写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2673列車 「 PFロンチキ!宝殿転回工臨の返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

さて、今回の更新は夜明け前のロンチキ返空

無理矢理狙いましたご報告でございます。

 

この数日前、熊野のお友達である熊のブロガー

氏から連絡をいただきました。

 

早朝の返空を狙おうかと思うけど、一緒に撮影

せぬか?とのお誘いでございました。

 

えーー!?夜明け前やし厳しいんちゃいます?

と思いながらも誘われたならばお断りする様な

不義理はしたくないワタクシ。

 

夜明け前の聖地・調子踏切に赴き果敢な挑戦に

身を委ねました。

 

 

2024-04-05 工9366列車

EF65 1133の牽引する宝殿工臨返空を狙った

一コマでございます。

 

狙った位置でシャッターを切りましたズバリな

撮影なのでございますが、暗いのとISO爆上げ

が合わさってザラザラな仕上がりとなり、釜番

さえ読み取れない残念な成果でございます。

 

やっぱこうなりますよね…

 

 

2024-04-05 工9366列車

オマケ。

 

振り返ってケツエプロンをパチリ。

 

夜明け前とは申しましても払暁の空となります

時間、という訳で東の空は少し明るい状況で

何とかエプロンを仕留められました。

 

この後、熊のブロガー氏と山崎はサントリー

カーブへ向かいまして、桜×逆オーシャンを

仕留めました。

 

そこでは通勤前の朝練に勤しむMサン氏とも

お会い致しまして、賑やかな歓談のひと時を

過ごす事となりました。

 

熊さん氏、Mサン氏には感謝申し上げます。

 

 

2024-04-05 271系+281系

時は移ろい同日の午後。

 

小ネタを拾うべく再び沿線へと赴きました際に

撮影した関空特急はるか。

 

ここはアウトカーブの築堤を見上げる構図で

長い編成だとご覧の通り巻いてしまいます。

 

ですが、狙いが短編成の場合は。

 

 

2024-04-05 8183列車

EF210-16が牽く空チキの輸送列車が本命の為

こちらでも問題なく狙えました。

 

工臨仕業を終え向日町へ戻って来た空チキは

PFの牽引で京都貨物まで連れられまして、そこ

から先はEF210エスコートにより安治川口

運ばれます。

 

安治川口で船便にて到着したレールを載せられ

新たな工臨へと仕立てられる事となります。

 

一方で京都貨物まで空チキを牽いたPFの方は

荷が無い場合、単機で向日町へ戻ります。

 

この日は単機で戻りますので、ならばショバを

変えまして単機を狙いました。

 

 

2024-04-05 単7993列車

対岸の桜もようやく花開き、菜の花と合わせて

春爛漫なビジュアルの中を単機のPFが登場。

 

この日はどの釜が充当されたかな?と楽しみに

しながら望遠を飛ばしての挨拶ショットを先ず

撮影致しまして。

 

すぐにレンズを引いて本命を狙います。

 

が、相手は単機。

 

菜の花を釜に被せたお遊び構図にしてみます。

 

 

2024-04-05 単7993列車

今回の〆。

 

あ、朝のロンチキ返空を撮ったEF65 1133が

充当されておりました…

 

またお前かよ!?と単機にツッコミながらも

しっかりと撮影致しまして、この日の鉄活に

費やす時間はお終いとなりました。

 

1128とか1132辺りかな、と思っていたので

まさかの1133に面食らいましたわ…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2672列車 「 宮原へ戻るDE10の配給列車を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

本日は良い陽射しが降り注ぐ日中となりました

関西でございます。

 

偶々、病院受診の設定がありましたワタクシは

お仕事を休みまして空き時間に鉄活。

 

日常の貨物列車などを撮影して楽しみました。

 

貨物も間もなく運休に入る時期。

 

その前に撮影する事が出来まして有り難い一日

となりました。

 

所で、福知山線のあの痛ましい事故からもう

今年で19年が過ぎたのでございますね。

 

イチ撮り鉄として沿線に立つ身の上、僭越では

ございますが事故の犠牲になられた乗客並びに

運転士のご冥福を謹んでご祈念申し上げます。

 

運転士のミスが招いた事故という見解ですが

そのミスを誘発しましたのはJR西の管理体制。

 

イジメや見せしめと変わらない指導が根底に

ありますのは容易に拝察出来ます。

 

ゆえにあの事故はJR西が招いた人災だと考える

方も多数いらっしゃる様でございます。

 

鉄道の安全で明るい未来を向いて、今後とも

邁進して貰いたいものでございます。

 

 

さて、今回の更新は鉄道の安全で明るい未来を

築く上で欠かせない、縁の下の事業用列車に

つきましてのご報告でございます。

 

この日は向日町の入換仕業を終えて宮原操車場

へと戻るDE10が配給列車として走る、との事

でございました。

 

相も変わらぬ曇天となりましたこの日。

 

普通に撮影しても面白くなさそうでしたので

ちょっと引いた立ち位置からの構図を組む事に

致しました。

 

以前にも同じ様な立ち位置から狙った事が

あった気も致しますが、春らしい構図は今回が

初めてでは無いでしょうかね。

 

 

2024-04-09 配9947列車

EF65 1133がDE10 1152を牽く配給列車を

新井正の直線にて、桜と絡めて狙いました。

 

遠く、奈良と大阪を分かつ生駒の山々を望む

天王山のお膝元を、赤と青の2両が手を繋いで

過ぎ去る場面でございます。

 

もう少し列車へ寄せた構図にしようかとも

考えたのですが、ドンヨリ空ながらも優しい

ピンク色をした桜の花々が目を引きましたので

引き構図で花を多く取り込んでみました。

 

 

2024-04-09 683系と桜

練習電には敦賀と大阪を結ぶ連絡特急と化した

サンダバを撮影致します。

 

2両目以降は桜の花に遮られてフェードアウト

しております。

 

 

2024-04-09 テントウムシと桜

ふと手元を見ると、欄干の上をのっそり歩く

小さな虫が居りました。

 

後ろの桜をぼやかす構図で、これもまた春の

到来を告げる使者かなぁとシャッターを切って

遊んでみます。

 

この様なタイミングで列車が来れば、面白い

絵になったのですが残念ながら虫が去るまでは

列車が来る事はありませんでした…

 

 

2024-04-09 配9947列車

今回の〆。

 

