写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1631列車 「 回5-1 大物車シキ801(B2梁)の送込み臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

実は梅雨入り宣言が早まって出しただけで

ほんまの梅雨これからなんじゃないのか、と

そんな気にさせますここ数日の関西。

 

まとまった雨では無く、常に雲が空を覆い

思い出したかのようにサーッと降っては止む

イヤラシイ雨模様でございます。

 

平日は雨、休日は晴れならまだ喜ばしいと

思えるのですが、なんで終末ばっか悪天候

なるのでしょうかねぇ。

 

 

さて、今回の更新は愚図ついた空の下

2か月ぶりの来阪となりますシキ801の

送込みとなる臨貨を撮影致しました

ご報告となります。

 

現在の関西には西浜ー大阪貨物ターミナルで

変圧器の輸送を担うシキ850が来阪しており

それとは別件で今回シキ801が来たという

事になります。

 

低床梁のシキ850も良いのですが、やはり

大物車特有の吊り下げ梁を持つシキ801は

圧倒的なサイズ感を感じさせます。

 

まずはそのシキ801が見やすいインカーブで

狙ってみました本日のショットから。

 

 

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2021-06-19 9183列車

大宮更新色のEF65 2085が牽引して大阪の

安治川口を目指しますシキ801。

 

梁の巨大さもさる事ながら、足回りの

ウゾウゾ~っとした輪軸が目立つシキ801と

白ドレスをまとうロクゴが対照的な編成で

思わず見とれてしまいます。

 

この撮影の前には、前夜に京都貨物駅

やって来ますシーンも仕留めるべく闇鉄を

楽しんでおりました。

 

 

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2021-06-18 9863列車

駅のホームを速度を落として通過します

シーンを仕留めておりました。

 

釜の足回りに線路間構造物が掛かりますが

立ち位置的にはどうしようもないので

気にせずにそのまんま撮影しております。

 

反ってシャッターを切るタイミングが

この構造物を目印にして計れますので

有り難い所でもありました(笑)。

 

 

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2021-06-18 9863列車

引いた構図でもう一度。

 

この日、お仕事を終えて闇鉄に向かおうと

思いながら居間で食事をしておりますと、

娘たちとカミさんがキャッキャと何やら

楽しそうにしておりました。

 

話を聞いてみますと、娘たちのお化粧技術

向上の為にカミさんが講習を開いている様で

盛り上がっておりました。

 

丁度良いわ、アンタこっち来て。と

呼びつけられまして食後は実験台にされて

気が付きますとシキ通過まで40分しかない

切羽詰まった状況となりました。

 

軽くお化粧を落として身支度をし、

ダッシュで駅へと向かいます。

 

この時ほど、世の中がマスク社会になって

良かったと思った事はございません。

 

あのオッサン、化粧してるやん…と

指さされなくて済みましたから。

 

 

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2021-06-18 9863列車

そんな訳で現着ギリギリで間に合いましたが

良いポジションは既に埋まっておりまして

妥協する事となりました。

 

とは申しましても構造物がチョイと釜に

掛かる程度で済みましたのでOKの範囲と

捉えておりますが。

 

で、明けて本日。

 

ワタクシはお仕事でございまして

しかも午前中は基本的に会社内で作業が有り

外へ出掛ける事が出来ません。

 

シキの撮影は無理かな…と半ば諦めていた所

急な要件が入って参りまして外出せねば

ならなくなりました。

 

ならばついでにシキの撮影も出来るんじゃ?

という事でマッハの速度で用件を片付けて

最寄りの沿線へと向かいました。

 

 

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2021-06-19 親子パンダくろしお

待っている間に通過して行きましたのは

久しぶりの遭遇となりました親子仕様の

パンダくろしおでございます。

 

相変わらずキモ可愛いデザインでして

この列車だけは無灯火で走った方が

可愛いのにな、と思わせます。

 

そして親子パンダを見送った後は

いよいよ本番でございます。

 

 

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2021-06-19 9183列車

表題から引いた構図でもう一度。

 

貫通扉の塗装剥げが気になる2エンドを

先頭にしたEF65 2085に牽かれますシキが

見た目とは裏腹に軽快なジョイント音を立て

目の前を通過して行きます。

 

よし、次はバックショットだ!と

ファインダーを覗きながら身体をよじり

後打ちを狙ったのでございますが…

 

 

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2021-06-19 9183列車

オマケ。

 

ケツ打ちを狙うその刹那、内側線を猛追した

普電がブロックを噛ましてくれました。

 

シキと普電の共演でございます。

 

最後の最後にやられてしまいました…

 

 

そんな訳でオチの付きました今回の撮影。

 

この後、シキ801はトランスミッターを

どちらへ輸送する事になるのか、そちらも

注視する必要がございますね。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1630列車 「 国宝機が牽引する短編成の臨貨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



