写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2668列車 「 ロンチキ!二段積載の福山転回工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

複々線での撮影というものは、えてして被りの

被害に遭遇する可能性が高くなります。

 

被写体の手前側をお呼びで無い列車が通過して

撮りたい列車をブロックする、タイミング悪い

事故みたいなものをいわゆる被りと呼びます。

 

中には数時間も待機した挙句に、正にここ!と

いう瞬間を後ろから来た列車にブロックされて

撮影が叶わなかった…なんて悲劇もあります。

 

そんな悲しい思いを出来るだけ避ける為には

ダイヤを読み込み離合するポイントを予想する

とか、撮影場所を工夫して対策を講じたりなど

手を尽くすのでございます。

 

まぁ中にはどうにもならずにガックリ項垂れる

事案もございますが…

 

 

さて、今回の更新は九州や西日本ではまだ走る

姿が見られますロングレール輸送用の貨車、

いわゆるロンチキを狙いましたご報告とさせて

いただきます。

 

チキ工臨の中でも人気の高いロンチキ、大抵の

場合は積載がそれほど大した量ではなくて

サラッと撮影するだけなのですが…

 

この日はお仲間から二段積みだとの連絡を貰い

それなら俯瞰気味に撮影してやろう、と判断を

致しましたワタクシ。

 

ショバへ着きますと、親しい友人のMサン氏が

いらっしゃるではありませんか。

 

という訳で歓談しつつ、いざ撮影。

 

 

2024-04-06 工9389列車

年に一、二度あるかという、稀に見る高積載な

この日のロンチキをDD51 1109が牽く場面に

出くわす事が出来ました。

 

予想以上に積載量が多く、これはラッキーな

撮影でございます。

 

 

2024-04-06 工9389列車

オマケ。

 

聖地・調子踏切へ至るカーブに、そのレールを

しならせて走るロンチキのお尻でございます。

 

線路の奥には、私立高校の敷地に咲く桜が見頃

となっており工臨に添えて撮影致しました。

 

 

2024-04-06 5087列車

EF65 2096が牽く定期貨物列車も仕留めます。

 

PFと凸、短時間に2種の国鉄形式が撮影出来て

有り難いひと時となりました。

 

この日は土曜。

 

ワタクシは激務な事の多い曜日なのですが

あの積載を見てしまうと、このままお仕事へと

戻るのが勿体無く感じてしまいました。

 

そこで、Mサン氏とたまたま近くに居た友人の

競馬氏にSNSで連絡致しまして追っ掛けをする

提案を致します。

 

結果3人で車を走らせ、向かいましたのが

こちら、ロンチキ撮影の定番となりますカーブ

構図のショバでございます。

 

 

2024-04-06 工9389列車

黄砂かPM2.5か、はたまた別の要因かは不明で

ございますが背景のビル群が蜃気楼の様に霞む

塚本信号場を通過するロンチキを捉えました。

 

ここでは普段からお世話になっております

大御所ブロガー氏を始めとして、ビッグ氏や

mm氏など親しいお仲間が続々と集結し

勢揃いとなりました。

 

本番までの間にまたしても楽しい歓談を挟んで

ロンチキ撮影となりました。

 

 

2024-04-06 工9389列車

今回の決めコマ。

 

しなるロングレールを狙っての撮影こそが

ここでの本命となる撮影でございました。

 

グイッと列車へ寄せるか、引いて撮るかで少々

悩みましたが、やはり霞んだビル群を画角へ

取り入れたくてこの様な構図に致しました。

 

それにしましてもカーブを曲がるロンチキ、

パッと見た感じでは真ん中の緊締具でレールを

押さえているだけなのに、この様にしなりを

作るロングレールに圧巻でございます。

 

いえ、実際にはチキ1両につき8箇所でレールを

固定しているのですが。

 

 

2024-04-06 75列車

今回の〆。

 

EF65 2081の牽引する定期貨物列車を狙っての

撮影でございます。

 

ロンチキ撮影を終えましたが、暫く待ちますと

四国へ向かうPF貨物が撮れるという事で、この

日2両目のPF狙いで延長戦に突入致しました。

 

ロンチキを撮影した時よりも格段に露出が

下がりましたが、何とか仕留められました。

 

これにてワタクシの遅い昼休みも終了し

Mサン氏、競馬氏と一旦は聖地・調子踏切へ

戻りましてミニツアーは解散致しました。

 

で、後日。

 

福山転回を終えレールを全て卸しました

ロンチキの返空が早朝にある、という事で朝練

稼業に精を出すべくサントリーカーブへ布陣。

 

何故に聖地・調子踏切ではなく、こちらへと

足を運んだのかはさておきましてこの返空

撮影は悲劇に見舞われてしまいました…

 

 

2024-04-08 工9384列車

今回のオチ…

 

桜咲き菜の花が彩る構図で、ケツエプロンの

ロンチキを狙っての布陣だったのでございます

が、まさかの下り快速が友情出演。

 

ロンチキは6両目で切れてしまう、という涙の

幕切れでございました。

 

これこそ被り案件でございます。

 

ですが。

 

ワタクシにも多少なりとも意地がありまして

何とかリカバリしたいな、と足掻いてみました

その結果…

 

 

2024-04-08 工9384列車

今回の意地。

 

一応は、という但し書きが枕に冠されますが

編成を抜いて釜とケツエプロンを桜×菜の花の

構図にて仕留めるというミッションを果たす事

が出来ました。

 

これを決めショットにする様な真似は流石に

致しませんので、オマケ的に記事の最後に据え

やれやれといった気分で終えたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2667列車 「 甲27 横浜市営地下鉄10000形(10143-10144)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

インターネットの無い時代、我々の様なネタを

追う類の撮り鉄は電話で連絡を取り合うしか

情報のやり取りが叶いませんでした。

 

ただ、緩い時代でもありましたので個人で駅の

助役室へお邪魔して、運転報を書き写したり

地元ネタだけは詳しい、そんな方が多かったと

記憶しております。

 

今ではSNSを開けばネタが飛び交い、限られた

時間で何を狙うかを考えねばならない時代。

 

便利になった反面、実際に話しをして繋がりを

築く機会が損なわれた様にも思います。

 

そんな中でもネタを回していただけるのは

心から感謝する次第なのでございます。

 

 

さて、今回の更新は19日に川崎車両にて落成し

甲種輸送されております、横浜市営地下鉄

10000形中間車につきましてご報告を

させていただきます。

 

この日の甲種輸送は先月の4000形に続いて

またもや横浜市営地下鉄への輸送。

 

西の方へ向かう甲種輸送では桃太郎が牽くのが

当たり前でございますが、東へ向かう方は

有り難い事にこの日もPFが担う事となります。

 

 

2024-04-19 9866列車

EF65 2074の牽引で関西を旅立ちます、横浜

市営地下鉄10000形の中間車2両。

 

窓部の間に巻かれた帯からグリーンラインでの

活躍が期待されている事が判ります。

 

リニア駆動の狭小車体ゆえ、仮台車を履くと

腰高になりPFと裾部の高さが一致しているのも

興味深い所でございます。

 

 

2024-04-19 225系U5編成ほか12両

待ち時間に狙った225系が先頭の新快速は勿論

練習電として、影落ちのチェックや切り位置の

確認に活用致します。

 

