写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第1728列車 「 甲116 都営地下鉄大江戸線用12-600形(12-801f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



東武鉄道がまた新たな改造客車を

投入するそうでございますね。


SL大樹は運行初年度に撮影したっきり

行けていないのですが、あれから更に

魅力が増している様に思います。


長いお休みがあれば腰を据えての

遠征も出来るのですが、残念ながら

今はそれも夢物語。


叶わぬ願いに嘆くよりは、今目の前を

走る被写体をしっかりと撮影して

腕前と感性を磨きたいと

思うのでございます。



さて、今回の更新は都営地下鉄

12-600形が本日、川重から新製出場を

果たしましたので撮影致しました

ご報告となります。

 

この日は都営12-600形の甲種輸送

近い時間帯に、パイチ牽引の配給も

走るという事でございました。


ならば、と都合をつけまして

午後にお仕事をチョイ抜け致しまして

沿線へと立つ事が出来ました。


配給の方は通過直前に曇ってしまう

まさかの仕打ちに遭ったものの、ほぼ

狙い通り仕留められました。


そちらは後日改めて記事に致しまして

今回は甲種輸送でございます。


しばらく待っていよいよ本番。


今度は陰る事なく撮影が出来ました。



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2021-09-24 9866列車

EF65 2089に牽引されます都営地下鉄

12-600形の甲種輸送を、コスモスの

咲く畑を前景にして狙いました。


第1723列車記事と同じ様な構図ですが

花の咲き具合はかなり異なります。


ザッと見るに6分咲き、といった感じに

見受けられました。


荒天無く穏やかな日が続けばあと10日

程で見頃になる様な気が致します。


 

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2021-09-24 223系V14編成他12両

練習電にはお馴染み223系の新快速を

撮影してみました。 


花びらの向きが太陽の方を向いて

いますから、花主体の構図を組もうと

しますとここでは厳しくなります。


もっとサイドに寄せねばなりません。 



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2021-09-24 5070列車

続いて白桃となりましたEF210-107が

先頭の、定期貨物列車が通過します。 



拙ブログで以前から申し上げて

おります様に、ワタクシにとりまして

鉄道写真の撮影とは、特に甲種輸送

記録の側面が強いのでございます。


花を添えたり情景を意識した構図こそ

組むものの、あくまで主体は列車で

あり、編成となります。


 

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2021-09-24 9866列車

そんな訳で、甲種輸送は編成をしかと

押さえた構図に拘って撮影致します。 


いえね、ここでご一緒した御仁が

中井精也氏ならこう撮りそう、なんて

話をされまして、ついワタクシの

スタイルと異なるな、と思いまして。


聞かれてもいない自身のこだわりを

書き散らかしてしまいました。



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2021-09-24 9866列車

今回の〆。


ついでにサイドからも狙ってみます。


花弁がこちらを向くのはこの構図に

なるのでございます。


が、ワタクシの場合はオマケ撮影で

ございますから、花は二の次。


一に編成、二に釜の顔、なので

いつも似た様な写真を量産致します。


お友達の中にも、芸術作品に寄せた

撮影をされる方はいらっしゃるので

刺激はいつも受けるのですが。


結局は巻頭コマみたいな撮影に毎度

立ち返ってしまうのでございます。


詰まる所、こんな写真が自身の

好みなのでしょうね。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1727列車 「 甲111 JR東日本 キヤE195系(LT-4編成)の甲種輸送を狙う 後編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



本日は秋分の日という事でお休みに

なりますので、遠くへ日帰り鉄活を

予定しておりました。


予定は未定だったのですが、前夜に

何気なくカミさんからドライブへ

行きたいとこぼされてしまいました。


今月は12日と20日にガッツリ鉄活で

家を空けていましたし、19日は子供の

都合で動きましたから偶にはカミさん

優先も必要か、と思えまして。


カミさんに何処へ行きたいか尋ねると

とーれとれぴーちぴち蟹料理ー♪と

歌われてしまいました。


それは何処へ行くかでは無く、何を

食べるかでは?と思いつつスルーして

蟹料理を食べさせてくれる茨木の

お店を予約。


こうして

ワタクシの休日は非鉄となりました。



さて、今回の更新は前後編となります

ロンキヤLT-4編成の新製出場甲種を

撮影致しましたご報告の後編をば。

 

前回は専用線を豊川へ向けて

走る場面を撮影致しましたが、その後

列車を追いかけまして我々一行も

豊川方面へと向かいます。


機材を片付けて車に乗り込み、狭い

住宅街の入り組んだ道を低速で走って

数分で目的地に着きます。

 

専用線に布陣していたキッズ達の

グループが、全力疾走で我々の後を

追いかけてくる姿は鮮烈でした。

 

車がなけりゃ、そりゃ走るしか

無いですからね。

 

座席に余裕があれば乗せてあげる所

なのですが、こちらは既に満席でして

心中でキッズらを応援するのが

関の山でございました。

 

 

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2021-09-20 9772列車

停車中の列車を撮影致します。 

 

日車から出場する甲種輸送の撮影では

よく目にします定番シーンを、撮影

する事が出来ました。

 

実はちょっと憧れておりました、この

アングルでの撮影。


川重や近車から出場する甲種の場合

DE10が牽引する編成をじっくりとは

撮影出来ません。


走行シーン一発勝負となりますので。


切り抜きナンバーにスノープロウ無し

更には関西では見掛けない鉢巻白帯の

DE10ですから、この機会を活かして

丁寧な撮影を意識致しました。



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2021-09-20 9772列車

ついでにケツ打ちもしておきます。

 

キヤの後端は養生も無くすっぴんを

晒しておりますので、ガイコツ顔が

チラリと伺えます。

 

やはりあの顔つきは気になりますから

もちっと寄ってみたいと思います。

 

 

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2021-09-20 9772列車

隙歯なガイコツ顔を拝む事が叶い

後打ちも満足致しました。 

 

キャブ後にプレハブが積載される為

骨っぽさが薄れておりますが、それも

甲種輸送ならではな光景でしょう。

 