今日は午後のチョイ鉄で、素敵な出会いと

サプライズをいただく事がありました。


大変に有り難く、感謝しきりでございます。


こうして日々の鉄活の中で得られます幸せが

この趣味の醍醐味となっております。


明日からも頑張ろう、そう思えます素敵な

出来事でございました。



さて、今回の更新は先週赤ホキへ入ると

見せかけて臨貨へ充当されました国宝機を

撮影致しましたご報告となります。


何だかんだ申しましても撮影機会が割と有り

長いのから短いのまで色々と仕留めました

みんな大好きニーナさま、なのですが。


やはり8865レに充当されたのであれば

これは狙わねば勿体なかろう、という事で

いつものポイントへ向かいました。


お天気は雨でも降り出しそうなドン曇り。


露出も厳しく明度を出す為には画質かSSの

どちらかを犠牲にせねばなりません。


そんな訳で。


 

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2021-06-12 8865列車

思い切ってSSを落としてみましたEF66 27が

先頭に立つこの日の8865レ。


釜が国宝級ですから、ここは手堅くISO感度

あげる方が賢明な判断なのかとは思います。


が、虎穴に入らずんば虎子を得ず、と申します

通りちょっとばかり冒険をしてみようと

考えまして。


とは申しましても結局はブレてしまいまして

厳しく判断致しますとアウト!となるのですが

釜番が判ればOKという緩いルールなワタクシ

でございますので、表題に据えてみました。



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2021-06-12 EF66 27 側面

ニーナさまのドテッ腹を失礼致しまして。 


表題はズーム流しにて狙いましたが、こちらは

カメラをそのまま横にスライドさせます普通の

流し撮り


形式・車番と製造銘板を目当てにした

中継ぎショットでございます。


この塗装、ルーバーの汚れ具合、窓の並び、

車体肩部の緩い傾斜など、EF66が0番台しか

無かった頃から親しんできた姿の切り抜きでも

ご飯3杯はイケる恰好良さを感じます。



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2021-06-12 8865列車

後打ちも狙います。


このポジションでは編成後部を構図に収め様と

しますと、釜の姿が樹木に隠されてしまいます

ので、その前に仕留めてみました。


空コキ2両ですのでやむを得ません。 



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2021-06-12 8865列車

今回の〆。


表題から引いた構図でもう一度、でして

やはりブレているのですがこれも掲載せずには

居られませんでした。



流し撮りに挑む場合、ワタクシはカメラの

ブレを少しでも抑える為に軽い広角系の

レンズを使用しております。


しかしながらこの構図では釜が小さくなる為

長めのレンズを使用致しました。


つまりどういう事かと申しますと、ブレを

止めるよりも迫力優先を意図して撮影に挑み

この様な結果となったのでございます。


本音を申しますとブレずに迫力も出せれば

満点だったんですけれど。


ちょっと悔しい結果となりました。



悔しい結果、と申しますと今朝でございます。



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2021-06-18 工9896列車

オマケ。


夜明け前から布陣していた白浜工臨返空

聖地あるある、な被り撃沈の憂き目となり

悔しい結果でございました。


ここで被るのは覚悟の上、15日みたいな

ラッキーこそ稀なのです。


判ってはいるのですが、やはりお仲間の皆様と

歓談の楽しさを求めて、ついここへ

足を運んでしまいます。


ちなみに今回の重連は15日の撮影と同じ釜の

組み合わせで、エプロン位置が違うだけでして

被られたダメージが少ない点もオマケに据えた

理由だったり致します。


複線以上の区間で撮影する点で避けられない

被りのリスク。


今後も悔しさを重ねていく事に、しかしながら

その悔しさも皆様と共有し分かち合う事で

幸せが積み重なる事になるのでしょう。


実に素敵な、有り難い事でございます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1629列車 「 無動力のHD300-21が付く8865レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



川重から、JR九州向けのDD200-701が本日

新製出場しております。


とっておきの大ネタなだけに何としても参戦を

したかったのですが、都合がつかず残念ながら

不参戦となりました。


ザリガニファミリーの中で唯一の色が異なる

車両となりましたDD200-701。


撮影された皆様の成果を拝見しながら

目と心を慰撫する事に致します。


 

さて、今回の更新は無動力回送の付きました

8865レを撮影致しましたご報告となります。

 

この日は稲沢からHD300-21が吹田へ来るとの

事で、8865レにぶら下がって来阪と

なりましたので、久しぶりの佃踏切へ迎撃に

出たのでございます。

 

実は昼間に山陽方面へ向けたロンチキも有り

そちらへ参戦したかったのですが、残念な事に

お仕事がゲに忙しくて抜けられず歯軋りしつつ

時計を眺めておりました。

 

が、8865レにもムド、しかも中々本線では

お目に掛かれ無いHD300が付くという事で

気分一転、これを仕留めるべくお仕事を急ぎ

片付けたのでございます。

 

 

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2021-06-09 8865列車

EF66 113が牽引する8865レ、機次位には

赤い小さな釜がぶら下がっているのが

見て取れます。

 

