この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
鉄道写真の構図を決める際、構図内に
余計なものが写り込まない様にと苦慮する
ご経験は撮り鉄ならお有りの事でしょう。
ワタクシはご覧の通り、人工物や撮影者が
構図へ入ってもあまり気にせずに組むので
格好良くバシッと決まった写真にならず
毎回中途半端な出来栄えでございます。
もちろん、他の方の構図内に自身が
入らない様にと気を回すのは当然の事で
これを怠りますと諍いの元となります。
中には気付かずに入り込んでいる事も
ある様でございますが…
さて、今回の更新は先日撮影しておりました
亀山配給についてのご報告でございます。
22日に2両おまとめで亀山へと向かった
配給列車ですが、その牽引機が今度は別の
キハ120形を連れてこちらへやって来ると
聞きまして、撮影に向かいました。
この日は露出も厳しく光線を意識する
必要が薄かった事もありましたので
陽が射すと側面が黒潰れとなります場所へ
布陣致しました。
DD51 1191がキハ120-301を牽引し
名所、名神クロスを下りますこの日の配給。
撮影時には気付かなかったのですが
この夜に更新された大御所ブロガー氏の
記事で、氏が佃踏切から撮影している事が
判りました。
氏の撮影したバックショットには
クロスから撮影するワタクシの姿が
バッチリと写り込んでおりまして
恥ずかしいやら申し訳ないやら。
慌てて連絡をしてすいませんっと
お詫びを申し上げております。
で、この写真を見てみますと
案の定、踏切からカメラを構える氏の姿が
確認できまして、更に申し訳ない気持ちで
記事をしたためております。
不幸中?の幸いなのはワタクシ、この時は
お遊び感覚でSSを下げて撮影していたので
氏の御姿も何となくしか判らないという
点でございましょう。
貫通タイプの先頭車でやって来ましたのは
京都から鳥取へ向かう特急、
スーパーはくとでございます。
形式名からもお判りの通りこの車両は
所属車両でございます。
昔一度だけ、今は亡き富士重工の
宇都宮工場から甲種輸送されるシーンを
伯備線で撮影した事がございます。
智頭急行の車両ですが、管理は米子で
行われているので甲種輸送も米子へ向け
実施されていたのでございます。
そう考えますとこの形式も、結構な古株と
なっている訳でございますね。
そろそろ新形式車への置き換えも
具体的になって来るのでしょうか。
表題から引いた構図でもう一度。
思いっきり接近灯が釜に掛かるのですが
気にせずにドドーンと撮影してみます。
ここまで引っ張りますとDD51と
キハ120の車体長の違いも少しは強調され
釜の恰好良さが伝わるかな~、という
意図でございました。
今度の練習電は新快速でございます。
複々線らしく内側の線路にも下り普電の
223系が居て、追いかけっこみたいな
構図で撮影してみようと思ったのですが
上手く行きませんでした。
離合している訳では無いのは
流して撮影しているのでお判りいただける
事かと存じます。
オマケ。
惰性で列車を引っ張りながら
撮影しておりましたら、偶然このコマも
編成が収まりましたのでオマケ的に
掲載してみました。
これは狙って撮影したカットでは
ございませんので、何だか一枚得した様な
気分になりました。
今回の〆。
この日はカンガルーライナーへ目下の注目釜
EF66 108が充当されましたので、この機会に
一緒に狙ってみたのでございます。
鮫の中でも1次車となる丸鮫は、相次いで
運用を離脱しておりまして撮影の機会が
加速度的に減少しております。
撮れる内に撮影しておかねば、気が付くと
2次車ばかり、という状況になるかも
知れません。
既に一部の丸鮫は解体され、
現在撮影可能な車両は103、108の
2両っきりとなりました。
因みに109番は2次ロットの車両で
丸鮫ではございません。
押桃の増備で国鉄釜だけではなく
JR初期に製造された釜までもが
落ちていく昨今、気を緩めずに釜の
撮影にも取り組みたい所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!