実際に稼働致しましたら、もう

積載状態は拝めませんから今だけの

貴重な姿という事でシャッターを切り

悦に入っておりました。

 

 

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2021-09-20 9772列車

前に回りまして望遠構図で編成を

抜いてみます。

 

2エンド先頭なら絵になった所ですが

1エンドが前だと望遠では短鼻が隠れ

デイトらしさが半減となります。

 

ですので、レンズを付け替えまして

広角気味な構図で列車を仕留めます。

 

 

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2021-09-20 9772列車

被牽引車を意識しますと

望遠構図の方が良い様にも思えますが

個人的にはこちらのカットが良き哉。

 

 

所で、この撮影では脚立を使用して

いたのですが、撮影後に移動しようと

脚立を降りた途端、後ろにいた

若い子が驚きの言葉を発しました。

 

次、脚立使いますんで。と言って

いきなりワタクシの脚立を

使おうとするのでございます。

 

さも自分が使うのが当然の様に。

 

一言、少し貸して下さいと言えれば

なんぼでもお貸しする所なのですが

突然勝手に使おうとされますと流石に

面喰らいます。

 

ですから、教育すべくその旨を

伝えようとした所、プイッと顔を背け

立ち去ってしまいました…

 

偶に居るんですよ。

 

コミュニケーションというものを

ほんまに不得手とする方が。

 

顔はバッチリ記憶しておりますので

次に見掛けたら先にこちらの方から

声を掛け、脚立を貸してあげようと

思います。

 

1回500円で。

 

 

そんなエピソードを経ましてお次は

本線の走行シーンを狙うために、再び

車を走らせて移動致します。

 

この日は晴れ時々曇り、という予報が

外れましてのドン曇りでございます。

 

天候、甲種撮影後の予定を鑑みて

どこで撮影するかを決めております。


向かいました先では、またもや

同席した熊の氏らと歓談しつつ列車を

待っておりますと、俄かに雲が去り

陽光が降り注ぎ始めました…

 

 

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2021-09-20 9772列車

ドが付くピーカンでは無いものの

側面が影になりますので、列車に

寄り気味の構図を組んで挑みました。 

 

も少しサイドからの撮影でしたら

焦点距離が長くてもデイトの短鼻が

判るのですが、この構図では

難しい事でございました。

 

ですので、いつもの様にレンズを

ズームアウトさせまして、好みの

焦点距離に切り替えて撮影を再開。 

 

 

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2021-09-20 9772列車

橋梁を渡り切る手前まで引きつけて

シャッターを切りました。 

 

空模様はドロドロとした感じですが

我々の背後からは燦々とした光が

降り注ぎましたので、ベストとは

申し難い結果となりました。

 

浜名湖橋梁や鷲津などでは良い光線で

撮影出来た様なのですが、この後には

別の予定もありましたので我々は

ここを選択しております。

 

その結果がこれですから、仕方がない

事なのでございましょう。 

 

 

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2021-09-20 9772列車

今回の〆。

 

連写しました2枚目となります

カットを〆に据えておきます。


列車はこの先、豊橋から東海道本線

入り西浜松まで走ります。


翌21日に甲112で出場した3両と連結し

西浜松からは11両フル編成+ヨ3両で

小牛田へ向かいました。


お仕事が休めるのであればそちらも

撮影したかったのですが、残念ながら

働かねばなりません。

 

これをもちまして、キヤE195系の

甲種輸送撮影はスケジュールを全て

終える事となりました。

 

合間に撮影した列車たちや、この後に

狙いましたアレコレにつきましては

遠征記事として後日改めて更新をする

予定でございます。

 

年内に更新出来れば良いなぁ、という

くらいには色々と未更新の写真が

溜まってきておりますので、気張って

更新せねばなりません…

 

それにしましても日車出場の甲種、

大変楽しい時間となりました。


初めて訪問致しました豊川界隈ですが

どこも魅力的でございます。


日車出場の甲種を撮影する機会が再び

あるのであれば、この経験を活かして

取り組みたいと思います。


 

最後になりましたが

ご一緒いただきましたお歴々の皆様、

お会いした皆様に改めて感謝申し上げ

閉幕とさせていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1726列車 「 甲111 JR東日本 キヤE195系(LT-4編成)の甲種輸送を狙う 前編 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