今回は挨拶ショットの撮り様も無い構図でして

いきなり本命となる撮影からスタート。

 

〆はファーストショットでございました。

 

構図の真ん中、日の丸の様な位置に主役となる

DE10を据えまして、左を桜が、右をPFが固め

ます陣容と致しました。

 

巻頭コマはこの次に撮影したものを据えまして

記事の顔とさせていただきました。

 

 

2024-04-09 配9947列車

オマケ。

 

走り去る後ろ姿にもフォーカス致しました。

 

八幡山の裾と、淀川堤を彩る桜がチラッと見え

列車の足元には僅かながら黄色い菜の花も。

 

ガチ撮り編成撮影が記録の本道なのですが

偶にはこんなお遊びに振った撮影も面白い、と

思う春の夜なのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2671列車 「 雨天に走る草津工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

今朝も朝練の予定でございましたが、窓の外を

見て冴えない空模様とシンクロ率が上昇して

しまいましたワタクシ。

 

やはりお布団の攻略に精を出す事となりまして

今日も非鉄でございます。

 

お天気次第で行く、行かないなどと贅沢な

過ごし方だな、と反省しつつも以前、日中にも

雨の降る中で工臨撮影に勤しんだ事を思い出し

記事にすべく、フォルダを漁っておりました。

 

 

さて、今回は草津へ向かうレール輸送の工臨

狙いましたご報告でございます。

 

お天気は雨。

 

こんな日は気分が萎えて撮影をパスしたくなる

所でございますが、丁度この近場へお仕事で

出向かねばならずついでに…と考えまして。

 

傘を挿しつつカメラを構えたのでございます。

 

 

2024-04-03 工8463列車

DD51 1183牽引の定尺チキ工臨でございます。

 

露出が低い上に雨がシトシトと降りそぼる中で

狙いました為か、雨粒がザラザラ具合に拍車を

掛ける成果となってしまいました。

 

が、まだこのコマはマシと申せましょう。

 

 

2024-04-03 271系+281系

同じ日、草津工臨の撮影から僅か1キロほどの

距離にあります桂川橋梁にて捉えました特急は

菜の花に囲まれ、どことなく浮かれた感のある

成果となりました。

 

こちらには鮫が牽く8865レを求めて布陣を

致しましたが、いつもは短編成なこの列車が

長い編成でやって来るという事で、その編成を

意識した構図を心掛けてみます。

 

 

2024-04-03 8865列車

先ずは挨拶からスタート、という事で望遠を

飛ばして対岸の桜や菜の花を添えた構図を組み

一コマ切らせていただきました。

 

桜はそこはかとなく花開いている感じなのです

が、曇りの為に逆光となってしまいましたのも

あってよく見えません。

 

ここからレンズを引きまして編成を狙います。

 

 

2024-04-03 8865列車

EF66 129がDD200-11とチキ2両+コキ4両を

牽引するこの日の8865レでございます。

 

ちょろっと構図の下側に菜の花を添えて、春を

演出してはみましたが…

 

列車は色が出ず、曇天に負けてしまいました。

 

DD200の後ろに付くチキを意識した構図を、と

考えたのですが見立てが甘かった様で反省が

必要となりました。

 

その一方で。

 

 

2024-04-03 工8463列車

今回の〆。

 

草津工臨の方はサイドに寄せたおかげもあって

色出しは満足のいくモノとなってくれました。

 

が、ISOアゲアゲな上にザアザア降る雨粒により

釜番さえ読めない残念な仕上がりに。

 

決めコマと位置付けた撮影は決まらない結果と

なったのでございました。

 

雨の日の撮影って難しいなぁ…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2670列車 「 阪急電鉄5300系(5313f)の正雀出場試運転を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

前夜から降り続く雨がようやく上りましたが

終日、お陽様の姿は見られませんでした関西。

 

チョイと朝練を〜なんて考えておりましたが

早朝、目が覚めたものの窓の外を見て気分が

萎えてしまいお布団へと反転攻勢を掛けました

ワタクシでございます。

 

敵はお布団に有り!と、我が手勢を率いまして

惰眠を貪る朝なのでございました。

 

後から、雨天の凸重連ロンチキも良さげな撮影

になったかなぁ…などと後悔しております。

 

 

さて、今回の更新は梅田と河原町を結びます

阪急京都線で活躍する古株、5300系の試運転

撮影を致しましたご報告でございます。

 

この5300系、3300系と並び阪急では少数派と

なりました車体全体がマルーン一色のいわゆる

フルマルーン塗装で人気を博しております。

 

フルマル、と略して呼ばれたりしてますね。

 

そんなフルマルが試運転やるよ、と教えて

いただきましたので時間を作って沿線へ。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

前パンを振り上げて走る5300系、その姿

自体は日中も普段から見られるのですが、幕は

試運転でしか見る事が出来ません。

 

優等列車への充当機会も無い形式ですし灯火が

フル点灯しているのも、また良き姿だと

申せましょう。

 

普段の運用だと貫通扉横の標識灯は片方が消え

各駅停車を示す姿でございますから。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

撮影は勿論、往路からスタート致しました。

 

曇天でございましたので逆光構図でもそれなり

な撮影が叶う、と踏んでここに布陣致します。

 

結果、まずまずな色の出具合となりました。

 

撮影後は復路に備えてすぐに移動致します。

 

 

2024-04-16 9300系9302編成

本番前の練習電には、これまた幕車の編成が

やって来てくれました。

 

LED表示だとSSを落とさねば写りませんので

幕車は有り難い存在でございます。

 

これで気を良く致しましたワタクシ、次は

本番を迎えますが肩の力を抜いてリラックスし

撮影に挑む事が出来ました。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

高架を駆け降りてくる場面を狙います

挨拶ショットが撮影スタートの号砲代わり。

 

ここからでも、赤幕白字の試運転表示が映える

フルマル5300系の大きな幕が有り難く感じる

撮影となりました。

 

このコマを切ってすぐにレンズを引き、本命の

撮影へと移行致します。

 

 

2024-04-16 5300系5313編成

今回の〆。

 

試運転表示を掲出し、正雀へ戻る5313編成を

狙い通りに仕留める事が出来ました。

 

検査明けで車体塗装も美しい姿となりますが

ここで目を引きますのは床下機器でしょう。

 

