この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
二度寝、素敵な言葉ではございますが、予定の
ある時にこれを楽しみますと恐ろしい結果が
待ち受けております。
何も予定の無い休日に、昼近くまでゴロゴロと
過ごしてみたいな、と夢想致しますが残念。
撮り鉄に休む時間はございません…
さて、今回の更新は昨日25日に京鉄博へと
搬入されました観光列車、○○のはなし、に
つきましてのご報告となります。
前夜と申しますか、25日未明に床へ就きまして
未明に起き出さねばなりませんでした。
アラームが鳴り響く中、手を伸ばして
スイッチを止めた所までは記憶にございます。
が、すぐにまた意識を失いまして暫く…
不意に覚醒致しまして慌てて時刻を確認すると
アラームから20分が経過しておりました。
まだ…今からなら間に合う!と跳ね起きて
ショバへと向かいます。
この日の配給は工臨と似通った朝のスジで
やって来ますので、被られる可能性があり
確実性を担保するなら裏調子へ行くべきかと
考えました。
ですが折角の魅力的なネタでございますから
背景が良くて短編成に向いた構図の佃踏切へ
足を向けてみたのでございます。
予定より出遅れての布陣でしたのでスペースが
有るかどうか、ドキドキしながら踏切へと
向かいましたが、幸いな事に今回はガラガラ。
先客は僅か4名、しかも数名は顔見知りの
皆様でございます。
更に初めてご一緒する方もSNSで相互の方と
判明しまして、待ち時間もあっという間に過ぎ
楽しく過ごす事が出来ました。
感謝申し上げます。
EF65 1135の牽引で、下関から遥々の上洛と
なりました○○のはなし編成を捉えます。
かつてのジョイフルトレイン全盛期に多数居た
お座敷DCを彷彿とさせます、凝った外観の
キハ47形2両が目を引きます。
キハ47形という事で、客用扉位置の裾部は一段
下がった車体側面なのですが、改造されて
扉は車端部に一つのみ、となりました。
かつて扉があった位置には窓が配されており
裾部の段差だけが種車の名残りとなります。
引いた構図でもう一度。
懸案の被りも無く、無事に撮影する事が叶い
一安心でございます。
○○のはなし編成は車体のグラデーションが
一見3両っぽく見えます点が面白い所。
観光列車ですからグリーン車へ改造されたかと
思いましたが、普通車のまんまでございます。
山陰を走るあめつち編成ではキロ化されまして
お高い印象ですが、キハならばお得な乗車が
楽しめそうでございます。
後打ちも仕留めております。
下関方の車両は緑をベースにした塗装でして
車端部へ向けて藍色になっております。
この列車、乗客が体験するエピソードが様々で
ある事から○○と表現し、3つの観光地の
頭文字と弾む話、との意味を掛けて命名された
のだそうでございます。
萩(はぎ)・長門(ながと)・下関(しものせわ)の
頭文字では・な・し、となるのですね。
ん?
3地区のイメージを色にして3色のグラデとする
車体塗装も、中々洒落ております。
撮影を終えまして直ちに移動致します。
目指すは聖地・調子踏切。
そちらには配給列車撮影の為にお仲間各位が
集まっておりますので、ご挨拶をかねて
向かう事に致しました。
今回の〆。
この日は青ゴトーが充当という事で4081レを
朝練の〆に狙いました。
佃構図ですと長い編成はお尻が千切れてしまい
撮影には不向きでございますので、移動して
お仲間の皆様とご一緒させていただきました。
馴染みのお仲間さん方にもお会い出来、歓談に
花咲く朝のひと時を過ごす事となりまして
またしても感謝でございました。
久々となります京鉄博での展示に伴う配給。
いきなり2本というスケジュール、しかも
間髪入れずに夜中と早朝というスジでの運転は
中々身体にキツいものがございました。
ですが、ミッションをクリアした今、気分も
良く記事を更新する事が出来まして満足な
事だと幸せを噛み締めております。
明日はお休みの日。
二度寝を楽しむか撮影に行くか、
悩ましい所でございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!