写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2070列車 「 キハ120-301+キハ120-302の網干入場配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



9月になりました。


もう一年が2/3も過ぎ去った事に

愕然とさせられております。


えー!?こないだ新年明けましてって

言うてたばっかりやのに、季節はもう

秋に入る事となりましてビックリ。


早い、早いよセイラさん…などと

つい口走ってしまいます。


秋、と申しますと思い浮かぶのは

台風の襲来でございましょう。


早速沖縄辺りを荒らし回る台風11号の

動きも気掛かりですが、今後も列島が

平穏無事である事を願います。


イベント列車、復路が台風でウヤとか

何年か前にありましたよね…


ほんま堪忍して欲しいですわ。



さて、今回の更新は再び亀山からに

戻りました、キハ120の配給について

ご報告致します。



2022-08-30 配8735列車

DD51 1192がキハ120-301と302の

2両をエスコートする配給列車を、山崎

界隈にて仕留める事が出来ました。


珍しくもキハ120が2両連なる編成での

配給列車、という事でこの日は

百山ストレートへ向かいました。

 

列車の背後にはドンヨリとした低い

雲が見えますが、列車は陽光を受けて

俗に申しますバリ順となりました。 



2022-08-30 207系S30編成他7両

本番前に撮影しました、207系原形の

顔を堅持する編成でございます。

 

更新工事施工済み車両の場合はお顔の

ブラックマスクが全体的に広がり

渋みが増しておりますが、原形顔だと

205系直系な感じに見えますね。 

 

この形式が引退するとしても、絶対に

登場当初の帯色へリバイバルされたり

しないのでしょう、そこが何とも

残念でございます。



2022-08-30 配8735列車

暑っつい陽射しの中、定刻に列車が

姿を現しましたので先ずは遠目からの

挨拶ショットを切りました。 

 

暑さゆえか、陽炎のおかげで

緩い出来でございます。


車体長の短いキハ120ですが、2両が

連なると客レ的な雰囲気が漂います。



2022-08-30 配8735列車

ショバの一つ山崎寄りにあります

堂ノ後踏切を通過する配給列車。

 

牽引するDD51 1192は先月でしたか、

後藤から出場した際にスノープロウや

デッキ部のステップまで黒塗り仕上げ

となりました。


視認性、落ちたんちゃいますやろか… 



2022-08-30 配8735列車

こちらは巻頭コマから数コマ後の

カットでございます。 


ギリギリで架線梁の影落ちを回避して

安堵するワタクシでございます。


足回りを見ちゃいますと気動車では

ありますが、DD51が箱形の車両を

連ねて牽引するのは客レっぽくて

テンションが上がります。


凸のデッキ部にある隙間からこちらを

伺う様なキハ120-301のライトが

惜しい所でございます。


未更新車のライトならば客車感が

少し増したのではないでしょうか。



2022-08-30 配8735列車

今回の〆。


振り返ってバックアタックを。


キハ120-302は未更新車ゆえに原形の

顔をしており、安心感が増します。

 

オッサンなワタクシは新しい顔よりも

古めかしい方が好みでございまして。



この2両はミハソへ滞泊後、翌31日に

EF65 1128の牽引で網干へ入場したと

いう事でございます。



久しぶりのキハ120おまとめ配給。


良い光線で撮影出来ましたのは

有り難い事でございました。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2069列車 「 EF66 27、EF65 2085の京鉄博展示返却に伴う臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



学生の頃、就職先をどの様に選ぶかで

悩んだ時期がございました。


当時も撮り鉄だったワタクシ、やはり

鉄道業界を意識こそしたのですが

趣味を仕事にして、もしその仕事が

嫌になったら…


そう考えると恐ろしくなりまして

鉄道業界からは遠ざかりました。


今であればどこかの小さな鉄道会社へ

就職して、面白い営業や企画で

その会社を回してやろう、なんて

考えたり致します。


まぁ、その前に今居る会社をちゃんと

回さねば撮り鉄どころか路頭に迷う

羽目になる訳ですが…



さて、今回の更新は面白い企画で

並み居るファンをアッと言わせました

我らが国宝機、皆んな大好きニーナさまに

つきましてのご報告でございます。


8/20〜28まで、京鉄博にて展示された

EF66 27とEF65 2085、コキ2両が

この日、展示を終え吹田へ戻るとの

事でございました。


往路に続き復路の撮影も参戦せねばと

前回記事に取り上げました押桃の

甲種輸送を撮影した後、桂川橋梁へ

向かいました。


そちらで前座の配給を撮影した

所までは、既報の通りでございます。



2022-08-29 9081列車

EF210-141の牽引で展示車両たちが

吹田へ戻る列車を仕留めらるました。 

 