2兎を追うものitも得ずという慣用句の

通り、この日の朝は気になるネタが

2つあり、どちらかを選ばねばならず

煩悶致しました。


撮りたい!と思う方へ向かいました為

後悔はしていない所か行って良かった

と思うのでございます。


ですがそこは撮り鉄の性、逃した方も

何気に気になる所でございます。



さて、今回の更新は

20日に撮影して参りましたJR東日本

ロンキヤ、LT-4編成の甲種輸送

つきましてご報告致します。


ロンキヤの甲種は、浜名湖から撮影を

開始した追っ掛け記事を2月にも

ご報告しております。


が、今回は20日に8両が新製出場し

翌21日に残り3両が出て浜松にて連結後

小牛田へと向かう事となります。


ワタクシの参戦は日車から出場し、

豊川から浜松までの短距離のみの運行

という事になるのでございます。


どうせならじっくりと舐め回す様に

狙いたいワタクシ、短距離ですが

列車を存分に撮影致しましたので

前後編に分けて更新を致します。



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2021-09-20 9772列車

切り抜きナンバーが特徴となります

DE10 1557の牽引で、日本車輌製造

旅立ちましたキヤE195系LT-4編成の

8両を、専用線内で仕留めました。


専用線内という事で、釜の入換灯が

点いた状態で運転されております点も

また良いアクセントでございます。



有難い事に、この日ロンキヤの甲種が

あるよ、と教えていただきまして

甲種大好物なワタクシとしては無論

参戦を決意致しました。


で、幾人かのお仲間にお声掛けをして

4人で夜明け頃に関西を出発、今回は

高速をひた走り豊川へ降り立ちます。


我々の到着は甲種輸送の時刻よりも

かなり前を目指しておりました。


それは何故かと申しますと、日車への

釜の送り込みから狙いたい、という

ワタクシの我儘ゆえでございます。


そんな我儘に嫌な顔一つせずに

お付き合い下さいましたお仲間方の

ご厚意にほんま感謝申し上げます。


で、送込みの釜を狙うべく待機して

おりますと、ご一緒した大御所氏から

今日はヨが3両付いてくる、と教えて

いただき構図を組み直します。


てっきり単機とばかり思ってましたが

キヤE195系のロンキヤ甲種は前回も

ヨヨヨなオマケ付きでしたね。



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2021-09-20 9771列車

何気に本番よりも価値が高そうな

ヨを3両繋いで日車へ向かうDE10も

仕留められました。 


送込みでは2エンド、短鼻が先頭になり

一層この9771レが本番では無いかと

錯覚するほどのテンションで撮影に

取り組みました。

 

好みとは申しましょう、短鼻側の方が

DE10らしい気がして大好きなので

嬉しさもひとしおでございました。 

 

 

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2021-09-20 9771列車

ですから引いた構図でも更に撮影し

何コマもシャッターを切ります。


この列車だけで既にフィルム1本分ほど

撮影してしまいました。 

 

よぅ考えましたら同じコマばかりが

データとして並ぶので意味のない事と

判るのですが、撮影時は夢中でして。 



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2021-09-20 9771列車

勿論ケツ打ちだって欠かせません。 


ヨ8000が3両も付きました

ヨ8000だけの列車でございます。


しかもデイト牽引。


これが撮影出来ただけでワタクシもう

胸が一杯な状態となりました。



一見この場所は複線に見えますが、

DE10の居る線路は左へカーブして

そのまま日車の敷地へ向かう専用線

なっております。


信号やATSなども異なるからでしょう

誘導係が踏切に立ち、列車の運行を

サポートしておられました。



この後は本番まで長い待機時間となり

退屈となりますので、時間潰しに

ヨ3両を個別に見て参りましょう。



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2021-09-20 ヨ8000形8625

まずは機次位に連結された8625。


吹田へも8865でやって来た事のある

車両でございます。


撮影した記憶があります、確か。 


今回のヨ3両の中で最も美しい外観を

保っておりました。



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2021-09-20 ヨ8000形8450

続きましては8450。


この車両が一番草臥れた様に

見受けらます。


東京方のステップだけ白い塗装なのは

何かしらの意味があるのでしょう。


 

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2021-09-20 ヨ8000形8629

最後は8629でございます。 


この3両だけに限った話では無いですが

外板はかなり凹みが目立ちます。


緩急車の新製、置換えとかって話は

出て来るのでしょうか。


続番でヨ8000を追加製造とかして

ファミリーを増やしてくんないかなと

妄想しております。


そんな益体も無い事を考えてますと

本番の、甲種輸送がやって来る時間に

なりました。



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2021-09-20 9772列車

先ずは少し望遠を飛ばして一枚、巻頭

コマの前に撮影してみます。

 

編成後端に連結されたヨヨヨは踏切の

向こうになり、架線柱などに阻まれ

良く見えません。


このカットを皮切りにレンズを引いて

巻頭コマを撮影し、更に… 



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2021-09-20 9772列車

引いて最後のコマとなります。


ここまで引っ張りますと、キヤの丸い

頭やヨの姿も辛うじて見える様になり

編成写真としての体を成せました。


やはり8両というのは長いですね。


専用線ではここがベストな撮影場所と

思うのですが、それでもギリギリで

編成が抜ける感じでございます。


 

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2021-09-20 9772列車

お尻がようやく見えて参りました。



ここでは熊のブロガー氏と3ヶ月振りに

再会しまして、頼まれていたブツを

渡す事が出来ました。


ファンが増えてくれれば良いのですが

こればかりは好みの問題ですからね…



日車専用線甲種輸送されます列車は

ポイントなどの関係から最大両数が

8両までとなります。


今回のロンキヤは11両編成ですから

やむなく2日に分けての新製出場と

なるのでございます。 

 

川重では最大両数が6両なので、そう

考えますと日車の方が余裕のある

配線となっているのでしょう。



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2021-09-20 9772列車

今回の〆。


ロンキヤのガイコツ頭を後ろから

狙ってみたのですが、キャブ後方には

プレハブの様なコンテナが積載されて

違和感がございました。


見た感じエアコンや電気設備も整う

工事現場の事務所みたいな設えでして

側面上部には、日本車両書かれて

おります。

 

添乗スタッフ用の設備、という事に

なるのでしょうね。


ひょっとしたら夜間の仮眠室なのかも

知れません。



列車はこの後、豊川駅手前で本線に

合流して豊川駅へ停車致します。


ですので我々としましても追っ掛けて

更に撮影しよう、と考えました。


そんな訳でここから先は

後編へと続きます。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1725列車 「 夢の終わりへ!もう一度8522レを狙う 2021・GW 山口線紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



