

就いていたカラーリングにするというアナウンスが

なされております。

 

事前投票では魅力的な複数の案が提示され、どれに

決まっても楽しめそうだな、とは思っておりましたが

結果は無難な所に落ち着いた感じでございます。

 

 

さて、今回の更新は機関車を一掃し、工臨までも

気動車で賄いますJR東海の事業用車両を撮影して

参りましたご報告となっております。

 

この日は朝から広域で崩れましたお天気のお陰で

折角の撮影地も形無しな様相でございました。

 

それでも普段は見る機会の無い気動車工臨

撮影という事で再び大人の遠足を催行しまして

滋賀県岐阜県の狭間へと向かいました。

 

 

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2020-06-14 工9781D

以前に撮影した事のあります検測車キヤ95と

よく似た先頭部が黄色いチキの上に

ポン付けされたかの様な特異なデザイン。

 

4灯のライトを輝かせ、米原へ向けて定尺レールを

運搬するキヤ97形気動車を捉えました。

 

 

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2020-06-14 311系4連

315系の登場によって淘汰されます事が伝わります

古参の近郊型車両311系は、そのスタイルから

211系の正統後継者である事が伺えます。

 

JR東日本215系E217系E231系といった車両とは

異なり、自社調達ながら国鉄形車両を彷彿とさせる

シルエットと内装には、乗ってよし、撮ってよしな

東海の矜持を感じさせられました。

 

現着してまず狙いましたのがこの普電でして

夜は明けているものの雨が降り続き露出が得られず

暗い仕上がりなのが残念でございます。

 

続いてはあの釜がやって来ました。

 

 

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2020-06-14 1081列車

みんな大好きニーナ様!

 

晴れてさえいれば伊吹山をバックにして

半面光を受けたハンサムなお顔をバシィッと

撮影していたのですが…

 

 

この日はキヤ97形の短キヤ工臨があるという事で

親しい鉄仲間の御一行様で、有名な撮影地へ

遠足を実施致しました。

 

あわよくば短キヤの前に来るニーナも

ゲットしてやろうと意気込んで早めに現地へ

乗り込んだのですが、無慈悲なお天気によって

厳しい露出と背景に悩まされました。

 

 

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2020-06-14 1059列車

ニーナ様の後には岡山の桃太郎、EF210-129が

空コキの目立つカモレの先頭に立ちました。

 

ここでの定番構図で狙ってみましたが、雨と共に

我らを阻む分厚い雲が、空コキと相まって

写真のお寒い出来に拍車を掛けております。

 

そうして本番の時間になり、やって来ましたキヤを

撮影したものが今回の表題でございました。

 

 

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2020-06-14 工9781D

表題から引いた構図でもう一度。

 

今度は少しサイドに振ってみました。

 

このキヤ97形、口さがないファンの間では

ナマクビというあだ名が付けられておりまして

なるほどこの角度から見てみますと、運転台が

取って付けた様に見えて生首の様に見えるのも

頷けます。

 

 

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2020-06-14 キヤ97形R-4編成

後打ちも一応。

 

関西の定尺チキでもあまり見られない

2段積みフル積載状態でございました。

 

 

列車はこの後、途中駅にて長めの停車があり

もう一度撮影する機会を得るべく

追っかけを敢行致します。

 

途中駅にて停車するキヤを横目に、車を走らせ

目的地へ到着。

 

雨が相変わらず降り注ぐ状況ですので

構図も限られまして、悩まずにスタンバイ。

 

するとすぐに4灯のライトが見えてきました。

 

 

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2020-06-14 工9781D

今度は被り付き気味に組んだ構図で

米原を目指しかっ飛ばすキヤを捉えます。

 

我々関西の人間にとっては工臨と申しますと

釜がチキを牽く、速度制限85キロだったり

75キロだったりする列車なのですが、キヤ工臨だと

存外速度が速い印象でございます。

 

思わず出遅れてしまい、ここでは引いた構図がなく

次の後打ちがラストショットになりました。

 

 

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2020-06-14 キヤ97形R-4編成

今回の〆。

 

積載は申し分なく、撮影地もばっちり、でも

お天気だけが残念でございました。

 

ですが自然の為す事でございますから、

愚痴るのでは無く、いかなる状況でも

満足のいく成果を残せる様に精進せねば

なりませんね。

 

と、何年も拙ブログ記事内で同じ事を

申し上げている気もいたします…

 

進歩が無いのでございます(汗)

 

 

次は同じキヤ97でも骸骨の様な面構えの

ロンキヤを撮影してみたくなるのでございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!