この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
初雪を観測致しました本日の関西。
昨日に比べて格段に冷え込みまして
これにはシベリア寒気団の皆さんも
さぞご満悦な事でしょう。
ワタクシも先週から準冬仕様の作業着に
切り替えておりましたが、いよいよ本格的な
冬支度の必要性を感じております。
去年みたいな暖かな冬がいいのですが…
さて、今回の更新は今月頭に撮影を
しておりました貨物の日常ネタからの
ご報告となっております。
この日は受診の空き時間に、普段から
走っていながらもワタクシには撮影機会が
乏しい定期列車を撮影しておりました。
そんな訳で表題はフクツーコンテナが
ずらりと並ぶ専用列車、56レでございます。
塗装更新後、いつの間にか側面にキャラが
入れられましたEF210-108が冬の朝、
柔らかな陽射しの中を駆け抜けます。
勢い余ってカツカツ構図ですが
枠内に何とか収まり胸を撫で下ろす一枚。
表題の撮影から遡る事30分ほど。
陽射しはまだ低く、ビール工場の影が編成に
掛かってしまう状況でございます。
もう少し時間が経つと、影も抜けるので
来る列車を取り敢えず撮影しながら
待つ事に致しました。
側面の帯が赤い、福知山車の287系が
やって来ました。
陽射しが和らぎ編成後端に掛かる影も
色が薄く目立たなくなりました。
次に陽射しが強くなった際には
影がほとんど抜けてくれました。
この後にやって来た56レを撮影してショバを
撤収し、受診に向かいます。
検査を受けてから結果を待ち、診察を受けて
身体の異常が無い事を確認してようやく
自由が戻って参りました。
今から線路傍へ向えば、まだ何か撮影が
出来そうだと思いまして再びショバへ。
現着致しますと、調子の親分氏が居られ
歓談と撮影を楽しませていただきました。
親分氏と並んで一緒に撮影致しましたのが
EF65 2086が牽引する5087レでございます。
編成中程のコンテナは影に沈むマンダーラな
光線ですが、釜の面には綺麗に陽が当たり
弧を描く列車を捉える事が出来ました。
この様な、当たり前な日常の記録も
走っていた当時の様に、やがては過去帳の
中でしか見られ無くなるのでしょう。
何もネタが無い、と思う前に
先ずは今、走っている列車の姿を記録する
楽しみに浸るのも大切な事だと、そう
感じる次第でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!