写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

通達357 「 ハコ釜万歳!曇天にロクヨンセンを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


本日の関西は貨物が熱かったのですが、私は

生憎お仕事でして、非鉄でございます。


その分、明日は楽しみたいと思います…




何の変哲も無い日常でも、ふと撮影したい

欲求がムラムラと沸く、なんて事がございます。


本日の更新は、そんな欲求を消化する

撮影行でございました。


 

f:id:kyouhisiho2008:20171214223012j:plain

2017-11-14 8865列車  京都貨物ー向日町(操)


 プレーンな大宮更新色がコキ3両を牽いて

桂川橋梁を渡ります。


赤いJRFロゴを側面に着けた姿も、いずれは

貴重になるでしょうから、今のうちに狙いに

行って見たのでございます。



遠征の翌々日、鉄欲が急に沸いて参りまして

天候がイマイチながらチョイ鉄に出向きました。


ピーカンであれば側面逆光で不適切な

ポイントなのですが、曇りのおかげで露出が

フラットでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171214223056j:plain

2017-11-14 EF64 1021+コキ3両  京都貨物ー向日町(操)

 

暗い画面を明るく見せる目安に、

橋桁に露出を合わせまして、試しに

先打ちしてみます。

 

自重の重い山男、ロクヨンセンが橋に

差し掛かると、ドドンドドン、と重量感の

ある音が響き渡ります。


 

f:id:kyouhisiho2008:20171214223445j:plain

 2017-11-14 EF64 1021号機サイドビュー  京都貨物ー向日町(操)

 

ハコ釜の横顔に男らしさ、力強さを感じながら

見送ります。 

 

露出は合わせたつもりでしたが、

少しアンダー気味になってしまいました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171214223541j:plain

 2017-11-14 8865列車  京都貨物ー向日町(操)

 

 おまけ。


バックショットはいつも適当です。


別に撮影しなければならない!とも

思っておりませんが、何だかつい、

見送りのついでに撮影しておくか、という

気分になります。


その気軽さが写真に現れておりますね…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171214223636j:plain

 2017-11-14 221系K13編成  亀岡ー馬堀

 

 この日も瑞風の山陰上りコースが

運転されるので、ついでに狙うか、と

馬堀付近へ転戦致しました。

 


練習電はこの時期、まだ前パンを下げたまま

だった2丁パンタ車の編成でございました。 


頭に手拭いを載せた様なスタイルの

2丁パンタ車両も、中々可愛らしく感じます。


今の時期はもう限定運用に就いておりまして、

堂々たる2丁パンタを掲げての走行シーンが

狙えますね。


雪が積もったらまた狙いに行こうか、と

思います。



更に時間が経ちますが、やって来ない瑞風。


調べてみますと、この日は運転日では

ありませんでした…


まさに無駄足でございます。



そんな訳でサッサと片付けて、配達業務の

続きへと戻るのでございました。


 

 


 それでは、

 この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達356 「 みまさかスローライフ列車を狙う 因美線紀行・後編 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

冬至でございます。


鉄的にはようやくこの日を越えますと、

日照時間が長くなり始めますので嬉しくもあり、

半年後の朝練シーズンに想いを馳せて

早起きにウンザリしたり…



一時は随分と寒かった関西もここしばらくは

少し寒さが和らいで日中は過ごし易いですね。


冬至を過ぎれば一段と寒さも厳しくなりますので、

皆様も風邪など召されません様に、

どうぞご自愛下さい。



さて、因美線紀行の後編。


今回は少しボリュームのあるテキストと

なりました。

 

読み辛くなってしまい、申し訳ございません。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219204805j:plain

2017-11-12 9625D  智頭ー土師

 

まずは今回のハイライトシーンから。

 

こちらは智頭駅から津山へ向かう、

折り返し列車となりまます。

 

順光バッチリな光線具合でございましたが、

線路に沿って張られたケーブルの影ががが…

 

 

 では、どのようにしてこんなカットが

ハイライトシーンとなってしまったのか、

少し時間を巻き戻し、順を追っての

ご説明を始めます。

 

 

~前編のあらすじ~

 

私はみまさかスローライフ列車を追っかけ撮影しようと目論み、

美作滝尾駅の手前でまず撮影した後、美作加茂駅の手前へ移動し

もう一度撮影する事に成功したのであった。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211223445j:plain

2017-11-12 みまさかスローライフ列車  美作加茂

 

という訳で。

 

美作加茂駅では33分の停車となっていますので、

その間に再び列車を追い越しまして、

駅が見通せるポイントに布陣いたしました。

 

 

 みまさかスローライフ列車では、長時間

停車する各駅にて地元有志の方々による

様々なおもてなしを用意されているそうです。

 

美作加茂駅でも、乗客の皆さんが降車して

駅本屋へ向かわれておりました。

 

駅舎の方では、地元物産品や軽食、

飲み物などの販売ブースを用意して

地域振興を図る企画を実施されておられます。

 

乗客の皆さんが羨ましくなってしまいます。



この列車、自由席の車両(キハ47の2両)は

普通乗車券だけで利用出来るのも魅力なのです。

 

瓶コーラも飲めますしね。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211223555j:plain

2017-11-12 677D  知和ー美作加茂

 

