写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第575列車 「 加古川線最新車両クモハ125系を狙う 加古川線紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

珍しく東から西へ移動するという台風が過ぎました。

 

昨夜は夜半遅くまで強風が窓を叩きつける音がうるさく

ゆっくりと睡眠が取れませんでしたが、朝方には雨、風

共に注意報へ移り、晴れ間も見え始めました関西。

 

予定では一日鉄活を楽しむつもりだったのですが、結局

前夜の寝不足がたたり昼過ぎまで惰眠をむさぼる非鉄の

休日となりました。

 

今回は大きな被害もなさそうで、安心しております。

 

 

さて、今回の更新は加古川線レポの第4回という事で

ございまして、2両編成の103系3550番台ではなく

単行運転となります125系を取り上げております。

 

この125系、関西でもここ加古川線敦賀から東舞鶴

伸びる小浜線、2線でしか運用されていない形式で

ございます。

 

小浜線運用の車両については検査の為に吹田へ

やって来ますので、撮影機会はあるのですが、普段の

旅客運用を狙うには小浜線加古川線へ出向かねば

なりません。

 

今回はそんな加古川線の日常を切り取りまして、

ご紹介申し上げます。 

 

 

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2018-03-11 クモハ125N1編成+N2編成  粟生ー小野町

 

慌ただしい朝には、2連の運用もございます125系

 

103系と違いこちらの125系福知山線との接続駅となる

終点の谷川まで、全線で運用されております。

 

加古川線は始点となります山陽本線加古川駅から、

途中の西脇市までと、西脇市から終点の谷川までの

2系統に分かれた運用となっておりまして、全線を

直通する運用はありません。 

 

ですが、125系西脇市の前後どちらの区間にも

充当されますので、加古川西脇市間では103系

併せて撮影が可能でございます。 

 

 

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2018-03-11 クモハ125N2編成  厄神ー神野

 

 こちらは西脇市からやって来たシーンでございます。

 

阪神大震災後に鵜飼路線の一つとして注目され、電化を

果たしました加古川線

 

その際に新製投入された2次製造グループが加古川線

運用に就く4両でございます。

 

車番はクモハ125-9~クモハ125-12までの通し番号を持つ

車両でして、JR西日本の基本形式となります223系の

単行型車両と位置付けられます。

 

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2018-03-11 クモハ125-10  神野ー厄神

 

特徴的な側面を備えますクモハ125系。

 

一見すると3扉の様ですが、真ん中の扉に部分は

車内では座席となっております。

 

将来的に3扉への改造が可能なようにしているのかも

しれません。

 

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2018-03-11 クモハ125N2編成  厄神ー神野

 

朝夕のラッシュには125系同士で3連を組む運用なども

あるようですが、日中はこの様に単行でございます。 

 

 

 加古川線では変電設備の関係で最高速度が85キロに

押さえられているそうでございますが、回送などで

本線を走行する際には本来の性能を発揮し、

120キロでの運転となる様でございます。

 

 

JRでは四国の7000系に次ぐ2例目となります単行電車、

125系

 

今日も可愛らしく、力強く走り抜けている事でしょう。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第574列車 「 塚口工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

妙な角度でひん曲がったコースを進み、関西へ台風が

接近しております。

 

先日の豪雨被害もまだまだ爪痕が残っているのですが

容赦なく襲ってくるこの仕打ち。

 

万全の態勢でやり過ごしたいものでございます。

 

 

今朝は先週の日曜以来の鉄活をしに、沿線へ

行って参りました。

 

いつもお世話になっております鉄仲間の皆様と

ご一緒させていただき、とても楽しいひと時を

過ごす事が出来ました。

 

皆様、感謝申し上げます。

 

 

さて、本日の更新は久々の工臨ネタを。

 

先日の大サロ撮影時に撮影したネタでございまして、

鮮度が落ちておりますがご容赦下さい。

 

 

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2018-07-22 工9786列車  島本ー山崎

 

朝日が微妙に当たっている状況でやって来ました

今回の工臨

 

しかも、シャッターポイントへ列車が来ると同時に

対向の普電が友情出演でございます。

 

カーブの向こうには大サロを待つ大勢の鉄さんが

見えております。

 

 

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2018-07-22 工9786列車  島本ー山崎

 