DD200と共通のスタイルですが、キャブが

黒く塗られスカートには警戒色があしらわれた

HD300らしさも、押さえる事が出来ました。

 

 

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2021-06-09 8865列車

引いた構図でもう一度。

 

空コキ7両を引き連れたちょっとした編成で

下って来ましたので編成を抜くべくこの構図に

決めたのでございます。 

 

架線の影がタスキの様にお顔に掛かるものの、

良い光線に助けられて綺麗に決める事が出来て

嬉しい撮影となりました。

 

 

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2021-06-09 HD300-21側面

HD300-21のキャブ、ドテッ腹をぶち抜いて

みました。

 

今や見かける機会も減ってきましたJRFロゴが

そしてHD300最大のウリ、ハイブリッドの

文字が輝かしく照らされる釜番と共に見え、

過ぎ去っていくのでございます。

 

貨物駅などでしかその活躍を見かけ無い稀有な

釜、HD300をこうして見送れました事が

大変有り難い機会でございました。

 

 

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2021-06-09 8865列車

オマケ。

 

後打ちも狙おうと試みたのですが、空コキが

7両付いておりますから編成全体を構図に

入れますと釜たちはカーブの向こうへ消え去り

真っ当なバックショットになりません。

 

そこで、画面内に釜が収まる様にスナップ的な

構図で仕留めてみました。

 

 

気が付きましたらすっかり世間では三桁釜が

主流となり、国鉄から継承した機関車は

目にする事が難しい昨今。

 

こうした新たな釜の活躍を記録する事にも

存外、抵抗無く楽しめている自身に驚きつつ

撮影を終えたのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1628列車 「 甲51 JR北海道 H100形気動車(46~57)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



4月に甲種輸送されましたトキ鉄の413系

今月、試運転と試乗会を実施するのですが

驚いた事にそのスジが社長である鳥塚氏の

ブログにて公開されているそうでございます。


ご存知の通り鉄道事業者は通常、この手の

スジを公表する事はありませんから、トキ鉄の

413系に賭ける思いが類推されましょう。


当日は多くの愛好家が現地を訪れ、大禍なく

皆が撮影し、尚且つ現地の経済が潤います様に

願うばかりでございます。


勿論ワタクシはお仕事の為に参戦は叶いません

けれども、営業運転が始まればいつかは訪問し

しな鉄の115系と併せて仕留めたい所。


いつになるのか判りませんが…

 

 

 さて、今回の更新は昨日、川重から新製出場を

果たしましたJR北海道の電気式ディーゼルカー

H100形の甲種輸送につきましての

ご報告となります。


この日の午後は暑い陽射しと千切れ雲が交互に

地上の民を見下ろしますお天気となりました。


晴れればラッキー、曇ってもまぁいいか、と

判断致しましてお馴染みの撮影地へと

向かいました。


ショバには大阪の方からいらした鉄さんが

先着されておられ、ご一緒に歓談しながら

列車の到来を待ちます。


予想では牽引に青ゴトーが充当されると踏んで

待機しておりますと、上流の鉄仲間さんから

的中のご報告をいただきガッツポーズ。



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2021-06-15 8561列車

かつてのブルトレ牽引機EF510-505が、ズラリ

並びました新製気動車を引き連れますこの日の

甲種輸送を捉えました。


これ程長い編成、しかも全て両運転台の

車両による編成でございますと実に壮観な

眺めとなりました。



この日の前日、14日にはEF510-505が

富山から臨時の配給列車を牽引して来阪して

おりまして、これは釜が翌日の甲種へと

充当されそうだな、と睨んでおりました。

 

 

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2021-06-14 配6550列車

EF510-505が空コキ3両を引き連れて吹田を

目指します臨時配給列車でございます。 


8561レが設定されている前日には釜の送り込み

として、この配給が利用されたりしております

事から今回も予想を立てる事が出来ました。



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2021-06-14 配6550列車

何かときな臭い?噂のございます青ゴトー、

地元で撮影出来る間にしっかりと狙わねば、と

この日もチョイ抜けをして撮影しております。

 

流石にこの構図ではコキ3両だと収まりが悪く

最後尾の車両はキツい具合となりました。


この日はこれだけを撮影してお仕事へ戻り

翌日の甲種に期待を繋げます。


何と申しましても銀や青といったヤバイ釜が

甲種牽引に充当される可能性が高い訳ですから

これを逃す手は無いといった所でございます。 



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2021-06-15 8561列車

表題から引いた構図でもう一度。


北海道のキハ40を駆逐する刺客なのですが

新製出場は予定両数が出揃えばそれ以降はもう

見る事も撮る事も叶いません。


そんなH100形の貴重なシーンに、青ゴトーが

登板するという有り難いこの日の甲種輸送

 

