この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
新潟から山形、青森にかけて昨日から
大雨の影響で大変な状況だそうで
ございます。
流出するという、復旧までにかなりの
時間を要する被害に胸が痛みます。
毎年どこかしらで発生しますインフラ
破壊を伴う自然災害。
被災された方々の、1日も早い安寧を
心よりお祈り申し上げます。
また、迅速な鉄路の復旧を願います。
さて、今回の更新は宮原から後藤へと
配給列車で運ばれます、キハ120を
狙いましたご報告でございます。
敦賀から宮原までの配給列車は生憎と
お仕事で不参戦でございました。
ですが宮原からの列車につきましては
参戦可能でしたので、夜の駅へと
向かったのでございます。
レンズの限界でカツカツなコマですが
DD51 1191がタラコ色のキハ120を
牽引します場面でございます。
毎度の事ですが、この駅での停車では
面に光が当たらず厳しい撮影を
強いられます。
そんな訳で面にも照明が当たる撮影を
意図しまして、入線シーンから狙って
おりました。
それでも明暗差が激しいのですが
コントラストは巻頭コマよりマシかな
と考えております。
ただ、低速SSでの撮影ゆえISO感度を
爆上げザラザラカットでございます。
この点に関しまして機材の貧弱さゆえ
腕前ではカバーし切れませんね…
停車した列車に対しては長時間露光で
撮影致しますので、ISO感度も落として
ザラつきは無くなります。
三脚がローアングル専用なので、
サイド気味に構図を組むと足回りが
ホームに食われてしまいます。
食われないギリギリの位置に構図を
組み、シャッターを切ります。
ケツに回って後ろ姿を狙いました。
越美北線で活躍するキハ120は、全て
最初期に製造された車両となります。
何故か基本番台よりも先に200番台が
普通鋼車体で落成、その後暫くして
ステンレス車体の0番台と300番台が
落成致しました。
ですからタラコ色車体のキハ120は
グループの中でも一番の古株という
存在になるのでございます。
再び前から狙ってみましたが、先程の
コマよりもホームに寄った位置から
狙いました。
面の下回りは真っ暗となりますが
横っ面の色出しに意識を割いて撮影を
してみました。
で、これならもっと列車に寄ります
構図でも何とかなりそう、と考えて
レンズを交換、巻頭コマの立ち位置へ
戻りました。
今回の〆。
頭と尻が同じ様なコマという、何とも
芸の無い撮影でございます。
明暗差を意識しますと面の暗がりには
手が出せませんが、これは撮影地の
問題でございましょう。
投光器で照らす、なんて
論外ですしお寿司。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!