架線の影が車体に掛かるのは、許容するしか

ありませんのが辛い所…

 

カメラを構えているとこのショバでは初めて

何か珍しいのが来るんですか?と声を掛けられ

ビックリ致しました。

 

カフェで働くダウン症の女性と、サポートの方

が興味深々な眼差しで聞いて来られました。

 

勿論ワタクシは丁寧にご説明申し上げますと

サポートの方から、そんな情報どうやって知る

のですか!?と聞かれてしまいました。

 

以前なら専門雑誌に掲載されていました、と

答えたのですが、今はそれもなく情報の扱いは

格段に難しくなって参りました。

 

友人から教えて貰った、とも言えずに

言葉を濁してしまいました…

 

 

2024-04-19 5070列車

本番前に抑えておきたい列車、EF210-306が

牽く定期貨物でございます。

 

この日の牽引機は押桃の中でも初期に落成した

JRFロゴを側面に付ける釜でしたのも、嬉しい

ポイントとなりました。

 

309以降の押桃にはJRFロゴが無いまんまでの

落成となりましたので、増殖する300番台の

中でもロゴ有りは注目と位置付けております。

 

所でお気付きでしょうか、線路の奥、押桃の

向こうをPFがコソーっと走っているのを。

 

チキを運ぶ役割を担う列車がこの日は単機で

カメオ出演しておりました。

 

 

2024-04-19 9866列車

若葉が芽吹き始めました、春の駅を定刻で通過

する甲種輸送を望遠にて捉えましたご挨拶の

一コマでございます。

 

この構図は勿論ですし手前に引くアングルも

もう暫く致しますと、木々や葉に遮られる事と

なりそうでございます。

 

草も栄養満点っていう勢いで伸びて来ますから

このショバもまたシーズンオフが近づいている

予感が致しました。

 

 

2024-04-19 9866列車

今回の〆。

 

決めコマとして狙いました本命の構図がこちら

となります。

 

このカットの次のコマを、構図をずらして撮影

したものを巻頭に持って来ましたが、元々

狙っておりましたのはこのコマでございます。

 

砂の影響で空が白っぽいのですが、晴れ空を

背にした甲種輸送が撮影出来ましたので満足と

させていただきます。

 

 

2024-04-19 9866列車

オマケ。

 

無理矢理感が半端ないケツ打ちでございますが

妻面の扉部を中心にフィルムと木枠で養生が

組まれた10000形の中間車でございます。

 

また妻面下部に仮連結器が固定された姿も

如何にもタコにも輸送中、といった風情のある

レアなものと申せましょう。

 

 

所で、タコ焼きと申しますと恐らく万民が同じ

食べ物を連想するかと思いますが、イカ焼きは

関の東西で異なるという事をワタクシは大人に

なって初めて知りました。

 

本来のイカ焼きは烏賊の切り身を小麦粉と卵に

塗して焼いた食べ物な筈でして、いわゆる

粉もんの部類なのでございます。

 

所が、マクドをマックなどと蔑称で呼ぶ道理の

分からない方々が住まわれる地域では、イカ

姿焼きをイカ焼きだ!と言い張る勢力がいると

耳に致しました。

 

あまつさえ本来のイカ焼きを大阪風、などと

呼び分けて、姿焼きをイカ焼きだと僭称する

浅ましい分派まで存在するのだとか。

 

いえね、ワタクシは別に構わないのですが

世間ではイカ焼き、と申しますれば粉もんを

指しますので姿焼きをイカ焼きだと思い込んで

いると恥を掻く事になりましょうからねぇ。

 

姿焼きはアレで美味いんですよ?居酒屋とかで

よく食べます。

 

あ、そんな話をしておりますと、なんだか

イカ焼きが食べたくなって参りました…

 

イカを買いにイカねば。

 

ちなみにワタクシの手は今、そこはかとなく

イカくs…

 

おっと、イカん。ご婦人も読まれるかも知れず

滅多な事は綴れませんから、イカ自重。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2666列車 「 甲8 衣浦臨海鉄道KE65形(KE65 3)の土崎出場に伴う甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

長らく続きました岡山での撮影記事も終わり

今回より日常回が戻って参りました。

 

関西で撮影するアレやコレやも色々と溜まって

参りましたので、また少しずつ更新を進めて

参りたいと思います。

 

 

昨日は雲が優勢な一日となって気温も10度近く

低い、肌寒い日でございました。

 

が、一転して本日は抜ける様な青空と夏日に

届く暑さが到来し、昼間にアイスを二つも食す

ワタクシでございます。

 

あゝハイカロリー…

 

だからでしょう、夕飯は簡単に野菜&もやしを

豚肉と炒めるだけにして冷蔵庫一掃定食、と

相成りました。

 

一掃したまでは良いのですが、その分

明日はお仕事の合間に買い物をせねばならず

そこがちょびっと憂鬱でございます。

 

お買い物が何故、憂鬱なのかですか?

ウチの娘がスーパーでレジ打ちをしているので

内緒でオヤツを買う、というお楽しみが阻まれ

実用一辺倒な買い物となるからでございます。

 

家族はワタクシ以外たけのこ派閥でして

こっそり隠れて食べるきのこの里の味が背徳的

なのでございますよ…

 

さて、今回の更新は昨年末に秋田の土崎へと

検査の為に入場しておりましたKE65 3が無事

検査を終えて衣浦へ戻る場面を狙いました

ご報告とさせていただきます。

 

土崎からは日本海縦貫線を吹田まで下りまして

吹田から稲沢、更に大府を経て半田埠頭への

ルートを辿りますこの列車。

 

ワタクシが狙えますのは日本海縦貫線から来た

吹田へ向かう列車のみ、となりました。

 

ですから貴重なその機会を逃さぬ様にと時間を

工面致しまして、お馴染みのショバへと向かい

撮影に挑みます。

 

 

2024-04-08 配6550列車

EF510-8が甲8となりますKE65 3の甲種輸送

牽引する場面を8日に撮影、という8尽くしな

一コマでございます。

 

築堤には列車の接近に驚き飛び去る鴉の姿まで

写り込んでしまいました。

 

この構図のポイントはKE65 3の前照灯が少し

見える所でございます。

 

やはり甲種輸送は被牽引車両が主役ですから

DE10と変わらぬ姿のKE65形を魅せる角度を

意識致しました。

 

 

2024-04-08 配6550列車

挨拶ショットは東山を背にした望遠構図にて。

 

この辺りは線路脇に柵があり足回りに掛かる為

中々厳しい構図となります。

 

また目立ちはしませんが電線が幾重にも構図を

横切っているので、編成撮影には向かないのは

承知の上で撮影致しました。

 

あくまでもご挨拶、でございます。

 

 

2024-04-08 配6550列車

ドヨヨンと澱んだ空の下を近づいて来る列車を

もう一度望遠構図にて仕留めてみます。

 

ここも足回りには柵が掛かるのですが、何故か

中途半端な長さでございます。

 

しかもこれでもかっ!という位に暗い空で

露出さえ下がる始末…

 

 

2024-04-08 配6550列車

今回の決めコマ。

 

巻頭から更に引きつけまして決めとなるコマを

狙ってみました。

 

ちょっと構図が窮屈な感もあるのですが、一応

編成は収められましたので充分でございます。

 