撮影が出来て大変幸せな気分になります。 



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2021-06-15 H100-46

オマケ。


ここでの後打ちはオマケ程度の感覚〜では

ありますが、流石にこれはやらかしてしまう

案件となりました。


はい、ピントが車両では無く手前の木に合う

不始末でございます。


殆ど目の見えないワタクシにとってはピントを

合わせるという行為は機械に100%任せるので

偶にこんな結果となってしまいます。


この辺りも後打ちがいつもオマケになる理由に

なっております。


筋肉とは違い、視力だけは自力で戻す事が

出来ませんから見える皆様はどうぞ、視力を

大切になさって下さい。


ワタクシの場合はただ、コンタクトが怖くて

嵌められ無い、臆病者なだけなんですけどね…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1627列車 「 帰ってきたDD51重連の阪和工臨を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

13日の日曜早朝に返空列車が向日町へと

帰着する予定でございました此度の工臨

 

所が、聞いた話によりますと和歌山で

機関車の内の一両に不具合が発生しまして

こちらへ戻ってこれないという事でした。

 

いつ戻るのか、それ以前に戻れるのか?と

ヤキモキしながら経過を伺っておりますと

昨夜、お仲間から連絡をいただきました。

 

 

さて、今回の更新は今朝、撮影出来ました

重連ロンチキの阪和工臨につきましての

ご報告となっております。

 

拙ブログの注目記事ベスト5に2つも昨年の

記事がランクインしております注目度の高い

重連ロンチキ。

 

不具合を乗り越えてちゃんと向日町へ

戻って来られるのか、気になりながらも

夜明け前に自宅を出ます。

 

ショバに到着致しますと、既にお二人

先客がいらっしゃいます。

 

内の一人は親しいお仲間氏。

 

もう一方も交えて歓談しながら

過ごしておりますとやがてチラホラと

鉄さんが集まって来られました。

 

皆様アンテナが高こうございますね。

 

 

この日の列車は、レールを卸さずに向日町へ

戻りますので返空列車とはなりません。

 

レールを積載したまんまで帰ってくる事と

なりました珍しいシチュエーション。

 

ご一緒しておりました堺のボスが、俯瞰で

積載している所が判る撮影がしたかった、と

おっしゃっておられましたが全くその通り。

 

ですが我々はここ、聖地・調子踏切に

被りのリスクを負ってでも足を運んで

撮影に挑戦するのでございます。

 

最早これは儀式の様なものでございます。

 

重連ロンチキをここで、この構図で仕留めて

初めて次のステップへと向かえる様な気に

なっております。

 

前回は被りのおかげで

構図変更を強いられましたからね…

 

そうこうしておりますと、上流に布陣された

お仲間氏から通過の報告をいただき、我々も

撮影態勢へ移行いたします。

 

 

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2021-06-15 工9896列車

DD51 1192を先頭に、機次位にDD51 1191が

付き従いますこの日の阪和工臨

 

影落ちドボンも被りの悲劇も回避して

聖地・調子踏切王道の激Vカットを

仕込む事が出来ました。

 

よく見てみますと、一段積載のレールが

そのまま載っている事が見て取れます。

 

 

この日の列車を撮影するに当たり、11日には

闇鉄で往路も狙っておりました。

 

 

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2021-06-11 工8895列車

向日町を出区して和歌山を目指します

この日の阪和工臨は復路とは逆の釜が

先頭に立つ事になります。

 

という訳でこの夜の先頭はDD51 1191が、

機次位ではまさか和歌山で故障を来たす

事になるとは夢にも思わないDD51 1192が

務めておりました。 

 

ここでは入線時の微妙なアウトカーブが

広角では捉えにくいのですが、辛うじて

先頭を止める事が出来る程度の成果を

出す事が出来ました。

 

 

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2021-06-11 工8896列車

光の加減で釜番が見難いのが難点ですが

引いた構図でも止められましたのでついでに

掲載しておきます。

 

いわゆる賑やかし、という奴でございます。

 

賑やかしと申しますと此方の方がまさに

それに値するコマではございますが。

 

 

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2021-06-11 工8896列車

バックショットも狙ってみました。

 

機次位にエプロンが、つまりは復路で

レールを卸す事となるのでございますので

往路のケツ打ちは面白みの無いチキの姿に

なるのですが、折角ですので。

 

 

そして13日、帰ってくるはずの阪和工臨

ウヤとなりましてではいつ戻って来るのか

世間様の関心はその一点に集まりました。

 

翌14日早朝ではないか、とか

救援のDD51が和歌山に向かって3重連

戻って来るだとか、憶測が飛び交います。

 

結局、翌々日となります15日の早朝に

レールを卸さずに帰ってくる事が判明。

 

13日に撮影出来なかった分をここで

仕留めさせていただく事となりました。

 

 

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2021-06-15 工9896列車

今回の〆。

 

表題から引いた構図でもう一度、で

ございます。

 

晴れますとここでは影落ちの恐怖に見舞われ

シャッターの切り位置がシビアになりますが

幸いこの日は薄い陽光となってくれました。

 

それでも次位のキャブにビーム影が落ちては

いるのでございますが、気にならない程度で

済ませられました。

 

また、編成半ばから後端まではビール工場の

影落ちに沈む所でございますがこれも回避。

 

