この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
本日は午後にプチ鉄活をさせていただきまして
久々にお仲間さん方と顔を合わせる事が出来、
楽しい時間を過ごせております。
成果の方は腕と読みが至らず厳しい出来映えと
なりましたが、待ち時間の会話などが楽しくて
お釣りが来る様な気分でございます。
同好の皆様と過ごす時間が何より大切だな、と
改めて感じる事が出来ました。
ご一緒致しました皆様に感謝でございます。
さて、今回の更新は水島臨海鉄道が新製した
DD200-601の牽く貨物列車につきましての
ご報告でございます。
ご存知の通り水島臨海鉄道は旅客営業も行なう
鉄道会社ではありますが、収益の多くは貨物に
依存しております。
1日に3往復走る貨物列車の内、1往復は日中に
走行する為、撮影が容易なのでございます。
唯一、600番台を名乗るDD200-601が牽く
東水島行きの貨物列車でございます。
DD200はJR貨物が製造、運用する機関車です
が、この600番台は水島臨海鉄道の所有する
車両でしてここ岡山でしかお目に掛かれない
存在なのでございます。
遠目になってしまいましたが、4連の115系を
手始めに撮影致しました。
2連のG編成、3連のD編成の他に4連のA編成も
走っております、岡山界隈で見られる115系。
4連だとB編成の113系とパッと見た感じまるで
見分けがつきません。
地域色や単色の弊害と申せそうですが、実は
湘南色時代から側面の塗り分け自体は同じ為
サイドビューでは昔から見分けの難しい存在で
ございました。
両形式とも乗り心地に差異は無いので利用する
分には問題無いんですけどね。
EF210-351が牽引する上り貨物列車が到来で
ございます。
枯れ草に埋もれておりますが、積載スカ編成な
列車となっておりますのが些か残念…
100番台に迫る勢いで増殖する押桃、現在は
吹田と新鶴見に分散配置されておりますが
何やら今後は不穏な噂も耳に致します。
個人的には歓迎こそしないものの、300番台も
桃太郎ファミリーの一員でございますから
邪険にせず、愛でて参りたい所ではあります。
反対からやって来たのはこれまた4連の115系。
最末期となります今、こうした記録が出来ます
国鉄近郊形の活躍は嬉しい所でございます。
それも後僅かだと予想されます。
末期色が懐かしく思う日がすぐそこまで
来ている、という危機感を持ちながら撮影して
おりました。
もう今では見られなくなった姿の国鉄特急色。
この数ヶ月後に、先頭部側面にJNRマークが
付けられましたのでマーク無しの姿は今では
過去帳入りしてしまいました。
先頭車腰部にはJRへ移行した直後からデカい
JRマークが入りましたから、JRマーク無しで
JNRマークも無い姿はまさに最末期を象徴する
スタイルだった様に思います。
この撮影の暫く後にJNRマークが入ると聞いて
おりましたので、マークの無い今を意識して
側頭部を狙ってみました。
ワタクシの様な昭和世代の人間には、胸を突く
国鉄特急色の姿でございます。
期間限定だからこそでしょうが、この色合いを
生で見られるのが大変幸せな事と感じます。
今回の〆。
巻頭コマの一つ前、決めコマとして狙いました
成果でございます。
京葉臨海鉄道の800番台同様に、車番以外は
JR所有の0番台と変わらない外観でございます
が、だからこそ車番に目が行きましょう。
またDD200の牽く定期列車、と申しますのも
関西では見られませんからそれだけでも撮影の
価値が湧き出て参ります。
かつてはDE11と同型のDE70 1が牽いていた
水島貨物でございますが、いつの間にやらその
姿も過去帳入りしてしまい今ではザリガニが
顔役となってしまいました。
鮮烈な赤い車体を先頭に走り去る列車を見送り
ながら、そんな事を考えておりました。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!