お気付きの方がいらっしゃるかも知れませんが

こちらのショバでは、KE65 3が土崎へ入場

する際にも同じ様に撮影しておりました。

 

牽引は鮫が牽いておりましたので差異はある為

今回も敢えてこちらへ布陣してみた次第で

ございます。

 

 

2024-04-08 KE65 3のキャビン側面

窓に特検票を貼ります、甲種輸送ならではな

姿のキャブでございます。

 

区名札も無くて如何にも輸送中な姿でしたので

つい、撮影してみました。

 

 

2024-04-08 配6550列車

オマケ。

 

走り去るKE65 3をケツ打…ちは難しいので

この様なコマでお見送りさせていただきます。

 

この日は吹田までの運転となり、後日牽引機を

鮫に変えて稲沢へと運ばれましたKE65。

 

生憎とそちらは参戦ならず、ゴトーのみ撮影と

なりましたが記録出来て良かった…

 

 

公式より衣浦臨海鉄道はDD200の導入が発表

されております。

 

ザリガニ化しますと全般検査に伴う甲種を撮影

する機会も、関西では見られなくなる事が予想

されますのでこの様な撮影も可能な内に仕留め

たい所でございます。

 

貨物のDE10は絶滅寸前になりましたし、貨物

釜がDE10形と同じ車体を牽く姿、というのも

また貴重な被写体。

 

撮影に際しまして色々と手助けを下さいました

皆様方には、この記事をもって感謝と

代えさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2665列車 「 再会!DD50形機関車たちを狙う 2024・3月 水島臨海鉄道遠征その8 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

エビフライにはタルタルソースをかけたいと

思うワタクシではございますが、タルタルを

白米にかけて食べたいとまでは思いません。

 

と申しますか、白米にタルタルソースをかける

のはちょっと遠慮したいと思っております。

 

岡山へ向かう道中に競馬氏が、この辺りに大変

美味しい飯屋があるんです、と話されまして。

 

それが丼にエビフライが突き立ち、白米に

たっぷりタルタルが掛かったえび丼というもの

でございました。

 

白ごはんの上にタルタルがかかっているという

その様を舌で想像し、ちょっとゲローンな気分

になってしまいましたワタクシ。

 

競馬氏には申し訳ありませんが、氏の味覚を

疑ってしまいました。

 

が。

 

氏いわく、最初は氏もゲローンな気分になった

そうなのでございます。

 

所が食してみると味覚がパラダイムシフトを

励起する程に美味かった!と力説されます。

 

一体、そのえび丼とは如何なるものなのか…

 

ショバに着くまでの他愛も無い会話として

チラッと気にする程度の話で終わり、以降は

撮影に没頭致しました。

 

競馬氏は各地のグルメに詳しい方ですから

氏のオススメは間違い無い、と思うのですが…

 

 

さて、今回の更新は散々フォトランで撮影した

DD50形を、今度は撮影会場にて舐め回す様に

狙いましたご報告でございます。

 

フォトランでは単機で水島本線を駆ける姿を

中心に狙いましたが、会場ではまた異なる顔を

見せてくれたのでございます。

 

という訳でコチラを。

 

 

2024-03-31 DD50+キハ20

キハ205を配給輸送するかの様な編成を組んで

展示されましたDD50形501号機を捉えます。

 

フォトランを終えそのまま倉敷貨物タへ帰着後

すぐに、撮影モデル業務へ移行する忙しい身分

のDD501、売れっ子みたいでございます。

 

実際、DE70形の亡き今となりましてはDD50が

唯一の古式ゆかしい釜と申せましょう。

 

更に、DD501のお隣には会いたかった釜の姿も

並んでおりました。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

DD501と同型の先輩釜DD506でございます。

 

DD501が釣り上げられたばかりの鮮魚だと

すれば、DD506は干物みたいな褪色著しい姿

となりますがそれもその筈。

 

キハ30 98と同様に既に車籍は無く、部品取り

として朽ち行く運命なのだそうでございます。

 

解体される前に一目、その姿がみたかったので

撮影が叶い嬉しく思います。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

記念に正面から、普段はやらない縦構図にて

アッサリとしたDD506のご尊顔を撮影したり

致しました。

 

最新の釜だと半導体の製造が終わると補修も

ままならない事になりますが、DD50形の場合

機械部品で稼働するのですぐに廃車となる様な

事にはならないと思われます。

 

ですがそれも時間の問題。

 

近い将来には居なくなったとて不思議では無い

機関車でございますので、記録は早めにしたい

と思っていたのでございます。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

キャビンを中心にDD506の側面を切り取って

みました。

 

このコマだけではあまり意味の無いスナップに

なりますが、下のコマと見比べますと…

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

こちらはDD501のキャビンを中心として、同じ

構図にて狙いました。

 

サイゼリヤのキッズメニューにある間違い探し

よりはずっと簡単な、明確な差異のある事が

お判りいただけますでしょうか。

 

キャブの左側に位置するボンネット側面に

設けられました、排気グリル開口部がDD506

では細長いのに対して、DD501では下側に拡大

しております。

 

その下にある点検蓋もサイズが異なっており

製造時期による差が出ている事が判ります。

 

 

と、こんな感じで一通り撮影と見学を楽しみ

満足致しましたので、我々は他の皆様よりも

一足先に撤収する事に致しました。

 

ちょっと寄りたい所もありますし。

 

ヘルメットを返却し、車を停めた場所へと

競馬氏と歩いておりますと、詰所付近に洗濯物

が干してありました。

 

何気なく見ると…

 

 

    2024-03-31    制帽…?

 

手拭いやポーチと並んで複数の制帽が吊るされ

それだけで機関区然とした雰囲気が醸されて

おりましたので、つい撮影してしまいました。

 

ワタクシ女性の洗濯物なんかには丸っきり興味

無いのでございますが、この様な洗濯物には

俄然興味が沸き立ちます。

 

という訳で

倉敷貨物ターミナルの日常的な光景を垣間見て

この地を後に致しまして、向かいましたのは

港東線でございました。

 

 

2024-03-31 3095列車

この旅の〆。

 

DD200-17が、水島から分岐する貨物線を走る

場面を狙いましたラストショットとなります。

 

倉敷貨物タから水島までは基本的に旅客車しか

走りませんが、東水島と水島を結ぶこの路線は

貨物しか走りません。

 

丁度、東水島行きの貨物列車が撮れる時間に

なりましたので、会場を辞して〆の撮影にと

やって来たのでございました。

 

 

これにて予定していた行程は全て終了。

 

帰路へと就く事になりますが、お腹が空いて

堪りません状況でございました。

 

昼食抜きで撮影し続けてしまいましたので…

 

ですから何処かで打ち上げも兼ねて遅い昼食を

摂りたいな、という事で適当にコンビニにでも

向かうつもりでございました。

 

が、ふと。

 

早朝の道行きで話題に上りましたえび丼が

頭を過りまして。

 

話のネタに食べてみるか!とワタクシも噂の

えび丼に挑戦する事に致します。

 

競馬氏も賛成して下さいましたので、氏に

ナビをしていただき、宇野を抜けて岡山市へ。

 

 

   2024-03-31    梶屋 店舗外観

 

昼の部はとっくに終わり、夜の部が17時から

始まっておりました梶屋さん。

 