覚めない夢はございません様に、また

終わりの無い旅路もございません。


旅に出ればいずれは終着し、日常へと

回帰する事となります。


だからこそ人は旅を、

夢を求めるのかも知れません。


いえ、

撮り鉄はネタを求めるのですが。



さて、今回の更新はGW遠征の最後を

飾ります撮影のご報告となります。


本州へ戻り115系3000番台を仕留めた

その後、国道9号へ進みますと丁度

良い撮影地の辺りでDLやまぐち号

狙えます事に気づきました。


ならば、と迷わず9号線へ進みまして

前日はかわつる氏と走った道を今度は

一人、突き進んで布陣致します。



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2021-05-04 キハ40 2073

本番前に対向のタラコキハが通過し

記録として撮影致します。 


もうどこから撮影してもそれなりに

仕上がりそうな、フラットな露出の中

キハ40がサクサクと走り去ります。



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2021-05-04 キハ40 2073

レンズをチョイ引いてもう一度。


軽快に走り去る気動車を見送りまして

お次は本番、やまぐち号


レンズを伸ばしたり引いたりして

アングルを考えつつ待ちます。



ここは国道沿いにあるお手軽な

撮影地でございます。


タラコキハの撮影後、国道を

津和野方面から車が大挙して通過して

行きました。


追っ掛け組の皆様でしょう、そんな

一台から不意にプウゥ!と

ラクションが鳴らされました。


何事かと鳴らした車を見てみますと

前日に各所でご一緒しました

熊のブロガー氏からの挨拶ホーンで

ございました。


氏はこの先にある撮影地へ向かう様で

健闘を祈念しつつ見送ります。


そんなやり取りがあって待つ事数分、

いよいよDLやまぐち号が通過します。



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2021-05-04 8522列車 

やはり慣れない強行軍ですので、心は

昂りながらも身体の方は連日の疲れ

からか、不幸にも黒塗りのレンズを

引き絞れずドUPな画像となりました。


失敗をカバーしきれずすべての責任を

負ったこのカットは、トリミングの末

速報版の巻頭コマに回しました。


ここからリカバリーを試みます。 



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2021-05-04 8522列車

GW遠征最後の一枚。


何とか編成の頭からお尻までを構図へ

収められましたラストショット。


カツカツでございます…


が、もうこれ以上追いかけてやり直す

気力も湧かず、カメラをしまい撤収と

致します。


撮り鉄追っ掛け勢の車が次々と

新山口方面へ向け走り去る中、一人

逆方向へアクセルを踏みます。



ここから自宅まで約500キロ、休憩を

入れまして12時間程の行程です。


津和野から益田を経て、先ずは浜田へ

向かい、海を見下ろす道の駅にて

夕食タイム。


そこから一気に鳥取の先、岩見まで

進出致しましたらもう22時でした。


岩見で給油を、と考えていたのですが

ここで盛大な誤算が発覚致します。


なんと、岩見のGSが営業時間外という

大失態。


ガソリンのメモリはあと僅か。


次のGSは養父辺りでしょうか。


やべぇ、帰れへんかも知れん…と

脳裏に不安が渦巻きつつ、国道9号を

走り出しました。


鳥取の端に当たります岩見から、兵庫

中部の養父までは幾つもの峠を越える

山の中でございます。


途中、湯村温泉や村岡、氷ノ山など

集落や店などがあるものの全てが

閉まっている真っ暗な時間。


ガソリンを保たせる為にエコ運転を

意識しながら、不安を紛らわせる為

この遠征を振り返りつつ車を走らせて

おりました。


 

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2021-05-02 381系特急やくも

まずは初日の一発目、朝の内は

晴れ間の見えた倉敷界隈にて381系を

仕留めております。


その後は転戦し、初日最大の目玉と

なります水島臨海鉄道へ。



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2021-05-02 キハ38-104+キハ37-103

国鉄一般色のキハ38を先頭にした

特別運行中の気動車を狙いました。


お天気こそ残念なれど、遠征には

悪天候がつきものという覚悟で

工夫して撮影に挑みました。 

 

影落ち・逆光無関係、という利点も

有りますから悪天候を嫌うという

訳にも参りません。


この撮影の後は更に西を目指して

山口は宇部線へ向かいました。


宇部に着くと雲一つ無い晴れ空で

流石に腹立たしくなりましたが。



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2021-05-03 123系U18+105系U06編成

二日目、朝から宇部線にてこの区間

最大のネタとなります異種併結普電を

仕留めました。


良い光線に恵まれて、助けられての

一葉が刻めまして、いと嬉し。


その後はかわつる氏と合流しまして

山口線へ。


DLやまぐち号をも晴れカットで堪能し

これまた、いと嬉し。 

 

 

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2021-05-03 8522列車

そんなやまぐち号から、復路の限定

マークを掲げた列車を。


この日は大勝利となりましたが、夏季

限定マークを撮影の際には凄い荒天に

苦しめられる事となります。


そちらもまた数々のドラマが詰まった

遠征でございますので、更新の際には

お楽しみにお待ち下さい。 


 

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2021-05-04 キハ147-49+キハ147-1043

最終日は朝から北九州へ足を伸ばし

良い光線の中で日田彦山線を走ります

国鉄キハを仕留めておりました。 


北九州行きもまたかわつる氏との

二人旅ならではなノリと勢いで

ございました。


じゃあ、九州行っちゃいます?

お、いいですな〜!なんて流れから

急遽、計画を立案しております。



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2021-05-04 415系Fo119編成

北九州でのターゲットは国鉄キハ

だけには留まらず、国鉄近郊形までも

ファインダーに捉える事となります。


これが撮影出来まして今回の遠征は

非常に満足度の高い

撮影旅となりました。 


改めてかわつる氏には

感謝を申し上げます。



…なんて事を振り返りながら走らせて

おります道中、物流を担う大型の

トラックにケツを突かれながらも

マイペースで養父へと到達。


片側1車線ゆえ、後ろのトラックには

さぞストレスだった事でしょう。


申し訳無い事でございます。



ここが閉まっていたら詰む、という

24h営業の宇佐美さんで給油を終え

ようやく流れに乗って走る事が出来、

帰宅となったのでございます。


帰宅したのは午前3時。 


あと4時間で出勤時間となる極めて

ハードな状況でございます…


 

という訳で、延べ23回に渡って

繰り広げて参りました2021GW遠征も

これにてお開き、と相成ります。

 

お読みいただく皆様には、長々と

お付き合いをいただき、

誠に有難うございます。


明日からは暫く

通常の更新となりまして、機を見て

次は6月の広島弾丸ツアーを記事に

起こして参りますね。


今月撮影分もかなり溜まってしまい

ちゃんと更新し切れるのか、不安に

駆られる今日この頃でございます。


 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1724列車 「 まるで117系!? 2ドア車の115系を狙う 2021・GW 山陽本線紀行その2 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

 

