この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
鬱陶しいお天気が続きます今日この頃。
冬、と申しますと関西では晴れ間が多く乾燥し
唇ガサガサ…そんな印象でございましたが
近頃の冬は雨や小雪が舞う湿った日々が続いて
気分が滅入ります。
スカーッと晴れたから、と申しましても存分に
鉄活が出来るとは限りませんが…
さて、今回の更新は前回の伯備線から転戦して
山陽路へやって参りました所からのご報告で
ございます。
お目当てのリバイバルカラー381系2本を撮影し
後はゆったり色ばかりとなります伯備線の方は
用無しという事で、よりバラエティに富んだ
撮影を意図致しました我々一行。
数日前にチキ盛り遠征でも布陣致しました所へ
出向きまして、山陽路を走る国鉄形式をネタに
楽しもうという魂胆でございます。
撮影して嬉しい被写体でございましょう。
湘南カラーへリバイバルされております。
こちらはその中の1本、D-26編成。
偶々、現着したタイミングでやってきてくれた
有り難い被写体なのでございます。
EF210-137の牽く機次位からの3両が空コキと
いう冴えない編成ですが、土曜に発した貨物は
こうしたスカがよくある積載でございます。
雲の多い空ではありますが、晴れ間を行きます
貨物列車で、しかも原色ロゴ有り釜が牽くと
あってコチラもまぁ有り難い撮影でしょうか。
近年、その勢力を拡大する押桃に比すれば
100番台原色釜もまた立派なネタとなっている
釈然としない気分ではありますが。
しかしながら近い将来には消滅間違い無いこの
ロールアウト色、記録するというワタクシの
撮影姿勢と致しましては格好のネタと申せます
ので、文句言わずに撮影致しました。
列車番号まで調べるのはちと面倒臭くて
適当にキャプ付けしちゃいましたけれど…
この日、二度目となります4連の115系を狙った
撮影でございます。
一度目はその1で7両組成の後方が4連でした為
4連単体ではお初となります。
2024年度のダイヤ改正にて投入される227系を
岡山地区は改善!とポスターなどで告知して
おりますが、実際には現状より1両減車される
改悪でございましょう。
乗客の少ない平日のデータイムであればまだ
理解できますが、通勤・通学時間帯に1両減車
など、随分と悪どい事をして来ます。
立てよ県民!と眉毛を剃った扇動者が演説して
増車とは言わぬまでも、現状維持を求めても
良いのでは?などと思ってしまいます。
227系導入で宮島観光に積み残しが出た、とか
ニュースになる事例もありましたから、岡山も
慎重に両数調整をすべきではないでしょうか。
古い車両で両数ゆったり、と最新車両で激コミ
ではどちらが乗客の満足度が高いのか。
公共交通機関としての責務が年を経る毎に昔と
乖離していくJRの姿勢には、些かばかり疑問の
湧きます今日この頃でございます。
発足当初を知っている我々の様な世代が現役を
退くであろう、あと20年ほど先の未来には
果たしてどの様な姿になっているのでしょう…
遥か遠く、下り列車が近づいて参りました所を
望遠飛ばしてご挨拶な1カットでございます。
湘南115系がやって来ましたので、決めコマを
仕留めるべくレンズを引いて構図を組みます。
今回の〆。
貫通扉には幌の付いた姿が嬉しい湘南115系。
つい先日の来阪では鷲羽HM掲出の都合で幌は
外されておりましたから、幌有りも撮影出来て
有り難い事でございました。
シングルアームでございますが、こちらは古え
から続きます菱形デカパン。
輝かしいダイヤモンドを振り翳し山陽路を下る
雄姿を仕留める事が出来ました。
伯備線から転戦しました我々一行、今少しだけ
こちらのショバへ居座りまして、今ではレアな
被写体を待ちたいと思う訳でございます。
それは一体何なのか。
次回更新をお楽しみに!
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!