我々一行が到着しましたのは、夜の部開店から

20分ほど過ぎた時間でございました。

 

晩飯にはまだ早い時間帯ゆえお店は空いている

だろう、と推測しておりましたが…

 

駐車場はほぼ満車という人気ぶりで、お客は皆

ワタクシみたいな撮り鉄で遅めの昼食を摂りに

来たのかと邪推してしまいます。

 

どうやらこのお店、えび丼は勿論の事ほかの

メニューも含めてファンが多いみたいな印象を

抱きました。

 

 

   2024-03-31    店内ポスター

 

上のコマを拡大致しますと、例のえび丼が

描かれたポスターが店内に貼られているのが

確認出来ました。

 

週に一度はハイカロリー、と背徳的な文言が

書かれますこのポスター。

 

尤もワタクシの場合は1日一度はハイカロリー

な食生活でございますが…

 

店内は既にテーブル席は満席で、カウンターへ

案内されまして早速、噂のえび丼を注文して

ドキドキしながら待ちました。

 

 

   2024-03-31    梶屋のえび丼

 

ボリュームあるエビフライが3尾、丼に屹立し

正にえび丼な感のあります衝撃的な外観。

 

更には事前情報通り、ご飯にタルタルが

ビャーッとかかっております。

 

この外観を見ただけならば、ワタクシ先ず

間違いなくえび丼を注文する事は無いだろうと

思われます。

 

が、競馬氏がオススメされますメニューですし

意を決しまして、いざ実食。

 

 

   2024-03-31    えび丼の内側

 

なんと、えび丼のご飯にはご覧の様な小エビが

まぶされており、この小エビがまた食感を大変

素晴らしいものへと昇華してくれます。

 

小エビがある、無いでえび丼の美味さが格段に

変わっている様に感じました。

 

凄ぇ…

 

また、懸案だったタルタルでございますが

お米に合う様に酸味が引かれ、玉子風味が強く

これまた実に美味でございます。

 

白米と一緒に食べられる様にカスタムされた

タルタルソースなんて、ワタクシ初めての体験

でございます。

 

ここまで来ると寧ろ、突き立つエビフライが

邪魔な感さえ湧いてしまうとても美味しい丼で

ございました。

 

外観ではエビフライが刺さってえび丼なのかと

思いましたが、小エビ×ご飯×タルタルソースが

えび丼の本質だったのでございます…

 

量も割と多めでございますので、少食な方は

注意が必要でございます。

 

ワタクシは少し物足りないくらいでしたので

次回、来店の機会がありましたらご飯とソース

W大盛りにしたいと思います。

 

正直に申しますと

未だにこのタルタルソースが食べたくなる

くらいに、癖になるお味なのでございます。

 

ワタクシにもパラダイムシフトが起こりまして

ご飯×タルタルソースは有りだな、と感じます

今日この頃。

 

撮り鉄の感想など吹っ飛びまして、帰路は

ずっとえび丼の話をしてしまいました。

 

素晴らしいお店をご紹介いただき、また今回も

遠征にお付き合いいただき、競馬氏には感謝と

感激の念に絶えません。

 

 

はぁ。えび丼最高!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2664列車 「 侵入!?展示中のキハ30形とキハ20形を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道遠征その7 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

撮影会場に入りまして一番人気となっています

車両が、キハ30形でございました。

 

車体外側から客用扉が吊り下げ式となる形式で

目を引きますキハ30、現役としては水臨で最古

気動車でございます。

 

 

さて、今回の更新は倉敷貨物ターミナルでの

車両撮影会におきまして、ちょいとばかり深く

掘り下げての撮影を敢行致しましたご報告と

させていただきます。

 

冒頭でも申しました通りキハ30形が最も良い

位置に据えられまして、参加者の皆様によって

様々な装飾が施されておりました。

 

 

2024-03-31 キハ30形100号車

区間急行、難波ー林間田園都市というHMと

更に横には快速も掲出されて、どっちやねん!

と種別に対してツッコミたくなります。

 

区急マークは南海高野線がモチーフとなります

看板でございますが、快速カンも南海?

 

生憎とワタクシには知識が乏しく判りませんが

きっと南海に関係したカンなのでしょうね。

 

 

2024-03-31 キハ30形100号車

同じ車両を立ち位置を変えて撮影している間に

区間急マークがきのくにHMへ換装されまして

装い新たな姿となりました。

 

方向幕だけはキハ30らしく、湊町と掲示されて

関西本線っぽさが漂います。

 

今では駅が移転してJR難波となりましたが

ワタクシが童貞を捨てた頃はまだ湊町駅という

駅名でございました。

 

勿論その当時は既に電化され、黄緑色の103系

や大和路ライナーなる381系が走っている頃で

ございます。

 

キハ30が現役で関西本線を走っていた頃はまだ

ワタクシ、撮り鉄では無かった筈。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

同じくキハ30形でございますが、こちらは既に

車籍の無い部品取り用の廃車体となりまして

ひっそりと展示されますキハ30 98。

 

血の気が失せた様なカッサカサに色褪せました

車体が、うら淋しく佇みます。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

逆エンド側をアップでドーン!

 

キハ30形は久留里線に居たのか、キハ37から

幕を移植されたのか、方向幕はもう走る事の

叶わない久留里線を掲出しております。

 

長閑な春の千葉県を、ジョイント音を響かせて

ゆったりと走る夢でも見ているのでしょうか。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

チョイと引いて撮影してみます。

 

前面窓下には車体補強の為に鋼板が付けられて

段差が生じる厳つい顔立ちのキハ30形。

 

実はワタクシ、ここ数年の間にキハ30形が

とても気になる存在になっておりまして、是非

この形式が走る姿を撮影したい、という欲が

湧いております。

 

そんな機会が訪れれば良いのですが…

 

 

2024-03-31 キハ20形ほか展示車両

前回の〆コマを撮影した立ち位置にて、視点を

左にずらしてみますとご覧の様な光景が広がり

撮影会場の雰囲気が伝わるかな?と一コマ撮影

してみました。

 

一番手前にはキハ20形が見えます。

 

拙ブログがまだ開設間もない2017年春に引退し

その撮影の為に水臨を訪問したのも、今や遥か

昔の事の様に感じます。

 

あの当時はまだ中学生だったウチの子らも

今じゃ大学に通っている訳でございますから

そりゃ、随分と時間が経ちましたよね…

 

 

2024-03-31 キハ20形205+DD50形501号機

2017年の引退列車を撮影して以来となります

キハ205との再会でございます。

 

この会場では、主催者S氏が関西からわざわざ

持ち込んだ瓶ジュースを販売しておりました。

 

瓶ですから当然ながら栓抜きが無いと飲めず

近くに居た参加者の方に栓抜きの所在を聞くと

主催者に聞いて下さい、と返されます。

 

ではその主催者は何処に?と聞いて回りますと

なんと、キハ205の車内に居るとの事。

 

ドアも締まっているしステップも無いし…はて

どうしたものか、と困惑しておりますと乗務員

扉から出入り出来ますよ、と見ず知らずの方に

教えていただきました。

 

えー!?マジすか…と思いながらも

アラフィフなオッサンには腹がつかえて厳しい

動きで、何とか乗務員用ステップを上がり切り

乗務員扉を開けて車内へお邪魔致します。

 