今の鉄道貨物を担う中核的な機関車が

国鉄時代の主力であるEF66EF65

エスコートする、実に魅力的な編成の

列車でございます。

 

 

2022-08-29 281系6両

本番前の練習電には、関空へ向かう

281系を狙ってみました。 

 

登場当初は拒絶反応を示すくらいに

気持ち悪いラッピングでしたが、未だ

その感想を翻したくないデザインだと

思えます。

 

折角のハローキティコラボなのに

残念すぎるでしょう…



こちらでは、大御所ブロガー氏と

ご一緒させていただきました。


待ち時間も、氏の豊富な知識と楽しい

語り口での会話でアッという間に時が

過ぎ、本番を迎えます。



2022-08-29 9081列車

先ずは遠目からの挨拶ショットを。 


単に遠目からの撮影、という訳では

無くて3両目に当たるPFの背中から

京都タワーが突き出るコラボ撮影を

意識致しました。


ここから構図を変えまして巻頭コマを

撮影し、続けてもう一度。



2022-08-29 9081列車

右端に架線柱がインしちゃいましたが

編成をもう一度抜く事が出来ました。

 

この列車、最大のウリは3種の釜が

連なる奇抜な編成でございます。 

 

ならば編成が解りやすく、なるべく

サイド寄りに構図を組むべしと考えて

この様な構図と致しました。


沿線は何処も沢山の撮影者だった様で

SNSを眺めてもこのネタばかりが

アップされている感触でございます。


勿論、ここ桂川橋梁とて、いつになく

大勢が詰め掛けておりました。



2022-08-29 9081列車

オマケ。


国宝機を中心に釜3種と見送る撮影者を

切り取りましたスナップで、撮影を

終える事と致しました。

 

撮影後、少ししたら金沢方面からの

ロンチキが戻って来ます。


ついでにそれも撮影しましょうか、と

大御所ブロガー氏と一緒にショバを

移動致しました。


 

2022-08-29 工9590列車

今回の〆。


DD51 1193の牽引で機次位エプロンの

編成を仕留めまして、この日の撮影は

全て終了となりました。


うっかりロンチキの来る時間を勘違い

してしまい、ギリギリに構えての撮影

なりましたのはワタクシの不徳の

致す所でございます…


青いゴミネットがさりげなく存在を

主張し、至らなさに苛まれます(笑)。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2068列車 「 甲78 JR貨物 EF210-345の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



昨夜から今朝にかけ、大変涼しくて

過ごしやすく感じたのですが、今日の

日中はまたもや熱波にやられて

おりますワタクシ。


寒いのも嫌ですが

暑いのはもっと苦手でございます。


早く秋らしい日々にならないか、と

そんな風に思いながら過ごす

夏の終わりでございます。



さて、今回の更新は続々と増備される

新鶴見の押桃、EF210-300番台に

新たな仲間が加わりましたご報告を

お届け致します。


この日は川車から、EF210-345の

新製出場甲種がありましたので、例に

よっていつもの場所へ向かいます。

 

本番前には定期の貨物列車も来ます為

定番構図を組み、前座としてそれを

狙いましたのがこの日の初打ちで

ございました。



2022-08-29 5070列車

キャラも無い原色の素桃EF210-167が

荷のほとんど無い列車を率います

この日のファーストショット。

 

何だか27日に撮影した時よりも雑草が

盛られている様にも見受けられます…


ここからポジションを変えまして

本番に備えます。


押桃甲種は大体がサイド寄りに振った

構図を組んでおりまして、この日も

同じ立ち位置に致しました。 


ここは農道の真ん中ですが、昼日中で

誰も居ませんので気がねせずに

構えております。



2022-08-29 9866列車

先ずは挨拶ショットとして、PFの顔を

電柱の間から抜いてみました。 

 

牽引はEF65 2067が担っているのが

判ります。


次いでレンズを引きまして本命構図に

移る訳ですが、何と。


ここでバランスを崩して踏み台が

傾いてしまいました。

 

結果、シャッターチャンスを逸して

しまい、これがギリギリ撮影出来ます

限界に…

 