乗客がおもてなしを受けておられる間に、

対向からやってきた普通列車美作加茂駅

近づいてきました。

 

こちらのキハ120形は前編にて撮影した車両で

ございまして、 智頭へ着いた後に、再び

津山へ向けて折り返して来たのでございます。

 

智頭ー津山はこの時間、ノスタルジー編成と

このキハ120-343しか線路上に居りません。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211223712j:plain

2017-11-12 列車交換風景  美作加茂

 

本数の少ないこの区間では中々拝めない、

列車の交換シーンを見る事が出来ました。

 

この後、キハ120形が先行して津山へ向け、

美作加茂を出発しまして、続いて

みまさかスローライフ列車が智頭へ向け

出発となります 。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219214942j:plain

2017-11-12 9624D  美作加茂ー知和

 

山間の集落ゆえに、早い時間で陽が山に

遮られてしまいました。

 

またしても柿の木を配置して、

無理やりの季節感演出を試みます。

 

 

山あいに発展してきた集落である

加茂地区の中心、美作加茂駅を出発した

9624Dは、この後、美作河井駅にて再び

長時間停車を致します。

 

そこで、美作河井停車中の列車を追い抜き、

鳥取県岡山県の県境となる物見峠を越えて

智頭付近へ向かう事と致しました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219215825j:plain

1997-11-29 キハ40形気動車  美作加茂ー知和

 

ちょっとプレイバック。

 

処分したものと思っておりました古い

アルバムを発見出来ましたので、20年前の

秋にこの地を訪れていた1シーンを併せて

掲載致します。

 


みまさかスローライフ列車を撮影したのと

同じポイントで撮影していたこの画像は

まだ、この路線でタブレットや腕木信号機が

現役だった風景を記録しておりました。

 


線路左に建つ工場の様な建物は今は無く、

代わりに今は住宅が並んでおりますし、

線路右手には今の様に大きな木はなく、

当時はスッキリと線路を見通せる様に

なっております。

 

ですが、20年の歩みにも姿を変える事なく、

ここから見える線路や山々の佇まいは

昔のままで私を出迎えてくれたのでした。

 

 

この頃は車両を各社各線独自のカラーリングに

塗り替えるのが流行っておりまして、

国鉄から引き継いだ首都圏色キハ40も青い車体に白帯という

門司のお座敷12系みたいな

出で立ちでございました。

 

今回この地を訪れて、その変わらない風景に

ちょっと感動しておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219222629j:plain

1997-11-29 急行「砂丘」  美作加茂ー知和

 

ついでに思い出をもう1枚。

 

20年前に因美線を訪れたのは、岡山と鳥取

結んでいた急行「砂丘」が廃止になる

という事で、その姿を記録する目的でございました。

 

今では高規格の智頭急行社線を爆走する、

特急スーパーいなばへと置き換えられましたが、

この頃は独自の車体色ながら、

半室グリーン車のキロハ28を組み込んだ

堂々たる気動車急行編成の列車として

運行しておりました。

 

 

この日は雲が低く垂れ込み、光量が

少なかった為オーバー気味の設定で撮影して

おりましたので、背景が白くぼやけてしまいました。

 

単行の青いキハ40形を撮影したポイントから

農道へお邪魔しての編成写真でございます。

 

 

 

では、時を現在へと進めます。

 

 

美作河井駅に停車している間に、列車を

三度追い抜きまして、智頭方面へと車を

走らせておりますと、

いつの間にか道が片側一車線から

離合困難な、車一台分しかない幅へと

狭まりました。

 

急峻な坂道になり、道幅も狭くつづら折れと

なりまして、陽光も木々に遮られた薄暗い山の中。

 

更に路面には湿気を含んだ落ち葉が、

絨毯の様に敷き詰められていて、ブレーキの

踏ん張りも弱まってしまいます。

 

片側は切り立った崖、反対側はガードレールの向こう、底が見通せない谷。


民家は勿論、街路灯さえ皆無の山中でして、 

そんな道を時間に急かされながらユルユルと

走ります。

 

 

物見峠がこんなに険しい道だとは

思ってもみませんでした。


地図を見ているだけでは判りませんね…

 


下り坂では逸る気持ちがつい、アクセルを踏ませようとしますが、

気力で抑えてエンジンブレーキをかましつつ走行。

 

そうして漸く、麓へと通じる2車線の道幅に戻ります。

 

 

後は間に合う事を天に祈りながらの行程で、

予定していた撮影地へ滑り込みました。

 

いやホンマにギリギリで。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211223751j:plain

2017-11-12 9624D  土師ー智頭

 

列車はもう終点が目の前、という

智頭駅手前のカーブをゆっくりと曲がって

くる所でございます。 

 

何とか間に合いまして、往路最後の撮影でございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211223907j:plain

2017-11-12 キハ47 1036+キハ47 47+キハ40 2134  土師ー智頭

 

もう一度引いた構図で。

 

こちらの方が本命カットでございました。

 

 

この後列車は15分で折り返して来ますので、

すぐ様復路を狙う為に移動開始です。 

 

ですが先程越えて来た物見峠に、再び挑むのは

時間的な余裕がない中で流石に辛く、尚且つ

山の稜線に陽が掛かりそうなくらい傾いて

きた事もあり、手近な智頭周辺で復路を撮影し、

今回の遠征を終わらせる事に致しました。

 

 

そうと決まれば撮影地探しでございます。

 

この辺りは土地勘もなく、

下調べもしておりませんでしたので、地図と

風景を照らして確認しつつ、

沿線を少し走りますといい具合に

太陽が射す区間見つける事が出来ました。

 

これはベストショットいただき!