主催者S氏の姿を見つけて栓抜き貸してー?と

声を掛けますと、座席の栓抜きで開けてくれと

お返事をいただきました…

 

見ると、キハ205の窓下には国鉄印の灰皿と

栓抜きが備え付けられております。

 

灰皿は勿論使用禁止でございますが、昔は車内

での喫煙なんて当たり前な時代だったなぁ…と

古えの国鉄に想いを馳せる喫煙者のワタクシ。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の車窓

 

主催者S氏がSNSで瓶飲料を苦労して用意する

旨の投稿を拝見していた時は、瓶に拘る理由が

判りませんでしたが、ここで氷解致しました。

 

座席に腰掛け、備え付けの栓抜きでプシュッと

栓を開けてのんびり過ごす車内は、簡単には

体験出来ない特別な時間だと感じます。

 

これはプライスレスでございますね。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の座席

 

ボックス席に陣取りまして向かい側の座席を

撮影致します。

 

この青いモケットが如何にも国鉄車両、という

風情で瓶ジュースと相まって昭和な空気を満喫

させていただきました。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の案内板

 

扉の横には懐かしい非常用ドアコックの案内が

貼り付けられております。

 

スワイプされますとワタクシの姿もバッチリと

写っておりますが、髪の毛が跳ねている様しか

判りませんよね?

 

 

 2024-03-31    キハ20形205の運転席側窓

 

折角の機会でございますので、普段ならば

立ち入る事が叶わない乗務員室へも少しだけ

お邪魔してみました。

 

貫通扉の位置から運転席を見た風景だとこんな

感じになります。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の運転席

 

視線を落としますと運転座席がございます。

 

モケットこそ客用座席と同じなのですが、ほぼ

パイプ椅子みたいな簡素な作りに驚かされて

しまいました。

 

当時の運転士はこの様な座席に腰掛けての業務

だったのでございますね…

 

ケツ…

いやこれは腰をやられそうでございます。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の運転台

 

座席に腰掛けてみまして、気分は僕も運転士!

 

運転台の丁度真ん中辺りに何やら穴があります

が、これはもしやキハ205へムラムラした時に

挿し込む穴でしょうか…

 

ワタクシみたいな熟女好きは無機物へ欲情する

様な事はありませんが、マニアの中にはキハを

俺の嫁!と仰る方も居るのかも知れません…

 

クパァ、と開いたこの穴、果たして何を

挿し込むのか?ナニでございますよねやっぱ。

 

 

 2024-03-31    キハ20形205の運転席車窓

 

今回の〆。

 

皆様お待ちかね、運転席からの眺望を撮影して

〆とさせていただきます。

 

キハ205の運転席に座り前を見ると、存外窓が

小さく見通しが悪い印象でございます。

 

実際には貫通扉の窓や助士席窓もありますが

真正面に見えるのはこの窓だけ。

 

自動車の運転より視野が狭く、圧迫感が強い

そんなキハ20形の運転席でございました。

 

当時の運転士が負われた苦労が偲ばれます。

 

 

楽しい時間はアッという間、という訳で

1週間ほど続きます水島臨海鉄道のレポートで

ございますが、いよいよ次回で最終回。

 

最後はやはり、アレでございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2663列車 「 潜入!?倉敷貨物ターミナルに集う車両達を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その6 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

前回ラスト、フォトラン撮影を終えましたらば

アーバスは乗客を乗せてササッと走り出して

行きました。

 

で、ワタクシもついスケベ心が湧き出しまして

競馬氏にバスの後を付いて行ってみましょ、と

提案致しまして車を走らせます。

 

向かう先は、人生で初の訪問となります

倉敷貨物ターミナルでございました。

 

 

さて、今回の更新は水島臨海鉄道車両基地

あります、倉敷貨物タへの潜入を試みました

ご報告となっております。

 

 

2024-03-31 キハ37形ほか4両

倉敷貨物タの敷地外から見ると、キハ37たちが

4両連なって敷地内が見通せない様な位置へと

留置されておりました。

 

敷地内では果たして一体何があるのか…?

 

そんな興味を掻き立てられました我々一行は

入場証となるカードを首からぶら下げまして

指定された駐車場へ車を停め、意気揚々と

倉敷貨物ターミナルへお邪魔致しました。

 

巻頭コマは敷地内にて、犬走りと呼ばれます

線路横の歩道から撮影しております。

 

 

2024-03-31 撮影会会場全景

実はこの日、フォトランと合わせての撮影会が

倉敷貨物ターミナルにて開催されておりまして

主催者S氏より参加の許可を得ておりました。

 

当初の予定では撮影会には参加せずに伯備へと

向かうつもりでおりましたが、予想以上に空も

暗く沈む天候となりましたので予定を変更して

撮影会にお邪魔する事と致しました。

 

線路際で安全の為に黄色いヘルメットを

受け取り、我々も早速撮影して回ります。

 

 

 2024-03-31    倉敷貨物ターミナルの車庫

 

全景を撮影した立ち位置で右手後方に振り返り

ますと、この様な庫(くら)が見えます。

 

手前は留置線、奥側が研修庫だと思われます。

 

脚立や梯子がまとめて置いてあります様が如何

にも作業場という雰囲気を醸しております。

 

 

 2024-03-31    倉敷貨物ターミナル詰所

 

同じ立ち位置で左手を見ると詰所があります。

 

パッと見は民家みたいに見えてしまいますが

植木などを除外すると、やはり機能的な建物だ

と判ります外観。

 

流石に詰所内に突撃する様な真似は致しません

が、外から眺める分には自由でございます。

 

ちなみに自販機の飲料は敷地外で買うよりも

20円ほど安い設定になっておりました。

 

 

 2024-03-31    敷地に積まれたコンテナ

 

気になりましたのが恐らく倉庫として活用され

ますオリジナル塗装のコンテナ2種。

 

それぞれ鷲と鯨のマークが描かれた外観が妙に

ポップで、つい撮影してしまいました。

 

下段の鷲マークが描かれたコンテナは、その

色合いが国鉄特急色っぽくて、競馬氏も少々

気になっていらっしゃるご様子。

 

そうでなくとも最近、氏はコンテナへの興味が

湧いて来られた様ですしその内JR貨物から廃棄

コンテナを購入されるかも知れません。

 

 

2024-03-31 DD200-601+MRT304

敷地入口前に鎮座しておりました、水島臨海

鉄道が保有するDD200-601を狙ってみます。

 

分かりにくいですが、白色LEDが点灯します

水ザリガニ。

 

愛知のザリガニは全検を受ける際に大宮か広島

へ向かう事になりますが、京葉臨海の800番台

や水臨の600番台、また今後新たに導入される

臨鉄釜はどうなるのでしょうね。

 

DD200-901が2017年6月に新製されました為

最初の全検は恐らく来年度、つまり2025年度

前半になるものと予想されます。

 

HD300形が大宮受け持ちですから、DD200も

また大宮へと入場するのでしょうか。

 

それによって今後の動きを予想する事が可能と

なりそうでございます。

 

まさか水臨は自社で検査を施工なんて事には

ならないと思いますが…

え、自社で施工されるのでしょうか!?

