写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2386列車 「 オニギリ山でロンチキ金沢工臨を狙う2023・6月 北陸工臨追っ掛け遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

今朝は朝練案件がございましたが、お天気が

どうにも優れずに気分まで淀んでしまいまして

不参戦となりました。

 

その分、日中にはチョイ鉄させていただき

お馴染みの皆様とお会いする事が出来ました。

 

楽しい時間をありがとうございます!

 

 

さて、今回の更新は山科大築堤でのロンチキを

俯瞰する撮影を終え、北陸方面へと追いかけ

ましたご報告の第二段でございます。

 

下り向きの列車番号からもお判りの通り列車は

山科を過ぎると湖西線へ入り、近江塩津から

北陸本線へ乗り入れます。

 

途中、数カ所で運転停車がありましてその間に

我々一行は列車を追い抜き、敦賀以北の有名な

撮影地へとやって参りました。

 

道中の滋賀と福井の県境となります峠道では

かなりハイペースで走る一般車が前に居り

我々も連れられて峠を越え、早々と

現着する事が出来ました。

 

 

2023-06-11 工9589列車

DD51 1109が機次位エプロンのロンチキを牽く

金沢工臨でございます。

 

このショバ、撮り鉄の皆様にはオニギリ山の

通称でお馴染みなのですが、以前はもっと構図

に自由度があり、大勢が集う有名撮影地で

ございました。

 

所が北陸新幹線の高架が出来まして立ち位置が

狭まり、現在では広角向きのショバとなって

しまいました。

 

それでも、レール二段積載が確認出来ます点が

この構図を選んだ大きな要因でございます。

 

 

2023-06-11 521系2両(後追い)

現着したのは列車が通過するよりも小一時間

前の時点でございました。

 

大御所チームは敦賀手前で1発抜かれる、との

事でしたので、我々は本番までの間にあれこれ

構図を確認しながら練習電に打ち込みます。

 

この列車は北陸本線を走る普通列車として最早

定着致しました521系

 

225系100番台や227系と同じ顔付きですが

別形式となります。

 

この色合いの帯を巻くのも来春まで。

 

第3セクター化しますと新たな装いとなって

走る事になりましょう。

 

 

2023-06-11 681系6両

名古屋と金沢を結ぶ特急しらさぎも通過です。

 

新幹線が敦賀まで延伸開業致しますと、この

区間は特急が走らなくなってしまいます。

 

つまり、貨物だと編成が入らないこのショバに

ワタクシが訪問する機会も、ほぼ無くなると

いう事でございます。

 

二段積載のロンチキを俯瞰構図で狙う、という

コンセプトと共に、今後は来る機会が無さそう

という理由もあって此方の構図を選択した

次第でございました。

 

そんな練習撮影をしていると、大御所チームも

到着致しました。

 

 

2023-06-11 683系12両

本番前、最後の練習電は関西から来る特急の

堂々たる12両編成でございます。

 

ロンチキだともう少し短いので、構図を調整し

本番へと挑みます。

 

大御所チームはビッグ氏を残して踏切構図へと

移動され、我々チームも踏切派と俯瞰派に別れ

布陣致します。

 

どちらが正解という訳ではなく、単純に好みの

問題でございます。

 

 

2023-06-11 工9589列車

今回の〆。

 

巻頭コマより一つ前の、決めコマがこちら。

 

嶺南の山々に雲が掛かり雨上がりな雰囲気を

醸してくれるお天気の中、重たそうなレールを

積んだロンチキが悠々と通過して行きます。

 

ちゃんと上段にも載ったレールが確認できる様

俯瞰した甲斐のある撮影となりました。

 

今後ワタクシがこのショバを訪問する機会が

あるのか否か、それは判りませんが少なくとも

オニギリ山俯瞰は思い残す事なく撮影し終える

事が出来ました。

 

 

2023-06-11 工9589列車

オマケ。

 

巻頭コマから更にレンズを引いて、しつこく

ロンチキを狙ってみました。

 

70歳くらいでしょう、我々の親世代に近い方々

もこのショバへお見えになられ、構図について

アレコレ悩んでいらっしゃいました。

 

ワタクシの様な若輩から致しますと、あの年に

なっても仲間たちと連んでワイワイやりながら

撮影ツアーが出来るなんて、最高に素敵な事だ

と感じました。

 

我々チームもまた、この先20年くらい経っても

下ネタとか妄想とか垂れ流しながら皆で楽しく

撮影旅が出来れば良いなぁ…と思う一幕と

なりました。

 

 

いよいよ次はこの旅の終着点でございます。

 

そこへ至るには、普通に国道を走っていては

まず列車へは追いつけません。

 

ですのでここからは課金パワーを発揮しまして

高速道路を利用致します。

 

その辺りのお話も含めて続きはまた、改めて。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!