この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
ヤバい事になっております。
本日は午前にも少し外回りの業務があり、車を
出したのですがエアコンから温い風が吹いて
まるで役に立ちません。
窓を開けて走ると幾分はマシになりますが
午後など、40度を超す屋外の暑さも加わって
移動そのものが殺人的な行為と化しました。
エアコンよ、君壊れたのか!?と思いましたが
高速道路で80キロまで速度を上げると、冷風が
吹いて参ります。
恐らく車自体が熱を逃がせずエアコンで冷やす
能力を上回っている状態なのでしょう。
既存の手段では暑ささえ凌げなくなって来た
昨今の暑さ。
明日からは再び梅雨空へ戻りそうなのですが、
その後の灼熱デイズを考えますと生き残れるか
否かという根源的な問題をも視野に入れねば
なりません…
さて、今回の更新は第2742列車記事に続いての
甲種輸送となるKE65 1を狙いましたご報告で
ございます。
半田埠頭から無動力で稲沢を経て29日に吹田へ
やって来たKE65 1でございますが、そこから
3日ほど間を空けました7/3に北陸へ向けての
行程がスタート致しました。
この日は牽引を青ゴトーに変えた甲種輸送を
仕留めるべく、久々となる裏調子へ布陣しての
撮影でございます。
仕留める事が出来ました。
が、青ゴトーのお顔に看板の文字が被っており
何やら不細工な出来映えでございます。
リカバリは出来るのか?
更なる挑戦となる訳でございますが、ここで
一旦時間を巻き戻しまして、撮影の最初から
順序立ててご説明して参りたいと思います。
初手は定期貨物、EF210-315が牽く列車の撮影
からとなりました。
梅雨明けはまだ先の様でございますが、空は
明るく夏を感じさせる光線が降り注ぐ午後。
現着致しましたのは丁度この、定期貨物が来る
時間でございました。
この日の甲種は短編成。
ですからそれに合わせた構図だと定期貨物は
編成撮りが出来ませんので、一先ずこの様に
撮影して甲種輸送を狙う為に移動致します。
本番となる時刻、有り難い事に青ゴトーが登板
しました甲種輸送がやって来ました。
青ゴトーだとKEの車体色との色調差が楽しめて
撮影し甲斐があるな、と考えていたのでこれは
嬉しい点でございます。
先ずは望遠で挨拶ショットを仕留め、直ぐに
レンズを引いて本命構図へ組み直しまして。
巻頭コマから更にリカバリすべく…
今回の〆。
ギリギリでございますが、辛うじて仕留める事
となりましたEF510-512の牽くKE65 1の甲種
輸送、でございます。
現役F級機で最長の車体を持つEF510と、内燃
機関車で本線仕様機最短となるDE10と同型の
KE65という組み合わせでございます為、是非
ともサイド寄りに撮影したかったワタクシ。
狙い通り、長さが極端に異なる2両を仕留める
事が叶い有り難い事でございます。
このコマで巻頭のリカバリが出来た!とは些か
申せない出来なのですが、そこはショバ選択の
問題ともなってしまいます。
ここ以外でスッキリとサイドから抜けるショバ
となりますと、遠方に出掛けねばなりません。
故に、これで〆にしておこう!と妥協させて
いただきました。
ですが、まだこれでお終いとは参りません。
踏み台の狭い足場の上をチョコチョコと動き
構図を組み替えて仕上げの撮影に挑みます。
オマケ。
長鼻1エンドに後部標識を掲げるKE65 1の尻を
狙いまして、ようやく一連の撮影に幕を下ろす
事となりました。
列車は一先ず富山まで向かいまして、そこから
定期列車のスジに乗せて秋田まで走りました。
出場する頃には、ひょっとすると大変な事に
なっているかも知れません衣浦臨海鉄道。
期待と不安が混じる今日この頃でございます。
この日は水曜。
ワタクシ本来なら首が回らないレベルで多忙な
1日となるのですが、どうしてもこの列車が
狙いたくて無理矢理に時間を捻出させて
いただきました。
おかげで撮影こそ叶ったのですが、この後は
予想通りにサビ残祭りでございます。
翌朝は朝練予定で夜明け前に起床なのに、睡眠
時間を圧迫する労働とはこれ如何に。
いえ、元はサボ…お仕事を抜けて昼日中に撮影
しているからなので自業自得なんですけどね…
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!