 

気になりますが、残念ながらスタッフにそこを

伺うのをうっかり失念してしまいました…

 

 

2024-03-31 MRT304+DD200-601

反対側にはスカ色化したMRT304に、何やら

お手製のHMが飾られておりました。

 

こうした撮影会ではしばしば自身が作成します

HMやサボを持ち込み、車体を飾りつける様な

楽しみが許可されている様でございます。

 

JRでもジョイフルトレイン全盛の頃などには

駅でバカ停する釜の前面に、お手製HMを付け

撮影するマニアも見られたものでございます。

 

お手製とは申しましても、大変丁寧に作成され

傍目には業者が作る本物に見えます出来映え。

 

凄い技術と意欲に感心致します。

 

 

2024-03-31 キハ37形ほか4両

巻頭コマではスッピンだった筈のキハ37にも

いつの間にやら急行みずしま、と書かれました

HMが装着されておりました。

 

よく見るとこのマーク、巻頭から2コマ目の

会場全景ではDD501に装着されていたものが

移されていたみたいでございます。

 

確かに貨物機DD501よりも、キハ37の方が

似合うマークだと思います。

 

また、画像左側尾灯の上には小さな四角いカン

も取り付けられております。

 

この画角では見え難いのですが、正面からの

撮影ではしっかり見えておりました。

 

 

 2024-03-31    キハ37 102と給水タンク?

 

キハ37の右側に付いていた急行看板は外されて

しまいましたが、左に付いた小さなカンはまだ

付いております。

 

スワイプすると見やすいですが、倉敷連絡と

書かれておりました。

 

水臨の倉敷市駅とJR倉敷駅は隣接こそしている

ものの、歩くと5分ほど掛かりますので直通で

乗り入れられれば利便性が高まるなぁ、という

妄想が掻き立てられます。

 

黄色い115系や381系と並ぶキハ37形の姿を

想像しながらも、画面左端に据えられた足の

生えたドラム缶が妙に気になります。

 

水タンクか油タンクだと思いますが、確認を

怠ってしまい未だ不明なまんま。

 

ご存知の方がいらっしゃいましたら是非とも

教えて下さいませ。

 

 

2024-03-31 キハ37形ほか4両

今回の〆。

 

水色のキハ37形と反対側には、朱色4号の

キハ37が尾灯を付けておりました。

 

ここでの注目は方向幕。

 

米子-境港と記された幕が掲出され一瞬かつて

境線を走っていた頃のキハ37を思い浮かべます

が、このキハ37 103は国鉄時代から一度も千葉

以外で営業した事の無い車両でございます。

 

確かに米子を根城にキハ37が活躍したのは事実

なのですが、そちらは2009年に米子で廃車と

なっていた筈。

 

ですから、この幕は小粋なファンサービスと

捉えるべきなのでございましょう。

 

後ろに繋いだキハ38八高線塗装ですから

個人的には久留里線幕とかの方が好ましくは

ありますが。

 

この様なお遊びは鉄道模型だと茶飯事なので

ございましょうが、実車で、となりますと

撮影会ならではでございましょう。

 

 

何にせよ、今のご時世にキハ37が現役という

点が有り難い事でございます。

 

普段は平日の朝夕しか走りませんこの形式。

 

中々ワタクシには撮影の機会が無いのですが

またいつか、本線を走る姿を撮影しに行きたい

そう思いながらシャッターを切りました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2662列車 「 追走!DD50形501号機のフォトラン復路を再び狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

倉敷市駅近くのショバにてDD50形501号機の

フォトラン復路を撮影致しました我々一行は

その後、車を走らせ水島方面へと向かいます。

 

何故か、と申しますとフォトランのスジからは

どうやら追いかければもう一度撮影する事が

出来そうだ、と読み取れたからでございます。

 

つまり追っ掛け撮影が出来そう、という事で

合議の末DD50形をもう一度狙ってみようかと

目論んだ次第でございます。

 

水島臨海鉄道線は倉敷市駅から南下しますと

途中から線路が高架になりますので、撮影する

ならば高架から降りてきた三菱自工前付近が

良いだろう、と判断致しました。

 

 

さて、今回の更新はフォトランの復路撮影を

もう一度、狙ってみましたご報告となります。

 

先ずは、三菱自工前駅に停車するDD50形を

フラットに撮影致しました所から、記事を始め

させていただきます。

 

 

2024-03-31 9003列車

線路周囲を三菱自工、つまり自動車工場に

囲まれます三菱自工前駅に停車するDD50形。

 

背後の建物も勿論、三菱自動車の工場でして

日曜という事もあり周囲は閑散とした雰囲気の

中で撮影させていただきました。

 

前回同様に2エンド側が先頭となります為に

案の定、屹立したアンテナの先が背景に紛れて

見えづらい写真でございます。

 

 

2024-03-31 MRT300形305号

側面全体と貫通扉の真ん中に児島競艇の装飾が

施されます、MRT305がやって来ました。

 

このショバは複線となっておりますが手前の

線路は先が途切れておりまして、列車が来る事

の無い線でございます。

 

ですから奥側、MRTが居る線路を単線として

上下の列車がやって来ますので背景にこだわり

さえなければ、立ち位置は自由度が高くキャパ

も多いショバと申せましょう。

 

手前の水島駅から分岐する為、残念ながら基本

貨物列車は来ませんが。

 

 

2024-03-31 MRT300形306号

お次は向日葵塗装のお馴染みな車体、306を

撮影致しました。

 

露出が下がっていた事も相まってSSを低速に

落として撮影してみました。

 

その為、車体後方は溶け掛かっております。

 

この後、反対側よりDD50形が到来しますから

立ち位置を変えまして、やって来る列車を

狙う事に致しました。

 

 

2024-03-31 9003列車

三菱自工前駅へと入線する列車を、望遠にて

狙いますファーストショットはカーブを抜ける

場面でございました。

 

次いでレンズを引きDD50形をクローズアップ

した構図に切り替えますが、ここでツアーの

バスが駅前へ到着。

 

沢山のツアー参加者が一気に現れまして静謐と

した三菱自工前駅が俄かに活気づきました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

面打ちを狙うツアー参加者も含めて、駅銘板を

入れた構図で入線するDD50形を狙います。

 

お判りの通りボンネットから伸びるアンテナは

かなり高く、この角度だとキャブよりも高い

位置に先が来るので構図に気を遣いながらの

撮影となりました。

 

このままDD50形は駅の中程にある停止位置へ

進みまして、そこで停車した所を狙ったのが

今回の巻頭コマとなります。

 

停車している間にワタクシも立ち位置を変えて

いよいよ、フォトラン撮影も佳境を迎えます。

 

 

2024-03-31 9003列車

今回の〆。

 

三菱自工前を発車したDD50形を露光間ズーム

にて狙いました、〆撮影でございます。

 

面の方はおブレさまとなってしまいましたが

ここで意識しましたのも、実はアンテナの方で

ございました。

 

巻頭コマで背景に埋もれてしまいました、細い

アンテナを如何に撮影するかという点に意識を

割きまして、背景を流す事で捉えてやろうと

試みたのでございます。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

オマケ。

 

こちらも酷くブレてしまいましたが、お見送り

ショットもそのまま低速SSにて撮影しまして

フォトラン復路も全行程を終えました。

 

この後、我々一行は遅くなりました昼食を摂り

可能なら伯備の夕方撮影へ…なんて事を考えて

いたのでございます。

 

が。

 

予定はやっぱり未定でございました。

 

ツアー参加者の皆様が再びバスへ乗り込み

何処かへ走り去るのを見送りまして、我々も

車へと戻り次なるショバへと向かいます。

 

そんな訳で、この遠征記もう少しだけ

続きます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2661列車 「 競演!381系とDD50形501号機のフォトラン復路を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

倉敷市駅ホームからDD50形が戻って来まして

再び入換線へと釜が据え置かれるタイミングで

フォトラン主催者のS氏を始めとしました企画

への参加者の皆様方が到着されました。

 

調子踏切などでお会いする風体そのままな彼の

采配を眺めつつ、軽く挨拶をして復路の撮影へ

向かうべくワタクシと競馬氏はこの場を撤収

しようとしましたその時。

 

主催者S氏から思わぬご提案をいただきます。

 

 

さて、今回の更新はDD50形501号機の撮影で

倉敷市駅構内の入換線にて、381系特急やくも

との競演を狙いましたご報告でございます。

 

主催者S氏から、もうじきやくもが来ますよ?