子持ちシシャモが抱えた卵みたいに、床下で

ぶら下がる機器類が鮮やかな灰色なのが魅力の

試運転なのでございます。

 

営業運転に就きますとすぐに汚れてしまい

卵らしさが薄まってしまいますからねぇ…

 

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2669列車 「 283系、逆オーシャンの回送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

大阪のおばちゃんは飴を常備していて、隣に

居る知らん人にも平気で飴を渡してきます。

 

ワタクシが若い頃、梅田へ向かう乗車電で隣に

座られたご婦人方が、園田へ向かうのに何処で

乗り換えたら良いか分からず大声で議論されて

いらっしゃいました。

 

傍迷惑やなぁと思いながらもつい、十三で

降りて宝塚線に乗り換えたら早いですわー、と

教えて差し上げましたら…

 

そうなん!?お兄ちゃんありがとうな、ほら

飴ちゃん食べや。と服のポッケから生温かい

ベッコウ飴を渡された経験もございます。

 

なんか生温かいし、ベッコウ飴なんてワタクシ

食べへんしなぁ…と逡巡しておりますと威勢が

よいおばちゃんが身を寄せて来て。

 

要るか?要らんか?と問われましたので

本心は要らんかったのですがつい、要るわ

ありがとな!と貰うてしまったワタクシで

ございます。

 

ベッコウ飴なんて食べないのですが…

 

ほかすのも勿体無いので、梅田で買い物した際

一人でブラついていたおばちゃんに用もなく

近づいて、飴ちゃんあげるわー!とプレゼント

致しました。

 

要らんわ!と突き返される様な事もなく、かと

申しましてありがとう!と感謝される事もなく

怪訝に飴を受け取られるおばちゃん。

 

今のご時世だと完全に事案でございますが

あの頃はまだ世間が緩い時代だったのでした。

 

梅田から高槻市へ帰る際に券売機へと向かい

路線図を何気なく眺めて愕然と致しました。

 

園田へは宝塚線ではなく神戸線へ乗り換えねば

辿り着け無かった事を、そこで初めて知り

おばちゃん達が無事に目的地へ着いたかどうか

今も尚、気になっております…

 

 

さて、今回の更新はダイヤ改正以降新たに日中

撮影が可能となりました、オーシャンアロー

愛称で親しまれる283系を狙ったご報告で

ございます。

 

早朝のくろしおに充当されます283系、終点の

駅から回送となって山崎付近へとやって来る為

お手軽に朝練で狙える事となりました。

 

これまでは夜間しか撮影機会がありませんから

被写体としては中々取り上げ辛かったので

有り難い事でございます。

 

しかも。

 

 

2024-04-17 283系6両

基本編成が吹田へ入場している今、付属編成が

2本組み合わさりイルカ顔の非貫通先頭車が

上り先頭で撮影出来る貴重な機会となります。

 

古来より数多の作品が生まれた名所として

撮り鉄に親しまれますサントリーカーブにて

基本編成とは逆側にイルカ顔が付きます

オーシャンアローを狙いました。

 

この逆向きイルカ顔を指して、逆オーシャンと

呼び習わしております。

 

 

2024-04-05 283系6両

桜の季節には遠景構図を組み、カーブを抜ける

逆オーシャンを桜×菜の花も添えた贅沢構図で

狙っておりました。

 

283系は381系が特急くろしおの役割を担って

いた時代に、後継として登場した形式でして

前面パノラマ車のデザインがそれまでの国鉄

JR特急とは一線を画す事となりました。

 

ですが実際に製造されたのは6連の基本編成が

2本と、3連付属編成が2本の僅か18両。

 

しかも基本編成は新宮方のみにイルカ顔が付き

京都方には付属編成のHB631編成にしかイルカ

顔が見られ無いのでございます。

 

ではイルカ顔じゃない先頭車はどんな具合かと

申しますと。

 

 

2024-04-08 283系6両

イルカの反対、イラン顔が先頭になります

基本編成の回送も撮影しておりました。

 

本来のオーシャンアローはこの様に、新宮方が

イルカ顔となりますのでサントリーカーブでの

撮影には些か映えないのでございます。

 

ワタクシはこちらのイラン顔も好きですが。

 

因みに前回記事でロンチキ返空の撮影を目当て

に布陣致しました際ついで撮りでこの283系

仕留めていたのでございます。

 

 

2024-04-17 283系6両

今回の〆。

 

巻頭から次のコマとなるこちらが決めのコマと

位置付けておりました。

 

検査入場している基本編成が出場、となると

付属編成での代走も終わりかと予想されます。

 

そうなりますとイルカ顔をサントリーカーブで

狙う機会もまた、暫くお預けとなりましょう。

 

桜は散ってしまいましたが、今しか撮れない

逆オーシャンを求めてここで撮影致しました。

 

 

2024-04-17 283系6両

オマケ。

 

〆撮影の後はクルッと振り向き、HB632編成の

貫通先頭車、いわゆるイラン顔をパチリと撮り

お見送り致しました。

 

で、尾灯の位置そこやったんかい!と驚きつつ

ツッコミを入れてしまうのでございます。

 

確かにイルカ顔でも、スカートと車体の間に

不自然な隙間が空いておりましたがアレは尾灯

格納の為だったのでございますね。

 

 

間もなく始まる多客シーズンでは6両から9両に

増結され、前後がイルカ顔になる両オーシャン

も狙えるのではないでしょうか。

 

紀勢方面、或いは阪和方面へ南海や阪堺撮影の

ついでに出向くのもアリかもしれません。ね?