2022-08-29 9866列車

EF65 2067が所属区、新鶴見の新たな

顔となるEF210-345をエスコートする

甲種輸送列車でございます。 

 

何とも悔しい出来映えとなりました。 



2022-08-29 9866列車

焦点距離の関係でリカバリは出来ず

EF210-345の横っ面を狙うのが

精一杯となりました。 

 

悔やんでも仕方がありません、気を

取り直して撮影を続けます。


 

2022-08-29 9866列車

ケツ打ちだけはキメる事が出来まして

やれやれでございます。 


夏草茂る農道で、足場の確認を怠った

ツケが随分と痛い結果となりました。


甲種輸送一ネタだけであれば、この後

京都貨物停車を利用して追っ掛け再度

撮影に挑む所でございますが、この日

別のネタも控えております。

 

ですからこれ以上の甲種輸送撮影は

諦めまして、ショバ変え致しました。


 

2022-08-29 配6550列車

別ネタの前座として、時変が掛かった

配給列車はEF510-11がEF510-10と

輪軸コキを率いておりました。 

 

長らく動きの無かったEF510-10ですが

広島へ送られて修理されるのか、ムド

での本線走行が久々に見られました。



2022-08-29 配6550列車

オマケ。


配給列車のお尻を仕留めて、今回は

更新を終えたいと思います。


え、別ネタですか?


そいつぁ日を改めてゆっくりと

紡がせていただきたいな、と考えて

おります。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2067列車 「 甲77 都営地下鉄三田線用6500形(6513f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとございます。



三田線、と書いてあるとさんだせん、

と読んでしまうのは多分、関西なら皆

ご理解いただける事でしょう。


兵庫県三田市、さんだ市と読みますが

大阪へのベッドタウンとして広く

知られている故でございます。


都営地下鉄三田線、と書かれますと

流石に13本も撮影しました6500形の

甲種輸送を記事にしました経験から

みた線、と読める様になりました。


ただ、馴染みの薄い関東の地名や

駅名は未だ誤読が多いのも事実。


間違いが失くせる様に日々これ勉強で

ございますね。

 

 

さて、今回の更新は27日に近車から

新製出場を果たしました都営地下鉄

6500形最終編成、その甲種輸送

狙いましたご報告となります。 


この日は土曜、ワタクシお仕事があり

抜け難いのですが、ちょろっと無理を

咬まして撮影に参戦致しました。



2022-08-27 9892列車

DE10 1743が牽引します、都営地下鉄

6500形の甲種輸送列車を仕留めます。


吹田機関区へ常駐するDE10の甲種輸送

牽引は、川車からの分が既にザリガニ

ことDD200へ置き換えられ現状、近車

出場分のみとなりました。


以前、DE10 1561が牽引します列車も

ここで撮影しております。


しかしながら、近車からの出場も

次月からザリガニに変わるという事で

DE牽引はこれが最後?と聞き及び

居ても立ってもいられませんでした。


デイト好きにとりまして、最後の甲種

牽引だなんてネタ、見逃す事が出来る

訳ないじゃ無いですか…


そんな訳で、無理を押してショバへと

駆けつけたのでございます。


現地では、地元でお世話になっている

T2氏、大御所ブロガー氏やブログ友の

H氏と合流、裏調子へ転戦されるとの

T2氏と一緒にワタクシも移動です。


お会いした皆様、

ありがとうございました。


撮影後は裏調子へ向け、名神高速

かっ飛ばし(法定速度です)余裕もって

現着致しました。

 

 

2022-08-27 9866列車

EF65 2074が牽引します吹田からの

列車は見事なドン曇りでございます…

 

こちらでは、T1氏も同席下さりまして

一層楽しい撮影となりました。


ただ、待機中は晴れ間もあったの

ですが次第に大きな雲が接近しまして

陽光を奪う残酷な仕打ちに…

 


2022-08-27 9866列車

裏調子でのファーストショット。 

 

線路際の草が伸びて来まして、車両の

足に掛かる微妙な塩梅でございます。 

 

やむ無く本命コマはこの次としまして

こちらは保険的に撮影致しました。



ちと露出が暗い様にも感じますが

釜に合わせた露出にしますと、後ろの

6500形が色飛びしてしまいます。


主役はどちらか、そこを踏まえての

露出設定と致しました。


などと格好つけた事を申しますが

この構図だと主役の筈の6500形にも

草木が編成に掛かり、適した撮影とは

言い難いのがお恥ずかしい所です…

 

 