コラボ撮影のチャンスですが撮りませんか?と

有り難いご提案をいただきまして一も二も無く

その提案に乗っかる事に致しました。

 

が、先ずはその前に。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機と213系

高梁方面から倉敷駅へ到着した213系と併せた

撮影からスタート致しましょう。

 

そもそもDD50形は日常の運用が倉敷貨物タと

東水島を往復するくらいしかありませんので

JR車両との競演なぞ、この様な機会でしか撮影

する事も無いのでございます。

 

黄色先輩やEF210など、DD50形を尻目に山陽

本線を駆け抜けていく車両たちとも一瞬の離合

場面を提供してくれましたが、そちらは今回は

割愛致します。

 

恐らく競馬氏が後日、SNSに投稿されるかとは

思いますのでそちらを楽しみにさせて

いただきます。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

やくもが来る、という事で待っておりますが

一向に来る気配がありませんので待ち時間には

DD50形のポートレイトを撮影致します。

 

主催者S氏が運転士に交渉し、車両停止位置を

少しずらして貰った為、水色の自動車との並び

が解消されて車両単体で狙える様になりました

こちらのコマ。

 

撮影者への配慮もされる主催者S氏の行動力に

敬服致します。

 

どうやら特急やくもは20分ばかり遅延の様で

ようやく岡山から倉敷駅へ到着する姿が見えて

皆様、撮影スタンバイとなります。

 

倉敷駅を発車した381系が伯備線へと進む所を

タイミングを合わせて…

 

 

2024-03-31 DD50形501号機と381系

今回の決めコマ。

 

緑やくもとのコラボ撮影が果たせました。

 

381系自体も今年中には退役するそうですから

この競演もまた、極めて貴重な機会だと申せる

撮影でございましょう。

 

そんなチャンスを与えていただいた主催者S氏

に感謝しつつ、いよいよ復路撮影の為に沿線へ

我々一行は旅立ちます。

 

が、やくもの遅延によって20分も時間をロスし

この後の予定には暗雲が垂れ込めました…

 

DD50形501号機のフォトラン復路は倉敷市駅

から離れたショバへ向かう予定にしていた所で

ございましたが、その時間が削られてしまい

どないしようかな…と。

 

しかも時間に余裕が無くなった我々に襲い来る

膀胱からの切実な尿意。

 

やむを得ず倉敷市駅の駅本屋へとお邪魔して

お手洗いを借りる事に致しました。

 

 

   2024-03-31      この日の戦利品

 

トイレを借りてハイさようなら、ではあまりに

水島臨海鉄道さんへ礼を失する事になります為

売店でグッズを購入する事に致しました。

 

貨車に挿してあります荷票のセットが目に入り

以前から欲しかった神足行きの票をチョイス。

 

聖地・調子踏切最寄り駅である長岡京駅の旧名

神足の駅名が書かれた荷票を入手し、思わず

嬉ションしてしまいそうになりました。

 

勿論、寸前で股に力を込めて尿が漏洩するのを

防ぎましたが。

 

 

2024-03-31 9003列車

2エンド側を先頭にしたDD50形501号機が

本線をやって来る姿を、望遠で捉えましたこの

挨拶コマが復路撮影のスタートとなりました。

 

結局、倉敷市駅を出た我々でございますが

道が混んでいた事も合わさり当初の予定を断念

致しまして、往路と同じショバへと駆け込んで

撮影する事に致しました。

 

ここではスカ色MRT304の撮影で復路構図は

考慮済みでしたので、悩まずサクッと立ち位置

決めも出来ましたのが功を奏しまして本番を

滑り込みで仕留める事が出来ました。

 

 

2024-03-31 9003列車

今回の〆。

 

復路撮影の本命となりますコマでございまして

挨拶コマからシュッとズームレンズを手前に

引き戻し、構図を再構成して撮影致しました。

 

ポイントは2エンド側ボンネットに備わります

昆虫の触覚みたいな2本のアンテナを、切らず

撮影する事でございましょう。

 

また、アンテナは先が細いので枯れ木や住宅が

背景に来ると埋もれてしまいます。

 

その点を念頭に立ち位置やシャッターの切る

位置を考えまして、本番へと臨みました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

オマケ。

 

ケツ打ちで復路を走り去るDD50のお見送り。

 

フォトラン企画に参加された多くの方は、主催

されたS氏が手配したツアーバスに乗って移動

される為に一駅向こうの撮影地に布陣されると

伺っておりました。

 

どうやら復路は沿線で撮影したい、との思惑で

バスをわざわざ手配されたそうでございます。

 

いやはや、大した行動力。

 

やはりS氏には感服致します。

 

そんな訳で、他の撮影者たちも無事に撮影が

出来ます様にと願いを込めて、DD50形を

見送りました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2660列車 「 単機!市駅構内で動くDD50形501号機を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

倉敷駅へは2度ほど訪問した事がありましたが

倉敷市駅への訪問はこの遠征が初めて、となる

ワタクシ。

 

駅構内、という事でてっきりホームから見える

範囲かと改札まで足を運びましたが、一面一線

しかない駅ホームには次の列車を待つ乗客しか

いらっしゃいません。

 

そう、倉敷市駅構内とは駅本屋から少し離れた

位置にあったのでございます。

 

競馬氏がそれを発見して下さりまして、構内に

停車する列車の撮影を始める事が出来ました。

 

 

さて、今回の更新は駅構内を蠢くDD50形を

アレやこれやと狙いましたご報告となります。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

巻頭には今回のハイライトから、渡り線を越え

倉敷市駅ホームへと向かうDD50形を狙っての

コマを据えてみました。

 

後ろの陸橋上には市駅ホームへ向かうDD50の

後ろ姿を狙う鉄さん方がお集まり。

 

その姿も含めてワタクシの作品なのですが

ブログへ掲載するにはプライバシーがアカン為

遺憾ながら墨塗り処置にて対処致しました。

 

 

2024-03-31 MRT300形302号

我々が市駅構内へ到着してすぐ、三菱ガスの

装飾が施されたMRT300形が入線して来ます。

 

この列車を撮影し、前回ラストに掲載した

DD50形の俯瞰構図を撮影したあと、ワタクシ

一人陸橋から降りまして地平からDD50形を

狙ってみました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

駅構内に佇むDD50形をパチリ。

 

