写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2400列車 「 甲53 京浜急行電鉄 新1000形(1501f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

珍しく午前から外回りのお仕事でした日の事、

信号待ちで停車しておりますと、横断歩道を

渡る制服を着た中学生2人組が居りました。

 

何気なく見ているとこの2人、男女なのですが

手こそ繋いでいないものの肩が触れ合う距離で

並んで歩いておりました。

 

しかもめっちゃ笑顔で何やら楽しそうに話を

しています。

 

そう申しましたら今は中学生も夏休み。

 

彼らは今から登校するのでしょうか。

 

学校の空き教室とかでチュッパチャプスしたり

夏の思い出を拵えたりするのでしょうか。

 

茹だる様な暑さの中ですが、少し微笑ましい

2人組を見てあれこれ妄想を膨らませ、楽しい

時間が得られました。

 

2人の未来にご多幸あれ、と願いを込めまして

更新をスタートさせていただきます。

 

 

さて、今回の更新は27日に川車から落成した

京急1000形甲種輸送を狙いましたご報告で

ございます。

 

 

2023-07-27 9866列車

EF210-344の牽引で裏調子を通過する京急

1000形を仕留める事が出来ました。

 

前日に5085レで吹田へ来たEF210-130がこの

甲種を牽くのか、と思いきや。

 

EF210-130は広島方面へそのまま無動力回送の

刑に処されてしまいましたので、どんな釜が

牽引に充てられるのか大変悩ましく思っていた

ワタクシ。

 

ひょっとして訓練で吹田に来たPF2101が!?

なんて期待も抱いたのですが、蓋を開けますと

押桃が登板でございました。

 

何故だか京急1000形甲種輸送は今までも

EF210の充当が多く、PFが牽く場面の撮影は

数える程しかありません。

 

 

2023-07-27 225系U10編成他12両

ショバに布陣しまして最初に撮影しましたのが

練習電の新快速でございました。

 

対向の普電と離合する真っ最中でございますし

更には見切れておりますが、画面右端に対向の

新快速もカメオ出演中でございます。

 

複々線の内の3線を近郊形車両が埋める事態と

なっておりました。

 

 

2023-07-27 9866列車

その後暫くして定刻となり、EF210の牽引で

京急車の甲種輸送がやって来ました所を一コマ

切ってご挨拶と致します。

 

読者の皆様の予想を裏切らずここからレンズを

引きまして、撮影の開始でございます。

 

 

2023-07-27 9866列車

先ずは望遠で被写体へ寄せました構図にて

保険的なコマを抜きましたが、銀箱車体では

無い京急の様な場合ですとやはり映えます。

 

今回落成しました編成は6連でございますから

首都圏に多い10連に比べますと、コンパクトな

まとまりが加わり撮影し易く感じます。

 

また、京急車の甲種輸送では毎回そうなるので

ございますが、今回も中間部で先頭車同士が

向合うチュッパチャプスな組成でございます。

 

紅白の色合いもあって中学生アベックを祝う

かの様な気分にさせられます。

 

え、無理矢理こじ付けてますって?

 

でもこの色合い、おめでたい感じで素敵だと

思います。

 

 

2023-07-27 9866列車

今回の〆。

 

巻頭コマから更に引いての決めコマとなります

渾身のカットでございます。

 

元々、京急には1500形という付番の車両が

存在しておりましたが、そちらが引退しまして

空いた番号が今回落成した編成へ採用された

そうでございます。

 

1000形ばかりずーっと製造されている関係で

付番が難しくなった為でしょうか、この編成は

1890番台同様に枝番方式が採用されました。

 

車番は機次位から1501-4〜6、1501-1〜3と

なっております。

 

つまり、次の編成では1502-1、という具合に

付番される事と予想されます。

 

違和感を感じてしまいますね…

 

 

2023-07-27 9866列車

オマケ。

 

お顔とお顔をくっつけた部位はやはり気になり

そこをクローズアップしてみました。

 

見た感じ総車製1000形の1890番台みたいな

貫通扉が真ん中に来る顔では無く、従来と同じ

顔付きの様に見えます。

 

細かな差異としては、乗務員扉と客用扉の間に

細いスリットが成型されております点、また

乗務員扉の取手が上下に2個ついている点が

挙げられましょうか。

 

 

マイナーチェンジを繰り返して増殖する1000形

でございますが、果たして今後はどの様な姿と

なっていくのかもまた、楽しみでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!