この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ウチには二人、高校生の娘が居ります。
家族仲は別に悪くも無く、父親に似てオタクな
二人とアニメや制作会社、脚本や音楽、監督の
質などについて語り合えるのが楽しいのです。
ただ、いい歳して未だに大好物がマクドの
ポテト、という点だけは親として先行きが
心配になります。
偶に外食する時など、何食べたい?と二人に
聞きますと声を揃えてマクド!と返されて
ゲンナリするのでございます。
さて、今回の更新はキハ47-25の入場配給を
山陰非電化区間で撮影致しましたご報告の続き
となっております。
その1で撮影の後、列車は途中で長い
運転停車が設定されておりますので、その隙に
先回りする事に致しました。
昨年の撮影では2発目を余部のお立ち台にて
仕留めておりましたから、今回は別の場所に
向かう事とします。
国道178号を西進し、バイパスから下道へ
合流しましてチョチョイと走りました橋梁が
今回2発目のポイントでございます。
私が現着トップとなり、その後に続々と
追っ掛けの皆様がご到着されまして待つ事
15分ほど、でしたでしょうか。
時間となり、DE10のホイッスルが聴こえて
木々の間から赤い列車が姿を見せました。
DE10 1541がキハ47-25を牽引します配給を
橋梁で迎え打ちました2発目。
1発目とは逆のサイドから撮影する事が出来て
両サイドの写真を決める事となりました。
引いた構図でもう一度。
川面からは高さがありますので、写真の構成を
考慮して水面は構図へ組み込まず、編成主体の
撮影と致しました。
これがキハ47の2両だと、ただの編成写真では
訴求力が乏しくなりますので、空や川、花を
構図へ取り込み写真として賑やかな絵にする
手段もあるのですが。
今回はもの珍しい配給ですから、列車を中心に
据えた絵作りを心がけております。
後ろ向けに引っ張られますキハ47の姿が
コミカルな編成ですので、それを意識した
撮影を狙ってみました。
オマケ。
ここも後打ちに適した構図ではありませんから
無理矢理な狙い方でバックショットを
仕留めてみました。
キハ47のお尻がブツ切りとなり、その先には
デイトが繋がる珍妙な編成は後打ちでも
堪能する事が出来るのでございます。
ここでは中学生くらいの若い子や、東海地方の
撮り鉄さんなどがいらっしゃいまして
やはり撮影後すぐに手際良く片付けられて
撤収に移られておりました。
ワタクシも次のポイントへ追いかけるべく
車を先に進ませます。
列車はこの先の駅でまた長い事
停車を致しますので、その時間を利用して
更に西へと走らせます。
お次のポイントは前回の撮影でマンダーラな
撃沈被害に遭いました俯瞰場所。
この日の行程はここを最後にして帰宅しようと
考えておりました。
本番前の練習Dには、単行の銀箱車体な
キハ121がやって来ました。
小山を背に、遠くチラリと海を望む俯瞰ですが
意外と皆様はここへは来ず、人気の海バックへ
向かう様でございました。
結局、本番まで数人の鉄さんしか居らずに
まったり過ごしております。
眼前の景色から溢れ出ますアルファ波を
浴びまくりなのでございますが、背後が国道と
なっておりますので排ガスも吸いまくります。
そんな風にしばし待っておりますと、定刻通り
列車が見えて参りました。
今回はマンダーラこそ回避出来たのですが
陽光はご機嫌斜めな薄曇りでして、先ずは
背後の小山?丘?を中心にした一枚を。
すぐ様レンズを少し引きながらカメラを横へ
スライドして、〆の一枚を狙います。
今回の〆。
練習Dの時よりは海の色が青く出せました
今回のラストショット。
薄曇りの為、爽快なカットにはなりませんが
マダラな最悪も回避出来ましたので、及第点と
致しましてして関西へ向けて出発しました。
山を越え、谷を跳び、サンデードライブを
楽しみながらのんびりと帰宅致しまして、
そのままシャワーを浴びてさぁ、寝るぞ!と
いうタイミングでお買い物を命じられました。
いやまぁ、行きますけどね…マクド買いに。
この日は同じネタを別の場所で撮影されていた
鉄仲間氏と、通過報告や連絡を取り合いながら
過ごす事で眠気が随分とマシでございました。
遅まきながらこの場をお借りして、感謝を
申し上げます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!