と獲らぬ狸の何とやらにほくそ笑みながら

カメラを構えます。

 

構えてみると、何本ものケーブルが鬱陶しく

垂れ下がっていて随分と厳しい絵面になる事

に気付きました。

 

しかし今更他の撮影地を探す余裕も無く、

仕方が無しにここで撮影する決断を下します。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211224108j:plain

2017-11-12 9625D  智頭ー土師

 

背後の線路は山影に呑まれておりまして、

この区間にだけ陽が照っておりました。

 

やって来た列車にシャッターを切る寸前、

垂れ下がるケーブルの影が列車の面にまで

掛かっているのが見えました…

 


ここからは鳥取道→中国道を通り、

失意の中で帰宅となりました。

 

結果として今回の因美線では、

ベストショットが得られずに中途半端な

成果で終わり、反省の多い遠征でございました。

 

敗因は勿論、リサーチ不足でございます。

 

 

やはりよく調べもせずに、適当な事をしては

折角の遠出も無駄になるのだな、という事が

今回私が得た教訓でございました。

 

来年の遠征には、

じっくりと下調べをしてから挑む!という

課題を引っさげての帰宅でございました。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達355 「 荷台付きトラック電車!? クモル145形の京鉄博展示回送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

いよいよ、あと10日で2017年も終わるのですね。

 

毎日更新をしておりまして、記事ナンバーが段々と365へ近づくにつれ、

あと何日、あと何回、とカウントダウンする様になりました。

 

とはいえ私はお仕事柄、今が最も忙しくさせていただいておりまして

年越しの準備など今の所なーんにも手を付けておりません。

 

今週末は鉄活の予定がありますし…

困ったものでございます。

 

 

さて、今回の更新は本日実施されました、京都鉄道博物館にて

12月の21日~26日まで特別展示されます事業用車両、クモル145形の

配給回送を狙いましたのでご報告させていただきます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221190129j:plain

2017-12-21 配9952列車  向日町(操)ー京都貨物

 

国鉄時代に製造された、特異な車体形状を持つ車両クモル145形は

付随するクル144形と2両で1編成を組んでおります。 

 

クモル145形は国鉄時代に101系電車の台車、

モーターを流用して製造された改造車両で

ございますが、車体はその折に新調されていまして

103系と変わらない面立ちをしております。

 

私はずっと、103系の改造車だと思っておりました。

 

 

製造時には16編成もいたクモル145形は、今から10年ほど前までは

車両工場と車両基地とを、車両のパーツを運搬するという役目を担って

走り続けておりました。

 

所が、近年はトラック輸送に切り替わりクモル145形の出番は激減。

 

役目の無くなったクモル達は相次いで廃車となっていきました。

 

そして、向日町操車場で入れ替え動車として余生を過ごすのが

最後に残った表題写真の編成でございます。

 

 

東京方が制御車のクル144形、下関方がクモル145形でして、

この2両は2014年に全検を通っておりますので、今しばらくは

安泰、と思われますがもちろん、予断は禁物です。

 

 

クモル145形はそんな訳で、

滅多に本線を走行する姿が拝めません。

 

機会があれば撮影したい、と思っておりました私も

今まで一度も撮影する機会がございませんでした。

 

 

それが今回、京鉄博で展示されるという事で、実は血眼になって

回送スジを調べておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221190103j:plain

2017-12-20 113系C8編成他8両  京都貨物ー向日町(操)

 

そんな私に、鉄仲間さんから連絡をいただき、

20日の深夜に回送されるらしい、と聞き及びました。

 

インターネットでも同様のスジが流れておりましたので、

これは撮影せねば―!!と、仕事を終えて向かいましたが、

入場券の期限である2時間を

寒風に吹かれただけで成果は得られませんでした。

 

この時は15人ほどのツワモノ達が、ただ寒い思いをしておりました…

ご一緒だった皆様、お疲れ様でした。

 

 

日が明けて本日、展示は15時過ぎから、

という事でしたので、回送は午前中だろうと思っていたのです。

 

所が、私も撮影可能な時間に運転される事を

ありがたい事に連絡いただきまして、仕事を調整、

何とか直前に現地へと到着できました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221192448j:plain

2017-12-21 221系K15編成他8両  向日町(操)ー京都貨物

 

到着した時には晴れていたのですが、暫くすると

雲に陽が遮られます。

構図と露出確認の為に回送列車を練習電としてキャッチ。

 

少しオーバー気味に感じましたので、この後、修正して

本番に備えておりました。

 

が、にわかに太陽が顔を出しまして、再び露出を調整でございます…

 

 

クモルなのに晴れましたわ(爆)

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221193124j:plain

2017-12-21 DE10 1156+クル144 15+クモル145 1015  向日町(操)ー京都貨物

 

表題の写真はこの撮影の後、レンズを

引いての構図でございました。

 

こちらが本命ショットでございます。

ただ、出来上がりは表題の方が好みでございました。

 

