この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
晴れかと思いきや曇り、となりました関西。
ワタクシは午後一まではお仕事でございまして
その後にチョイと鉄活を嗜んで参りました。
それにしましても八高、凄いですね。
非電化単線を凸PPで走る旧客という如何にもな
編成でございますが、関東だとあれほど人が
集まるものなのですね。
さて、今回の更新から数回に渡りましては
昨年末に松永訓練を撮影する為、岡山へ行って
参りました遠征記のご報告をお届けさせて
いただきます。
これから冬の時期、皆様が岡山方面へ撮影に
出向く際の一助となれば幸いでございます。
早速、今回のメインテーマとなるDE10 1561が
牽引する列車でございます。
松永訓練の撮影は勿論なのですが、このショバ
水島線へ乗り入れる貨物を狙う事が出来ます。
欲張りなワタクシは色々と列車が撮れる事を
優先致しまして、こちらへ布陣して
おりました。
立ち位置を変えまして3連の115系を狙います。
光線はバリ順と申しますにはちと厳しい所では
ありますが、印影が付くお顔が国鉄近郊形の
良い所でもございましょう。
新たに導入が始まりました227系500番台では
ツルリとした、パイパンみたいな顔立ちで光線
の表現も面白みが少なくなってしまいます。
そう考えますとこんな具合の印影が付く方が
近郊形のお顔も男前に見える様に思います。
クパァ、と開いた様に見えます貫通扉を持った
面が先頭に立ちます特急やくも。
貫通顔は未だに違和感を感じまして慣れません
が、増結ありきな特急やくもらしさを表現する
判り易い題材でもあります。
尤も、シャッターを切るタイミングがズレて
枯れ草がお顔を遮る失敗撮影となりましたが。
こちらは4連で活躍する113系でございます。
上の115系は雨樋が残る昔ながらのスタイルを
堅持しておりますが、こちらは雨樋が格納され
張り上げ屋根が今風となっております。
個人的にはクパァ同様にあまり好きでは無い
容姿なのですが、今後は見られなくなっていく
国鉄形式でございますから選り好みせずに
撮影しておりました。
後々になって撮影しておけば良かった、という
後悔を山ほどして来た身の上と致しましては
撮影枚数を気にせずシャッターが切れる今の
デジカメは有り難い機材でございます。
フィルムだと、後でネタを撮るから…とつい
無駄コマは切らない姿勢で普電などは無視して
おりましたから。
無駄コマの最たるもの、挨拶ショットを。
水島臨海鉄道へ乗り入れるDE貨物を目当てに
この立ち位置を確保致しまして、列車が遠目に
現れた所を先ずは撮影致しました。
枯れ草に埋もれて全貌は見えませんが、二つの
お目目がキラリと光るデイトの姿が愛らしく
つい、撮影してしまいました。
今回の〆。
巻頭コマから引いた構図でもう一度。
連結器とマフラーが銀色に光る最終交検機の
DE10 1561、しかも下り列車では短鼻先頭で
魅力満点でございました。
気がつけば定期で走るDL貨物も今では全てが
ザリガニ化してしまい、デイトが牽く列車も
過去帳入りしてしまいました。
残念だな、と思うのは折り返しの長鼻を先頭に
走る列車は満足いく撮影が出来なかった事で
ございます。
と、こんな風に今でも後悔は湧いて参ります為
可能な限り今撮れる国鉄形車両には、カメラを
向けていたいのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!