2022-08-27 9866列車

オマケ。


都営地下鉄6500形の新製も、この編成

で予定両数に達した為、これ以上の

落成はありません。


13本という少なさですから追加増備の

可能性もありますし、数年後に再び

甲種輸送を撮影する事に

なるのかも知れませんが。


ですので、一応の記念にケツを拝む為

無理矢理ですが後打ちも狙いました。


取り敢えずはこの形式も、甲種輸送

皆勤撮影出来ましたしね。



草、刈ってくれませんかねぇ…



2022-08-27 9892列車

今回の〆。


この日のファーストショットがこちら

となります。


カメラを構えていると、トンボも

列車を見送りに来ましたので咄嗟に

レンズを引いて一枚撮影致しました。


ただ、ピントは列車からも外れており

撮っただけ、なんですけれど。



過ぎ行く夏の終わり、季節と共に

関西を発つDE10最後の仕業をトンボと

一緒に見送る撮影でございました。


次月の出場では、赤いザリガニが

牽引…なんですよね??



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2066列車 「 尾道水道を走る列車たちを俯瞰で狙う 2021・11月 瀬戸内撮影紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


今日はお仕事こそ休み、だったのです

が家族運用に朝から晩まで従事して

非鉄な1日となりました。


こうして一日の終わりに鉄活を記事に

している為、非鉄と言い切って良いか

些か疑問でもありますが。


まぁ、撮影はしていない、という事で

ございますね。


撮影していない、というなら平日も

大抵は非鉄になりますが。

 

 

さて、今回の更新は尾道水道俯瞰で

撮影しました成果を、一挙放出的な

記事に仕立てましたご報告と

なっております。

 

広島地区に続き、岡山でも投入が発表

されました227系。


数年後にはこの景色を走る末期色も

見納めとなるのでしょうね。



2021-11-07 113系4両

観光列車etSETOraを待つ間に撮影した

黄色い113系は、藍色に染まる海が

とても美しい光線の中で

撮影する事が出来ました。 

 

この日は日曜、という事で普電だけで

なく、貨物列車も走っておりまして

それも被写体として狙ってみました。


ただ、貨物の長い編成は尻まで構図に

収まり切るのか、些か不安を感じつつ

やって来た列車へカメラを向けます。



2021-11-07 1059列車

釜番不明でございますが、押桃が牽く

列車を仕留める事が出来ました。 

 

アウトカーブのその先にはまだコキが

隠れており、編成は抜けきれません。


が、まぁそんな事は気にならない程の

雄大な構図でございます。


ワタクシもすぐに

ケツ切れは意識しなくなりました。

 

 

2021-11-07 1055列車

EF210-109が牽きます、コンテナが

殆ど積載されていない列車。

 

編成の後ろ数両にはちょろっと積載も

ありましたので、フレームライナーと

までは申せませんが。

 

実は微妙に切り位置が難しいのが釜の

撮影でございます。


架線柱の間に、手前の電柱がある為

何処でシャッターを切っても釜には

柱が掛かってしまいます。


中々シビアでございました。

 

 

2021-11-07 115系3両

今回の〆。


糸崎へ向かう115系D編成も捉えます。

 

立ち位置はそのままに望遠で寄っての

撮影にしてみましたが、巻頭コマの

構図に比べ面白みが薄い結果に。


やはりここは引き構図の方が

絵になりますね。 



と、いった感じでこの日の遠征を終え

帰路に就きました。


往復を下道で走り抜けたのは毎度の事

でして、往路は深夜帯ゆえにストレス

無く現着致しました。


が復路は福山、笠岡、倉敷、東岡山

それぞれ渋滞に巻き込まれました。


また、有年手前から竜野までも低速の

刑を喰らいまして、帰宅は夜中という

ハードな1日となりました。


だるまやでトンカツを食べた後に

山陽道新名神くらいは利用すべき

だったかなぁ…


 

2021-11-07 227系S21編成

この旅の〆。


最後に呉線での未掲載カットを、旅の

〆として残しておきます。



関西からだと地味に遠い広島地区。

 

まだまだ撮りたい、気になるネタこそ

ありますが、気軽に行けないのが

辛い所でございます。 


いずれは芸備にも足を運ばねば、ね…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2065列車 「 山陽本線にて観光列車 etSETOraを狙う 2021・11月 瀬戸内撮影紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR四国国鉄キハを駆逐する為に