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2668列車 「 ロンチキ!二段積載の福山転回工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

複々線での撮影というものは、えてして被りの

被害に遭遇する可能性が高くなります。

 

被写体の手前側をお呼びで無い列車が通過して

撮りたい列車をブロックする、タイミング悪い

事故みたいなものをいわゆる被りと呼びます。

 

中には数時間も待機した挙句に、正にここ!と

いう瞬間を後ろから来た列車にブロックされて

撮影が叶わなかった…なんて悲劇もあります。

 

そんな悲しい思いを出来るだけ避ける為には

ダイヤを読み込み離合するポイントを予想する

とか、撮影場所を工夫して対策を講じたりなど

手を尽くすのでございます。

 

まぁ中にはどうにもならずにガックリ項垂れる

事案もございますが…

 

 

さて、今回の更新は九州や西日本ではまだ走る

姿が見られますロングレール輸送用の貨車、

いわゆるロンチキを狙いましたご報告とさせて

いただきます。

 

チキ工臨の中でも人気の高いロンチキ、大抵の

場合は積載がそれほど大した量ではなくて

サラッと撮影するだけなのですが…

 

この日はお仲間から二段積みだとの連絡を貰い

それなら俯瞰気味に撮影してやろう、と判断を

致しましたワタクシ。

 

ショバへ着きますと、親しい友人のMサン氏が

いらっしゃるではありませんか。

 

という訳で歓談しつつ、いざ撮影。

 

 

2024-04-06 工9389列車

年に一、二度あるかという、稀に見る高積載な

この日のロンチキをDD51 1109が牽く場面に

出くわす事が出来ました。

 

予想以上に積載量が多く、これはラッキーな

撮影でございます。

 

 

2024-04-06 工9389列車

オマケ。

 

聖地・調子踏切へ至るカーブに、そのレールを

しならせて走るロンチキのお尻でございます。

 

線路の奥には、私立高校の敷地に咲く桜が見頃

となっており工臨に添えて撮影致しました。

 

 

2024-04-06 5087列車

EF65 2096が牽く定期貨物列車も仕留めます。

 

PFと凸、短時間に2種の国鉄形式が撮影出来て

有り難いひと時となりました。

 

この日は土曜。

 

ワタクシは激務な事の多い曜日なのですが

あの積載を見てしまうと、このままお仕事へと

戻るのが勿体無く感じてしまいました。

 

そこで、Mサン氏とたまたま近くに居た友人の

競馬氏にSNSで連絡致しまして追っ掛けをする

提案を致します。

 

結果3人で車を走らせ、向かいましたのが

こちら、ロンチキ撮影の定番となりますカーブ

構図のショバでございます。

 

 

2024-04-06 工9389列車

黄砂かPM2.5か、はたまた別の要因かは不明で

ございますが背景のビル群が蜃気楼の様に霞む

塚本信号場を通過するロンチキを捉えました。

 

ここでは普段からお世話になっております

大御所ブロガー氏を始めとして、ビッグ氏や

mm氏など親しいお仲間が続々と集結し

勢揃いとなりました。

 

本番までの間にまたしても楽しい歓談を挟んで

ロンチキ撮影となりました。

 

 

2024-04-06 工9389列車

今回の決めコマ。

 

しなるロングレールを狙っての撮影こそが

ここでの本命となる撮影でございました。

 

グイッと列車へ寄せるか、引いて撮るかで少々

悩みましたが、やはり霞んだビル群を画角へ

取り入れたくてこの様な構図に致しました。

 

それにしましてもカーブを曲がるロンチキ、

パッと見た感じでは真ん中の緊締具でレールを

押さえているだけなのに、この様にしなりを

作るロングレールに圧巻でございます。

 

いえ、実際にはチキ1両につき8箇所でレールを

固定しているのですが。

 

 

2024-04-06 75列車

今回の〆。

 

EF65 2081の牽引する定期貨物列車を狙っての

撮影でございます。

 

ロンチキ撮影を終えましたが、暫く待ちますと

四国へ向かうPF貨物が撮れるという事で、この

日2両目のPF狙いで延長戦に突入致しました。

 

ロンチキを撮影した時よりも格段に露出が

下がりましたが、何とか仕留められました。

 

これにてワタクシの遅い昼休みも終了し

Mサン氏、競馬氏と一旦は聖地・調子踏切へ

戻りましてミニツアーは解散致しました。

 

で、後日。

 

福山転回を終えレールを全て卸しました

ロンチキの返空が早朝にある、という事で朝練

稼業に精を出すべくサントリーカーブへ布陣。

 

何故に聖地・調子踏切ではなく、こちらへと

足を運んだのかはさておきましてこの返空

撮影は悲劇に見舞われてしまいました…

 

 

2024-04-08 工9384列車

今回のオチ…

 

桜咲き菜の花が彩る構図で、ケツエプロンの

ロンチキを狙っての布陣だったのでございます

が、まさかの下り快速が友情出演。

 

ロンチキは6両目で切れてしまう、という涙の

幕切れでございました。

 

これこそ被り案件でございます。

 

ですが。

 

ワタクシにも多少なりとも意地がありまして

何とかリカバリしたいな、と足掻いてみました

その結果…

 

 

2024-04-08 工9384列車

今回の意地。

 

一応は、という但し書きが枕に冠されますが

編成を抜いて釜とケツエプロンを桜×菜の花の

構図にて仕留めるというミッションを果たす事

が出来ました。

 

これを決めショットにする様な真似は流石に

致しませんので、オマケ的に記事の最後に据え

やれやれといった気分で終えたいと思います。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2667列車 「 甲27 横浜市営地下鉄10000形(10143-10144)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

インターネットの無い時代、我々の様なネタを

追う類の撮り鉄は電話で連絡を取り合うしか

情報のやり取りが叶いませんでした。

 

ただ、緩い時代でもありましたので個人で駅の

助役室へお邪魔して、運転報を書き写したり

地元ネタだけは詳しい、そんな方が多かったと

記憶しております。

 

今ではSNSを開けばネタが飛び交い、限られた

時間で何を狙うかを考えねばならない時代。

 

便利になった反面、実際に話しをして繋がりを

築く機会が損なわれた様にも思います。

 

そんな中でもネタを回していただけるのは

心から感謝する次第なのでございます。

 

 

さて、今回の更新は19日に川崎車両にて落成し

甲種輸送されております、横浜市営地下鉄

10000形中間車につきましてご報告を

させていただきます。

 

この日の甲種輸送は先月の4000形に続いて

またもや横浜市営地下鉄への輸送。

 

西の方へ向かう甲種輸送では桃太郎が牽くのが

当たり前でございますが、東へ向かう方は

有り難い事にこの日もPFが担う事となります。

 

 

2024-04-19 9866列車

EF65 2074の牽引で関西を旅立ちます、横浜

市営地下鉄10000形の中間車2両。

 

窓部の間に巻かれた帯からグリーンラインでの

活躍が期待されている事が判ります。

 

リニア駆動の狭小車体ゆえ、仮台車を履くと

腰高になりPFと裾部の高さが一致しているのも

興味深い所でございます。

 

 

2024-04-19 225系U5編成ほか12両

待ち時間に狙った225系が先頭の新快速は勿論

練習電として、影落ちのチェックや切り位置の

確認に活用致します。

 

