この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
大阪で雪が観測されたそうでございます。
大阪の場合は大抵、降るではなく舞う、という表現が
似つかわしい程度なのですが、北風が強く体感温度の
低い本日、雪もまぁ降るかもしれんなぁと思います。
さて、今回の更新は私の懐具合の様な
厳しい寒さを感じさせました本日、川重から
北海道へ向けて発送されました甲種輸送を
撮影しておりますご報告でございます。
川重から吹田貨物(タ)までの牽引を担います
DE10 1743の後ろには、生まれたてのH100形が
7両付いておりました。
新春1発目となります甲種輸送は
有り難い事に日曜の発送となりまして
普段はお仕事の都合で撮影出来ないデーテンが
牽引する区間から撮影をスタート致しました。
引いた構図でもう一度。
DECMO(デクモ)の愛称を持つH100形。
電気式ディーゼルカーとしては北海道初の導入と
なります本形式は、JR東日本が新潟で導入を続ける
GV-E400系をベースに設計されております。
ただし、投入線区の需要などから片運転台タイプは
存在せず、全て両運転台の単行仕様でございます。
右の架線柱に気を取られ、ワイヤーがぁぁぁ
という残念な結末を迎えましたここでの撮影。
ちなみに、背景に建つ「エーデルワイス」は
神戸を発祥とします洋菓子とパンのメーカーでして
今でこそ気軽に口にする機会もございますが
子供時分はお高くて縁のないイメージでした。
この撮影後、高速道路を走りましてお馴染みの
撮影地へ向かう事に致しました。
吹田貨物(タ)から牽引機をEF510-8に代え
ヨ8902を機次位に連結して北陸方面へと向かいます
H100形の甲種輸送列車。
ビッグブロガーの先輩氏が、尼崎での撮影から
移動して追っかけをされていらっしゃいまして
今回はその真似をさせていただきました。
存外間に合うものなのですね。
もっとも、懸念となりますJCTが空いていたから
というのも間に合った秘訣なのでしょうけれど。
ひょっとしたらUターン渋滞なんかで混み合って
いるのかも、と懸念していたのですがそんな事も
無く走る事が出来ました。
この場所ではお馴染みの大御所氏や
鉄仲間さん方とお会い致しまして、歓談にふける
楽しいひと時を過ごさせていただきました。
皆さま、ありがとうございます。
オマケ。
2018年度に先行量産車2両が落成し、今回の
甲種輸送で計画予定両数の15両が揃いました。
2020年度は函館本線の山線を中心にした運用に
充当されるそうでございます。
また、次ロットとして60両が発注されているとの
話も聞きます。
今回までの15両も含め、最終的には127両体制へと
向かいます北海道の電気式気動車H100形。
2020年最初の甲種輸送が、今後の量産体制を
暗示している様にも感じます後ろ姿を見送り
この日の撮影を終えたのでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!