電気式ディーゼル車を新製投入すると

以前に拙ブログでも触れております。


そんな先行き短いJR四国の車両でも

将来性が不透明な存在が、一両だけ

現存するDE10でございました。


工臨などに活躍する四国唯一の釜と

注目される存在でございます。


ですがどうやら、キヤ97やキヤE195の

様な気動車への置き換えが検討されて

いるそうでございます。


レール輸送用気動車1編成の新製に

掛かる入札が、来年早々に実施との

話を伺いました。


四国のデイトも、早めに撮影をせねば

なりませんね…

 

 

さて、今回の更新は足首まで濡らして

裸足で運転する羽目になりました呉線

撮影から、etSETOraを追いかけました

ご報告となります。

 

ビチョビチョの足元を少しでも乾かす

べく、靴と靴下を脱ぎ素足で運転して

列車を追いかけます。


観光列車etSETOra、この日のルートは

尾道までの運行でございました。


三原からバイパスに乗り、尾道

下道へ戻った所、いつの間にか列車を

追い抜いておりました。


お、これはワンチャンいけるか!?と

線路傍へ向かいます。


流石に裸足で撮影は怪し過ぎますから

取り敢えず生乾きの靴だけ履いて

風情がある尾道らしい構図を組んで

列車を狙いました。



2021-11-07 回8236D

面こそ影になりますがドカンと列車を

据えた構図で再びetSETOraを仕留める

事が出来ました。

 

列車は尾道まで営業運転となりますが

乗客が下車した後は、更に東にある

備後赤坂まで回送されます。


ですので、その回送シーンを狙うべく

布陣したのが今回の巻頭コマとなった

訳でございます。

 

 

2021-11-07 回8236D

オマケ。


振り返って後打ちも狙いましたが、

タイミングが合わせられずにこんな

絵面となってしまいました。


急峻な坂道に住宅が階段状に建つ街の

雰囲気が少しでも伝われば、幸いで

ございます。



この撮影の後。


列車はしばらくしますと備後赤坂から

回送で戻って参ります。


ならばその列車はまた海と絡めての

撮影に挑戦しなければなりますまい。


そんな訳で向かいましたのは、尾道

瀬戸内海を挟んで浮かぶ島との間に

掛かります橋の上でございます。


 

2021-11-07 113系4両

尾道水道に沿う山陽本線を下って来た

末期色…もとい真っ黄色な113系

望遠構図で狙ってみました。 

 

眺望こそ良いのですが、この構図では

列車が今ひとつ目立ちません。


いえ、113系なら別に良いかと思うの

ですが、観光列車ではもう少し工夫が

必要かと感じました。

 

そこでお次は、線路へ寄って構図を

組んでみます。



2021-11-07 227系4両

島々を遠目に、瀬戸内海を走ります

広島の227系を仕留めました。 

 

少しスワイプしてみると判るのですが

列車に沿って幾重にも電線が掛かって

おりまして、その影まで車体に落ちて

接近構図もアカンと判明致します。 


ステンレス車体の227系だと判り難い

電線なのですが、etSETOraは腰から

上がカルピスみたいな白い車体なので

なるべく目立たない様に処理せねば。


そう考えて結局、こんな構図に

落ち着きました。



2021-11-07 113系4両

再び末期色4連の113系でございます。 

 

列車をサイド気味に配しまして電線を

屋根へ逃した構図、これならば何とか

etSETOraも綺麗に撮れそう。


そう自身を納得させていざ、本番。



2021-11-07 回8231D

今回の〆。

 

まさかの雲配給でマンダーラな状況の

中ではありましたが、113系との離合も

終えた観光列車etSETOraを仕留める

事が出来ました。

 

ドン曇りにならなくて良かった、と

安堵すべきか、おのれ雲配給め、と

怒るべきか。


怒るのはしんどい上にメリットも無い

ですから、撮れて良かったと思って

おきたい所でございます。



この撮影で、瀬戸内撮影紀行にて

課せられたミッションは終了となるの

ですが、実はここで撮影した画像が

もう少し残っております。


次は最終回として、そんな写真を

一挙放出致しまして遠征の〆にしよう

そんな事を考えております。


あと1回、

遠征記にお付き合いください。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2064列車 「 呉線にて観光列車 etSETOraを狙う 2021・11月 瀬戸内撮影紀行その1 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



ウチの子供たちがまだ幼少の頃は

毎年GWになりますと車を走らせて

由良海岸辺りへ海水浴に出かけたり

しておりました。


夏の海開きをした後ですと、人が多く

渋滞も酷い為、既に30℃を超えます

GWに海水浴を楽しんだのでした。

 