荷台部分に車輪などのパーツを載せたクモル145形を、

嵯峨野観光鉄道に合わせた塗装のDE10 1156号機が

煤煙を上げながらエスコートし、登坂していきます。

 

背景の建物で露出を測っておりましたが、

少しオーバー気味でございました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221193413j:plain

2017-12-21 クル144 15 運転席付近  向日町(操)ー京都貨物

 

トラックで言う所の、ダブルキャブというのでしょうか。

運転席の後ろには人員輸送用のスペースがあり、

その後ろからが荷台となっておりました。

 

入れ替え動車として、双頭連結器を有して

おりますのでDE10とも難なく連結しておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171221193734j:plain

2017-12-21 配9952列車  向日町(操)ー京都貨物(後打ち)

 

おまけの後打ちでございます。

 

103系そっくりな面立ちをしたクモル145形、

でも足回りは103系よりも少し

お兄さんなのでございます。

 

 

普段は運ぶ係ですが、この時ばかりは

運ばれる側となりました。

 

 

極めて珍しいクモル145形の本線走行でしたので、

沿線やエキセンには本当に沢山の鉄さんたちが

集結しておりました。

 

ですのできっと、照れ臭かったのでしょう。

 

後部標識の反射板が、ほっぺを赤く染めた様で

チャーミングですよね?

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達354 「 みまさかスローライフ列車を狙う 秋遠征 因美線紀行・前編 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


 

本日は年内最後のトオ日でございましたので、

私は集金だの配達だので駆けずり回り、

非鉄となりました。


年末へ向け、弊社も臨戦態勢となりまして、

いつもの様なチョイ鉄を気軽にはし難く

なりました。



その分は今までに撮り蓄えたネタで更新を

お楽しみいただく所存でございます。



今回も、そんな感じで。


 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219204513j:plain

2017-11-12 9624D  三浦ー美作加茂

 

この記事のハイライトとなる一葉でございます。

 

 

ようやく秋遠征の本題に入ります。

 

そもそも今回、岡山県北部を訪れたのは

この日の午後から因美線で運転される

イベント列車、みまさかスローライフ列車を

追っかけ撮影する為でございました。

 


美作(みまさか)地方と鳥取因幡地方)を

結ぶ因美線は、津山からの津山線を経る事で

伯備線と並ぶ岡山ー鳥取陰陽連絡となる

路線でございます。

 

ですが、伯備線は幹線として特急やくもが

運行されているのに対し、津山・因美線

優等列車が設定されておらず、

更に因美線では津山ー智頭間において

キハ120の単行が数時間に1本、

1日わずか7本のみの運行というローカル線と

なっております。

 

尤も、因美線鳥取ー智頭間は

智頭急行社線へ乗り入れる特急が

頻繁に走るのですが。

 


中国山地の合間に開けた盆地である、

津山市街から徐々に山間部へと

分け入り出す因美線

 

今回からの因美線紀行は全2回の前後編として、

山あいを走る静かな路線の姿をお伝え致します

レポートでございます。

 

 

津山を正午に出発した上り列車は、東津山

高野を過ぎ、次の美作滝尾にて約30分の

停車時間が設定されていました。 

 

 そこで、美作滝尾のバカ停を利用して

追っかけを敢行すべく、第1写は美作滝尾の

手前にて撮影するポイントを探します

 

美作滝尾駅自体は、国民的な映画の一作で

ロケ地として使用されている、

松の木が印象的な木造の駅でございます。

 

残念ながら今回の因美線紀行では

立ち寄れませんでしたが、

機会があればこちらにも立ち寄ってみたい

ものでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211222053j:plain

2017-11-12 9624D  高野ー美作滝尾

 

キハ47形2両にキハ40形を加え、

窓配置の異なる3両のノスタルジー編成。

 

 

美作滝尾駅のすぐ手前、築堤を行く列車を

サイドからの構図で狙いました。

 

線路が丁度南北に走っている為、昼前後の

この時間ではどうしてもトップライト気味に

なってしまい、色調を決定するのに

時間が掛かりました。

 


土手の草も、1両目に掛かる部分は茂って

おりますが2両目部分は茶色い地肌が

むき出しで、3両目は短く刈られた状態という、

誂えたかの様な3色具合でございました。

 


列車が通過するまでの間、確か小1時間ほど

この場所に居りましたが、

練習に撮影する普通列車は、

単行のキハ120形が1本、前走りとなるスジで

やって来ただけでした。

 

1両分の目安となる架線柱もなく、21m級

車両3両分の構図がこれで合っているのか、

実際に列車を撮影するまで随分と不安に

駆られましたのを覚えております。

 


画面右下にトタンが写っていたり露出が トップ気味だったりと、不満点はあるのですが、

そんな不安を振り切って、ピタリ3両の構図で

撮影出来た事が、この時はとても嬉しく

感じました。

 

津山線で午前中にキハ47をしこたま

撮影していたおかげでしょうか…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211222310j:plain

2017-11-12 678D  高野ー美作滝尾

 

こちらは前走りとなる、単行キハ120でございます。

 

因美線の津山ー智頭ではこのスタイルが日常でございます。

 

晴天の昼下がり、16m級の軽快な車両が山間への入り口にやって来ました。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211222507j:plain

