写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1525列車 「 甲4 JR貨物 DD200-13の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ままならない、という事は人生において

往々にしてございます。

 

エッロいAVとかを視聴し、賢者タイム

訪れた時に限って彼女やカミさんが

誘って来たりとか。

 

やんわりと断ってもめっちゃ怪しまれて

浮気を疑われたりとかするのでございます。

 

そんなままならない事態は、毎日の様に

転がっております。

 

ままなる事の方が稀だとも思えます。

 

 

さて、今回の更新は本日撮影しております

甲種輸送につきましての

ご報告でございます。

 

川重から、愛知機関区へ向けて増備が進む

DD200が本日も落成し、甲種輸送で稲沢へ

運搬されております。

 

お仕事を調整し、午後に線路傍へと

駆けつけられる様にしておりました。

 

空は朝から愚図つきまして、これなら普段は

逆光となる撮影地へ布陣しよう、と思案。

 

第1のポイントは佃踏切だったのですが

悪寒がしましてそちらへ向かうのは辞めて

最近になって工事用のタイガーロープが

張られました調子踏切へ。

 

ロープがあるせいなのか、いつもは賑わう

ここが無人の貸し切り状態でございます。

 

悠々と構図を組んで本番を迎えました。

 

 

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2021-03-05 9866列車

DD200の甲種輸送には初登板となります

EF66 115が牽引致しますこの日の甲種輸送

 

てっきり3日に来阪したロクヨンセンが

担当するのかと思いましたが、鮫が充当とは

驚かされます。

 

以前にEF66 27が登板した事はありましたが

鮫は初の組み合わせで新鮮でございました。

 

 

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2021-03-05 5070列車

EF210-146が先頭に立ちます定期の

貨物列車を本番に先んじて撮影しました。

 

コンテナはフル積載、編成中ほどには

カラフルな色合いのコンテナたちが載り

目にも楽しい列車となりました。

 

この時は未だ小雨がパラツつきドンヨリと

した空模様でございまして、その心算で

設定や構図を組んでおりました。

 

所が本番の10分くらい前から、雲が急に

散りまして青空は見えるは陽は射し込むは。

 

思いっきり逆光構図になってしまいました。

 

腕を組んで佇むお日様に向かって

「こんなのってないよ!」と声を荒げても

あの声でただ一言、「問題ない」と

返されるだけ。

 

曇り、と踏んでの布陣でしたのでこれは

悔しい光線の登場でございます。

 

お天気など人力でどうにかなるものでは

ございませんので仕方が無い所ですが

ままならないものだ、と思わずため息が

漏れてしまいました。

 

ショバを変えようかとも思いましたが

偶には逆光で狙ってみようと思い返して

そのまま通過を待つ事に致しました。

 

 

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2021-03-05 9866列車

表題の一つ前のコマ。 

 

串パンが躱しきれずに次点となりました。

 

思い返しますと、白い釜が赤い釜を牽引する

シーンは関西では早々お目に掛かれません。

 

DD200に限りますと、試作車の901号機が

落成時に新鶴見甲種輸送された時以来の

組み合わせでございます。

 

あの時は更新色のPFが

牽引を担っておりましたっけ。

 

 

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2021-03-05 9866列車

後打ちも狙います。

 

前を撮影するときは万全の構図で踏み台に

乗っておりましたが、後打ちは踏み台から

降りてポジションを変えます。

 

その為、足回りに工事用のロープが

掛かってしまいましたのが残念でした。

 

 

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2021-03-05 3095列車

今回の〆。

 

この日は甲種輸送のすぐ後に

白帯が他の釜よりも太い点が特徴の

EF510-1がやって来ますので、少し居残って

〆の撮影もしておりました。

 

この撮影から少しすると、空は再び

雲に覆われ、雨が降りだす始末。

 

これを不運だった、と捉えるべきか

大雨にならずにラッキー、と思うべきか

受け取り方一つで人生はつまらなくも

楽しくもなる筈でございます。

 

ままならない事ばかりの人生ですが

それを楽しむ余裕だけは失わずに

過ごしていきたいものでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!