被りも無く撮影する事が出来まして

居合わせました皆様で拍手をして

撮影成功を祝う事となりました。

 

嘘です、拍手したのはワタクシだけでした。

 

 

そんな訳で阪和工臨の往復共々仕留める事が

出来たのでございますがここで一つ懸案が。

 

レールを卸さずに戻って来た、という事は

いずれそのレールを卸す為に再び阪和工臨

設定されるという事でございましょう。

 

はたしてそれがいつになるのか。

 

その時も撮影は叶うのか。

 

そんな事をチラリと考えるのでございます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1626列車 「 DE10 1152の無動力配給を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

梅雨らしいお天気は今日も変わらず関西の空を

覆っておりましたが、午後からは陽射しも増え

夕陽を久しぶりに眺める事が出来ました。

 

 

さて、今回の更新は昨日の日中に宮原から

向日町へ運転されましたDE10の配給について

ご報告申し上げます。

 

宮原支所に所属しますDE10は京都支所の

入換え業務も担いますので、交検を終えた釜が

向日町でのお仕事の為に配給列車として

運ばれて行くのでございます。

 

この日の配給もPF牽引という事で原色釜の

登板を期待しておりましたら、見事に叶い

有り難い国鉄釜同士の組み合わせを撮影する

機会となりました。

 

 

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2021-06-13 配9972列車 

EF65 1135がDE10 1152を連れ、向日町を

目指しますこの日の配給列車でございます。

 

日曜の運転という事もあり、各所が賑わう

懸念もありましたので、あまり人の来ない

短編成に向いたこちらへやって参りました。

 

そうしましたら、ここはワタクシ一人だけ。

 

有難くこの構図を独占致しました。

 

 

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2021-06-13 1054列車

EF210-317の牽引で東海道を上ります定期の

貨物列車を練習に狙いました。

 

現着時は広角構図で撮影を考えておりまして

この様な具合にしてみたのですが、どうにも

2両の本番では間延びした絵になりそうで、

グッと寄せた構図に変更致しました。 

 

 

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2021-06-13 配9972列車

表題から引いた構図でもう一度。

 

左下の資材がチラリと写り込むのは避けられず

些か失敗した感もございますニ写目。

 

カントの効いたカーブをドテッ腹を見せながら 

曲がるシーンを捉えました。

 

 

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2021-06-13 配9972列車

オマケ。

 

無理やりな感じの後打ちでございますね。

 

障害物を避けて何とか後打ちを狙いました

産物でございます。

 

この日の撮影はこれで全て終えまして、

2週連続の徹夜週末でフラフラになりながら

帰宅致しました。

 

でも寝られたりは致しません。

 

恐怖の家族運用と記事の更新が手ぐすね引いて

ワタクシを待っているのでございます…

 

 

あ、撮影後に聖地へ顔を出しましたら

大御所氏をはじめ鉄仲間の皆様がいらっしゃり

楽しい歓談ができましたのは幸いでした。

 

いつも良くして下さる皆様には大変に

感謝しております。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1625列車 「 特2 シキ850Dの変圧器輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



とうとう雨が降り出しました本日の関西。


ザアザアと降り続く訳ではなく、列車が来ると

いうタイミングに合わせて雨まみれとなり

撮り鉄アンチな雨雲とは険悪な関係なのです。


そんな本日、嫌がらせの様な仕打ちは雨雲だけ

に留まらず、更なる事態に見舞われまして

多くの撮り鉄各位に番狂わせな日曜と

なってしまいました。



さて、今回の更新は西浜から変圧器を積んで

大タへ向かうシキ850につきましての

撮影報告でございます。


この日は深夜から未明にかけて、吹貨タへ

シキを長時間露光しに向かい、早朝には阪和の

方から重連ロンチキが返ってきます。


どちらの撮影にも挑戦すべく、盟友ブログ友と

競馬ブロガー氏をお誘いしての夜遊びツアーを

企画致しました。


先ずはシキを撮影する事となりますので、

真夜中の吹田へとやって来ました。


 

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2021-06-13 8090列車

EF210-107が牽引するロングレール輸送の

8090レが停車していました。


この列車が出た後にシキが入線するという事で

露出確認も兼ねて先ず1写。


所が定刻となっても8090レが出発しません。 


訝しんでいる所に齎されました情報は、

山陽本線を走行中の貨物列車が異音を検知し

遅延を来たしている、更には変圧器を積んだ

シキ850も抑止というものでございました。


また悪い話は続きます。



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2021-06-13 3093列車

吹貨タに停車するEF510-19の定期貨物列車。


シキが遅延となれば重連ロンチキの撮影に

間に合わないかも知れない、との懸念を抱いて

いたのですが、どうやらDD51に故障が発生し

和歌山の車両基地から出ていないとの事。


シキはいつ来るかわからず、見通しさえ

立たない状況の上、ロンチキは恐らくウヤと

最早帰ろうかな、と思わせる状況へと精神が

追い込まれてしまいました。


結局2時間ほど吹田にて待機していましたが

続報は無く、シキの撮影も諦めて撤収という

選択を致しました。


失意の中で車を走らせておりますと、

競馬ブロガー氏がシキの目撃ツイートを発見、

今から向かうと撮影可能では無いか!?と

考えまして直ぐに転進致しました。


既に陽も昇り沿線で撮影可能な露出。


ならばアソコで!と一同で協議しまして

撮影地へと向かいました。

 