架線の影が車体に掛かるのは、許容するしか

ありませんのが辛い所…

 

カメラを構えているとこのショバでは初めて

何か珍しいのが来るんですか?と声を掛けられ

ビックリ致しました。

 

カフェで働くダウン症の女性と、サポートの方

が興味深々な眼差しで聞いて来られました。

 

勿論ワタクシは丁寧にご説明申し上げますと

サポートの方から、そんな情報どうやって知る

のですか!?と聞かれてしまいました。

 

以前なら専門雑誌に掲載されていました、と

答えたのですが、今はそれもなく情報の扱いは

格段に難しくなって参りました。

 

友人から教えて貰った、とも言えずに

言葉を濁してしまいました…

 

 

2024-04-19 5070列車

本番前に抑えておきたい列車、EF210-306が

牽く定期貨物でございます。

 

この日の牽引機は押桃の中でも初期に落成した

JRFロゴを側面に付ける釜でしたのも、嬉しい

ポイントとなりました。

 

309以降の押桃にはJRFロゴが無いまんまでの

落成となりましたので、増殖する300番台の

中でもロゴ有りは注目と位置付けております。

 

所でお気付きでしょうか、線路の奥、押桃の

向こうをPFがコソーっと走っているのを。

 

チキを運ぶ役割を担う列車がこの日は単機で

カメオ出演しておりました。

 

 

2024-04-19 9866列車

若葉が芽吹き始めました、春の駅を定刻で通過

する甲種輸送を望遠にて捉えましたご挨拶の

一コマでございます。

 

この構図は勿論ですし手前に引くアングルも

もう暫く致しますと、木々や葉に遮られる事と

なりそうでございます。

 

草も栄養満点っていう勢いで伸びて来ますから

このショバもまたシーズンオフが近づいている

予感が致しました。

 

 

2024-04-19 9866列車

今回の〆。

 

決めコマとして狙いました本命の構図がこちら

となります。

 

このカットの次のコマを、構図をずらして撮影

したものを巻頭に持って来ましたが、元々

狙っておりましたのはこのコマでございます。

 

砂の影響で空が白っぽいのですが、晴れ空を

背にした甲種輸送が撮影出来ましたので満足と

させていただきます。

 

 

2024-04-19 9866列車

オマケ。

 

無理矢理感が半端ないケツ打ちでございますが

妻面の扉部を中心にフィルムと木枠で養生が

組まれた10000形の中間車でございます。

 

また妻面下部に仮連結器が固定された姿も

如何にもタコにも輸送中、といった風情のある

レアなものと申せましょう。

 

 

所で、タコ焼きと申しますと恐らく万民が同じ

食べ物を連想するかと思いますが、イカ焼きは

関の東西で異なるという事をワタクシは大人に

なって初めて知りました。

 

本来のイカ焼きは烏賊の切り身を小麦粉と卵に

塗して焼いた食べ物な筈でして、いわゆる

粉もんの部類なのでございます。

 

所が、マクドをマックなどと蔑称で呼ぶ道理の

分からない方々が住まわれる地域では、イカ

姿焼きをイカ焼きだ!と言い張る勢力がいると

耳に致しました。

 

あまつさえ本来のイカ焼きを大阪風、などと

呼び分けて、姿焼きをイカ焼きだと僭称する

浅ましい分派まで存在するのだとか。

 

いえね、ワタクシは別に構わないのですが

世間ではイカ焼き、と申しますれば粉もんを

指しますので姿焼きをイカ焼きだと思い込んで

いると恥を掻く事になりましょうからねぇ。

 

姿焼きはアレで美味いんですよ?居酒屋とかで

よく食べます。

 

あ、そんな話をしておりますと、なんだか

イカ焼きが食べたくなって参りました…

 

イカを買いにイカねば。

 

ちなみにワタクシの手は今、そこはかとなく

イカくs…

 

おっと、イカん。ご婦人も読まれるかも知れず

滅多な事は綴れませんから、イカ自重。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2666列車 「 甲8 衣浦臨海鉄道KE65形(KE65 3)の土崎出場に伴う甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

長らく続きました岡山での撮影記事も終わり

今回より日常回が戻って参りました。

 

関西で撮影するアレやコレやも色々と溜まって

参りましたので、また少しずつ更新を進めて

参りたいと思います。

 

 

昨日は雲が優勢な一日となって気温も10度近く

低い、肌寒い日でございました。

 

が、一転して本日は抜ける様な青空と夏日に

届く暑さが到来し、昼間にアイスを二つも食す

ワタクシでございます。

 

あゝハイカロリー…

 

だからでしょう、夕飯は簡単に野菜&もやしを

豚肉と炒めるだけにして冷蔵庫一掃定食、と

相成りました。

 

一掃したまでは良いのですが、その分

明日はお仕事の合間に買い物をせねばならず

そこがちょびっと憂鬱でございます。

 

お買い物が何故、憂鬱なのかですか?

ウチの娘がスーパーでレジ打ちをしているので

内緒でオヤツを買う、というお楽しみが阻まれ

実用一辺倒な買い物となるからでございます。

 

家族はワタクシ以外たけのこ派閥でして

こっそり隠れて食べるきのこの里の味が背徳的

なのでございますよ…

 

さて、今回の更新は昨年末に秋田の土崎へと

検査の為に入場しておりましたKE65 3が無事

検査を終えて衣浦へ戻る場面を狙いました

ご報告とさせていただきます。

 

土崎からは日本海縦貫線を吹田まで下りまして

吹田から稲沢、更に大府を経て半田埠頭への

ルートを辿りますこの列車。

 

ワタクシが狙えますのは日本海縦貫線から来た

吹田へ向かう列車のみ、となりました。

 

ですから貴重なその機会を逃さぬ様にと時間を

工面致しまして、お馴染みのショバへと向かい

撮影に挑みます。

 

 

2024-04-08 配6550列車

EF510-8が甲8となりますKE65 3の甲種輸送

牽引する場面を8日に撮影、という8尽くしな

一コマでございます。

 

築堤には列車の接近に驚き飛び去る鴉の姿まで

写り込んでしまいました。

 

この構図のポイントはKE65 3の前照灯が少し

見える所でございます。

 

やはり甲種輸送は被牽引車両が主役ですから

DE10と変わらぬ姿のKE65形を魅せる角度を

意識致しました。

 