さて、今回の更新はブログ友の

かわつる氏と門司港で別れまして一人

本州へと戻って参りましたその後の

お話を綴らせていただきます。


ですがそこは拙ブログの事、一筋縄な

展開ではございません。


拙ブログを普段から読み込まれている

ヘビー読者の皆様であれば、既に

お気づきかと存じますがこのGW遠征

一発目は山陽本線紀行その1でした。


その2へ続かず次が水島臨海、その後は

宇部線と流れましたのは、ここに

山陽本線紀行その2を用意していたから

なのでございます。


そんな訳で少しタイムスリップを

致しまして、5/3の早朝から今回は

スタートしてみたいと思います。



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2021-05-03 115系N-09編成

山陽本線の山口地区で頻繁に目にする

115系3000番台を、朝陽に照らされる

サイド構図で狙ってみました。 


この区間も岡山地区同様、国鉄形式の

普電は全て末期色と化しております。


パッと見は判りづらいのですが、よく

見てみますとホラ、側面の客用扉は

2箇所しかございませんでしょう。


まるで117系かと見紛う様な側面を持つ

115系国鉄近郊形の異端児がこの

3000番台なのでございます。


この形式、実は遠征初日となる2日にも

撮影はしておりました。


 

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2021-05-02 115系N-16編成

布陣した時間が夕方でした為、影落ち

ドボンとなりましたこの日の115系


せめて先頭には影落ちしないようにと

画角を調整して撮影致しました。

 


この編成の中間車2両は3500番台で

元は117系の中間車だったのですが

115系に加えられる為改造されたレアな

車両となります。


元は関西新快速として颯爽とデビュー

しております117系が、JR化後に登場の

221系へ追いやられてしまいました。


一部の117系は岡山へ落ち延び、2両を

引っこ抜いて6連から4連へと編成を

短縮されました。


4連117系は今も岡山にて活躍しており

今遠征記事その1でも捉えております。


では、残り2両は何処へ行ったのかと

申しますと、改造で115系化されまして

これまた山口地区にて活躍していると

いう次第でございます。



1980年代前半、国鉄最末期に広島の

旧型車を置き換える為に新製された

車両が115系3000番台でございます。


当初から117系の内装と変わらぬ設えで

サービス向上を図り、広島の旧形車を

一掃した車両として知られます。


丁度今、広島に巣食う227系みたいな

感じでございますね。


新製時から側扉は2箇所しかない点が

3000番台最大の特徴となります。


広島から追い出された3000番台は

現在、山口地区にて恐らくは最後の

活躍を見せております。


九州からの道すがら、そんな車両を

もう一度狙ってみようと再び沿線へ

布陣してみました。



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2021-05-04 115系N-04編成

お天気はドン曇りでございます中を

上りの普電が駆け抜けて行きました。


延命30N更新が施工されテールが白く

なった今の姿に思う所は有ります。


が、それこそ前面の塗膜が一部剥げて

地色が見えても頑張る懸命さには

感銘を受けて撮影致しました。


3000番台は新製時から瀬戸内色でして

地色は白っぽいクリーム色、九州の

415系と似通った色分けでございます。


そんな昔の姿を末期色の下にチラ見せ

しつつ走り去るのでございます。


あ、3000番台はJR後に広島快速色へ

塗装変更されておりますね。



下関市街にてトイレを済ませ道なりに

走りますと、右手から国道9号と合流

致します。


関門トンネルから続く道は国道2号で

瀬戸内海に沿って岡山、姫路へと続く

道となります。


国道9号は新山口から山口線に沿って

益田へ出ましてそこから日本海側を

米子、鳥取から京都へ抜けます。


どちらから行っても関西へ帰れますが

2号の方が距離は短いものの、人口が

多い広島、福山の市街地を走ります。

(岡山、姫路はバイパスでスルー可)


一方で9号だと時間を食いますが

渋滞は無さそうな島根、鳥取を走り

更に山陰道が虫食いながら無料という

魅力もございました。


新山口付近までは2号と9号が合身して

一本の道となります。


新山口手前の分岐まで、悩ましく

迷いつつもつい、山陽本線へ立ち寄り

撮影に興じてしまいました。



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2021-05-04 115系N-03編成

今回の〆。


反対側からトイレ付きのクハを先頭に

別の編成がやって来ました。


これを撮影してこの場を撤収し、

ついに本遠征最後となります撮影へと

突入致します。


次回、クライマックス撮影の模様にも

ご期待いただく…ほどでは無いですが

ご覧下されば嬉しく思います。



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1723列車 「 甲110 東京メトロ17000系(17186f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



日曜、という事でお休みなのですが

家族運用により鉄活は…


明日は朝からガッツリ!と考えて

おりますので、今から楽しみにして

備えをしっかりしておきたい所です。



さて、今回の更新はダブルヘッダー

甲種輸送、その2本目となります

東京メトロ17000系につきましての

ご報告となっております。


この日は西武40000系の甲種を撮影し

8865レを仕留めた後、その足で

裏調子へと向かいました。


そろそろこちらのコスモスが咲き始め

情景として手前に添えられるのでは、

と目論んだのでございます。


ここは毎年秋になりますと、一面に

コスモスが咲き乱れますので普段より

サイド気味に構えて構図を組む事で

列車の前景に花を添えられます。



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2021-09-17 9866列車

EF65 2067の牽引で裏調子を進みます

東京メトロ17000系の甲種輸送

捉える事が出来ました。 


花はまだまだ咲き始めたばかりという

塩梅でして、これからが楽しみな所と

なりましょう。


ですが、

疎らな花でも緑の絨毯を舞う、桃色の

蝶の様に見えましたので腰を落として

構図を組んでみたのでございます。



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2021-09-17 683系特急12両

ここでのファーストショットはこちら

北陸へ向かう特急でございました。 


新快速ばりに長い12両でしたので

レンズを引いて編成を取り込みつつ

シャッターを押し込みます。


相変わらず良くは無い空模様でしたが

薄く太陽の姿も確認は出来る様な曇り

加減でございました。


ピーカンでしたら面が黒潰れですから

この方がまだマシかな?と納得して

構図を決めております。

 

