写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第565列車 「 ~シリーズ国鉄の残滓を求めて~ 2018春 加古川線紀行 その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

相変らずの酷暑が続いております。

 

日中は高温で線路が変形するのを懸念し、東海道本線

特急と新快速が運休するというえげつなさに見舞われて

おります関西。

 

高温なうえに湿度が高いと熱中症になる確率が格段に

上がるそうでございます。

 

コマメな休憩と水分補給を心掛け、健康なままこの夏を

乗り切りたいものでございますね。

 

 

さて、今回の更新は2丁パンタを狙って

やって参りました加古川線のご紹介、第3弾と

なります。

 

 

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2018-03-11 クモハ125-10+クモハ125-9  小野町ー粟生

 

単行運転が可能な両運転台の125系が2両、連なって

やってきました。

 

国鉄型と銘打ったサブタイトルの割に初っ端が

JR型電車なのはいかがなものかと思うのですが。

 

以前の記事でもチラッと触れましたが、加古川線

阪神大震災以降に福知山線の谷川駅までを電化し

その際の電車導入と電化工事の費用を沿線自治体と

県が負担する形式を取っております。

 

つまり加古川線を走るクモハ125系電車は加古川線

沿線から税金で導入されている為、他路線への転用や

乗り入れが政治的に困難な車両という事になるので

ございます。

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M1編成  粟生ー小野町

 

続きまして、103系の登場でございます。

 

こちらは加古川線用3550番台のトップナンバー、

M1編成でした。

 

朝日を浴びて築堤を駆けていきます。 

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M1編成  粟生ー小野町

 

引いた構図でワンモアショット。

 

色合い、前面デザインと105系を彷彿とさせますね。 

 

もっとも、和歌山・桜井線を走る4扉の105系

103系からの改造グループですから、元々

同じ形式だったわけですが。

 

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2018-03-11 103系3550番台M4編成  小野町ー粟生

 

最後は第4編成の西脇市行を撮影して、今回の〆と

致します。 

 

静かな丘陵地を国鉄モーターが響いて、ゆっくりと 

走って行く2連の103系

 

側面は体質改善の40N更新が施され、戸袋窓や雨どいが

消え、前面も103系からかけ離れた顔となりましたが、

それでも立派な国鉄時代の生き残りでございます。

 

今後は各路線の国鉄時代に製造された車両が順次

消えていく事になりますが、加古川線103系はいつまで

その雄姿を見せてくれる事でしょう…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第564列車 「 特5 シキ801(B2梁)の特大貨物輸送を狙う 後編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


まだ7月半ばだというのにこの暑さ…一体8月になれば

どれだけ気温が上がるのでしょうか。


また、暑さに比例して強力な台風の懸念もあります。


穏やかに過ごしたいものですが…


 

さて、今回の更新は前回記事の続きとなりまして、

シキ801の特大貨物輸送を追っかけましたご報告と

なります。

 


前回、下諏訪カーブでド逆光での撮影でしたので、

次こそは順光での撮影を、と意気込みまして、

あらかじめ予定しておりました追っかけポイントの

塩尻駅発車シーンを撮影すべく、峠を越えて

やって参りました。

 

目論見通り間に合いまして、シキの塩尻到着前に

現着致しました。

 

 

撮影ポイントへ到着した時には、既に大勢の鉄さんが

待機していらっしゃり、隙間をぬって構図を決めます。

 

丁度、練習電が先に来ますので構図の確認と露出調整を

兼ねて撮影致します。

 

 

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2018-07-15 211系N303編成  塩尻ー広丘

 

おっしゃ順光!と喜んだのも束の間、なんと先頭車しか

構図内には収まりません。

 

左右の画角は架線柱に阻まれますのでコレが限界。

 

 

運転停車の為、特大貨物の列車は塩尻駅に15分ほど

停車しているのですが、この時点で既に発車まで

残り5分を切りました。

 

さぁどうしよう。


 

実は、こんな事もあろうかと次善の策を

用意しておりました。

 

代替撮影地の選定でございます。

 

ここがダメならこっちで撮ろう、という次点ポイントが

ここから車で5分程の場所にありました。

 

列車の速度を考慮すると、今から向かっても

間に合うはず!と考え、即座に移動致します。

 

 

次点ポイントへ到着するとすぐに踏切が鳴りだし、

遠くに列車が見えて参りました。

 

ギリギリセーフでございます。

 


