この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
今朝は朝練案件がございましたが、お天気が
どうにも優れずに気分まで淀んでしまいまして
不参戦となりました。
その分、日中にはチョイ鉄させていただき
お馴染みの皆様とお会いする事が出来ました。
楽しい時間をありがとうございます!
さて、今回の更新は山科大築堤でのロンチキを
俯瞰する撮影を終え、北陸方面へと追いかけ
ましたご報告の第二段でございます。
下り向きの列車番号からもお判りの通り列車は
北陸本線へ乗り入れます。
途中、数カ所で運転停車がありましてその間に
我々一行は列車を追い抜き、敦賀以北の有名な
撮影地へとやって参りました。
道中の滋賀と福井の県境となります峠道では
かなりハイペースで走る一般車が前に居り
我々も連れられて峠を越え、早々と
現着する事が出来ました。
DD51 1109が機次位エプロンのロンチキを牽く
金沢工臨でございます。
このショバ、撮り鉄の皆様にはオニギリ山の
通称でお馴染みなのですが、以前はもっと構図
に自由度があり、大勢が集う有名撮影地で
ございました。
所が北陸新幹線の高架が出来まして立ち位置が
狭まり、現在では広角向きのショバとなって
しまいました。
それでも、レール二段積載が確認出来ます点が
この構図を選んだ大きな要因でございます。
現着したのは列車が通過するよりも小一時間
前の時点でございました。
大御所チームは敦賀手前で1発抜かれる、との
事でしたので、我々は本番までの間にあれこれ
構図を確認しながら練習電に打ち込みます。
定着致しました521系。
225系100番台や227系と同じ顔付きですが
別形式となります。
この色合いの帯を巻くのも来春まで。
第3セクター化しますと新たな装いとなって
走る事になりましょう。
名古屋と金沢を結ぶ特急しらさぎも通過です。
新幹線が敦賀まで延伸開業致しますと、この
区間は特急が走らなくなってしまいます。
つまり、貨物だと編成が入らないこのショバに
ワタクシが訪問する機会も、ほぼ無くなると
いう事でございます。
二段積載のロンチキを俯瞰構図で狙う、という
コンセプトと共に、今後は来る機会が無さそう
という理由もあって此方の構図を選択した
次第でございました。
そんな練習撮影をしていると、大御所チームも
到着致しました。
本番前、最後の練習電は関西から来る特急の
堂々たる12両編成でございます。
ロンチキだともう少し短いので、構図を調整し
本番へと挑みます。
大御所チームはビッグ氏を残して踏切構図へと
移動され、我々チームも踏切派と俯瞰派に別れ
布陣致します。
どちらが正解という訳ではなく、単純に好みの
問題でございます。
今回の〆。
巻頭コマより一つ前の、決めコマがこちら。
嶺南の山々に雲が掛かり雨上がりな雰囲気を
醸してくれるお天気の中、重たそうなレールを
積んだロンチキが悠々と通過して行きます。
ちゃんと上段にも載ったレールが確認できる様
俯瞰した甲斐のある撮影となりました。
今後ワタクシがこのショバを訪問する機会が
あるのか否か、それは判りませんが少なくとも
オニギリ山俯瞰は思い残す事なく撮影し終える
事が出来ました。
オマケ。
巻頭コマから更にレンズを引いて、しつこく
ロンチキを狙ってみました。
70歳くらいでしょう、我々の親世代に近い方々
もこのショバへお見えになられ、構図について
アレコレ悩んでいらっしゃいました。
ワタクシの様な若輩から致しますと、あの年に
なっても仲間たちと連んでワイワイやりながら
撮影ツアーが出来るなんて、最高に素敵な事だ
と感じました。
我々チームもまた、この先20年くらい経っても
下ネタとか妄想とか垂れ流しながら皆で楽しく
撮影旅が出来れば良いなぁ…と思う一幕と
なりました。
いよいよ次はこの旅の終着点でございます。
そこへ至るには、普通に国道を走っていては
まず列車へは追いつけません。
ですのでここからは課金パワーを発揮しまして
高速道路を利用致します。
その辺りのお話も含めて続きはまた、改めて。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!