流石に小学生となりますと、夏休みに

プール開放などもあり親がわざわざ

海へ連れて行くなんて機会も無くなり

今では海も被写体としか見てません。


由良へ行っても海岸では無く、鉄橋を

狙って過ごしてしまいます…


 

さて、今回の更新は瀬戸内撮影紀行と

題しまして、海を舞台に観光列車の

etSETOra(エトセトラ)を狙いました

ご報告の第一弾でございます。


山を舞台にしたセノハチ撮影を終えて

ノープランだったワタクシ。


広電は6月に撮ったし、スカイレール

訪問したし…と思案していて

ふと思い出しました。


以前にお仲間から見せていただいた、

呉線の写真を。


せや、呉線に行って海を絡めた

撮影でもしよう!と思い至りまして

セノハチから南へ車を走らせます。

 

 

2021-11-07 8234D

瀬戸内海に沿う単線の呉線を走ります

観光列車etSETOraを仕留めました。 

 

背後は急峻な山、線路を挟み手前には

瀬戸内海という如何にも呉線っぽい

ロケーションが見つかりました。 

 


2021-11-07 227系A39編成

現着して最初に撮影しましたのは

広島方面へ向かう227系3両の列車。 

 

227系導入前はこの路線も105系やら

115系が走り、素敵な撮影が出来た筈

なのですが、今では来る列車が必ず

227系という面白みに欠けた路線に。


それでも関西では見られない形式ゆえ

取り敢えず列車が来たら撮影、という

貪欲なスタイルを貫きます。



2021-11-07 227系S21編成

三原方面へ向かう2連の227系。


列車に寄せた構図を組んでみましたが

海がほぼ入りません。

 

折角の前景が海なので、思い切って

構図を広く取る選択を致しました。

 

 

2021-11-07 227系S17編成

お次も2連の列車でございます。 

 

こうして記事に致しますと、サクサク

撮影している様に感じるかも

知れませんが、実際には40分近い

待ち時間をダラダラ潰しております。


で、ようやく本番となりまして。


 

2021-11-07 8234D

今回の〆。


巻頭コマの一つ前、こちらが本命の

コマでございました。


いいカットになったぞ、と意気揚々な

感じで陸地へ戻ろうと歩き出して

愕然と致しました。


本記事の2、3枚目の画像と巻頭コマや

4枚目の画像を見比べてみて下さい。


潮位が異なるのがお判りでしょう。


そう、撮影前にショバへ布陣する際に

通れた筈の道が、撮影を終え戻る時は

海の中に消えていたのでございます。


砂浜ではなく砂利と岩の、磯という

雰囲気ですから、裸足で歩く訳にも

参りません。


やむ無く、南の島のフローネみたいな

気分で入水し、足首まで濡らしながら

車へ戻ったのでございました。


ほんの数十センチではありますが

潮位を甘くみてはいけませんね…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2063列車 「 新たなヌシ、押桃最新番の横顔を狙う 2021・11月 セノハチ撮影紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



定期運用から引退したJR東の185系

そのC1編成が200番台登場時の緑帯を

巻いた姿になったそうでございます。


装い新たな185系を中心に、通常の

ストライプカラーをまとう編成も併せ

撮影会が開催されるのだとか。


そのお値段が18,500円…じゃなくて

50,000円というビックリ価格。


吹田機関区の国宝釜撮影会で30,000円

でしたから、まぁ有りなのかもな、と

思わなくも無いですが。


吊り上がりますねぇ、お値段。


ワタクシ50,000円あれば迷わず九州か

北海道へ撮影旅行に行きますわ…

 

 

さて、今回の更新はロクナナ撮影の

後に少しだけ居残りまして、この時

最新の車番だったEF210-338の綺麗な

姿を狙いましたご報告でございます。

 

EF210-300番台はEF67の後継として

0番台や100番台に連結器の緩衝機能を

加味した仕様で落成しております。


が、セノハチ運用に留まらず西へ東へ

大活躍、という現状でございます。


そんなEF210-300番台ですから落成後

すぐに車体は薄汚れていくのですが。


この日は新製出場から間もない車両が

セノハチ運用に就いておりました。



2021-11-07 EF210-338

撮影の僅か11日前、10/27に落成した

最新の300番台車、EF210-338の

まだまだ綺麗な車体をサイド構図で

仕留める事が出来ました。 


2021年度落成のEF210-300番台は

11/9に新製出場した339がラストと

なるのですが、この日はまだ11/7。


社会に出たばかりの338が、身綺麗な

車体を惜しげもなく晒して懸命に奮闘

しておりました。


荒波に揉まれ、0番台や100番台同様に

ツヤをなくした先輩300番台達と違い

足回りも、屋根も、ボディだってまだ

ツヤツヤの新人ちゃんでございます。


お店のシステムや客のあしらいにも

不慣れで、あたふたする姿が愛らしい

そんなイメージさえ湧いて参ります。


え、沸いているのはオマエの頭?