 

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2021-06-13 9170列車

本来ならば真夜中に走る筈が、遅延の煽りを

受けて明るい時間帯に走行する事となりました

シキ850を牽引するDE10。


ヤキモキするくらいにゆっくりと、

眩しいライトを煌めかせて近づいて参ります。


我慢が足らずに先ずは遠目からパチリ。



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2021-06-13 9170列車

DE10 1561が変圧器を載せたシキ850を

牽引しますこの日の特大貨物列車。


上に這うケーブルが目障りですが、折角の

俯瞰構図ですから気にせずに構図を組んで

挑みました。 



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2021-06-13 9170列車

引きつけてもう一度狙います。


日の出時刻こそ過ぎておりますが、まだまだ

露出は厳しい時間帯。


何とか露出を合わせて、ss1/250で狙いますが

列車は65キロ制限の為、低速でございます。


お友達氏の通過報告のおかげもあって

撮り逃す事なく、仕留める事が出来ました。


 

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2021-06-13 9170列車

今回の〆。


振り返ってケツ打ちも仕留めさせていただき

撮りたかったネタを願っても無い条件で撮影が

叶うという贅沢な機会に満足致しました。



先週の広島遠征に続き2週連続で徹夜となり

身体はフラフラ、お目々はショボショボ。


欠伸は間断無く出てくる状況でしたが、気分は

最高に良く、幸せなひと時を味わえました。


最後になりますが、

急なお誘いにお付き合い下さった大阪の鉄さん

ツアーにご参加いただいたブロガー各位、

情報を回していただいたお仲間の皆様には

厚く御礼申し上げます。


また、現地でご一緒しました皆様、

楽しい時間を過ごさせていただき感謝です!



所で、本来なら今朝に戻る筈だったロンチキは

一体いつ返って来るのでしょう…


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1624列車 「 甲49 西武鉄道 40000系(40155f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

先日、A3運用で日暮れ後に関西を発った

国宝機、みんな大好きニーナさまでしたが

赤ホキ充当か!?と思わせておいて痴れッと

関西へ日中に戻っております。

 

お陰様でドンヨリとした空の下では

ございますが、仕留める事が出来ました。

 

その模様はまた後日、改めまして

ご報告させていただく事と致しまして。

 

 

さて、今回の更新は11日に関西を巣立った

西武鉄道40000系の甲種輸送につきましての

ご報告とさせていただきます。

 

昨年10月末以来、7か月ぶりの増備となる

40000系、今回もL/C車ではなく座席が固定の

50番台が増備されておりまして、50番台も

5編成目、40155編成の落成となりました。

 

これを撮影すべく、半ば無理やりの外回りを

設定しまして会社を抜け出し、線路傍へと

駆けつけております。

 

 

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2021-06-11 9866列車

40000系の甲種充当は2度目となります

EF65 2139の牽引で関西を離れる事となった

西武鉄道40000系を捉えました。

 

色の落ちている褪せた状態を一部界隈では

カサカサ、と表現しているそうでして

EF65 2139もかなりカサカサ具合が進行した

感がございます。

 

しばらく休車が掛かっていた為、復帰し

更には甲種牽引で来阪してくれたのも

嬉しい事となりました。

 

5087レでの来阪だと中々時間が合わず

撮影が難しかったりするのでございます。

 

 

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2021-06-11 223系V49編成他12両

現着1発目は、甲種の前走りとなる

223系の新快速でございます。

 

理想を申しますと、桃が牽引する

5070レからスタートしたかったのですが

お仕事を抜け出すのに余裕が無く、何とか

ぶっつけ本番にならずに済んだだけマシ、と

思っております。

 

 

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2021-06-11 9866列車

表題の一つ前のコマ、こちらが実は本命と

考えていたのですが、見事な串パンとなり

慌ててレンズを引きながらベスト位置へと

誘導したのが表題となります。

 

練習電で確認した筈が

確認出来ていなかった残念な事例となり

汗顔の至りでございます。

 

 

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2021-06-11 9866列車

オマケ。

 

バックショットはご覧の様に編成が阻まれ

満足に仕留められませんが、取り敢えず

今回は一応お尻から頭までを構図内に収める

課題はクリア、と考えてよいでしょうか。

 

営業運転では決して目にする事の無い

スカートを履いていない40055号車の姿を

目にする事が出来ました。

 

薄い養生フィルムで顔を覆ってはいるものの

ハッキリと40055号車と判る為、下半身を

露出した変態っぽさが一層際立ちます。

 

え、電車相手にそんな事を考えるワタクシの

方が変態だ、ですって?