この機関車は倉敷市駅側先頭が1エンドとなり

倉敷貨物タ側が2エンドなのでございます。

 

小さく記されたエンド表記や、台車周りも

眺めながら撮影致しました。

 

やがて先程撮影したMRT302が三菱自工前へと

発車して行き、ポイントが切り替わります。

 

今度は留置中のDD50形がホームへ入線した後

折り返し再びこの位置へ戻って来るデモ走行が

始まるのでございます。

 

でも陸橋からだとケツ打ちしか撮れないな、と

一計を案じて地平部へとおりましたワタクシ。

 

線路へ齧り付き構図にて白兵戦を挑みました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

今回の決めコマ。

 

巻頭コマに続けて切ったコマでございまして

まさに今、渡り線を通過する場面を激写する

結果となりました。

 

フチだけ白く塗られた前面のステップや、蓋が

開いて中の栓が見えちゃっていますスカート部

などもしっかり記録させていただきました。

 

拙ブログではあまり撮らない白兵戦構図ですが

個人的に面白い絵となった様に思います。

 

勿論、安全に配慮した公道からの撮影ですから

ご安心下さい。

 

焦点距離の短いレンズを用いたCQBとなります

と、どうしても立ち位置は軌道へと寄って

しまいますので、普段よりも尚一層の安全確保

が必要でございます。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

くるりと振り返って3階建ての倉敷市駅へと

入線する姿を追い求めます。

 

画像右端には若いご夫婦でしょう、女性が

幼児を背負い男性が荷物を持って駅へ歩く姿が

写っております。

 

男性と幼児はDD50に視線が釘付けなのに対し

女性の方は一心に前方を見据えて、珍しい釜に

お構い無しな姿勢でございます。

 

この辺りの男女の熱の差って何でしょうね。

 

ウチの娘たちも、3歳くらいまではワタクシと

一緒にプラレールを走らせて遊んでいた筈が

就学する頃には電車へなど微塵も興味を示さず

ファッションや漫画へ傾倒致しました。

 

ワタクシは幼少から未だに電車を追いかけて

いると申しますのに、この差は一体何なのか…

 

男女の不思議、でございます。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

今回の〆。

 

倉敷市駅ホームを発車し、再び我々の前へと

やって来ましたDD50形でございます。

 

先程の若夫婦が写っていた位置へ移動し、奥様

の残り香をクンカクンカ嗅ぎながらの撮影、と

記述致しますとまるでワタクシが変態みたいに

なってしまいますね。

 

経産婦は最高だぜー!と古いラノベのセリフを

パクリながら妄想に耽るのでございます。

 

妄想の内容につきまして内容を詳らかにすると

恐らく丸々3日分ほどの更新を費やしてしまう

為、ここでは割愛させていただきますね。

 

今回はほら、フォトランの記事ですから。

 

 

何気ないスナップでございますが、DD50形が

この駅を背にしてやって来る機会など早々は

撮影出来ません。

 

これもまたフォトランならではなシーンかと

思い、撮影しておりました。

 

 

もう少し続きますフォトラン更新なのですが

次回は復路についての記事を予定致します。

 

ですが予定はあくまでま未定。

 

違っていましてもジャロへ電話したりなどは

しないでいただきたくお願い申し上げます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2659列車 「 本命!DD50形501号機のフォトラン往路を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道撮影遠征その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

臨海鉄道と申しますと、JR線では見かけない

独自色の機関車が貨物列車を牽引する場面が

イメージされるかと思われます。

 

ここ水島臨海鉄道でも、以前は国鉄DE11形に

準拠したDE70形機関車が、岡山のDE10に混り

活躍しておりました。

 

が、現在ではJR貨物のザリガニと殆ど差異の

無いDD200-601へと置き換わり貨物の撮影も

以前ほど個性は失せてしまいました。

 

そんな水島臨海鉄道、実はDE70形とは別に

DD50形という機関車が在籍しておりまして

以前からワタクシ、その撮影機会を伺っていた

次第でございます。

 

 

さて、今回の更新は調子の撮影仲間であるS氏

主催によりますDD50形機関車のフォトランに

参戦致しましたご報告でございます。

 

という訳で、我々一行がこの日岡山へと訪れた

その目的は、撮影の機会が無かったDD50形の

走行を狙いたいというものでございました。

 

前回、MRT304を撮影した後に少し待ちますと

DD50形がやって来ます。

 

早速立ち位置を再び戻しまして、お馴染みの

挨拶ショットから撮影をスタート致しました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

おおよそ本線を走る機会の無い、水臨独自の

外観を持つDD50形機関車が住宅街を走ります

ファーストショット。

 

朱色の車体に白鉢巻を巻く姿に、円な瞳の様な

前照灯が煌めいております。

 

前面デッキの無い国鉄DD13形みたいな外観の

小振りな車体が、チラリと見えてワタクシも

テンション爆上がりでございました。

 

あ、でも横で動画撮影している競馬氏の邪魔に

ならない様お口にチャックして撮影致します。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

編成撮影はこんな具合。

 

背景は住宅地となりますが恐らく普段の運用に

就くDD50形だと、この様な宅地を背にした

撮影は無理でございます。

 

ですからこの背景は今回の様なフォトランのみ

可能な撮影、と申せましょう。

 

 

2024-03-31 9002列車

連写したコマを水増し要員として掲載。

 

水臨は全線非電化路線なのですが、ここはすぐ

背後に山陽本線が並走しております為に架線が

煩く写ります。

 

本来ならば非電化らしくないからアカン、とも

なりそうな構図なのですが、今回だけはこんな

シチュエーションこそが特別という事で敢えて

ここへ布陣させていただきました。

 

自工前で撮影しちゃうと面白みが失せるかと

思いまして。

 

 

列車は倉敷市駅の構内に停車、その間は撮影が

し放題という事でしたので我々もすぐに移動し

停車中のDD50形を狙う事に致しました。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

水色の車とコラボレート致しましたDD50形。

 

水臨の前身となります倉敷市交通局の頃に日立

製作所へオーダーされたそうでございます。

 

車番は初号機がDD503で落成し、その後504〜

506と続き、最後に501号機と計5両が製造され

現在は501号機のみが稼働可能となります。

 

普段は週に1度倉敷貨物ターミナルと東水島を

結ぶ短距離貨物を牽く以外は、倉敷貨物にて

入換え仕業に就いているそうでございます。

 

それ故に撮影のハードルが高く、今まで一度も

ワタクシは機会が得られませんでした。

 

スカート部が警戒模様なのは入換え仕業がある

為なのでしょうね。

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

今回の〆。

 

画角を少し変えてもう一度狙いました。

 

ご存知の通り倉敷市駅はJR倉敷駅に隣接します

駅でございまして、市駅構内の背景にはJR線が

走っております。

 

水色の自動車の更に奥、4本目と5本目の軌条が

山陽本線でして、最奥の上へ向けてカーブする

線路が伯備線となります。

 

普段は静かな倉敷貨物タに引き篭もるDD50形

でございますが、賑やかな倉敷市駅構内では

注目の的となり、JRのホームや列車からも

多くの視線を集めておりました。

 

 

いよいよ始まりました、水臨フォトラン撮影。

 

次回はDD50形が倉敷市駅構内でモゾモゾする

様子を狙いましたご報告となります。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!