 

2024-04-08 配6550列車

挨拶ショットは東山を背にした望遠構図にて。

 

この辺りは線路脇に柵があり足回りに掛かる為

中々厳しい構図となります。

 

また目立ちはしませんが電線が幾重にも構図を

横切っているので、編成撮影には向かないのは

承知の上で撮影致しました。

 

あくまでもご挨拶、でございます。

 

 

2024-04-08 配6550列車

ドヨヨンと澱んだ空の下を近づいて来る列車を

もう一度望遠構図にて仕留めてみます。

 

ここも足回りには柵が掛かるのですが、何故か

中途半端な長さでございます。

 

しかもこれでもかっ!という位に暗い空で

露出さえ下がる始末…

 

 

2024-04-08 配6550列車

今回の決めコマ。

 

巻頭から更に引きつけまして決めとなるコマを

狙ってみました。

 

ちょっと構図が窮屈な感もあるのですが、一応

編成は収められましたので充分でございます。

 

お気付きの方がいらっしゃるかも知れませんが

こちらのショバでは、KE65 3が土崎へ入場

する際にも同じ様に撮影しておりました。

 

牽引は鮫が牽いておりましたので差異はある為

今回も敢えてこちらへ布陣してみた次第で

ございます。

 

 

2024-04-08 KE65 3のキャビン側面

窓に特検票を貼ります、甲種輸送ならではな

姿のキャブでございます。

 

区名札も無くて如何にも輸送中な姿でしたので

つい、撮影してみました。

 

 

2024-04-08 配6550列車

オマケ。

 

走り去るKE65 3をケツ打…ちは難しいので

この様なコマでお見送りさせていただきます。

 

この日は吹田までの運転となり、後日牽引機を

鮫に変えて稲沢へと運ばれましたKE65。

 

生憎とそちらは参戦ならず、ゴトーのみ撮影と

なりましたが記録出来て良かった…

 

 

公式より衣浦臨海鉄道はDD200の導入が発表

されております。

 

ザリガニ化しますと全般検査に伴う甲種を撮影

する機会も、関西では見られなくなる事が予想

されますのでこの様な撮影も可能な内に仕留め

たい所でございます。

 

貨物のDE10は絶滅寸前になりましたし、貨物

釜がDE10形と同じ車体を牽く姿、というのも

また貴重な被写体。

 

撮影に際しまして色々と手助けを下さいました

皆様方には、この記事をもって感謝と

代えさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2665列車 「 再会!DD50形機関車たちを狙う 2024・3月 水島臨海鉄道遠征その8 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

エビフライにはタルタルソースをかけたいと

思うワタクシではございますが、タルタルを

白米にかけて食べたいとまでは思いません。

 

と申しますか、白米にタルタルソースをかける

のはちょっと遠慮したいと思っております。

 

岡山へ向かう道中に競馬氏が、この辺りに大変

美味しい飯屋があるんです、と話されまして。

 

それが丼にエビフライが突き立ち、白米に

たっぷりタルタルが掛かったえび丼というもの

でございました。

 

白ごはんの上にタルタルがかかっているという

その様を舌で想像し、ちょっとゲローンな気分

になってしまいましたワタクシ。

 

競馬氏には申し訳ありませんが、氏の味覚を

疑ってしまいました。

 

が。

 

氏いわく、最初は氏もゲローンな気分になった

そうなのでございます。

 

所が食してみると味覚がパラダイムシフトを

励起する程に美味かった!と力説されます。

 

一体、そのえび丼とは如何なるものなのか…

 

ショバに着くまでの他愛も無い会話として

チラッと気にする程度の話で終わり、以降は

撮影に没頭致しました。

 

競馬氏は各地のグルメに詳しい方ですから

氏のオススメは間違い無い、と思うのですが…

 

 

さて、今回の更新は散々フォトランで撮影した

DD50形を、今度は撮影会場にて舐め回す様に

狙いましたご報告でございます。

 

フォトランでは単機で水島本線を駆ける姿を

中心に狙いましたが、会場ではまた異なる顔を

見せてくれたのでございます。

 

という訳でコチラを。

 

 

2024-03-31 DD50+キハ20

キハ205を配給輸送するかの様な編成を組んで

展示されましたDD50形501号機を捉えます。

 

フォトランを終えそのまま倉敷貨物タへ帰着後

すぐに、撮影モデル業務へ移行する忙しい身分

のDD501、売れっ子みたいでございます。

 

実際、DE70形の亡き今となりましてはDD50が

唯一の古式ゆかしい釜と申せましょう。

 

更に、DD501のお隣には会いたかった釜の姿も

並んでおりました。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

DD501と同型の先輩釜DD506でございます。

 

DD501が釣り上げられたばかりの鮮魚だと

すれば、DD506は干物みたいな褪色著しい姿

となりますがそれもその筈。

 

キハ30 98と同様に既に車籍は無く、部品取り

として朽ち行く運命なのだそうでございます。

 

解体される前に一目、その姿がみたかったので

撮影が叶い嬉しく思います。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

記念に正面から、普段はやらない縦構図にて

アッサリとしたDD506のご尊顔を撮影したり

致しました。

 

最新の釜だと半導体の製造が終わると補修も

ままならない事になりますが、DD50形の場合

機械部品で稼働するのですぐに廃車となる様な

事にはならないと思われます。

 

ですがそれも時間の問題。

 

近い将来には居なくなったとて不思議では無い

機関車でございますので、記録は早めにしたい

と思っていたのでございます。

 

 

2024-03-31 DD50形506号機

キャビンを中心にDD506の側面を切り取って

みました。

 

このコマだけではあまり意味の無いスナップに

なりますが、下のコマと見比べますと…

 

 

2024-03-31 DD50形501号機

こちらはDD501のキャビンを中心として、同じ

構図にて狙いました。

 

サイゼリヤのキッズメニューにある間違い探し

よりはずっと簡単な、明確な差異のある事が

お判りいただけますでしょうか。

 

キャブの左側に位置するボンネット側面に

設けられました、排気グリル開口部がDD506

では細長いのに対して、DD501では下側に拡大

しております。

 

その下にある点検蓋もサイズが異なっており

製造時期による差が出ている事が判ります。

 

 

と、こんな感じで一通り撮影と見学を楽しみ

満足致しましたので、我々は他の皆様よりも

一足先に撤収する事に致しました。

 

ちょっと寄りたい所もありますし。

 

ヘルメットを返却し、車を停めた場所へと

競馬氏と歩いておりますと、詰所付近に洗濯物

が干してありました。

 

何気なく見ると…

 

 

    2024-03-31    制帽…?