2017-11-12 キハ120-343  高野ー美作滝尾(後打ち)

 

キハ120形を後打ちで狙いました。

というか、背景が写したかったのです。

 

ここからは山!という感じで、山々が奥へと連なっておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211222804j:plain

2017-11-12 みまさかスローライフ列車  三浦ー美作加茂

 

中国山地の山々を縫う様にして、ゆっくりとやってきた列車。

 

 

美作滝尾に長時間停車している隙に、

因美線に沿って走る県道6号線を北進致します。

 

途中、何ヶ所かいい撮影地になるポイントが

ありましたが、長時間停車に備え、

出来るだけ美作加茂の近くへとやって参りました。

 

本来撮影したかったポイントには、

既に鉄さんが大勢ひしめいて

いらっしゃいましたので、次点ポイントで

構える事になりました。

 

逆光ですが何とか編成写真を狙うべく、

四苦八苦。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171211222854j:plain

2017-11-12 9624D  三浦ー美作加茂

 

ありがとう10周年、の文字がささやかに

添えられたヘッドマークを掲げて、

やって来た編成を小ぶりな柿の木を一緒に

据えて狙いました。

 

冒頭の写真よりも後のコマとなります。

 

 

こうして見ると、その塗装から

キハユニ25形なんかを思い出してしまいます。

 

列車はこの後、美作加茂駅にも33分の

長時間停車をしますので、その間に

次の撮影地へと移動致します。

 

 

ですが、ここから先は次回更新のお楽しみと

させていただきます。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達353 「 鮫代走の無動ロクヨンセン付き8865レを狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

昨夜は驚きました。

 

鉄道車両メーカーとして拙ブログでも度々話題にしております

川崎重工兵庫工場から出火し、火事になるという事件がございました。

 

従業員の安否や周辺住民への被害、製造中の鉄道車両への被害をはじめ

今後の出場スケジュールなど、気になる事が次々と脳裏を過ります。

 

幸いな事に、ボヤ程度で済んだようでございまして、胸を撫で下ろしたのです。

 

 

この時期は火の元を注意しておくのはもちろん、隣近所からの出火の際にも

すぐに避難出来る様、非常持ち出し袋の準備など備えを怠らないように

しなければいけませんね。

 

さて、本日の更新ですが、お昼休みに日課となっている貨物ちゃんねるを

見ておりますと、通常はロクヨンセンが先頭に立つ8865レが、今日は鮫釜が

先頭に立ち、ロクヨンセンを牽いてこちらへやって来る事が判りました。

 

中々無いシチュエーションなので是非とも撮影したいのと、後ろの無動力回送される

ロクヨンセンが何処へ向かうのかの確認をしたくて、午後はお仕事のついでに

チョイ鉄を敢行する事となりました。

 

 

丁度表を見てみると、ドンヨリとした重ための雲が空を覆っておりました。

 

曇天であれば露出もフラットになるので、サイドへの光線が弱い

この時期の8865レも場所を選ばずに撮影出来る!と、写欲が高まります。

 

14時くらいには、フロントガラスにポツポツと雨粒が付く程度の

小雨となって参りました。

 

少々暗い露出ですが、側面が影で潰れるよりはずっといいので、

今回の撮影地をお馴染みの桂川橋梁へと設定し、イメージトレーニングをしながら

撮影に向かいます。

 

所が、15時前にはあれだけ垂れ込めていた雲が霧散してしまい、

冬の柔らかな西日が射し込んで来ているではないですか!

 

このまま桂川橋梁で撮影したのでは、サイド黒潰れの残念写真になってしまうので

ポイントを急遽、変更する事となりました。

 

桂川橋梁からほど近い地点で、サイドに光線が当たるええ感じの場所といえば…

撮影地に疎い私の頭で思い着くのは、イオンストレートしかございませんでした。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219191250j:plain

2017-12-19 8865列車  京都貨物ー向日町(操)

 

架線柱の林立するイオンストレート最外線の下り勾配を、後ろにロクヨンセンと

コキ2両を従えた鮫が駆け下りてくるシーンでございます。

 

このポイントは光線具合は最高なのですが、架線ビームや架線柱、ビル影などで

構図がスッキリとまとめられない難ポイントでございます。

難波ポイントではありませんよ?

 

結果としては良い写真、というよりも記録出来た、といった塩梅でございました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219191856j:plain

2017-12-19 225系I7編成  桂川ー向日町

 

現着して早速の練習電は、225系基本番台の普電でございました。

 

本線の方はビル影が車体に掛かってしまうので、編成写真には向きませんね。

 

 

取り敢えず露出を確認するための1枚でございました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219192510j:plain

2017-12-19 223系W24編成  向日町(操)ー京都貨物(後打ち)

 

続いては、京都まで回送されます223系8両を練習電として撮影しております。

 

こちらは8865レを狙う際のフレーミング確認の為でございました。

 

 

列車は釜込み4両で来ているので、どれくらいのスパンで構図を組めば良いのかを

この練習電で確認致しました。

 

そして本番となったのでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219193017j:plain

2017-12-19 EF66 121+EF64 1015+コキ2両  京都貨物ー向日町(操)

 

冒頭の写真よりも前のコマとなります。

 