 

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2021-09-17 9866列車

練習に撮影した特急のあと、いよいよ

本番を迎えました。


巻頭コマの前に切ったのがこちらで

面串構図でしたのと、前景の花が

中途半端になりましたので次点に落ち

水増し要員として掲載致しました。 


とは申しましても巻頭コマとて釜を

串刺しにしておりますから、細かく

拘り始めますと構図は面白みが

無くなってしまいます。


どこかの時点で考え方や、視点を

切り替えた構図作りこそが肝要かと

最近はそう思って撮影しております。



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2021-09-17 287系パンダくろしお

今回の〆。


甲種撮影のすぐ後には287系が

通過しますので、ソイツを〆にと

居残りました。


親子ではありませんが、パンダが来て

ラッキーな撮影が出来ましてこの日は

鉄活を終える事となりました。



いよいよコスモスが咲き始めまして

裏調子での甲種輸送撮影もシーズンが

終わりを迎えようとしております。


あとひと月もしますと、陽の向きが

キツくなりこの場所での撮影は逆光に

なるのでございます…


その間は、何処か別の良い構図を

考えねばなりません。


お手軽で良い場所、無いですかね…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1722列車 「 甲109 西武鉄道40000系(40156f)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



台風、存外あっさり過ぎ去りまして

安堵しております。


次の遠出はお天気な様ですから

光線を期待してワクワクしながら

寝る事と致します。

 

 

さて、今回の更新は昨日撮影を

致しました西武40000系甲種輸送

ついてのご報告となります。


この日は早朝に人身事故がありまして

ダイヤが大幅に乱れました。


川崎重工からの車両引き出しも30分程

遅れたそうで、更には神戸タからの

発車に遅延があった様でございます。


そんなグダグダなダイヤでしたので

定刻通過が危ぶまれたのですが、何と

吹田タからは定刻で発車したと報せが

ありました。


定期の貨物や旅客列車にも未だ遅延が

見られる中、定刻で走行するという

有り難い機会となりまして、撮影にも

気合いが入ります。



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2021-09-17 9868列車

聖地・調子踏切を通過します西武の

最新鋭通勤車40000系をEF65 2092が

牽引する、そんなシーンを捉えます。


台風接近に伴う不安定な大気の影響で

空はグレーな色となり霧の様な雨が

断続的に降る状況でございました。


外回りを抜け出して列車通過の少し

前に現着し、大御所ブロガー氏や

ビッグブロガー氏、調子の親分が揃う

聖地へ布陣致しました。


元々は裏調子へ行くつもり…でしたが

お歴々の集う場所で歓談に加わって

おりましたらすぐに通過時刻となり

移動する余裕が無くなりました。


幸いお天気が良くない為、この構図で

狙えるだろうと判断致しまして

挑んだ次第でございます。

 


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2021-09-17 9868列車

今回のファーストショットがこちら。


歓談に耽ってしまい練習電も撮影せず

イキナリ本番となってしまいました。


ここでの撮影で恐ろしいのは後方から

対向列車が来てブロックされます、

いわゆる被りでございます。


が、遅延によるダイヤ乱れの為か

その様な恐怖も無く安心して撮影を

こなす事が出来ました。 



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2021-09-17 9868列車

折角の聖地・調子踏切ですから後打ち

撮影も決めたい所でございます。


西武40000系の輸送スタイルとなる

養生フィルムを貼られスカートの無い

姿を捉える事が出来ました。 



この日は川崎重工から発送されます

西武の甲種だけで無く、この後には

近畿車輛からも別の甲種輸送が設定

されておりました。


俗に申しますダブルヘッダー、という

奴でございます。


ですので、撮影後すぐに撤収はせず

次の甲種までのんびりと待つ事に

致しました。


お歴々は皆様一先ず撤収されまして

ワタクシ一人、まずはコンビニで軽く

遅いランチを摂り排泄を済ませてから

前座狙いで移動致します。 



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2021-09-17 8865列車

今回の〆。


鮫の一人歩き…8865レが単機という

事でしたので、セオリーに従いサイド

構図で仕留めてみました。

 

丸鮫の居なくなりました今、コイツが

撮影出来るだけ有り難い機会なのだと

感じながら狙っております。


あと10年もしますと、この界隈で撮影

可能な機関車は桃ばかりになりそうな

気がしております。


あ、あと赤ゴトーと。 

 


それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1721列車 「 白いソニックを狙う 2021・GW 鹿児島本線紀行その5 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。



台風接近という事で嫌なお天気となる

本日の関西でございます。


予想進路が東海道山陽本線に沿って

おりますので、関西でも明日は厳重な

警戒が必要となりそうでございます。


毎回何処かしらでインフラ被害の報を

目にします昨今、この台風では被害が

出なければ良いのですが…


 

 さて、今回の更新は今週ぶっ続けで

記事を起こして参りました鹿児島本線

紀行の最終回となるご報告で

ございます。 


前回から引き続いての撮影となります

構図で九州訪問の〆を狙う事と

致しました。


が、その前にはまた魅力的な車体の

列車が我らの前に現れてくれました。



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2021-05-04 885系SM9編成

鉄道車両というより航空機の様な

印象を与えられます斬新な外観の

885系を、新婚旅行以来久々に

見る事となりました。


はい、ワタクシ新婚旅行は国内それも

九州を巡る旅をプロデュースしまして

その際に885系へ乗車致しました。


枯れていた休鉄期間のワタクシでも

マグマの様に地下深くで情熱が滾って

おりまして、カミさんと新婚旅行の

プランを立てる際に張り切りました。


ツアーではなく、自身で行程を組み

切符と宿の手配だけ旅行会社に頼んで

思い出を刻んだのでございます。


博多までは新幹線で乗り込みまして

885系で博多から大分まで、つまりは

特急ソニックに全区間乗車しまして

満喫したのでございます。


カミさんそっちのけで。


地獄巡りを堪能した後、大分からは

ゆふいんの森で湯布院へ向かいまして

24時間入浴し放題な個室温泉のある

お高い宿に宿泊致しました。


お一人一泊2万ほどのお宿なぞ、まさに

新婚旅行でしか利用出来ません…


上げ膳据え膳の上いつでも熱い風呂に

何度でも入浴出来る、そんな宿に実は

2泊もしてしまい、贅の極み(笑)を堪能

しております。

 