第2撮影ポイントは釜が正面を向いた瞬間で

ございますが、普電のお蔭で台無しです…

 

短編成でしたので、トリミングでもすればまだ多少は

見られる写真になるのでしょうが。

 

このまま終わるのは納得がいかなかった為、3度目の

正直を狙ってもう一写してみます。

 

 

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2018-07-22 工9786列車  島本ー山崎

 

些か不本意ではありますが、何とか編成を収める事が

出来ました。

 

これ、大サロですと編成が収まり切らず、側面が影で

大失敗となる所でございます。

 

工臨返空でございましたので何とかなった、という

所でございました。

 

 

そろそろ工臨返空もスジによってはシーズンオフと

なってしまいます。

 

じっくり狙っている様で、案外納得いく撮影が

出来ない難しい列車達でございますので、今後も

機会があれば被写体として追いかけたいもので

ございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第573列車 「 山陰DC応援企画!出雲市発の奥出雲おろち号を狙う 2018春 島根・鳥取遠征その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



台風接近だそうでございます。


ようやく暑さもマシになるのでしょうか。



さて、今回の更新は出雲市を出発した奥出雲おろち号を

狙いましたご報告となります。


普段は木次から備後落合までを往復するこの列車、

繁忙期のみ往路を出雲市に変更する為、山陰本線での

撮影が可能となります。


前回、特急やくもを撮影致しましたストレートにて、

順光で狙う事が出来ました。

 

 

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2018-04-29 9152列車  出雲市ー直江


乗客を乗せ、奥出雲を目指すトロッコ編成。

 

このポイントでは地元の鉄さんがやくもの撮影を

していらして、おろち号が来るまでの間に色々と

お話をさせていただきました。


曰く、おろち号の控車(釜の次位に

連結された12系)は、簡易リクライニングを

装備した車両でかつての急行だいせんを彷彿と

させる、だとか

381系の置き換えは米子や松江、出雲市にとって

喫緊の懸念なので、具体的な話が出て嬉しい、

だとか

様々な、地元の鉄にしか知り得ないお話を伺う事が

出来ました。

 

  

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2018-04-29 キハ47 3013+キハ47 2008他2両  直江ー出雲市(後打ち)


現地に着いてまず撮影したのはタラコ。


こちらは出雲市に向かう4両を後打ちしております。

 

 

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2018-04-29 キハ47 3010+キハ47 141  出雲市ー直江


続いては2両でやって来たヨンナナ。


日の丸構図バンザーイ、でございます…

 

 

米子から出雲市までは、伯備線から直通する列車の

関係で電化されております。

 

架線の下を走る気動車、というシチュエーションに

些かガッカリしつつシャッターを切りました。

 

 

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2018-04-29 9152列車  出雲市ー直江


オマケ。


引いた構図でワンモア、でございます。



列車はこの後、宍道から木次線へ入りますので、

私も車を駆って奥出雲の地へ分け入る事に致します。


そちらの模様は、また改めて。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第572列車 「 東海道本線の優等列車たちを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

さて、今回の更新はサロンカーなにわの撮影前に

名神クロスへとやって来た関西の電車特急をご紹介

致します。

 

世間の学生さん達は夏休み。

 

遠方から関西へやって来る鉄さんなども

いらっしゃる事でしょう。

 

そんな彼らの参考に、と記事を起こしております。

 

地元鉄さんにとっては見慣れた風景ですので、

面白みに欠ける内容ではございますが、最後まで

お付き合いいただければ幸いでございます。

 

  

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2018-07-22 683系W36他3両  長岡京ー山崎

 

まず最初は北陸と関西を結ぶ特急、サンダーバード

充当されている683系電車。

 

リニューアルされた塗装では、窓枠周りが編成後端まで

黒く埋められております。

 

従来とそうでは扉周りなどをグレーで塗装されて

いたのですが、リニューアル塗装では引き締まった

印象に変わっております。

 

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2018-07-22 289系FG403編成  長岡京ー山崎

 

北近畿地区と大阪を結ぶ特急に充当されます289系。

 

新大阪からムコソまで回送され、車内を清掃、

整頓された後に再び新大阪へ向かいますのがこちらの

シーンでございます。

 