原版ではマスコンハンドルに手を掛けて前を見据える、ベテラン機関士さんの姿が

確認できます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171219193421j:plain

2017-12-19 EF64 1015号機2エンド側  京都貨物ー向日町(操)(後打ち)

 

通り過ぎていく際に望遠で区名札の隣に刺さっている、無動票を撮影して

このロクヨンセンが何処へ行くのかを確認致しました。

 

無動票には、岡山機関区まで運ばれる旨が記されておりました。

 

 

という事は、岡山出張運用に充当されるのでしょう。

 

 

わずかな時間でのチョイ鉄でございましたが、それなりに満足いく結果が得られ、

ルンルン気分…は古いのでウキウキ気分で仕事へと戻ったのでございました。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達352 「 単行タラコ!キハ40形を狙う 秋遠征 津山線紀行その5 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 



慌ただしさが増す毎に寒さが強くなる感が

ございます。


今朝も目覚めて、自室の室温の冷たさに

布団とのお別れをかなり躊躇してしまいました。


家人はエアコンのタイマーを

セットしておけば良い、と言うのですが、

古いエアコンなのでタイマーが起動すると、

その音で目が覚めてしまい睡眠が

妨げられるので困ります…



 

さて、今回で最後となります、津山線紀行。

 

 

朝の気忙しい時間が終わり

データイム静けさに移行すると、津山線

新たな顔が現れます。

 


これまでは2両1組のキハ47形が基本として

運転されておりましたが、両運転台を持つ

キハ40形が単行でもやって来るのでございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129215537j:plain

2017-11-12 946D  亀甲ー佐良山

 

津山方のエンド側に検査表記が記された

キハ40形は、同じ顔のキハ47形よりも

ローカル感を強く印象付けられる気が致します。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129215706j:plain

2017-11-12 キハ40-2006  亀甲ー佐良山

 

 引きの構図でサイド気味にもう一度狙います。

 

播但線を走る、魔改造顔のキハ41と違い、

こちらは両端ともに安心のヨンマル顔で、

サイドは急行型を思わせる窓構成になります。

 

 

このキハ40形を〆としてサラカメでの撮影を

終え 、午後からの鉄活へ向けて津山方へ

戻る事に致しました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129215807j:plain

2017-11-12 951D  津山口ー佐良山

 

津山市街へ向かう道すがら、国道に沿って

走る津山線で良さそうなポイントが

ありまして、立ち寄ってみました。

 

先ほどの単行が折り返して来るのであれば、

丁度ギリギリ構図に収まるな、と睨んで

構えていたのですが、やって来たのは2両の

キハ47形…

 

慌てて構図を変更し、対応致しましたが、

後ろの車両は植生に隠されてしまいました…

 

読み違えて撃沈、でございます。

 

 

気を取り直し、午後からは津山線を離れ、

別の路線での撮影に備えます。

 

 そう、津山線紀行は今回で終わりますが、

あと2回、秋遠征記事を予定しております。



今しばらく、気動車パラダイスは続きます。



 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達351 「 貴婦人の帰還! C57 1の無動配給を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

本日は朝からお天気の良い、気持ちのいい

一日となりました関西。

 

とはいえ一部地域では雪が降り積もり、

列車が遅延したりと

大変だったとも聞いております。


貨物も遅延しておりましたね。


 

そんな日曜、私は1週間ぶりの鉄活

(チョイ鉄除く)を、という訳で

カメラを持って諸処へ出向いて参りました。

 

年末年始の更新ネタ確保に向けて、

本日は4ネタほど狙う心算でいたのですが、

朝目覚めると、起床予定を大幅に過ぎておりました…


 

今朝方は、山口線SLやまぐち号

牽引して活躍していた貴婦人こと、

C57 1号機が2017年の運転を終えて

所属区の梅小路運転区へ戻って来るという事で

沿線へと出向く予定でおりました。

 


エスコートには先日、全検出場したばかりで

ピカピカのEF65 1128号機が充当されて

いましたのでこれを押さえるべく、

親しくさせていただいております鉄仲間の

euro-yoshi221氏と共に出撃する

予定だったのでございます。

 

所が残念、またしても寝坊でございます。

 

私も遅延した訳でございます。



最近この手の撮り逃しが多くていけません…

 

 

そんな訳で1ネタ無駄にしてしまいましたので、

取り敢えず日中に3ネタほど確保しつつ、

本日の更新ネタとして

表題の撮影を敢行致しました。

 

 

EF65 1128号機に牽引されて向日町まで

回送されましたC57ですが、

そこからはエスコート役を

DE10に代わりまして梅小路まで戻ります。

 

ムコソを覗いてみると、

C57の隣には既に黒いDE10が停まっていました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171217181759j:plain

2017-12-17 配9982列車  向日町(操)ー京都貨物

 

撮影ポイントへ到着すると、師匠をはじめ

7,8名の鉄さん方が既に陣取っておられました。

 

かなりサイド気味になるポジションの方は

空いておりましたので、そこへ陣取り

鞄からカメラを取り出しておりますと、

線路の向こうからDE10のヘッドライトが

迫って来たではありませんか!