 

勿論、その通りでございます。

 

世間での通り名は

変態紳士でございますからw

 

そんな変態紳士は

夜遊びも大好きでございまして。

 

昨夜から未明にかけても深夜徘徊を楽しみ

変態っぷりを満喫しておりました。

 

そんな夜遊びの際の一枚を〆にして。

 

 

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2021-06-11 蛍の長時間露光

今回の〆。

 

夜道を運転しておりましたらば、ダイヤでは

まだ先の筈の尿意が、急に青現示へと

変わりまして大慌てで車を路肩へ停めます。

 

マジで尿漏れ5秒前なハラハラさせられます

シチュエーションの中、夜闇へ向けて

余分な水分を放出しておりますと視界の端に

何やら怪しげな光が。

 

なんと蛍が舞っているではございませんか。

 

これは撮らねば、という事で早速カメラを

用意して撮影してみたものの、ワタクシは

レリーズを持っていない為長時間露光での

限界が30秒しかございません。

 

暗闇に光る点、としか映らない有様でして

極めて不本意ながらこれで撮影を諦める

結果となりました。

 

精一杯身体を光らせて、私はここにいる!と

生(せい)への声なき叫びをあげる蛍。

 

いえ、もしかしたらカワイ子ちゃんと

Hしたいお!という性への叫びなのかも

しれませんが。

 

そんな事を考えながらオッサン一人で

眺めていたのでございますが、異性がここに

一緒でございましたらばもちっと情熱的な

事を口にしていたのかも知れません。

 

何故ならば、ホタルの光を眺めた後は

ホテルの光へと誘導せねばなりませんから…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1623列車 「 DD51PPの宇治工臨返空を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



本日もジリジリとした暑さは変わらず、更に

湿度までがタッグを組んで我々を苛みました

日中の関西でございます。


川重から西武40000系甲種輸送があり、当然

ワタクシも撮影して参ったのですが。


昨日の更新と対?にしたくて甲種は後日の

更新に回させていただこうかと思います。


 

さて、今回の更新は昨日撮影致しました

DD51が前後で定尺チキを挟む特異な形態の

宇治工臨につきましてのご報告でございます。


前回の運転日は荒天が予想され、尚且つ

日の出前のスジですから参戦を見合わせたので

今回は逃す訳にはいくまい、という思いもあり

駅撮りにて仕留めに向かいました。



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2021-06-10 工9692列車

京都駅の奈良線ホームへと入線します、前後に

DD51 1193とDD51 1192が付く宇治工臨

返空列車でございます。 


停止位置には先客の鉄さんが数人、構えて

いらしたので邪魔にならぬ様に先ずは入線を

狙っての撮影でございます。


かなり明るい空なのに駅撮りかよ、と

ツッコミを受けそうなのですが、これでも

iso2500、ssは1/50なのでございます。


ホームの灯りで

何とか狙える露出でございます。

 

 

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2021-06-10 工9692列車

停車しましたので、後ろから先に

仕留めて参ります。 


コチラの撮影ではISO感度を下げて、ssを

1.5秒にしております。


それでもまだ足回りが暗いですね。


ただ、あまり露光時間を開けますと面が白飛び

してしまいますので、やむを得ない判断でも

ありました。

 

 

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2021-06-10 工9692列車

正面が空きましたので、好みの構図で。


これもssは2秒ほどにしての撮影となります。 

 


定尺チキを2両のDD51が挟み込むプッシュプル

形態での運転は、頻繁に見られるものでは無い

為、機会は出来るだけ逃さずに狙いたい

被写体でございます。


今回もこの様な形では有りますが

仕留められて良かったと安堵しております。



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2021-06-10 工9692列車

信号が青現示となり、ディーゼルエンジン

アイドリングのカラカラカラ、という音から

ゴゴゴガアアアア…と唸りを上げて動き出します。 


カメラの設定を入線時と同じにして、出発の

シーンも狙ってみたのでございます。



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2021-06-10 工9692列車

今回の〆。


引いた構図でもう一度。


DD51はその巨体をゆっくりと揺すりながら

ホームを滑り出して、終着の向日町を目指し

走り去って行きました。



関西チキ工臨の中でも重連ロンチキと並んで

注目を集めますのが、定尺チキのPPとなる

宇治工臨でございます。


以前はもう少し撮りやすいスジでの運転でして

沿線で撮影が可能だったのですが、今回は

夜明け前の走行となり、この様な形での

撮影となりました。


次はまた以前の様な撮りやすいスジに戻して

いただけると、有り難い所なのですが…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1622列車 「 桃太郎PPのロングレール輸送、8090レを狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