683系から不要な交流機器を取り除いた改造車で

ございますので、シルエットは683系と変わりません。 

 

北近畿地区へ向かう特急には新製された287系とこの

289系が充てられ、381系の一掃に一役買っております。

 

この塗装の289系は全車が福知山電車区

所属しております。

 

 

個人的には、佃踏切で撮影時にヒタヒタと

後ろから被りに来る憎いアンチクショウでもあります。 

 

 

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2018-07-22 289系J03編成  長岡京ー山崎

 

こちらは同じ289系ですが塗装が異なります。

 

紀勢方面の特急に充当されております車両でして、

全車が日根野支所(旧日根野電車区)に所属して

287系と共に紀勢本線への特急で活躍しております。

 

同じ外観を持つ3種の特急、鉄であればさほど見分けに

苦労は無いかと存じますが、一般の方にとってはさぞ

同じに見えるのではないでしょうか。

 

いっその事、末期の485系雷鳥の様に北陸線系統の

683系は国鉄特急色をまとってみてはどうかと

思うのでございます。

 

2022年には北陸新幹線敦賀までの延伸開業と共に 

並行在来線の経営分離が決まっております北陸本線

 

同時に関西から北陸へ向かう特急も廃止になるそうで

ございます。

 

681系・683系の去就にも注目が集まって

来そうでございますね。

 

 

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2018-07-22 281系HA603編成  長岡京ー山崎

 

 今回の〆はお馴染み、281系でございます。

 

JR化後に最初の電車特急形式として新製された本車も

西日本としてはそろそろ新形式車両へバトンタッチを

検討する時期に入っております。

 

30分に1本やって来る見慣れた姿も、見れなくなる日が

近い将来に訪れる、関西の電車特急達でございます。

 

この夏、関西へいらっしゃった折には記録してみては

いかがでしょうか。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第571列車 「 山陰DC応援企画!特急やくもを狙う 2018春 島根・鳥取遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昼間の異様な高温で、いつものチョイ鉄もすっかりと

なりを潜めてしまっております。

 

と申しますか、外回りでは車から降りたくなくなって

辛いですね。

 

かといって車の中は快適かと申しますと、エアコンが

充分には効かず決して快適ではない、という厳しい

状況でして外回り自体が苦行ではあります…

 

週末の台風接近がこの異常な高温を何とか

してくれる事に一縷の望みをかけております。

 

 

さて、今回の更新は奥出雲おろち号を追いかけて

斐伊川の橋梁までやっていましたので、近い将来に

置き換えが決まりました伯備線のエース、特急やくもを

狙ってみましたご報告となります。

 

この斐伊川中国山地から日本海へそそぐ大きな川で

ございまして、太古には洪水で氾濫し八岐大蛇伝説の

基になったとも言われております。

 

このポイントへ来る間に斐伊川の堤防沿いを

走って来たのですが、四方八方から斐伊川へ合流する

支流がございました。

 

洪水になる様な豪雨となりますと、それらの支流と

合わせて、まるで大地をうねるヤマタノオロチの様に

なるのでしょうね…

 

もっとも、現在はしっかり

治水されているのでしょうけれど。

 

 

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2018-04-29 381系パノラマ編成  出雲市ー直江

 

岡山へ向かう一番列車となりますこの便では、まだ

サイドまで陽が回り切っておらず個性的な側面の塗装が

今一つ判り辛い結果になってしまいました。

 

岡山と出雲市を結ぶ特急やくも、先ずは1枚目で

ございます。

 

お次は気動車となります。 

 

 

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2018-04-29 キハ187系 第7編成  出雲市ー直江

 

山陰本線の高規格、高速化に際して地元自治体の

支援によって製造された特急用気動車、187系。

 

岡山地区と鳥取を結ぶ特急でも見かけましたが

こちらは米子と島根、山口を結ぶ山陰横断特急に

使用されております。

 

 

余談ですが、以前鳥取県から選出された鉄道マニアで

有名な国会議員がインタビューで、鳥取県

東部(鳥取市など)から島根県西部へ移動する

最速の手段は一旦飛行機で羽田まで出る事です、と

語っていらっしゃいました。

 

実際に時刻表を見ると鳥取~益田の連絡も悪く、

鳥取東部や島根西部は高速道路も未整備だったり

しますので山陰間を高速で移動するにはまだまだ

課題が多そうに感じます。

 