2021-11-07 227系6両

陽が昇りきり、227系だって編成を

尻まで全て収められました。 

 

あんまり空が青かったので227系を

最底辺に据えて撮影してみました。 



2021-11-07 227系電車

幕切れ上等なスナップ撮影で

アウトカーブを駆け抜けます227系。


今ではこのセノハチ、押桃か227系を

撮影するだけのショバでございます。


あ、臨時列車としてPFの工臨

観光列車が通過しますが、そんなもん

例外と申せますでしょう。


115系、それも瀬戸内色や快速色が

更にEF61 200やEF67EF65EF66

など多様な車種が駆け抜けたセノハチ

それも既に過去の話となりました。



2021-11-07 EF210-338

今回の〆。


適当感丸出しですが、巻頭コマに続き

ケツ打ちも掲載致しまして、セノハチ

撮影を〆とさせていただきます。


なんぼええ天気、と申しましても

流石に押桃ばーっかり撮影するのは

面白みが薄く感じてしまいます。


そこで、関西へ戻りがてらのルートで

今度は別ネタを仕込む事に致します。


次なるネタは…ナイショ。


あまり期待はせずにお待ち下さい。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2062列車 「 秋晴れの峠を駆け降りるEF67の単機を狙う 2021・11月 セノハチ撮影紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



JR西の吹田総合車両所が、有料公開を

開催し始めてはや4回。


味を占めたのか9月には5回目の開催も

アナウンスされております。


4回目の目玉は、廃車回送されて

間もない103系NS編成2本と113系

S4編成でございました。


次なる目玉は、北陸から退役しました

七尾線413系なのだそうで

ございます。


茜色の国鉄近郊形車両が目玉、という

内容に一瞬ワタクシ、グラッと

きてしまいました。


結局ワタクシは赤い車両が好きなだけ

なのかも知れませんね…



さて、今回の更新はそんな赤い車両、

ロクナナを狙った遠征の第三弾となる

ご報告でございます。


いよいよ陽も昇りまして、やっとこさ

ワタクシが撮りたいと思っていた

EF67の単機が狙える様になりました。


薄明かりの中で仕留めた単機は

ザラザラ仕上げの流し撮りでしたから

しっかり撮影しておきたいのが

人情というもの。


陽が当たりますと今度は面が影となる

シチュエーションになります。


ですので、構図は単機らしくサイドに

振ってロクナナを狙ってみました。


 

2021-11-07 単585列車

西条からの帰り道、身軽な単機で

峠を駆け下りますEF67 105の姿を

捉える事が出来ました。 

 

快晴の青と車体の赤を対比して構図を

組む事が出来ましたのも良き所。 


 

2021-11-07 単585列車

こちらは本命コマの一つ前、連写した

ファーストコマでございます。 

 

後ろのパンタが架線柱に引っかかり

次点落ちとしております。 


ですが、面の僅かな傾斜を活かして

半面光となりましたのが素敵なので

掲載させていただきました。


2000年代に入り、テールライトが

従来の丸型から角形に変わってからは

お初となります、EF67 100番台の

撮影がようやく叶いました。



2021-11-07 227系8両

ロクナナ狙いの前には普電も被写体と

して、撮影しておりました。

 

長ーい8両組成ながら、光線は手前の

3両のみにしか当たらず。


まるでミスコン出場の上位3名にしか

スポットが当たらない無慈悲な現実の

様で世知辛い写真となりました。 

 

 

2021-11-07 EF210-333 

本番前には比較的新しい押桃、333と

ゾロ目ナンバーが単機で通ります。 

 

この時点でも未だ陽は万全とはいかず

割と線路の際まで暗黒面が支配する

シスの世界みたいな影が広がります。 


ジェダイー!?ジェダイは何処ー?