国道沿いに設置された温度計を見て精神まで

溶けてしまいます本日。


いやぁ、あづいです…


身体によく無いとは判っていても、コンビニに

立ち寄りますとついアイスを手に取ってしまい

ますます肉々しい身体となってしまいます。


水分摂取だけじゃ追いつかないレベルの暑さで

日に日に焼け爛れております…



さて、今回の更新は北九州の新日鐵から

発送されますロングレール輸送列車8090レを

撮影致しましたご報告でございます。


鉄道運行に欠かせないレールでございますが

列車が走れば走るだけ、摩耗致しますので

安全や乗り心地を確保する為に適宜の交換が

必要となります。


このレール、製鉄工場で作られまして船便や

鉄道を用いて輸送されております。


その輸送シーンは一見すると工臨の様に

見えるのですがれっきとした貨物列車でして

残念ながら地元界隈では夜中の通過になり

撮影困難な被写体となっております。


この列車、最近では幡生から東への牽引機が

EF210ばかりとなりました。


まだEF66EF200が複数活躍していた時代は

釜もバラエティ豊かな顔ぶれが見られたので

撮影し甲斐がありましたが、今ではすっかり

面白みが乏しくなりました。


しかしながら、普段はコンテナばかりの桃が

ロンチキを牽引する機会はそう多い訳では無く

やはり今でもマニアックな被写体として一部の

鉄から愛されている列車でございます。


その一部にワタクシも含まれます。



この日はロングレールを輸送する臨時貨物列車

8090レが走る、という事でEF67絡めて

セノハチへ向かったのでございます。


何故セノハチで、なのかと申しますと

8090レも貨物列車でございますから、峠を

越える為には当然、後補機が連結されて

プッシュプルになるから、なのでございます。


どうせ狙うのであれば一枚の写真に

前後の釜が収まる構図にしたい、と考えまして

狙ってみましたのがコチラ。



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2021-06-06 8090列車

EF210-107が、那須塩原行きの9両と東京タへ

向かう3両、更に西浜松行き9両の21両を牽いて

セノハチへと挑む姿を捉えます。 

 

みっちりと3段に積まれたレールが続く長編成

その向こうには後補機として編成を押し上げる

役割を担う桃太郎の姿も望めます。 

 

 

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2021-06-06 8090列車

引いた構図でもう一度。 


8090レはレールの行先が様々となります。


また編成両数もその都度、行先によっても

変わりますから、必ずしも21両になる訳では

ございません。


この日は偶々21両となりましたので、撮影地を

ストレートでキュッと圧縮した構図にしようと

決めての布陣をしております。


短い9両だったりしますとこの構図よりも

映える場所が他にありますから、次に参戦する

機会がありましたらそちらへ行きたいな、とも

考えてしまうのでございます。


 

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2021-06-06 8090列車

オマケ。 

 

後補機が見えて参りました。


コキから改造されましたロングレール輸送用の

チキを、持ち前のパゥワーで押し上げますのが

後補機の役割でございます。


これがコンテナ貨物でございましたら

積載されたコンテナが後補機を隠してしまい

表題の様な一枚の中に桃が2両収まる絵には

なりづらいのでございます。


そうした意味でも8090レはセノハチらしさが

引き立つ絵作りの出来る被写体という事で

わざわざ撮影しに参ったのでございました。

 

 

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2021-06-06 8090列車

バックショットもいただきました。


EF210-320が押し上げますこの日の8090レ。


後補機はこの後、無事にセノハチを乗り越えて

西条にて役目を終え、編成から切り離されて

単機で下って参ります。


が、ワタクシはその単機は狙わずに関西の方へ

移動を致しまして。


走り始めてしばらくすると、東広島の市街を

越えた辺りでガソリンスタンドが並んでおり、

宇佐美さんの看板に142/ℓという文言を見つけ

吸い寄せられてしまいました。


安いんです、この価格。


でもどうせプリカとかの値段でしょ?

現金だと146円くらいになるんですよね?と

半ば覚悟しながら敷地へ入りますと、店員が

寄って来られました。


あれ、セルフとちゃうのん?と訝しみますと

フルサービスですよ!と返されます。


店員さんが給油や窓拭きまでして下さる、

昔ながらのスタンドは人件費も上乗せで少し

お高い為、142円は無いな…と

腹を括ったのですが。


レシートを見ますと、確かに142円/ℓとあり

目を疑いました。


なんて安いの、ここ!



そんな感じで給油も済ませ、前を走るノロ

トラックのお尻を眺めながら国道をひた走り

ふと、思いついたのでございます。


あれ?

8090レ、もう一度狙えそうじゃね?


そんな訳で。



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2021-06-06 8090列車

今回の〆。


すっかり夜の帷が下りました駅を疾駆する

EF210-107の牽引します8090レを、もう一度

仕留める事が出来ました。


8090レはセノハチを越えた後に

バカ停をしますので、その間に下道でも

追い抜く事が出来たのでございます。



この後、3094レを仕留めようとして失態を

晒しましたのは第1621列車記事の通りでして。


まぁ8090レだけでも狙えて良かったかな、と

納得しつつ家路に就いたのでございます。


次の機会には、9両の8090レを仕留めてみたい

と思う次第でございます…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!