ちなみに、鳥取砂丘の土産物屋などでは件の国会議員

漫画調に描いたキャラもののお土産も

置いてありました。

 

人気のほどが伺えます。

 

 

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2018-04-29 キハ47 1016+キハ47 2007  出雲市ー直江

 

以前、津山線紀行でも撮影したキハ47形

 

こちらは後藤所属の車両でございますね。

 

 

時刻は8時台に入ろうかという段となりましたが、未だに

側面の色が暗く、このまま斐伊川橋梁で撮影するよりも

もっと光線の具合が良い場所を探そう、という事で

この撮影後、移動する事に致します。

 

スマホの地図で線形と光線の具合を確認しながら、

撮影ポイントの見当をつけて向かったのですが。

 

 

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2018-04-29 381系7両  出雲市ー直江

 

ようやく、綺麗に381系を狙う事が出来ました。

 

斐伊川築堤から国道9号を松江方面へ3分ほど走り、

線路を越えた田園地帯にあたります。

 

増結編成を連結し、7両となった381系の姿に以前の

関西では当たり前に見られた雄姿を重ねてしまいます。 

 

くろしお、しなの、近年では山陰特急などがつい、

思い起こされて嬉しくなりました。

 

 

いずれ伯備線が復旧した際には、ネウクロ辺りへ

381系を狙いに行ってみたいな、とも思いながら

今回は結びとさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第570列車 「 早朝の貨物列車たちを狙う 2018朝練シリーズ 2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

氷菓の消費が激しい今日この頃。

 

皆様のお腹は大丈夫でしょうか…

ゴロゴロいったりしておりませんか?

 

我が家は家人が買ってきた氷菓を瞬く間に

消費する為、お財布も心許ない状態でございます。

 

 

さて、今回の更新は日曜朝の山崎カーブにて

撮影致しました下り貨物列車を列挙してみたいと

思います。

 

まずは夜明け前に通過するこの列車から。

 

 

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2018-07-22 1089列車  山崎ー島本

 

空は明るくなり始めたものの、まだ足回りにまでは

陽が回り切らない露光の中を通過する1089レ。

 

何とか釜番は読めるくらいの露出は確保出来まして、

EF66 120が牽引していると判りました。

 

続いては朝練の目玉、貨物電車の登場でございます。

 

 

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2018-07-22 51列車  山崎ー島本

 

1089レの撮影結果を確認して少し暗い気が致しまして

シャッタースピードを落として軽~く流す感じに

してみたのですが、反って画面が明るくなり過ぎた

感がございますね。

 

 Mc250-6が先頭でございました。

 

 

ここは下り方が山崎駅からS字を描くカーブを

列車が進んで来まして、躍動感のある構図が

組めるのですが、編成の短いSRCでは寸詰まりに

なってしまいました。

 

 

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2018-07-22 1085列車  山崎ー島本

 

夜が明けて朝日が昇り始めました。

 

編成後方には既にお日さまにコンテナが照らされて

輝いております。

 

編成後端がギリギリで構図に収まりました。

 

 こちらはEF66 119が牽引する列車でして拡大すると

判るのですが、エキセンにも数名の鉄さんが既に

待機していらっしゃいました。

 

 

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2018-07-22 53列車  山崎ー島本

 

毎度、朝練の〆にしております福山通運の専用列車、

53レ。

 

この日はEF210-141が牽引となりました。

 

随分と陽が届き始めまして、編成の3両目辺りまで

コンテナが照らされる様になりました。

 

 

 まだまだ先の話なのでしょうけれど、この塗装の

桃太郎もいずれは貴重な姿になるのでしょうから

いそいそと撮影しております。

 

 

早朝の撮影は陽が射さないこの時間が最も

撮影しやすいコンディションでして、汗も

かくことなく過ごせております。

 

この後に陽が射してきて辛い一日が始まるのですが。

 

 

暑いから、といって冷凍庫の甘いおやつを

食べすぎない様に気を付けねばなりませんね。 

 

お腹を冷やすと今度はお手洗いで冷や汗をかく事に

なりかねませんから。

 

 それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第569列車 「 ~シリーズ国鉄の残滓を求めて~ 113系5300番台を狙う 2018春 舞鶴線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