あれ?885系の話じゃないな、これ。

 

 

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2021-05-04 885系SM9編成

引いた構図でもう一度。


885系の前には883系が特急ソニック

として活躍しておりまして、そちらは

学生の頃に周遊券で乗り倒しました。


当時から九州の車両は面白く、地方の

路線では普通客車列車が、それこそ

日田彦山線にも残っておりました。


幹線には最新車両が走る合間にED76の

貨物が駆け抜け、ギャップが魅力で

何度も通ったのでございます。


そんな思い入れの強い九州へ、今回は

まさかのマイカーで訪問し懐かしい

塗装の国鉄車や当時と変わらぬ姿の

九州車を撮影出来ました。


非常に嬉しく、また有り難い事で

ございます。


そんな風に感慨に耽っておりますれば

反対側からもやって来ました。



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2021-05-04 885系SM3編成  

この構図が辛うじて抜ける限界、と

感じながら明太…じゃない面縦にて

885系を仕留めてみました。


現在はほぼ885系が充当されます

特急ソニックですが、885系デビュー

当時は883系が基本的にソニック

運用に就いておりました。


最新車両をPRする為でしょう、885系

充当の特急ソニックはその名称を

白いソニック、と別名義にして運用を

分けておりました。


白いソニック、をチョイスしますと

必然885系に乗れるので、わざわざ

1本後にしたりしたものでございます。



と、特急ソニックから古い思い出を

紐解いておりましたら、いよいよ

ラストオーダーの登場でございます。



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2021-05-04 415系Fo119編成

その1で巻頭コマを務めました編成が

折り返し戻って参りました。 


ヨーロピアンな印象の九州車も良いと

思いはすれど、やはり国鉄近郊形は

ワタクシ世代にとっての白米みたいな

安心感がございます。


パンが無ければ

お米を食べればいいじゃない、と

マリー飯トワネットさんも仰る様に

お米の如き安らぎのある国鉄近郊形。


首カックン構図で415系を仕留められ

満足のいく撮影となりました。



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2021-05-04 415系Fo119編成

今回の〆。


レンズを引いて名残を惜しみつつ

シャッターを切りました最後の一枚。


これにて九州訪問の撮影行程は、全て

終了となりました。


また、二日間に渡ってご同行を

いただきましたかわつる氏とも

ついに別れの時が迫って参りました。


そのまま駅まで行ってハイさようなら

では余りにも味気なく思いまして。


せめて少し落ち着いて打ち上げを

しましょう、という事でファミレスへ

入り、遅めのランチをいただきます。


下ネタは基本スルーされますから

至って紳士な内容で歓談と食事を堪能

致しました後、車で門司港駅へ向かい

かわつる氏と別れました。


そこから先の氏の行程は、いつか更新

される記事を楽しみにする事として

ここからはワタクシ主観の

お話を進めて参りましょう。



再び戻ってきました一人の時間。


助手席にいらしたお友達が、居ない

だけでこうも寂しくなるのか!と

愕然としながらアクセルを踏みます。


後は関西まで戻るだけの簡単なお仕事

ですから、寂しさを紛らわす為にも

エロやらしい事を考えておりました。


所が。


門司港から関門トンネルの入口までが

ドエライ渋滞となっておりまして、

一向に車は前へ進みません。


服薬の関係もあり頻尿のワタクシ。


そんな状況を狙いすましたかの様に

尿意が襲い来るではありませんか!!


あまりの衝撃に思わずエクスク何かが

二つも付いてしまいました。


かわつる氏と別れた途端に漏らしたと

あっては、流石に恥ずかしいオチで

ございます。


ハンドルを握り締めつつ足をモジ門司

組み変えたりして何とか耐え忍び、

関門トンネルを抜けたのでした。


トンネルの中を走る間は、もう排尿の

事で頭がいっぱいでございます。


久方ぶりの九州を後にする訳ですが

何の感慨も無く走り抜け、下関市街で

コンビニへと駆け込んだのでした。


いやぁヤバかったですよ今回は。


門司港駅前から関門トンネル入口まで

1時間を要しましたから。


よくぞ耐えてくれました、我が膀胱!



すみません。


実は

ちょっとだけちびりました…

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1720列車 「 国鉄キハを改造した観光列車を狙う 2021・GW 鹿児島本線紀行その4 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 


毎年の様に球団へ招かれます外国人の

選手、彼らは決して安くは無い金額で

契約して来日しております。


シーズン開幕前には活躍を期待されて

スポーツ紙などで取り沙汰されます

流れも、もはやルーチンと申せます。


実際に開幕して毎試合本塁打や安打を

バカスカ打つ様な事もなく、大体は

シーズン半ばにはベンチから消えたり

その名を聞かなくなってしまいます。


元々それほど有望では無い選手に

過度の期待を掛けるが故の顛末では

あるのですが、在阪球団ファン心理を

思うと仕方が無いのかも知れません。


生え抜きは育たず、移籍選手に期待も

出来ない現状ですから少しくらいは

夢を見たいのでございます…

 

今年はどうなるのでしょうね。


 

さて、今回の更新はその3まで滞在した

ショバを離れまして、別のポイントへ

やって参りました所からのご報告と

なります。 

 