 

手拭いやポーチと並んで複数の制帽が吊るされ

それだけで機関区然とした雰囲気が醸されて

おりましたので、つい撮影してしまいました。

 

ワタクシ女性の洗濯物なんかには丸っきり興味

無いのでございますが、この様な洗濯物には

俄然興味が沸き立ちます。

 

という訳で

倉敷貨物ターミナルの日常的な光景を垣間見て

この地を後に致しまして、向かいましたのは

港東線でございました。

 

 

2024-03-31 3095列車

この旅の〆。

 

DD200-17が、水島から分岐する貨物線を走る

場面を狙いましたラストショットとなります。

 

倉敷貨物タから水島までは基本的に旅客車しか

走りませんが、東水島と水島を結ぶこの路線は

貨物しか走りません。

 

丁度、東水島行きの貨物列車が撮れる時間に

なりましたので、会場を辞して〆の撮影にと

やって来たのでございました。

 

 

これにて予定していた行程は全て終了。

 

帰路へと就く事になりますが、お腹が空いて

堪りません状況でございました。

 

昼食抜きで撮影し続けてしまいましたので…

 

ですから何処かで打ち上げも兼ねて遅い昼食を

摂りたいな、という事で適当にコンビニにでも

向かうつもりでございました。

 

が、ふと。

 

早朝の道行きで話題に上りましたえび丼が

頭を過りまして。

 

話のネタに食べてみるか!とワタクシも噂の

えび丼に挑戦する事に致します。

 

競馬氏も賛成して下さいましたので、氏に

ナビをしていただき、宇野を抜けて岡山市へ。

 

 

   2024-03-31    梶屋 店舗外観

 

昼の部はとっくに終わり、夜の部が17時から

始まっておりました梶屋さん。

 

我々一行が到着しましたのは、夜の部開店から

20分ほど過ぎた時間でございました。

 

晩飯にはまだ早い時間帯ゆえお店は空いている

だろう、と推測しておりましたが…

 

駐車場はほぼ満車という人気ぶりで、お客は皆

ワタクシみたいな撮り鉄で遅めの昼食を摂りに

来たのかと邪推してしまいます。

 

どうやらこのお店、えび丼は勿論の事ほかの

メニューも含めてファンが多いみたいな印象を

抱きました。

 

 

   2024-03-31    店内ポスター

 

上のコマを拡大致しますと、例のえび丼が

描かれたポスターが店内に貼られているのが

確認出来ました。

 

週に一度はハイカロリー、と背徳的な文言が

書かれますこのポスター。

 

尤もワタクシの場合は1日一度はハイカロリー

な食生活でございますが…

 

店内は既にテーブル席は満席で、カウンターへ

案内されまして早速、噂のえび丼を注文して

ドキドキしながら待ちました。

 

 

   2024-03-31    梶屋のえび丼

 

ボリュームあるエビフライが3尾、丼に屹立し

正にえび丼な感のあります衝撃的な外観。

 

更には事前情報通り、ご飯にタルタルが

ビャーッとかかっております。

 

この外観を見ただけならば、ワタクシ先ず

間違いなくえび丼を注文する事は無いだろうと

思われます。

 

が、競馬氏がオススメされますメニューですし

意を決しまして、いざ実食。

 

 

   2024-03-31    えび丼の内側

 

なんと、えび丼のご飯にはご覧の様な小エビが

まぶされており、この小エビがまた食感を大変

素晴らしいものへと昇華してくれます。

 

小エビがある、無いでえび丼の美味さが格段に

変わっている様に感じました。

 

凄ぇ…

 

また、懸案だったタルタルでございますが

お米に合う様に酸味が引かれ、玉子風味が強く

これまた実に美味でございます。

 

白米と一緒に食べられる様にカスタムされた

タルタルソースなんて、ワタクシ初めての体験

でございます。

 

ここまで来ると寧ろ、突き立つエビフライが

邪魔な感さえ湧いてしまうとても美味しい丼で

ございました。

 

外観ではエビフライが刺さってえび丼なのかと

思いましたが、小エビ×ご飯×タルタルソースが

えび丼の本質だったのでございます…

 

量も割と多めでございますので、少食な方は

注意が必要でございます。

 

ワタクシは少し物足りないくらいでしたので

次回、来店の機会がありましたらご飯とソース

W大盛りにしたいと思います。

 

正直に申しますと

未だにこのタルタルソースが食べたくなる

くらいに、癖になるお味なのでございます。

 

ワタクシにもパラダイムシフトが起こりまして

ご飯×タルタルソースは有りだな、と感じます

今日この頃。

 

撮り鉄の感想など吹っ飛びまして、帰路は

ずっとえび丼の話をしてしまいました。

 

素晴らしいお店をご紹介いただき、また今回も

遠征にお付き合いいただき、競馬氏には感謝と

感激の念に絶えません。

 

 

はぁ。えび丼最高!

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2664列車 「 侵入!?展示中のキハ30形とキハ20形を狙う 2024・3月 水島臨海鉄道遠征その7 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

撮影会場に入りまして一番人気となっています

車両が、キハ30形でございました。

 

車体外側から客用扉が吊り下げ式となる形式で

目を引きますキハ30、現役としては水臨で最古

気動車でございます。

 

 

さて、今回の更新は倉敷貨物ターミナルでの

車両撮影会におきまして、ちょいとばかり深く

掘り下げての撮影を敢行致しましたご報告と

させていただきます。

 

冒頭でも申しました通りキハ30形が最も良い

位置に据えられまして、参加者の皆様によって

様々な装飾が施されておりました。

 

 

2024-03-31 キハ30形100号車

区間急行、難波ー林間田園都市というHMと

更に横には快速も掲出されて、どっちやねん!

と種別に対してツッコミたくなります。

 

区急マークは南海高野線がモチーフとなります

看板でございますが、快速カンも南海?

