この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
梅雨の晴れ間なのでしょうか、快晴となりました日中
鋭い暑さには堪えますが湿気が少なくて過ごしやすい
一日となりました。
為なのでしょう、キハ400形として急行運用に
就いていたカラーリングにするというアナウンスが
なされております。
事前投票では魅力的な複数の案が提示され、どれに
決まっても楽しめそうだな、とは思っておりましたが
結果は無難な所に落ち着いた感じでございます。
さて、今回の更新は機関車を一掃し、工臨までも
参りましたご報告となっております。
この日は朝から広域で崩れましたお天気のお陰で
折角の撮影地も形無しな様相でございました。
撮影という事で再び大人の遠足を催行しまして
以前に撮影した事のあります検測車キヤ95と
よく似た先頭部が黄色いチキの上に
ポン付けされたかの様な特異なデザイン。
4灯のライトを輝かせ、米原へ向けて定尺レールを
運搬するキヤ97形気動車を捉えました。
315系の登場によって淘汰されます事が伝わります
古参の近郊型車両311系は、そのスタイルから
211系の正統後継者である事が伺えます。
JR東日本の215系やE217系、E231系といった車両とは
異なり、自社調達ながら国鉄形車両を彷彿とさせる
シルエットと内装には、乗ってよし、撮ってよしな
東海の矜持を感じさせられました。
現着してまず狙いましたのがこの普電でして
夜は明けているものの雨が降り続き露出が得られず
暗い仕上がりなのが残念でございます。
続いてはあの釜がやって来ました。
みんな大好きニーナ様!
晴れてさえいれば伊吹山をバックにして
半面光を受けたハンサムなお顔をバシィッと
撮影していたのですが…
この日はキヤ97形の短キヤ工臨があるという事で
親しい鉄仲間の御一行様で、有名な撮影地へ
遠足を実施致しました。
あわよくば短キヤの前に来るニーナも
ゲットしてやろうと意気込んで早めに現地へ
乗り込んだのですが、無慈悲なお天気によって
厳しい露出と背景に悩まされました。
ニーナ様の後には岡山の桃太郎、EF210-129が
空コキの目立つカモレの先頭に立ちました。
ここでの定番構図で狙ってみましたが、雨と共に
我らを阻む分厚い雲が、空コキと相まって
写真のお寒い出来に拍車を掛けております。
そうして本番の時間になり、やって来ましたキヤを
撮影したものが今回の表題でございました。
表題から引いた構図でもう一度。
今度は少しサイドに振ってみました。
このキヤ97形、口さがないファンの間では
ナマクビというあだ名が付けられておりまして
なるほどこの角度から見てみますと、運転台が
取って付けた様に見えて生首の様に見えるのも
頷けます。
後打ちも一応。
関西の定尺チキでもあまり見られない
2段積みフル積載状態でございました。
列車はこの後、途中駅にて長めの停車があり
もう一度撮影する機会を得るべく
追っかけを敢行致します。
途中駅にて停車するキヤを横目に、車を走らせ
目的地へ到着。
雨が相変わらず降り注ぐ状況ですので
構図も限られまして、悩まずにスタンバイ。
するとすぐに4灯のライトが見えてきました。
今度は被り付き気味に組んだ構図で
米原を目指しかっ飛ばすキヤを捉えます。
我々関西の人間にとっては工臨と申しますと
釜がチキを牽く、速度制限85キロだったり
75キロだったりする列車なのですが、キヤ工臨だと
存外速度が速い印象でございます。
思わず出遅れてしまい、ここでは引いた構図がなく
次の後打ちがラストショットになりました。
今回の〆。
積載は申し分なく、撮影地もばっちり、でも
お天気だけが残念でございました。
ですが自然の為す事でございますから、
愚痴るのでは無く、いかなる状況でも
満足のいく成果を残せる様に精進せねば
なりませんね。
と、何年も拙ブログ記事内で同じ事を
申し上げている気もいたします…
進歩が無いのでございます(汗)
次は同じキヤ97でも骸骨の様な面構えの
ロンキヤを撮影してみたくなるのでございました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!