この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
深夜0時過ぎ、布団で微睡むワタクシの
元へ頼んでもいないのに憂鬱な野郎が
押し掛けて来たのでございます。
奴の名は月曜。
後生ですからお帰り下さい、日曜を
未だ楽しめておりませぬと懇切丁寧に
お引き取り願ったものの、奴は頑なに
帰ろうとしません。
更に奴の後ろに火曜や水曜などという
無粋な連中までチラチラと見え隠れ
するではありませんか。
結局、明け方4時頃まで押し問答を
したものの、根負けしてしまい
月曜の来訪を受け入れる事と
なりました。
朝、眠い目を擦りつつ気付きます。
起床してしまうと、そこからは
お仕事の毎日が始まる事を。
ですのでつい布団から出るのを
先延ばしにして遅刻ギリギリなどと
いうお約束をも呈しております。
職場に魅力的な異性でも居れば、また
気合いの入り方も違うのでしょう。
しかしながらワタクシのお仕事は
出先にしか異性がおりません。
しかもマジマジと眺めたら変態扱いで
通報されてしまいます。
いや、もういっその事通報されるのも
この際、有りかも知れません。
明日の更新が無ければ、多分ワタクシ
変態の咎で留置場へぶち込まれたもの
とお考え下さいませ…
さて、しょうもない前説は置いといて
今回の更新はトワ釜パイチこと
EF81 113が牽引する配給列車について
ご報告させていただきます。
前日に敦賀から単機で来阪を果たした
トワ釜パイチですが、翌22日に後藤を
出場したキハ120をエスコートして
敦賀へ戻る事となりました。
お仕事の都合や甲種輸送の撮影を鑑み
狙うならここ一択じゃよ、とばかりに
布陣致しました。
小雨降るドンヨリとした空の下を
タラコ色が映えるキハ120-204を連れ
トワ釜パイチの列車が過ぎ行きます。
マルタイ甲種の記事でも少し触れたの
ですが、ここだと配給列車と甲種を
数分差でおまとめ撮影が叶います。
向かわねばならぬ身の上ゆえ、僅かな
時間差でネタ2発が狙えるのは有り難く
撮影に興じておりました。
本番前に露出確認で仕留めた電車。
この春から新たにおおさか東線の顔と
なりました221系でございます。
東海道本線からは引退する形式もまた
地方の亜幹線や支線では期待される
名車なのでございます。
JR化後初の量産近郊型として登場を
果たしました221系ですから、造りも
しっかりとしていて安心な列車と
申せましょう。
上空をけたたましい音を立て通過する
航空機がありましたので、つい
レンズを向けてみました。
飛びモノは門外漢なのでサッパリなの
ですが、あんな形状でよくもまぁ空を
自在に飛べるな、と関心致します。
凄い揚力と推進力なのでしょう。
凄い妖力なんかが働いている、と
言われても信じてしまいそうで
ございますが。
配給列車を引いた構図でもう一度。
足元の速度標識が面に掛からない様
意識してシャッターを切りました。
甲種輸送一本しかネタ列車が無ければ
撮影者の半数はホームから狙う事に
なったのでしょう。
ですが、配給列車はホームからだと
編成が抜けません。
故にこちら側へ大勢の撮影者が集う
事となりました。
その結果…
オマケ。
後打ちは居合わせた撮影者さんを
躱せずに、フレームインした状態での
撮影となりました。
これもまた大勢の撮影者が詰め掛けた
故の事、誰が悪いという事も無い為
気にせずオマケとして掲載致します。
この数分後、大本命となります
マルタイ甲種を撮影し終えて猛烈な
ダッシュで京都へ向かい、お仕事に
間に合わせたのでございました。
あ、当然ながら法定速度は遵守での
範囲内でございますよ？
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました！