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2018-07-15 9495列車  塩尻ー広丘

 

ヨーロピアンスタイルのEH200-21が牽引する、H級と

ほぼ同じ全長となりましたシキ801、そして

ヨ8000という特大貨物ならではの編成を、ようやく

順光で撮影する事が叶いました。

 

コレコレ、コイツを撮影する為に夜通し走って長野まで

やって来たのでございますよ!という気分で下諏訪での

溜飲が下がる思いでございました。

 

 

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2018-07-15 9495列車  塩尻ー広丘

 

ワンモアショット。

 

建物の影が車体に掛かってしまいましたし、

右端には架線柱がインしてしまっておりますが

まぁオマケですので。

 

あ、上にもビームがインしてますね…

 

 

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2017-07-15 特大貨物輸送シーン  塩尻ー広丘(後打ち)

 

シキ801が輸送します容器は、車体よりも頑丈に

作られたものでございまして、B梁によって

挟まれて運ばれます。

 

容器の底が線路に擦りそうなくらい低いですね。

 

また、シキ801は軸重を分散させているのでしょう、

車軸が片側8つ、合計16もございます。

 

H級機関車のブルーサンダーと合わせ、レールの

ジョイントを渡る際に響かせる音のすさまじさは

圧巻の一言でございます。

 

ダッダッダッダッダッダッダッと、他では聞けない

特有のジョイント音に痺れつつシャッターを切ります。

 

 

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2018-07-15 9495列車  塩尻ー広丘(後打ち)

 

緩急車には以前、HD300の甲種輸送で撮影した

ヨ8402が連結されておりました。

 

また会ったね、といった気分でございます。

 

 

こうして、何とかリカバーする事が出来ました

特大貨物輸送の撮影、無事に終える事が出来ました。

 

この後は他のネタを撮影する事になるので

ございますが、それらはまたいずれ日常ネタ

シリーズとしてご報告の機会を待ちたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第563列車 「 特5 シキ801(B2梁)の特大貨物輸送を狙う 前編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございますああ

 

 

大変暑ぅございますが、皆様体調はいかがでしょうか。

 

幸いな事に私も暑さで変調をきたす事無く、本日も一日

お仕事に追われておりました。

 

寒い冬も暑い夏も過ごしにくいので、春と秋を順繰りに

2回ずつ繰り返して欲しいモノでございます。

 

 

さて、今回の更新は夏の暑さがパない関西を抜け出し、

標高が高く涼しい長野県へ行って参りましたご報告と

なります。

 

 

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2018-07-15 9495列車  下諏訪ー岡谷

 

背景が真っ白のド逆光となりました下諏訪カーブを、

後尾にヨ8000を連結した特大貨物列車が走り抜けます。

 

 

今回の連休(15日~16日)は特大貨物輸送が長野で

撮影出来るという事で、それをメインディッシュとして

14日の夜に関西を飛び出して夜通し走り、翌朝3:30頃に

撮影地へと到着致しました。

 

小1時間ほど仮眠を取って4時過ぎに撮影地へ布陣に

行きますと、既に8名の鉄さんがいらっしゃいました。

 

 

まだ日の出前の時間、それでも周囲が見渡せるくらいの

明るさでしたので、私もカメラを構える立ち位置を決め、

練習電がやって来るまでの1時間以上を茫洋と過ごす事に

なりました。

 

 

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2018-07-15  夜明け前の下諏訪カーブ

 

太陽の出現位置は事前に確認していたのですが、

朝は雲が多く陽が射さない様だ、と目論見まして

ここへ布陣しておりました。

 

 

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2018-07-15  下諏訪カーブの日の出

 

所が、夜明け前に稜線に掛かっていた雲は何故か

霧散してしまいまして、陽光が画面中央に輝きます。

 

気分は末期の吸血鬼の様でございます…

 

ぎゃああぁあ…ぁ…ぁ…、と陽の光に苦しむ鉄の

皆さん。

 

なんせド逆光でございますから、ここは最悪の

撮影地となってしまいました。

 

 

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2018-07-15 211系N309編成  下諏訪―岡谷

 

太陽が直射して苦しむ一同を嘲笑うかの如く、

始発の練習電が通過して行きます。

 

この直ぐ後に目的の列車がやってきますが、無情にも

雲は残ってはおりませんでした。

 

 

逆光決定となり、もはや諦めムードの中でH級機関車の

独特なブロワ―音が響いてきます。

 