ここでも狙いは415系だったのですが

待っておりますと前方から何やら

見慣れぬ4灯ライトが近づいて来ます。


咄嗟にカメラを構え、迎え打ちまして

驚かされました。



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2021-05-04 9062D

熊本を走る観光列車として、2009年に

デビューしましたキハ47形改造の

いさぶろう・しんぺいとやませみ・

かわせみが併結した臨時特急。


博多と門司港を結ぶ列車として大雨の

被害に遭い、運休を強いられます元の

路線から出張営業で活躍する姿を

偶然にも捉える事が出来ました。


観光用に改造されたものの、外観は

塗装以外に目立つ差異は無い様にも

感じますが、前面尾灯横に増設された

余分な前照灯がいただけません…


JR西の花嫁のれんやWE銀河もですが

何故こぞってライトを増設するのか

甚だ疑問となっております。


不恰好極まりないので辞めて頂きたい

のが、正直な所感でございます。

 

 

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2021-05-04 813系R214編成他6両

練習電、と申しますか来る列車は

片っ端から撮影しておりましたので

練習電とも申し難い普電となります

この写真。


異種併結で813系と817系が連結されて 

新鮮な印象でございました。


こちらは小倉行きの普電で、形式の

異なります車両もザラに併結して走る

そうでございます。


大変興味深く撮影致しました。



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2021-05-04 いさぶろう・しんぺい+かわせみ・やませみ

引いた構図でもう一度狙いました。 


手前2両のいさぶろう・しんぺいも

後ろのやませみ・かわせみも、元は

JR四国の車両だそうでございます。


大型外国人、という訳では無いですが

移籍を果たし新たな地にて活躍します

キハ47形は、シーズン半ばで消える

残念感はございません。


四国で除籍された車両を九州が購入し

観光用に改造して投入した、という

新造よりも安価な手法で観光資源を

調達したのでございます。


中身は老骨なれど、その設えは確かな

九州の観光列車。


我々撮り鉄としましても、廃車として

鉄屑になるよりは末長く使い潰す方が

撮影機会は増しますから嬉しい所、と

考えます。


あ、同行されるかわつる氏は部品鉄の

側面もお持ちですから一概にそうとも

思わないのかも知れませんが…



何にせよ、徳島でヨンナナを撮影した

身としましては、元四国車にこうして

出会えまして妙に感慨深くなります。

 

四国に残してきた仲間も高徳線やらで

元気に走ってるよ、と伝えたくなる

一瞬の交錯でございました。



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2021-05-04 9062D

オマケ。


振り返ってやませみ・かわせみ側も

仕留めてみました。


こちらは側面もガッツリ改造されて

窓は嵌め殺しになり、客用扉も埋めて

1箇所のみとなっております。 

 

また、オデコの上に変な板が付いて

如何にも観光用、という仕立てになり

ヨンナナらしさが減りました…


撮影条件が悪く、側面の色乗りが

残念なのですがやませみは緑を基調に

かわせみは青い車体となります。


いつか、本来の路線となる肥薩線など

非電化区間にて綺麗な色出しで改めて

仕留めたいな、と思いました。


熊本、流石に遠いなぁ…



それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!

第1719列車 「 製鉄工場を背にした415系を狙う 2021・GW 鹿児島本線紀行その3 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

昨日の雨が残りました午前中こそ

愚図ついたお天気でしたが、午後には

久しぶりの青空が広がりました本日。

 

朝練の予定があったのですが、目が

覚めますと芳しくないお天気でして

お布団へ潜り直しております。

 

数少ない国鉄事業用車両の3連を

撮影出来る機会だったのですが、もう

贅沢にもお天気でやる気のオンオフが

入る身分になりました。

 

以前のワタクシであれば、這ってでも

飛びついていたのですが。

 

 

さて、今回の更新は特ネタと同様の

重要テーマと感じております、地方で

撮影可能な国鉄車両を狙いました

ご報告となっております。

 

元々ここへは、国鉄から受け継いだ

JR九州唯一の交直両用車、415系

撮影すべく布陣致しました。

 

その1では狙いの構図では無い逆側の

撮影になりましたが、今回はようやく

待った甲斐の有ります撮影が叶い

満を持しての更新となります。

 

 

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2021-05-04 415系Fo124編成

北九州と申しますと製鉄関連の施設が

多く、列車の背景にそうした工場を

配しました構図で捉えました415系

 

かつて常磐線を走っていた色合いと

よく似た姿でございますが、側面の

JRマークが赤い九州仕様となります。

 

ワタクシが撮り鉄に復帰する以前の

話になりますが、JR九州常磐線

活躍した415系を購入したとか。

 

東日本から九州まで、機関車に牽かれ

輸送された様でございます。

 

移籍した編成は500番台2本と

1500番台1本だという事ですが、生憎

この遠征では出会っておりません。

 

 

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2021-05-04 813系R212編成他6両

箸休め的に、415系の撮影前に

狙いました813系もご覧下さい。

 

その2で幕車のフォグが白色でしたが

こちらは黄色でございます。

 

黄色が標準らしいので、白に出会えて

ラッキーだった様でございます。

 

国鉄末期の九州普電は、415系以外も

白地に青帯でございまして、JR化し

赤い色が増殖した事で色の印象が

ガラリと変わりました。

 

コーポレートカラーが青い地元JR西は

223系など帯の印象が茶色ですので

野暮ったく感じております。

 

青を掲げるのであれば、九州みたいに

爽やかな青帯にすればいいのに…

 

と思った所で思い出しました。

 

そういや207系が以前は青だった事を。

 

 

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2021-05-04 415系Fo124編成

巻頭コマから引いた構図でもう一度。

 

行先表示幕が回送となっておりますが

どうやらこの編成は門司港まで行き

暫く留置される模様でございます。

 

我々の滞在時間は短い為、この編成が

次の仕業に就く姿はお目に掛かれない

事となりました。

 

その分、このコマでしっかりと

愛でておきたいと思います。

 

 

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2021-05-04 415系Fo123編成

今回の〆。

 

415系の回送を撮影後、今度は

門司港行の415系もやって来まして

貴重な車両を連続で撮影する事が出来

有り難い事でございました。

 

で、次の415系がやって来るまでに

そこそこ時間が空いてしまいます。

 

そこで、この構図は今回で終えまして

別の良き構図を求めて移動する事と

なりました。

 

その模様はまた後日、改めて

更新させていただきます。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!