この先2週間ほども暑さが続く、などという予報が出て

絶望感が漂うこの頃でございます。

 

本日も暑い一日でございまして、沿線に出る気力すら

湧いて来ず非鉄となりました。

 

お仕事中に鉄仲間さんとお会いしたのですが、お誘いも

お断りしております…

 

 

さて、今回の更新は舞鶴線を訪れました第2回目の

記事となります。

 

舞鶴線は福知山電車区に所属する2連化された

113系が6本12両、そして115系が2連1本で

共通運用として運転されております。

 

地方交通線と規定された単線でして、山陰本線

綾部から小浜線と接続する東舞鶴までを結びます。

 

 

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2018-03-18 113系S3編成  淵垣ー綾部

 

2丁パンタ以外の編成も緑一色に2両という可愛らしい

編成で運転されております。

 

前面窓押さえは奈良線で活躍する103系のNS編成と

同様、金属が用いられ厳つい印象を受けます。 

 

また、先頭の連結器にはカバーが

着けられております。

 

 

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2018-03-18 113系S5編成  綾部ー淵垣

 

この日の日中は1枚目のS3編成と、こちらのS5編成が

ピストンで往き来する運用となりました。

 

綾部市郊外に位置するこのポイント、山あいの

のどかな風景が背景として見えますが、撮影して

いる私の背後には山を切り拓いた工業団地がそびえ

大きなトラックなどが行き交う賑わいをみせて

おります。

 

 

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2018-03-18 223系F14編成  淵垣ー綾部

 

舞鶴線ではあまり見かけない223系。

 

こちらは新製当初から2連となります、5500番台が

福知山に所属しております。

 

223系の方は福知山線山陰本線の豊岡ー京都と

幅広く運用されている為、運転本数が少ない割に

目にする機会は多い形式でもあります。

 

私が普段撮影している東海道本線を走る223系とは

前面の傾斜が無くなり、顔が似て非なる仕様と

なりました。

 

この223系後期顔は、北陸で活躍する521系姫新線

気動車にも採用されている為、広い範囲で見かける

JR時代のポスト113系といった立ち位置となります。

 

 

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2018-03-18 113系S3編成  綾部ー淵垣

 

1枚目で福知山へ向かった編成が、折り返し東舞鶴

目指します。

 

舞鶴線を走る列車は、京都方面の特急を除き全て、

綾部から山陰本線に乗り入れて福知山へ向かいます。

 

つまり、舞鶴線内だけしか走らない列車は

存在しない、短い区間の路線となります。

 

 

港町である舞鶴へ、連なる山を越えて今日も

モーターを響かせながら、国鉄生まれの113系

駆け抜けて行くのです。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第568列車 「 サロンカーなにわ 橋本駅開業と紀勢本線の周年記念列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は一日フルでの鉄活を予定していたのですが、

諸般の事情で午前の一部と午後を大幅にカットする事と

なりました。

 

お会いした皆様、お会いできなかった皆様、いつも

ありがとうございます。

 

 

さて、まずは午前3時に起床の後、表題のカットを

撮影すべく山崎駅近くにございますサントリーカーブへ。

 

 

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2018-07-22 紀勢本線電化40周年記念号ヘッドマーク  島本ー山崎

 

今回のサロンカーなにわを使用した列車は、7/20に

運転された往路が和歌山線橋本駅が開業120周年を

迎えた記念列車として、7/21運転の復路は紀勢本線

電化40周年を記念した列車としてそれぞれ専用のHMを

掲示しておりました。

 

図案には懐かしのキハ81系ブルドッグ

「くろしお」の文字と電化開業で入線していたゴハチが

仲良く並んだものとなっておりました。

 

 

営業運転は金、土曜と私にとっては撮影出来ない日程と

なりましたが、回送で地元を走行してくれるので、

日曜の撮影ネタとして早朝から待機する事に致しました。

 

 

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2018-07-22 回9830列車  島本ー山崎

 

古くから関西の超有名撮影地として名を馳せる

山崎カーブ。

 

すぐ傍にあるサントリーウイスキーの蒸留所から

サントリーカーブ、とも呼ばれております。

 