 

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2018-07-15 9495列車  下諏訪ー岡谷

 

特大貨物輸送は最高速度が25Km/hに制限されて

おりますので非常にゆっくりとした足取りで目の前を

通過して行きます。

 

 

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2018-07-15 シキ801B2  下諏訪ー岡谷

 

前と後ろの梁で荷の収まるグレーの容器を

挟み込みながら吊り掛ける方式のB梁を装備するのが

シキ800形大物車でございます。

 

主に発電所などで使用される変圧器を輸送する為に

用いられております。

 

車体に描かれておりますロゴからもお判りの通り、

この車両は日本通運が所有する私有貨車でして、

今回は東芝ロジスティクスからの発注で松本の変電所へ

変圧器を輸送する為に運用されておりました。

 

 

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2018-07-15 9495列車  下諏訪ー岡谷(後打ち)

 

オマケ。

 

逆光でしたので、後打ちに切り替える鉄さんも

いらっしゃいましたから、構図内にはそうした

皆さんも一緒に写り込んでおります。

 

 

折角長野まで来たのですから、これで終わりには

出来ません。

 

列車は時速25キロ未満という低速ですので、

追っ掛けを敢行すべくこの場をすぐに

立ち去りまして次なるポイントへ移動する事に

致します。

 

 

という訳で、次回は後編をお届けいたします。

 

はたして、私は無事に追っかけが出来、

狙い通りの写真を撮影する事が出来るのでしょうか…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第562列車 「 ハコ釜万歳! 貨物更新色のPFを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

無事に帰宅できました。

 

 

ここ数日の更新では電車ネタが続きましたので、

趣向を変えて釜の記事を用意してみました。

 

まぁ拙ブログの場合は、むしろ電車ネタの方が

趣向を変えた記事なのですが。

 

 

さて、今回の更新は新鶴見のPFが関西へと

やって来ますお馴染みの貨物列車、5087レ。

その普段通りの姿を記録致しました

ご報告となります。

 

 

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2018-07-12 5087列車  長岡京ー山崎

 

久々に出向いて参りました新井正にて、

貨物更新色をまといます2087番を狙いました。

 

現在、貨物のEF65は全検入場の際に塗装を

国鉄特急色に戻されております。

 

いずれは塗装変更を受けるか廃車になるか、しか

無い未来でございますので、普段の姿を今のうちに

記録しておこうという目論見でございました。

 

撮影日は生憎の曇天で、サイドが弱い写真になって

しまいました。

 

桂川鉄橋がこの辺りでは一番気に入っている

ポイントなのですが、今回はお仕事の都合での

場所選定でございます。

 

 

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2018-07-12 試6783M  長岡京ー山崎

 

オマケ。

 

683系V36編成の試運転でございます。

 

金沢から能登半島へ向かう七尾線などでは683系も

付属編成だけで運転されるのですが、関西では

試運転でしか拝めない短編成でございます。

 

設定を誤り薄暗い写真となりましたのが

悔やまれます。

 

 

地震や豪雨の影響もあり、鉄活が中々思うように

出来ておりません。

 

ちょっとフラストレーションが溜まりますと

こうしてブラリと撮影し、発散しているので

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第561列車 「 2丁パンタパラダイス!113系の霜取りパンタを狙う 2018春 舞鶴線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


普段は2〜300程のアクセスをいただいております

拙ブログでございますが、何が起こったのか昨日は

一日で1200ものアクセスをいただきました。


天変地異の前触れ…?と訝しんでいて気がついたの

ですが、関西は既に地震と豪雨という天変地異に

見舞われておりました…



注目記事にSL北びわこ号の記事がランクインして

おりますので、恐らくはその関係なのでしょうね。


今回は北びわこ号の撮影には参戦出来ませんでした

ので、日常ネタを放出致します。



さて、今回の更新は舞鶴線へ出向きまして、

抹茶色の113系が2両で走る姿を撮影して参りました

ご報告となります。

 

 

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2018-03-18 113系S9編成  淵垣ー綾部

 

福知山に所属する2連の113系は6本が在籍し、

そのうち2編成に霜取りパンタが装備されております。


箱電の103系105系の2丁パンタも素敵なのですが

近郊型の顔に菱形2丁パンタも中々見応えがある様に

思えます。

 

運用本数が少なく、今回はこれ1本しか

撮影出来ませんでした。

 

 

