この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
珍しく午前から外回りのお仕事でした日の事、
信号待ちで停車しておりますと、横断歩道を
渡る制服を着た中学生2人組が居りました。
何気なく見ているとこの2人、男女なのですが
手こそ繋いでいないものの肩が触れ合う距離で
並んで歩いておりました。
しかもめっちゃ笑顔で何やら楽しそうに話を
しています。
そう申しましたら今は中学生も夏休み。
彼らは今から登校するのでしょうか。
学校の空き教室とかでチュッパチャプスしたり
夏の思い出を拵えたりするのでしょうか。
茹だる様な暑さの中ですが、少し微笑ましい
2人組を見てあれこれ妄想を膨らませ、楽しい
時間が得られました。
2人の未来にご多幸あれ、と願いを込めまして
更新をスタートさせていただきます。
さて、今回の更新は27日に川車から落成した
ございます。
1000形を仕留める事が出来ました。
前日に5085レで吹田へ来たEF210-130がこの
甲種を牽くのか、と思いきや。
EF210-130は広島方面へそのまま無動力回送の
刑に処されてしまいましたので、どんな釜が
牽引に充てられるのか大変悩ましく思っていた
ワタクシ。
ひょっとして訓練で吹田に来たPF2101が!?
なんて期待も抱いたのですが、蓋を開けますと
押桃が登板でございました。
EF210の充当が多く、PFが牽く場面の撮影は
数える程しかありません。
ショバに布陣しまして最初に撮影しましたのが
練習電の新快速でございました。
対向の普電と離合する真っ最中でございますし
更には見切れておりますが、画面右端に対向の
新快速もカメオ出演中でございます。
複々線の内の3線を近郊形車両が埋める事態と
なっておりました。
その後暫くして定刻となり、EF210の牽引で
切ってご挨拶と致します。
読者の皆様の予想を裏切らずここからレンズを
引きまして、撮影の開始でございます。
先ずは望遠で被写体へ寄せました構図にて
保険的なコマを抜きましたが、銀箱車体では
無い京急の様な場合ですとやはり映えます。
今回落成しました編成は6連でございますから
首都圏に多い10連に比べますと、コンパクトな
まとまりが加わり撮影し易く感じます。
ございますが、今回も中間部で先頭車同士が
向合うチュッパチャプスな組成でございます。
紅白の色合いもあって中学生アベックを祝う
かの様な気分にさせられます。
え、無理矢理こじ付けてますって?
でもこの色合い、おめでたい感じで素敵だと
思います。
今回の〆。
巻頭コマから更に引いての決めコマとなります
渾身のカットでございます。
元々、京急には1500形という付番の車両が
存在しておりましたが、そちらが引退しまして
空いた番号が今回落成した編成へ採用された
そうでございます。
1000形ばかりずーっと製造されている関係で
付番が難しくなった為でしょうか、この編成は
1890番台同様に枝番方式が採用されました。
車番は機次位から1501-4〜6、1501-1〜3と
なっております。
つまり、次の編成では1502-1、という具合に
付番される事と予想されます。
違和感を感じてしまいますね…
オマケ。
お顔とお顔をくっつけた部位はやはり気になり
そこをクローズアップしてみました。
見た感じ総車製1000形の1890番台みたいな
貫通扉が真ん中に来る顔では無く、従来と同じ
顔付きの様に見えます。
細かな差異としては、乗務員扉と客用扉の間に
細いスリットが成型されております点、また
乗務員扉の取手が上下に2個ついている点が
挙げられましょうか。
マイナーチェンジを繰り返して増殖する1000形
でございますが、果たして今後はどの様な姿と
なっていくのかもまた、楽しみでございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!