午前順光のここに布陣していたのですが、早朝は

マンションの影が抜け切らず、編成に大きく掛かって

しまいました。

 

 

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2018-07-22 回9830列車  島本ー山崎

 

お次は目一杯に引き付けて撮影してみたものの、

架線ビーム上に据えられた信号機の影が釜の面に

掛かる始末…

 

スッキリといかない結末になってしまいました。

 

 

この後列車はムコソで機回しをして折り返します。

 

所用を済ませて、今度は最早住宅地となりました

名神クロスへ。

 

 

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2018-07-22 回9931列車  長岡京ー山崎

 

こちらも面に陽が回り切らず、敢え無く撃沈に…

 

往復で図案の異なるマークを掲示していたので

HMを狙えるポイントという事でここに来たのですが

今一つ納得のいかない出来栄えとなりました。

 

 

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2018-07-22 回9931列車  長岡京ー山崎

 

オマケ。

 

引いた構図でワンモアショットでございます。

 

 

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2018-07-22 橋本駅開業120周年記念号HM  長岡京ー山崎

 

往路の図案はSLと春日色時代の105系、しかも

103系1000番台が描かれておりました。

 

和歌山線105系といえばやはりこの顔、でございますからね。

 

今後もこの様な素敵な企画が実施されます事を

願っております。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第567列車 「 ハコ釜万歳!カラシを桂川橋梁にて狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

殺人的な暑さが続きます関西、皆様の体調は

如何でしょうか。

 

私はお仕事柄高温多湿な職場と冷房の効かない

自動車の運転でバテバテでございます。

 

そんな昨日、夕飯にウナギが出されまして漸く昨日が

土用の丑の日だった事に気付きました。

 

日ごろは質素な食卓なのですが、たま~に贅沢を

させていただきます。

 

ウナギを食べた所で酷暑が涼しくなる訳では

ありませんので、本日も辛い一日となった訳ですが。

 

 

さて、本日の更新は昨日5087レにて来阪致しました

カラシこと、EF65 2127号機を捉えましたのでご報告を

させていただきます。

 

 

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2018-07-20 5087列車  京都貨物ー向日町(操)

 

丁度、列車がやって来た時に折り悪く雲が陽を

遮りまして、薄暗い露光となってしまいました。

 

珍釜扱いだった原色のPFが増殖し、現在の新鶴見では

最も注目を集めるイロ釜なのがこのカラシなのでは

無いでしょうか。

 

編成は2両目以降の空コキが目立ちますが、久々の

王道、コンテナ貨物の先頭に立つカラシを撮影する事が

出来ました。

 

 

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2018-07-20 281系HA603編成  京都貨物ー向日町(操)

 

後方が影になるマンダーラ気味となりましたので

広角に切り替えての撮影でございます。

 

それでも先頭は夏らしい光線の中を突き抜けて

行きました。

 

 

5087レ撮影後もしばらく残って撮影しようと

思っていたのですが、待ち人ならぬ待ち列車来たらずで

撤収しております。

 

 

このまま終わるのもあっさりし過ぎている感が

ございますのでオマケを。

 

 

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2018-07-18 配7993列車  京都貨物ー向日町(操)

 

お馴染み、レール配給の列車でございます。

 

最近はすっかりトワ釜がこの運用に就いており、

新鮮味が無くなりつつあります。

 

色は違えどコレもEF65、撮影出来るだけ有難いと

シャッターを切っておりました。

 

後ろに積まれたレールは向日町止めだそうでして、

そこから溶接されたり別の行先へ振り分けられたり

するのでしょうか…

 

 

明日は日曜、私もお仕事がお休みとなりますので

線路傍へ向かいたいと思います。

 

くれぐれも、倒れない様に気を付けて鉄活に

勤しみたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

 

第566列車 「 山陰DC応援企画!奥出雲おろち号の回送を狙う 2018春 島根・鳥取遠征その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

GW初日と二日目にあたります29日、30日は島根と

鳥取へ遠征に行って参りました。

 

奇しくもこの7月より島根・鳥取両県において

山陰デスティネーションキャンペーンがスタートし、

多くの観光客で賑わいを見せる…と思っていたのですが

先の豪雨被害で山陰地方への最もポピュラーな

移動手段となります伯備線が長期不通となって

しまいました。

 