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2018-03-18 113系S4編成  淵垣ー綾部

 

こちらも霜取りパンタを装備した編成ですが、

何故か2丁パンタになっておらず畳まれています。


福知山の2丁パンタ113系はS4とS9の2編成のみでして

その2本とも撮影する事が出来たのですが、

パンタが畳まれていたのが残念でした。

  

 

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2018-03-18 287系FC03編成  淵垣ー綾部

 

オマケ。

 

287系の3連がやって来ましたが、この編成も最後尾の

パンタグラフが2丁、上がっておりました。


シングルアームのパンタが2丁というのも

面白いものですね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第560列車 「 2丁パンタパラダイス!103系の霜取りパンタを狙う 2018春 加古川線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


本日も暑い一日とはりました。


暑い、と申しますよりも痛い、が似合う陽射しで

ございましょう。


京都などは38度越えという、とんでも無い暑さでございました…


 

さて、今回の更新は第558列車記事の

続きとなります加古川線紀行の第2回という事で、

前回から場所を移してのご紹介となります。

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M5編成  神野ー厄神


背景が青空なので2丁パンタがよく目立ちます。


こちらは厄神までの短距離運用に就いておりました

M5編成。

 

 

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2018-03-11 クモハ125-12  神野ー厄神


クモハ125系にも2丁パンタがあるのですね。


単行ゆえにパンタだけみるとEF200の様に見えます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20180713232102j:plain2018-03-11 103系3550番台M6編成  厄神ー神野


西脇市から帰ってきたM6編成。


上り列車はパンタが後ろの車両になる為、余り

目立ちません。


オマケに面は影で真っ黒でございました。


 

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2018-03-11 103系3550番台M6編成  神野ー厄神


下りで折り返す際には、陽が回ってしまい、またも

面潰れに…


今回はM6編成の順光が撮影出来ませんでした。



お日様の照る清々しい春の一日、まだまだ肌寒い

朝でしたが、楽しく撮影する事が出来ました。


ただし、2丁パンタを狙うのであれば面潰れを

避けるために曇りの日が最適な様に思えますね。

 

 

それでは、この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第559列車 「 豪雨で足止めとなったトワイライトエクスプレス瑞風の回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

自身でカレンダーを確認したわけでは無いのですが、

本日は平成で最後の、13日の金曜日だそうで

ございます。

 

キリスト教圏ではこの、13日の金曜日というのが不吉だ

そうでございまして、この日をタイトルに冠した

ホラー映画も流行ったくらいでございました。

 

平成の世も残り1年も無いそうでして、次の元号が早く

定まらないと提出書類の日付が入れられないなど、

不便な点が出てきそうでございます。

 

 

私の場合、自分の生年月日を西暦で覚えておりまして、

役所などで記載の必要がある時に

はて、昭和…何年だっけという様な事態に陥ります。

 

普段から使っていないといざという時に困るモノで

ございますね。

 

 

昭和生まれの私ですが、東海道新幹線の開業よりは

後の生まれでございます。

 

新幹線は私が生まれた時には既に、高槻の地を

駆け抜けておりました。

 

新幹線以前と以降では、在来線もその運行形態を

大きく変えてしまっております。

 

かつては、鉄道開闢の時代から運行されていた

長距離普通列車が沢山あったものが、新幹線の開業後は

急行や特急に格上げされたり消滅したり。

 

今では「ムーンライトながら」くらいでしか歴史的な

長距離普通列車は残っていないのではないでしょうか。

 

 

昼行、夜行問わず時代に合わせて誕生しては

消滅していく数々の名列車たちですが、今の時代にも

世相に則した長距離列車は存在します。

 

その中の一つが今回ご紹介いたします、

トワイライトエクスプレス瑞風でございます。

 

 

現在は山陽、山陰、周遊の3コースを

日によって変えながら運転されております瑞風。

 

先週、西日本を襲った未曾有の大豪雨によって、線路が

寸断されてしまい、途中の出雲市で運行を打ち切った後

後藤総合車両所出雲支所に留置されていた瑞風ですが、

山陰本線の福知山ー豊岡が開通した事で本日、所属先の

宮原支所へ帰区する為に回送列車として運転されました。

 

 

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2018-07-13 回8270D  八木ー千代川

 

昨年は暇があれば撮影していた87系気動車ですが

何故か2018年に入ってからは縁が無く、今回が初めての

ご紹介となってしまいました。

 

