この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ままならない、という事は人生において
往々にしてございます。
エッロいAVとかを視聴し、賢者タイムが
訪れた時に限って彼女やカミさんが
誘って来たりとか。
やんわりと断ってもめっちゃ怪しまれて
浮気を疑われたりとかするのでございます。
そんなままならない事態は、毎日の様に
転がっております。
ままなる事の方が稀だとも思えます。
さて、今回の更新は本日撮影しております
甲種輸送につきましての
ご報告でございます。
川重から、愛知機関区へ向けて増備が進む
DD200が本日も落成し、甲種輸送で稲沢へ
運搬されております。
お仕事を調整し、午後に線路傍へと
駆けつけられる様にしておりました。
空は朝から愚図つきまして、これなら普段は
逆光となる撮影地へ布陣しよう、と思案。
第1のポイントは佃踏切だったのですが
悪寒がしましてそちらへ向かうのは辞めて
最近になって工事用のタイガーロープが
張られました調子踏切へ。
ロープがあるせいなのか、いつもは賑わう
ここが無人の貸し切り状態でございます。
悠々と構図を組んで本番を迎えました。
DD200の甲種輸送には初登板となります
てっきり3日に来阪したロクヨンセンが
担当するのかと思いましたが、鮫が充当とは
驚かされます。
以前にEF66 27が登板した事はありましたが
鮫は初の組み合わせで新鮮でございました。
EF210-146が先頭に立ちます定期の
貨物列車を本番に先んじて撮影しました。
コンテナはフル積載、編成中ほどには
カラフルな色合いのコンテナたちが載り
目にも楽しい列車となりました。
この時は未だ小雨がパラツつきドンヨリと
した空模様でございまして、その心算で
設定や構図を組んでおりました。
所が本番の10分くらい前から、雲が急に
散りまして青空は見えるは陽は射し込むは。
思いっきり逆光構図になってしまいました。
腕を組んで佇むお日様に向かって
「こんなのってないよ!」と声を荒げても
あの声でただ一言、「問題ない」と
返されるだけ。
曇り、と踏んでの布陣でしたのでこれは
悔しい光線の登場でございます。
お天気など人力でどうにかなるものでは
ございませんので仕方が無い所ですが
ままならないものだ、と思わずため息が
漏れてしまいました。
ショバを変えようかとも思いましたが
偶には逆光で狙ってみようと思い返して
そのまま通過を待つ事に致しました。
表題の一つ前のコマ。
串パンが躱しきれずに次点となりました。
思い返しますと、白い釜が赤い釜を牽引する
シーンは関西では早々お目に掛かれません。
DD200に限りますと、試作車の901号機が
組み合わせでございます。
あの時は更新色のPFが
牽引を担っておりましたっけ。
後打ちも狙います。
前を撮影するときは万全の構図で踏み台に
乗っておりましたが、後打ちは踏み台から
降りてポジションを変えます。
その為、足回りに工事用のロープが
掛かってしまいましたのが残念でした。
今回の〆。
この日は甲種輸送のすぐ後に
白帯が他の釜よりも太い点が特徴の
EF510-1がやって来ますので、少し居残って
〆の撮影もしておりました。
この撮影から少しすると、空は再び
雲に覆われ、雨が降りだす始末。
これを不運だった、と捉えるべきか
大雨にならずにラッキー、と思うべきか
受け取り方一つで人生はつまらなくも
楽しくもなる筈でございます。
ままならない事ばかりの人生ですが
それを楽しむ余裕だけは失わずに
過ごしていきたいものでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!