幸いにも関西から鳥取へ抜ける山陰本線ルートは

復旧し在来線で移動が可能でございます。

 

ですが、島根最大の観光都市であります「出雲市」と

ほど近い鳥取最大の経済圏であります「米子市」、

これらと新幹線を結ぶ伯備線が不通という事で

大きな打撃となっている事は想像に難くありません。

 

 

そんな訳で、世間の鉄さん方に「山陰へ行ってみたい」

と思って頂ける様な記事を作成し、山陰DCを

ちょっとでも応援できれば、と緊急企画として

今回から不定期連載で山陰での遠征記事を掲載して

参りたいと思います。

 

島根では主に奥出雲おろち号を、鳥取では

キハ40系気動車を被写体としておりまして、まず

第1回となります今回は、木次から出雲市

回送されますトロッコ列車、奥出雲おろち号の回送を

ご紹介致します。

 

 

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2018-04-29 回9462列車  南大東ー出雲大東

 

時刻は午前6時前、予報通りの爽やかな朝日を受け、

木次から出雲市まで回送されます列車が山間を抜けて

来たシーンを狙います。

 

 

1998年の運行開始当初は客車と同じ専用塗装を

施されたDE15 2558が牽引機として充当されて

いましたが、2010年度よりDE10 1161も新たに

専用塗装を施され牽引機が2両体制となりました。

 

一方が検査などで牽引できない時の為でございます。

 

今回はDE15が検査入場していた為、余りお目に

掛かれないDE10が登板するという事と、丁度

おろち号が20周年という事で特製HMを掲出して

いましたので、この2点が遠征の動機でございました。

 

 

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2018-04-29 回9462列車  南大東ー出雲大東

 

引いた構図でワンモア。

 

田植え前の水が張られ始めた田んぼを横目に

ひっそりと回送されるトロッコ編成。

 

 

奥出雲おろち号はJR西日本が運行する唯一のトロッコ

列車でございまして、現在では島根県の有力な

観光資源となっているそうでございます。

 

関西では嵯峨野観光鉄道という、嵐山から亀岡市

馬堀までの旧山陰本線保津峡を走るトロッコ列車

ございますが、こちらの牽引機は常時DE10形ですね。

 

 

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2018-04-29 DE10 1161  南大東ー出雲大東

 

天の川をイメージしたという専用塗装が施されたDE10。

 

 

奥出雲おろち号は通常、木次線の中間に位置します

木次駅から、芸備線との接続駅となっております

備後落合駅までを運行しております。

 

ですが日曜を中心に繁忙期には往路のみ、山陰本線

出雲市駅を出発する便に変更されまして、車庫のある

木次から早朝に出雲市まで回送されるのでございます。

 

 

今回の遠征ではまずこの回送シーンを狙うべく、

28日の夜に関西を発って夜通し(いつもこのパターン)

走って深夜の3時に撮影地へ到着、仮眠を取って列車を

狙っております。

 

4月の終わりだというのに、車のエンジンを切ると

非常に気温が下がっておりまして、仮眠中の私は

カタカタという音で目が覚めました。

 

一体何の音がしているのかと思いましたら、自分の

歯が寒さで震えてカタカタとなっていた音で

ございました…

 

慌ててエンジンをかけて暖房を入れたのですが、

自分の歯の音で目が覚めるなんて貴重な体験で

ございました。

 

出来るならもうしたくない体験でございます…

 

 

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2018-04-29 回9441列車  直江ー出雲市

 

山陰本線へ乗り入れると進行方向が変わり、

客車に据えられた簡易運転台が先頭となります。

 

 

列車は木次から山陰本線との接続駅となる宍道駅

経て出雲市駅へ向かうのですが、線形が「く」の

字を逆向きにした形状をしております。

 

くの真ん中あたりが宍道でして、車で追いかけ

ますと、宍道を経由せずにストンと降りて

来られますので、出雲市の手前にてもう一度

迎え撃つ事が出来ました。

 

前照灯と尾灯が4つ並ぶ顔は、蜘蛛の様に思えます。

 

 

木次線出雲横田から備後落合までの区間が現在、

長期不通となっているそうでございます。

 

 

沿線の観光資源として大いに活躍する列車である

だけに、早期の復旧が望まれますね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!