先頭車両の連結器にカバーが付く仕様となりましたのは

2月に後藤総合車両所から出場した時からでございます。

 

 

豪雨被害の後初めて走る家路への道、踏みしめる様に

ゆっくりとした速度で通過して行きました。

 

 

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2018-07-13 221系K2編成  八木ー千代川

 

練習電でございます。

 

山陰本線奈良線同様221系が幅を利かせて

おりますが、奈良線とは異なりこちらは京都支所に

所属するK編成群が運用に就いております。

 

京都だからKなのでしょうね。

 

 

取り敢えず露出合わせに撮影したのですが、

架線柱は左端にインしているわ、右上には架線ビームが

中途半端に入っているわと、構図がガッタガタで

ございましたので次の列車で修正を試みます。

 

 

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2018-07-13 287系FA07編成  八木ー千代川

 

瑞風の露払いとなる287系特急。

 

丹鉄線の一部や舞鶴線は現在も不通でして

万全の山陰ではございませんが、こうして特急列車が

運行される姿を見ると、少なくとも京都口での日常は

戻って来たと実感できます。

 

が、残念な事に架線柱が左端に未だ残っておりまして

構図は失敗でございました…

 

また、右の架線柱の影が287系の頬に落ちていて

残念さに拍車が掛かります。

 

瑞風では失敗の無い様に、この2枚を参考に構図を

組み直しております。

 

 

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2018-07-13 87系気動車10両  八木ー千代川

 

お蔭で狙い通りの撮影が出来ました。

 

今年初めての瑞風ショット、満足でございます。

 

 

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2018-07-13 回8270D  八木ー千代川(後打ち)

 

オマケ。

 

回送ですので当然、乗客のいない後部展望です。

 

 

瑞風の運転日程は現在、7/18に出発する周遊コースが

WEB上で設定されておりますが、山陽本線の復旧が

見込めない為、恐らく今後新たにコース日程が

変更されるのではないかと思われます。

 

ひとまずねぐらへと戻った瑞風。

 

乗客を乗せて元気に走る姿を、また見たいもので

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

 

第558列車 「 2丁パンタパラダイス!加古川線の103系を狙う 2018春 加古川線紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

新章の幕が上がります。

 

いえ、特ネタを撮影する機会が無いだけなのですが…

 

自宅の、ブログ投稿や写真の整理に使用している

デスクトップのPCが不調でネットにアクセスが

出来ません…

 

かなり長い事使っているので、そろそろ買い替えの

時期だとは思うのですが、はてさて。

 

取り敢えずラップトップのPCに写真を移して

記事の作成は出来るのですが、面倒臭いのが

困りものでございます。

 

 

さて、今回の更新はこの3月に出向いて参りました

加古川線での撮影からお届けいたします。

 

拙ブログでは何度か伝えしております、12月~3月末

までの期間、各路線におきまして霜取りを目的にして

先頭車両のパンタグラフを2丁掲げる姿を狙いました

企画記事、2丁パンタパラダイス。

 

前回は第484列車記事におきまして桜井線を走る

105系ご紹介いたしました。

 

今回は同じように青い色の2両編成なのですが、

103系を改造した103系3550番台というグループを

撮影しております。

 

3550番台は加古川線用に2両編成8本、16両が

改造投入され、現在も活躍しております。

 

そのうちの3編成が霜取りパンタを設置して

おり、冬季は限定的に運用されております。

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M6編成  小野町ー粟生

 

空がほんのりと明るくなり始めました時間、下りの

2番列車となりますM6編成が、コトコトと築堤を

駆けてきます。

 

雨どいが張り上げ屋根の内部に収められた

更新工事を施された側面に、貫通扉を設けられ

視認性向上の為に上半分を黒く塗装された姿は

およそ103系というイメージからはかけ離れて

いるのですが、紛れもなく103系でございます。

 

小野GCの丘陵地をバックに、西脇市へ向かいます。

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M6編成  小野町ー粟生

 

レンズのズームを引いて編成を狙います。

 

どうでもよい話になるのですが、この3550番台、

貫通扉の渡り板が舌に見え、ベロを突き出して

鼻を舐める様な仕草にみえて仕方がありません。

 

愛嬌満点に思えるのでございます。

 

 

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2018-03-11 103系3550番台M6編成  粟生ー小野町

 

西脇市へ向かった列車は折り返し、加古川を目指して

戻ってきました。

 