 

 

2021-11-07 EF210-338が押す貨物列車

そんな中、上り貨物の後補機には

当時最新の車番となります338が

充当されているのを発見!


まだ真新しい車体が朝日を浴びる姿を

咄嗟にスナップ致しました。



2021-11-07 227系電車

こちらは上り普電でございます。 

 

ジェダイの活躍が如く、影が後退して

ようやく舞台が整いEF67の単機を

お出迎えする事が出来ます。 

 

227系みたいな申し訳程度の縦帯では

なく、車体全体が紅葉色をした広島の

機関車EF67


その横顔を、快晴の下で狙います。

 


2021-11-07 単585列車

オマケ。


最後のコマは架線柱インという

締まらない構図となりましたので

オマケとして添えてみました。


このコマをもって、ワタクシの

EF67撮影は終了という事になって

しまいました。



EF67 0番台とは異なり種車EF65

持つ機能が残る2エンド側。


つまり、上り列車の先頭に立つ事も

可能なのでございました。


この夏、ひょっとしたらそんな素敵な

イベント列車が…なんて

淡く期待したものの。


実現どころか動体保存の話さえ無い

今日この頃でございます。


直流釜としては珍しい、赤い車体の

貴重な機関車でございますが、今は

もうその姿を見られ無いのが残念で

なりません。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第2061列車 「 紅葉色の後補機が押す貨物列車を狙う 2021・11月 セノハチ撮影紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



声優として知られます清川元夢さんが

亡くなられた、との報に触れました。


ガーゴイルや冬月先生など、初期の

ガイナックスでお馴染みな渋いお声と

柔らかなお芝居が光る名優でした。


そのお仕事ぶりは素晴らしく、

拍手喝采でお送りしたいと思います。


お亡くなりになるのは悲しく寂しい

話でございますが、老齢ともなれば

仕方がない事でございましょう。


ワタクシが狙う被写体の多くも、皆

いい歳した名優でございます。


中にはこの遠征で取り上げている

ロクナナの様に、既に過去帳入りした

車両も存在致します。


毎度の撮影機会を丁寧に仕留めて

記録を残し後世へ伝える。


そんな作業が拙ブログの使命かな、と

思い今宵も駄文にまみれた記事を

綴らせていただきます。

 


さて、今回の更新は昨秋にEF67を求め

セノハチへ向かいましたご報告の続き

となります。


2022年8月におきましてJR貨物の列車

番号に、「後」と頭冠されますのは

ここセノハチの後補機運用のみ。


そんな訳で、ワタクシもやはりEF67

後補機運用に就く場面を撮影したいと

前回の〆同様の構図を試みます。 


これも夏至の頃であれば、陽が充分に

差し込む為に俯瞰での撮影を試みたの

ございますが、この時期は

それもまた難しく。


カブリツキ後打ち構図で狙いました。



2021-11-07 後5074列車

うっすら紅葉し始めた山あいを、唸る

モーター音を轟かせて列車を押上げる

EF67 105を捉えました。 


このカットを撮影し、後は西条からの

単機を撮影すればミッション完了。


僅かな撮影時間の為に長駆関西から

夜通し走る一人旅、と冷静に考えると

アホな事してんなワレエ…となりますが

心は晴れ晴れ幸せ気分でございます。

 


2021-11-07 単581列車

前回記事にて撮影したEF210-307が 

西条で貨物を切り離し、単機で峠を

駆け降りて来ました。


奥側は陽が当たっておりますが、生憎

線路は影の中でございます。


コントラストが厳しいですが、露出を

上げて列車主体の撮影と致しました。

 

 

2021-11-07 単581列車

同じ列車を、レンズを引きもう一度。

 

押桃の単機なんざ、地元で空荷の

8183レなどを狙えばなんぼでも撮れる

被写体…とも思いましたが、この背景

ならでは、がセノハチでございます。


そんな感じで連写してみました。

 

 

2021-11-07 後5070列車

EF210-333が押す列車を、巻頭の

ショバから移動しインカーブで狙って

みました。

 

貨物列車は大抵、20両以上の編成と

なります為どの構図でも頭から尻まで 

収まり切りません。


そこが悩ましい所。

 

 

2021-11-07 後5074列車

今回の〆。


巻頭コマからレンズを伸ばし追い縋る

女々しい一葉を、今回は〆に据えて

晩秋のセノハチへ思いを馳せてみたい

夜でございます。


ロクナナ、京鉄博に展示とか

してくれないでしょうかねぇ。 

 


それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!