 

生憎とワタクシには知識が乏しく判りませんが

きっと南海に関係したカンなのでしょうね。

 

 

2024-03-31 キハ30形100号車

同じ車両を立ち位置を変えて撮影している間に

区間急マークがきのくにHMへ換装されまして

装い新たな姿となりました。

 

方向幕だけはキハ30らしく、湊町と掲示されて

関西本線っぽさが漂います。

 

今では駅が移転してJR難波となりましたが

ワタクシが童貞を捨てた頃はまだ湊町駅という

駅名でございました。

 

勿論その当時は既に電化され、黄緑色の103系

や大和路ライナーなる381系が走っている頃で

ございます。

 

キハ30が現役で関西本線を走っていた頃はまだ

ワタクシ、撮り鉄では無かった筈。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

同じくキハ30形でございますが、こちらは既に

車籍の無い部品取り用の廃車体となりまして

ひっそりと展示されますキハ30 98。

 

血の気が失せた様なカッサカサに色褪せました

車体が、うら淋しく佇みます。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

逆エンド側をアップでドーン!

 

キハ30形は久留里線に居たのか、キハ37から

幕を移植されたのか、方向幕はもう走る事の

叶わない久留里線を掲出しております。

 

長閑な春の千葉県を、ジョイント音を響かせて

ゆったりと走る夢でも見ているのでしょうか。

 

 

2024-03-31 キハ30形98号車

チョイと引いて撮影してみます。

 

前面窓下には車体補強の為に鋼板が付けられて

段差が生じる厳つい顔立ちのキハ30形。

 

実はワタクシ、ここ数年の間にキハ30形が

とても気になる存在になっておりまして、是非

この形式が走る姿を撮影したい、という欲が

湧いております。

 

そんな機会が訪れれば良いのですが…

 

 

2024-03-31 キハ20形ほか展示車両

前回の〆コマを撮影した立ち位置にて、視点を

左にずらしてみますとご覧の様な光景が広がり

撮影会場の雰囲気が伝わるかな?と一コマ撮影

してみました。

 

一番手前にはキハ20形が見えます。

 

拙ブログがまだ開設間もない2017年春に引退し

その撮影の為に水臨を訪問したのも、今や遥か

昔の事の様に感じます。

 

あの当時はまだ中学生だったウチの子らも

今じゃ大学に通っている訳でございますから

そりゃ、随分と時間が経ちましたよね…

 

 

2024-03-31 キハ20形205+DD50形501号機

2017年の引退列車を撮影して以来となります

キハ205との再会でございます。

 

この会場では、主催者S氏が関西からわざわざ

持ち込んだ瓶ジュースを販売しておりました。

 

瓶ですから当然ながら栓抜きが無いと飲めず

近くに居た参加者の方に栓抜きの所在を聞くと

主催者に聞いて下さい、と返されます。

 

ではその主催者は何処に?と聞いて回りますと

なんと、キハ205の車内に居るとの事。

 

ドアも締まっているしステップも無いし…はて

どうしたものか、と困惑しておりますと乗務員

扉から出入り出来ますよ、と見ず知らずの方に

教えていただきました。

 

えー!?マジすか…と思いながらも

アラフィフなオッサンには腹がつかえて厳しい

動きで、何とか乗務員用ステップを上がり切り

乗務員扉を開けて車内へお邪魔致します。

 

主催者S氏の姿を見つけて栓抜き貸してー?と

声を掛けますと、座席の栓抜きで開けてくれと

お返事をいただきました…

 

見ると、キハ205の窓下には国鉄印の灰皿と

栓抜きが備え付けられております。

 

灰皿は勿論使用禁止でございますが、昔は車内

での喫煙なんて当たり前な時代だったなぁ…と

古えの国鉄に想いを馳せる喫煙者のワタクシ。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の車窓

 

主催者S氏がSNSで瓶飲料を苦労して用意する

旨の投稿を拝見していた時は、瓶に拘る理由が

判りませんでしたが、ここで氷解致しました。

 

座席に腰掛け、備え付けの栓抜きでプシュッと

栓を開けてのんびり過ごす車内は、簡単には

体験出来ない特別な時間だと感じます。

 

これはプライスレスでございますね。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の座席

 

ボックス席に陣取りまして向かい側の座席を

撮影致します。

 

この青いモケットが如何にも国鉄車両、という

風情で瓶ジュースと相まって昭和な空気を満喫

させていただきました。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の案内板

 

扉の横には懐かしい非常用ドアコックの案内が

貼り付けられております。

 

スワイプされますとワタクシの姿もバッチリと

写っておりますが、髪の毛が跳ねている様しか

判りませんよね?

 

 

 2024-03-31    キハ20形205の運転席側窓

 

折角の機会でございますので、普段ならば

立ち入る事が叶わない乗務員室へも少しだけ

お邪魔してみました。

 

貫通扉の位置から運転席を見た風景だとこんな

感じになります。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の運転席

 

視線を落としますと運転座席がございます。

 

モケットこそ客用座席と同じなのですが、ほぼ

パイプ椅子みたいな簡素な作りに驚かされて

しまいました。

 

当時の運転士はこの様な座席に腰掛けての業務

だったのでございますね…

 

ケツ…

いやこれは腰をやられそうでございます。

 

 

  2024-03-31    キハ20形205の運転台

 

座席に腰掛けてみまして、気分は僕も運転士!

 

運転台の丁度真ん中辺りに何やら穴があります

が、これはもしやキハ205へムラムラした時に

挿し込む穴でしょうか…

 

ワタクシみたいな熟女好きは無機物へ欲情する

様な事はありませんが、マニアの中にはキハを

俺の嫁!と仰る方も居るのかも知れません…

 

クパァ、と開いたこの穴、果たして何を

挿し込むのか?ナニでございますよねやっぱ。

 

 

 2024-03-31    キハ20形205の運転席車窓

 

今回の〆。

 

皆様お待ちかね、運転席からの眺望を撮影して

〆とさせていただきます。

 

キハ205の運転席に座り前を見ると、存外窓が

小さく見通しが悪い印象でございます。

 

実際には貫通扉の窓や助士席窓もありますが

真正面に見えるのはこの窓だけ。

 

自動車の運転より視野が狭く、圧迫感が強い

そんなキハ20形の運転席でございました。

 

当時の運転士が負われた苦労が偲ばれます。

 

 

楽しい時間はアッという間、という訳で

1週間ほど続きます水島臨海鉄道のレポートで

ございますが、いよいよ次回で最終回。

 

最後はやはり、アレでございます…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!