 

レンズを付け替えていると

露出を調整する時間が取れない、と判断し、

かなり小さな構図になりますが露出優先で

撮影する事となりました。

 

 

もっと遅いスジだと踏んでいたのですが、

案外早く来てしまいギリギリの撮影と

なりました。

 

 

掲載した表題写真は、見栄を張って

トリミングしております。

 

実際はもっとショボい、残念写真で

ございました。

 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171217183244j:plain

2017-12-17 DE10 1156+C57 1  向日町(操)ー京都貨物

 

こちらがノートリミング画像となります。

 

本来の理想写真は頭に掲載した写真の

構図だったのですが、スジを舐めていた

結果の残念鉄でございました。

 

 

嵯峨野観光鉄道へのサポート用に、

同社同様のカラーリングとなっている

DE10 1156号機。

 

パンタの無い黒い釜が、黒い釜を牽引する

格好のシチュエーションとなっただけに

悔やまれる結果でございました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171217183641j:plain

2017-12-17 配9982列車  向日町(操)ー京都貨物(後打ち)

 

こちらは後打ちでございます。

 

未だに理由が解からない、ナンバープレートを隠しての配給。

 

 

もちろんこの画像もバリ、トリミングで

ございます。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171217183901j:plain

2017-12-17 DE10 1156+C57 1  向日町(操)ー京都貨物

 

実際の画像はこんな構図でございました。

 

露出は、おまけの後打ちなので

オーバー気味になっております。

 

 

本人も反省しております、

堪忍して下さいませ…

 

 

今年の北びわこ春臨ではC57に不具合が

発生したため、登板予定が急遽キャンセルと

なりました。

 

来年は営業運転でも、

湖北路を走ってくれる事を

願いながらのお見送りでございました。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達350 「 甲189 東武鉄道70000系(71705f)の甲種輸送を狙う 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

本日はヌル晴れかと思っておりましたら

午後遅くから厚い雲が湧き出しまして、

瞬く間に露出が下がってしまいました…

 

そんな師走の土曜、午後にチョイ鉄をして参りましたので

ご報告致します。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171216190742j:plain

2017-12-16 9866列車  長岡京ー向日町

 

今回はEF65 2080号機がエスコートします、

先月の第4編成から20日振りとなる

東武70000系第5編成の登場でございます。

 

今回は側面ギラリを期待してここ、ムコソ裏へやって参りましたが、

現着時には既に分厚い雲が垂れ込めておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171216191413j:plain

2017-12-16 223系4連+8連  長岡京ー向日町

 

撮影地へ着いた時点でこの様な薄暗い露出となっておりました。

 

止め絵で撮影する場合はシャッタースピードを上げる為、

明るさを確保するのにiso感度を3200位へ設定いたしましたが

それでも尚、この暗さでございます。

 

私の性格はもう少し暗いのですが、写真は明るい方が好みです。

 

そんな訳でもう少し明るめの写真を撮影する為には

シャッタースピードを下げるか、iso感度を上げるしかありません。

 

ですが私の安物機材でiso感度をこれ以上上げてしまうと、

画像のザラつきが酷くなってしまいます。

 

 

そこで、最近取り組み始めた流し撮り練習の

成果を披露する為、意を決してシャッタースピードを下げる事に

致しました。

とはいえ、私ごときが早々に「いい流しショット」を

モノに出来る訳でもございませんので、まずは練習電。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171216192150j:plain

2017-12-16 207系4連+3連  長岡京ー向日町

 

甲種が定刻であれば、この列車が桂川駅

甲種と被るというエキセンの鉄さん曰く、

死の普電でございます。

 

この練習電で、パッと見て

それなりにちゃんと撮影出来ているな、と

安心致しまして、本番となりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171216192610j:plain

2017-12-16 EF65 2080+東武70000系(71705f)  長岡京ー向日町

 

流し始めの1枚がこちらでございます。

 

それでも、まだまだ露出が暗くなってしまいました。

もう少しシャッタースピードを下げていれば良かった、と思います。

 

先ほどの練習電からわずか3分後の通過でございましたが、

練習時よりもわずかに露出が下がってしまっておりました。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171216193400j:plain

2017-12-16 東武鉄道70000系(71705f)  長岡京ー向日町(後打ち)

 

このポイントでは後打ちで編成が抜けませんので、

今回はお顔を中心にして流しで狙ってみました。

 

 

近畿車両から出場する甲種のスジは

特にこの時期は撮影し辛いと感じました。

 

それでもまだ、日が没した暗闇でないだけマシでございます。

 

 

次回以降の増備は年が明けてからになりますが、

来年以降もまだまだ増備されるこの東武70000系

 

次はどんな釜が牽引するのか、今から楽しみでもあります。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達349 「 晩秋のタラコ色気動車を狙う 秋遠征 津山線紀行その4 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

本日も非鉄でございます。


来年のダイヤ改正が3月17日と発表されました。


JR北海道ではキハ183の運用が縮小、

東日本では八戸線からのキハ40系撤退、

スーパーあずさからのE351系撤退と、

寂しいニュースが続きます。



関西ではおおさか東線東海道本線

新駅が加わりますね。


特に東海道本線のJR総持寺駅は島本駅同様の

島式ホームですので、

エキセン派撮り鉄さん達の聖地となるかも

知れません。



さて、今回の更新では通達340で撮影した

キハ47形が岡山から折り返して来ました

所からのスタートとなります。

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129214846j:plain

2017-11-12 キハ47-43+キハ47-29  亀甲ー佐良山

 

