この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
亡父は趣味の少ない人間でございました。
休日など、一日中TVの前に居座っていた様に
思います。
そんな父でございますが唯一、登山が好きで
職場の同好会に入っており年に一、二度は遠く
の山へ出掛けていた事も覚えております。
ワタクシも中学や高校の頃に何度か一緒に山へ
誘われた事がありましたが、山登りには一つも
良い思い出が無かったワタクシは断り続けて
父と登山をする機会はありませんでした。
それを今も後悔する事はありません。が。
山男という枕詞を持つロクヨンセンを見ると
つい亡父の事を思い出してしまいます。
さて、今回の更新は前回に引き続きまして
遠征にて撮影致しました日常ネタのご報告を
させていただきます。
列車に加え伯備線の列車も撮影出来る、という
お話は前回も申し上げております。
という事は伯備貨物もまた同様でございます。
定期貨物列車でございます。
お盆やGWなどだと編成が短くなりますこの
列車、今の時期はそこまで短い編成とはならず
見応えがございます。
険しい山間部を走る伯備線での撮影も良いです
が、のんびりとした平野部を走る場面もまた
記録しておくべき絵面の一つ、でしょう。
ワタクシがただ単に、山より平地派なだけ
なのかも知れませんが。
糸崎方面からやって来た113系でございます。
115系の4連A編成とは遠目からだと違いが全く
わからない113系ではありますが、走行機器の
他は違いが殆どありません。
国鉄色時代は前面の塗り分けが見分ける点に
なっておりましたが、単色化した今ではその
ポイントも消失してしまいました。
タイフォンカバーの形状くらいしか今では
見分ける所が無い様に思います。
こちらは3連の115系。
枯れても尚、足回りを隠す勢いで線路際を占拠
する雑草には困りものでございます。
近年の沿線火災では放置されているこの雑草が
要因にもなっております事から、JR西の安全に
対する姿勢には疑問を抱かざるを得ません。
予算の都合かも知れませんが、スッキリ草を
刈り取って欲しいと撮り鉄としては思う所で
ございます…
白桃化した一次量産車、EF210-10が牽引する
列車でございます。
この構図は枯れ草の主義主張が激しいですから
そこを何とか誤魔化すべく、低速SSでの撮影を
試みておりました…が思う程には流れておらず
残念な出来映えで終わりました。
もう少し流せる腕前が欲しい所でございます。
先頃227系導入の影で運用落ちした、と噂され
ますD-15編成でございます。
この頃はまだ227系も落成しておらず、国鉄の
残り香がプンプン匂う岡山でございました。
ですからやって来る列車を片っ端から撮影し
記録作成に尽力しておりました。
今回の〆。
巻頭コマの一つ前、決めコマとして狙いました
ロクヨンセンの貨物列車でございます。
EF64 1000番台もいつの間にやら大宮更新の
釜が運用離脱しておりまして、今や原色と僅か
2両を残すJRFロゴの無い大宮更新車のみ。
その存在自体が稀少さを増しております。
されておりますし、381系や115系同様に実は
記録しておかねばならない存在かと感じる
今日この頃なのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!