写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2043列車 「 帰ってきた国宝機!EF66 27牽引の8865レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

東北方面に続き、滋賀や福井でも

甚大な災害となってしまいました。

 

滋賀は北びわこ撮影で有名な高時川

氾濫したとの報に驚いております。

 

福井では今庄駅の周辺が水没、路盤の

流出に加え土砂崩れも発生している

模様で、北陸本線の復旧にも時間を

要する気配でございます。

 

また、北陸本線に並行する国道8号

北陸自動車道まで土砂崩れで通行止め

なりまして、お住まいの方には大変

厳しい事態でございます。

 

お盆前の掻き入れ時、物流の寸断が

どこまで復旧出来るかも重要な点かと

愚考しております。

 

迂回させようにも、北海道からの荷が

本州に回らない実情でどうにもならず

明日辺りからスーパーの棚に空きが

出来そうな予感も。

 

奥羽本線は復旧に10日ほどを要すると

いう話ですが、IGR線と東北本線を通す

事、また上越東海道で迂回させる事

で速やかな物流の達成を願います。

 

北陸本線の復旧が遅れる様な事に

なれば、ひょっとしてDECが迂回甲種

されるかも…なんて不謹慎な事などを

考えてはいけません。

 

いえ、復旧まではそんなに日数も

掛からないと思いますが。

 

 

それにしましても、懸念していた雨に

よる災害は今年も鉄路に大きな爪痕を

刻みつけてしまいました。

 

起こり得ない事態が起きる、それが

今の状況なのでございましょう。

 

くれぐれも皆様、用心なさって安全に

お過ごし下さい。

 

 

さて、今回の更新からは8月の撮影

成果を扱う事となります。

 

そんな一発目となりますのは、先日の

遅延3075レ以降、稲沢へ留め置かれた

みんな大好きニーナさまこと、我らが

国宝機についてのご報告となります。

 

恐らく、特に何事もなければ最終的に

A20運用でお盆前に吹田へ戻って来る

予定だったかと愚考致します国宝機。

 

大遅延により予定が狂い、京鉄博への

展示も控えている事からでしょう。

 

8865レへ急遽充当されての帰阪と

なりました。

 

関西では日中に撮影出来ますEF66

数少ない運用でございます8865レ。

 

勿論ワタクシも参戦して参りました。

 

 

2022-08-03 8865列車

ゲリラ豪雨を齎す黒い雲を背景にして

桂川を渡りますEF66 27牽引の臨貨を

仕留める事が出来ました。

 

7月の撮影では重単みたいな釜2両の

組み合わせでございましたが、この日

8865レはEF64 1026と空コキ4両が

付く編成となりました。

 

臨貨らしく嬉しい編成でございます。

 

 

2022-08-03 8865列車 

ファーストショットは望遠を飛ばして

挨拶がてらの一枚を切ります。

 

架線柱の間にお顔が挟まります

絶妙な位置でシャッターが切れました

愉快な一葉となります。

 

東山の稜線は低く垂れ込めた雷雲で

うっすら見えます程度、露出も低く

難儀な撮影ではございました。

 

 

2022-08-03 8865列車

続いての第二写は編成を抜きました。 

 

桂川橋梁の難しい所は、列車の手前に

生える架線柱を如何に処理するか、と

いう点に尽きます。 

 

望遠構図ですとご覧の様に架線柱が

林立しまして、隙間に釜の面を挟む為

車体が架線柱に掛かってしまいます。

 

 

2022-08-03 8865列車

巻頭コマから更に引きましたのが

此方でございます。 

 

桂川でこんな背景もまた珍しい事かと

思います。

 

貴重なカットが撮れました。

 

バリ晴れだと別ショバへ布陣した所で

ございますが、この様なお天気自体が

珍しく良い撮影となりました。

 

 

で、ここから振り返りまして。

 

 

2022-08-03 8865列車

オマケ。

 

空コキ4両が付く為、釜が小さくなる

のは仕方がありませんが、どうにも

迫力に欠けますラストショット…

 

こちら側の空には積乱雲も無く白く

薄く曇る空となりました。

 

また、柵が丁度コキの高さと合って

否が応でも残念さが増しております。 

 

ケツ打ちはあくまでオマケ、と申し

つつも、舌打ちしたくなる残念具合に

苦笑いとなりました。

 

 

この翌日、国宝機とロクヨンセンは

コンビを組んだまま岡山へ2077レで

向かうのかと思いきや。

 

国宝機は吹田の庫内へと引きこもって

しまいました。

 

どうやら、ホンマにこれが最終仕業と

なりそうな気配…

 

鉄博展示の後にも、また本線へと

返り咲いてくれるのでしょうか。

 

 

所で最近、国宝機の呼称について

狭量な意見を目にする機会がしばしば

ございました。

 

EF66 27をニーナやダニエル、国宝機

など様々な呼称で皆様愛着を示される

中、そんな呼び方は認めない!と

声高に主張される意見でございます。

 

中森明菜を中もっちゃんと呼ぼうが

聖女様と呼ぼうがどーでもよい様に、

EF66 27とて皆様お好きに呼ばれれば

いいと考えるのですがねぇ。

 

拙ブログでは、身近なお仲間の呼称を

真似て国宝機と記載致しますがそれも

また自由な事でございましょう。

 

国宝に相応しくないだのと息巻く輩は

ファインダーから覗く景色ばかり見て

いるから、他人様の呼称に文句を呈す

様な狭い了見になるのかしらん。

 

などと、どーでもよい話で〆る事に

致します。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!