通達346で撮影したキハ120の後、しばらく

すると津山へ向かう列車が現れました。 

 

落葉樹が先っぽから少しだけ色付き始め

タラコ色気動車と合わせての1シーンを

意識して切り取ってみます。



先にも申しました通りこの2両、通達340の

最初のカットでご紹介致しました組み合わせ

でして、岡山到着後にそのまま

折り返してきた模様でございます。

 

そして更に…

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129215033j:plain

2017-11-12 キハ47-29+キハ47-43  佐良山ー亀甲

 

津山到着後、間髪入れずのピストンで

またしてもやって来ました

 


この構図は難所となるR300の大カーブで

丁度列車が曲がり切ったシーンになります。

 

3両ですと編成が入り切らず、

キハ120形ですと寸詰まりになるこの構図。


キハ47形2両が一番、様になると思うのです。



右奥の木立の中から飛び出して来た2両が、

秋の空気で色付いた木々を背景にして

キツいカーブをゆっくりと

曲がって来るシーンでございます。 

 

 

f:id:kyouhisiho2008:20171129215140j:plain

2017-11-12 キハ47-29+キハ47-43  佐良山ー亀甲

 

同じ列車を引いた構図でワンモア。

 

この辺りから線路は亀甲へ向けて直線に

なりまして、列車は線路のジョイント音

響かせるだけの絶気状態からゴゴゴ、

ガァラララ、と徐々にエンジンの回転数を

上げていく様が堪能出来ます。

 

 

気動車ならではのディーゼルエンジンの音

だけでなく、幹線ではあまり耳にしなくなった

ショートレールのジョイント音併せて

味わい尽くせます津山線

 

まったりとした鉄活に、訪れてみてはいかがでしょう。

 

 

 

それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!

通達348 「 津山色のキハ120を狙う 秋遠征 津山線紀行その3 」

この記事をご覧いただき、ありがとうございます。

 


新鶴見EF65 2065号機が原色化して初の来阪となりましたね。


生憎と私は非鉄の1日でして、撮影された

諸兄の成果を眺めつつ仕事に追われております。 


それはもう、捕食されるのではないかと

思うくらいに追い立てられているのですが、

この時期に暇ですと年が明けてから給与が

出なくなるので、今は耐える時期と、ひたすら

我慢でございます。



5日振りに再開となりました秋遠征の記事。


さて、今回ご紹介おたしますのはキハ120形

でございます。


津山色、と呼ばれるカラーを纏うキハ120が

ありまして、岡山気動車区に300番台16両が

所属し、文字通り津山を中心にして

東西南北に伸びる路線それぞれ、姫新線

佐用ー新見や津山線因美線また伯備線

山陰本線米子界隈にまで足を伸ばすなど

八面六臂の活躍をしております。

 

今回は私が学生鉄だった20年前に津山を

訪ねた時と、ほぼ同じ出で立ちで

出迎えてくれました。 

 


余談なのですが、糸魚川から南小谷までを

走る大糸線の西日本区間には、

岡山気動車区から転属したキハ120が3両配置されて

います。

 

この3両、転属後も津山色のままで

ございまして、

私は北陸新幹線金沢開業の前年に大糸線

乗車した際、津山車そのままな内外装に

ガッカリした覚えがございます。

 

景色の良い大糸線、折角なので

大糸カラー?を纏わせてあげて欲しいものです。

 

 

津山線ではキハ40、47が主力で

運用されているのですが、早朝や

深夜帯などにはキハ120形も運転されて

おりました。

 

このキハ120形は、キハ40系との総括制御が

出来ない設計となっていますので、

運用はキハ120形として独立しています。


 

f:id:kyouhisiho2008:20171129214336j:plain

2017-11-12 キハ120-339+キハ120-355  亀甲ー佐良山

 

2両連なってやって来ました、

津山色のキハ120形300番台。


前回同様のR300のインカーブから狙ってみます。

 

こちら側からの撮影では、車体側面の影が

濃くなってきましたので、次は河岸を

変えて、アウトからの撮影としてみます。

 

 

車両側面、手前側の窓はトイレを設置した為に

埋められているのが判ります。

 

  

f:id:kyouhisiho2008:20171129214457j:plain

2017-11-12 キハ120-355+キハ120-339  佐良山ー亀甲

 

先ほど津山へ行った2両が、岡山へ向けて

折り返して来ました。

 

色着き始めた葉が秋を演出する山裾を、

軽快に走るキハ120形。 

 

先程のインカーブから線路を渡り、反対側へ

やって参りましての撮影でございます。

 

 

この辺りは線路左右に畑があり、農家の方々が

勝手踏切を作られておりました。

 

ブログにアップすると炎上、逮捕の流れですね…

 

 

ステンレス車体には0番台と300番台の

グループがありますが、津山色の

キハ120形は全てセミクロスシートを備える

300番台でございます。

 

 

関西本線紀行でも散々撮影致しました

キハ120形ですが、装いの異なる津山色は

また一味違う新鮮な撮影となりました。 



山陰や山陽を西へ進むと、浜田色や芸備色、

美祢色など様々なキハ120形に出会う事が

出来るのも楽しみの一つですね。 

 



それでは、

この記事をご覧いただき、ありがとうございました!