お日様もすっかり登り、快晴という事もあって綺麗な

青空が広がりました。

 

 

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2018-3-11 103系3550番台M6編成  小野町ー粟生

 

今回のラストショットは再び西脇市へ向けて走り去る

M6編成の姿を。

 

この後は別のアングルを求めて撮影地を

移動いたしました。

 

そちらにつきましては、また機会を改めてご紹介させて

いただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第557列車 「 ハコ釜万歳!定尺チキの配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

真夏日、と申します殺人的な熱射に晒されております

本日の関西。

 

先週半ばからの豪雨の間は気温が25℃くらい

でしたからザッとみて10℃程の差になるのでしょうか、

余りにも落差が激しい為に身も心も参ってしまいます。

 

 

さて、そんな今回の更新は昨日の日中に、久しぶりに

チョイ鉄を敢行しておりましたのでご報告を。

 

 

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2018-07-10 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

お仕事のついでに時間がありましたので、少し

立ち寄って狙ってみました。

 

トワ釜のEF65 1124が牽引するレール配給で

ございます。

 

側面の汚れが目立つようになってきましたね。

 

 

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2018-07-10 配7993列車   京都貨物ー向日町(操)

 

望遠で近づいてくる列車捉えてみました。

 

フェンスに絡む植生が写り込んでおります。

 

 

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2018-07-10 配7993列車   京都貨物ー向日町(操)

 

向日町駅付近を、操車場へ向けてゆっくりと

進んでいきました。

 

被牽引のチキに積まれましたレールは、阪和線方面へ

運ばれております。

 

 

最後にオマケを。

 

 

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2018-07-10 2059列車  桂川ー向日町

 

もうお馴染みとなってきました感のございます

西濃運輸のコンテナが並ぶ2059レ。

 

豪雨被害で山陽本線を走る貨物列車も未だ運休を

強いられておりますが、大阪までの貨物列車は

御覧のように平常で運転されております。

 

この日は丸鮫ことEF66 107が代走運用に就いて

おりましたので、ついでに撮影しておきました。

 

 

イオンストレートですと、佃踏切よりは編成が

長めに構図へ収まるのですが、残念ながら20両の

編成後端までは入りません。

 

この時間帯の長編成は、山崎辺りまで行かねば

編成が抜ける撮影地が無いのが辛い所でございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第556列車 「 再履修!撮影名所で103系を狙う 2018冬 奈良線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨夜から今朝にかけ、以前は奈良線を走っていた

スカイブルーの103系、HJ408(元NS415)編成が吹田へ

廃車回送されました。

 

これに伴い、阪和線で長年活躍して来ました水色の

103系は全て消滅となり、明石に残るR1編成が

我が国唯一のスカイブルー103系となってしまいました。

 

 

さて、今回の更新は奈良線紀行その2において悉く

失敗してしまいました棚倉ストレートでの撮影を

再履修すべく訪れたご報告となります。

 

折角なので奈良線103系の記事を、と思いまして

残っておりました今回の写真を本日のネタとさせて

いただきます。

 

 

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2018-02-18 103系NS411編成  玉水ー棚倉

 

今回の被写体も偶々、今はもう亡きNS411編成で

ございました。

 

現着した時には既に前面の光線具合は影気味になり

バリ順での撮影ではございませんでした。

 

そこで…

 

 

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2018-02-18 221系NA415編成  玉水ー棚倉

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前回訪問時にeuro-yoshi221氏が実践されていらした

サイド構図で空の青さを強調してみました。

 

枯れた田んぼと澄んだ青空で冬の奈良線を表現しようと

挑戦してみたのでございます。

 

 

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2018-02-18 棚倉ストレートを望む  玉水ー棚倉

 

冬の日暮れはつるべ落とし、と言われます。

 

あっという間に陽は傾いて斜光線となって

しまいました。

 

 

もの寂しい心情をスナップでパチリ。

 

どちらかと言うとお腹が寂しい感じでございます。

 

カニ食べたい、みたいな。

 

 

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2018-02-18 103系NS411編成  棚倉ー玉水

 

冒頭の編成が奈良から折り返してきました。

 

何処かで見た様な構図の写真でございますね…

 

 

似た様なカットを量産してしまいました。

 

 

あっという間に本数を減らしております奈良線

103系、現在は4連4本のみでございます。

 

その代わりに5本の205系が運用に就いて

おりますので、またいずれ、205系の姿も記録しに

訪れたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!